仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士   作:T・H

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第4話 『ミラーモンスター』と『仮面ライダー』

「なんだ…あの龍…」

翼は突如現れた赤い龍を見つめていた。しかし龍は容赦なく2人に火球を連続で攻撃した。

 

ドーン!ドーン!ドーン!

 

翼「うわぁぁぁぁ!」

 

恭介「くっ!ここままじゃまずい!逃げるぞ!」

 

翼「に、逃げるってどうやってですか!?」

 

恭介「鏡に入るんだ!変身していれば鏡を出入りできる!!急げ!」

恭介はそう言いながら、『フェアリードロップ』のガラスの中に入った。

 

翼「あ、ちょっと待って―イテ!」

翼も鏡に入ろうとしたが鏡に入れず、ゴツンとぶつかった。

 

翼「どうして入れないんだ!?変身すれば入れるんじゃ…」

 

恭介「自分が入った場所以外は入れないぞ。」

 

翼「それを早く言ってください!!えーと…俺が入った場所は、えーと…」

翼は自分が鏡に入った場所を思い出そうとした。

 

翼(えーと、最初は植物園に出て音の場所を探して、それから…『HANASAKIフラワーSHOP』に立ち止まって、それからここに来て…あれ? HANASAKIフラワーSHOP?)

翼はHANASAKIフラワーSHOPを見た。翼がミラーワールドの外から来たのはHANASAKIフラワーSHOPだった。

 

翼「そうか!ここだ!!」

翼はいろいろ考えている間に、赤い龍が翼に居たのを気付いた。

 

「ギャオオオオオ!」

 

翼「うわ!見つかった!」

翼はすぐに鏡の中に入り、外に出た。翼が変身していた鎧は鏡が割れたかのように解除した。

 

翼「はぁ…あともう少ししたらあいつにやられたかも……」

 

「お前、つくづく運がいいな。」

突然翼の後ろに声が聞こえ、後ろを向いた。そこに居たのは恭介だった。

 

翼「八神さん!!あの怪物は何ですか!?それとあの龍は言ったなんですか!!」

翼は気が動転しているのか恭介に質問攻めをした。しかし恭介は動じず、ため息をした。

 

恭介「落ち着け。話しをしてやる。家に来い」

恭介は翼に手を差し出し、翼はそれを掴み立ちあがった。翼は恭介に案内で恭介の家に向かった。

 

翼「あの…どうして八神さんの家に行くんですか?」

 

恭介「あれを他の人に聞かせたくないからだ。」

 

翼「はぁ…」

2人はしばらく無言で歩いた。歩いて1分後、恭介の家に着いた。ちなみに恭介の家は一軒家だった。恭介はドアのカギを開け、翼に「入れ」と言った。翼は言うとおりに恭介の家に入った。

 

「そこに座れ。」

翼は恭介が指差しているソファを座った。恭介は台所に行き冷蔵庫の中に入ってあった缶ジュースを翼に渡し、恭介も近くにあった椅子に座った。

 

恭介「じゃあ、質問しろ。答えてやる。」

 

「えっと、さっき俺達がいた場所って何ですか?」

 

「俺達がいた場所は鏡の世界・『ミラーワールド』だ。」

 

「『ミラーワールド』?」

 

「『ミラーワールド』はその名の通り、鏡の世界だ。しかしあそこは俺達人間が本来入れない世界だ。普通の人間が入ると二度と出て来れず、死が待っている。」

 

「でも、俺達死なずに済みましたよね?」

 

「それは俺とお前が『仮面ライダー』に変身してたからだ。」

 

「『仮面ライダー』?なんですかそれ?」

 

「人間が唯一『ミラーワールド』に行けるの行ける者だ。この『アドベントデッキ』を使って、変身してな。」

恭介はさっき持って合った、『アドベントデッキ』を翼に見せた。

 

「そうだったんだ…じゃあ、さっき俺に『ミラーワールド』に入らせた奴は何ですか?」

 

「あれは『ミラーワールド』に生息する怪物・『ミラーモンスター』だ。」

 

「『ミラーモンスター』…あれってやっぱり人を襲うんですか?」

 

「当たり前だ。『ミラーモンスター』は人間を喰って、自分を強化するんだ。」

 

「うわ…じゃあ、恭介さんが呼んだあのコウモリは?」

 

「『ダークウィング』か。あいつも同じモンスターだが、俺は人間じゃなくモンスターの生命エネルギーを食わせてる。それもモンスターの強化の元だからな。」

 

「なるほど…じゃあ、もう一つ質問しますけど、どうして俺だけモンスターがいないんですか?」

 

「それはお前はモンスターに契約をしていないからだ。」

 

「契約?」

 

「ライダーはモンスターに契約するとそのライダーに力が与えられる。ブランク体はそれ以下に弱い。だからお前がもし闘うことになったら、モンスターと契約をして変身するんだ。」

 

「モンスターと契約ってどうやってやるんですか?」

恭介は翼が持ってあるカードケースを取り、入ってあったカードを全部出した。そしてその中の何も描かれていないカードを出した。

 

「この何も描かれていないカードをモンスターに向けるんだ。そうすればモンスターと契約が成功し、お前はブランク体ではなくライダーとして覚醒する。まぁ、お前が戦う勇気があればの話だがな。」

 

「戦う勇気って、恭介さんは他のライダーの仲間はいなんですか?」

 

「ああ、2人いたが今はここにいない。しかしいずれここに来るだろう。で、お前は戦う勇気があるか?」

 

「え、えっと…それは…」

 

「ああ、返事は今じゃなくてもいい。無理なら無理って言えばいい…。決断が決めるまでデッキは俺が預かる。今日はもう帰れ。」

 

「はい…」

翼は恭介にデッキを預け、恭介の家を後にした。外を出て翼はつぼみの植物園に鞄を忘れているのを気付き、植物園へ戻った。植物園に戻るとつぼみが翼の所へ走ってきた。

 

「つ、翼君!どこに行ってたんですか!?ずっと探してたんですよ!!」

 

「あ、ご、ごめんね。ちょっと音の場所を探してたら道に迷って」

 

「道に迷ったって問題ではないですよ!最近行方不明者が多発しているんですからもし翼君が行方不明になったら、私…私…」

 

「だ、大丈夫だよ!だって俺、行方不明になってないし、今ここにいるよ!ね!だから泣かないで!!」

翼は今でも泣きそうなつぼみを必死でなだめた。

 

「つぼみ、落ち着きなよ。見ての通り翼は戻ってきたんだし。」

つぼみの後ろからひょっこりとえりかの顔が出てきた。そして翼は花壇のを見ると京達も来ていた。

 

「みんな!来てたんだ!」

 

「よ、翼!」

 

「やっと戻ってきたか。翼が戻ってくるまでつぼみは植物園に行った来たりしてたんだよ?」

 

「それにしても翼ってつぼみが泣きそうになるとかなり慌てるんだね~。もしかして翼ってつぼみのこと好きなの?」

 

「な、なななな何言ってるのえりか!?(この娘、思ったこと言うタイプか!?)」

えりかの突然の爆弾発言を聞いた翼は顔を真っ赤になった。つぼみもそれと同時に顔が真っ赤になった。

 

「え、え、え、えりか!!変なこと言わないでください!」

 

「えー!2人ともそういう関係なの!!」

えりかの発言と2人の反応を見たいつきも興味津々で聞いてきた。

 

「違うっていつき!俺達はただの幼馴染だよ!!」

 

「そ、そうです! 幼馴染ですよ!!」

それから翼とつぼみはしばらくえりか達にからかわれた。そして、やっと納まり翼は家へ帰った。家に帰った翼は部屋へ行き恭介の言ったことと、つぼみが言ったことを考えていた。

 

『『ミラーモンスター』は人間を喰って、自分を強化するんだ。』

 

『最近行方不明者が多発しているんですから』

 

(恭介さんが言っていた『ミラーモンスター』……つぼみが言ってた行方不明者多発…これってあのモンスター達の仕業なのかな……もし、それが本当だったらつぼみ達も巻き込まれるのか…それは嫌だ!でも、戦うのは怖い…でも恭介さんはそんな奴らを怖がらず戦ってた…つぼみ達を守りたい。でも、怖い…どうすればいいんだ…!)

翼はつぼみ達を巻き込みたくない思いと戦いという2つの恐怖を感じた。同じころ恭介は翼が持って合ったデッキを見ながら、携帯で誰かと電話していた。

 

『今日会った人が巻き込まれたの?』

 

「ああ。俺の考えではあいつは断るだろう。まぁ俺はその方がいいと思うがな。」

 

『ごめんなさいね…私たちもこっちの用を早くに片づけることができらたすぐそっちへ行けるのに…』

 

「別にいいさ。それに幸いにもまだ『奴ら』がここに来ていないようだしな。その間、他のライダーを探して、仲間を集めるよ。それに、父さんの無念も晴らしたいしな。」

 

『そう…あなたがそう言うなら良いけど、もし片付いたらすぐにそっちへ向かうからね』

 

「ああ。」

 

『それまで……生きるのよ』

 

「ああ、わかってる。俺は死なないよ。そっちも死ぬなよ」

 

『ええ』

恭介は携帯の電話を切り、またデッキを見つめた。

 

「絶対に生き残る…例えどんな奴が現れようとも…」

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