仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士 作:T・H
次の日の学校
翼は仮面ライダーになってから校内や街中を回るようになった。恭介からいつ何時でもモンスターが現れるかわからないため鏡やガラスなどを隈なく回れと言われたのだ。
翼「えーと、ここら辺はあまり鏡やガラスはないから大丈夫かな?」
「翼。」
翼は声をかけられた人の方に向いた。声をかけたのは夕輝だった。
翼「夕輝!どうしたの?こんな所で?」
夕輝「お前こそ何してるんだ?街中歩き回って」
翼「あ、えっと…散歩だよ。夕輝こそ何してるの?」
夕輝「俺も散歩。久々の希望ヶ丘だからな」
翼「そうか、夕輝は元々ここに住んでたんだったね。」
夕輝「それで散歩の後、いつきの家に行こうと思っているけどお前も行くか?」
翼「いつきの家?(もう見回りは済んだしいいよね)うん。行く」
2人はいつきの家へと向かった。その頃恭介はこの前、電話をしていた相手とまた電話をしていた。
『そう。また仲間が出来たのね。それでその人は何のライダーなの?』
恭介「龍騎だ。ドラグレッダーと契約をしたライダーだ。」
『ドラグレッダーに?恭介、先越されたわね。龍騎はあなたがなるはずだったのに』
恭介「別にいいさ。俺はナイトの時の方が戦いやすい。」
『そう、てっきり悔しがってるんじゃないのかと思ってたわ』
恭介「別に……それよりも『姉さん』。そっちから電話をしてくるのは悪い知らせか?」
『流石鋭いわね恭介。そうよ…『奴ら』がまた活動し始めたの。』
恭介「そうか…俺がここにいるのを気付いたのか?」
『いいえ。でも、いずれはバレるわ。もし奴らがあなたがそっちにいるのを気付いたら私たちも向かうわ。』
恭介「わかった。それじゃあ」
恭介は携帯の電話を切った。
恭介「とうとう奴らも活動し始めたか…翼にもいずれは話さないとな」
その頃、翼と夕輝はいつきの家に着いた。
翼「大きい家…ここがいつきの家?」
夕輝「ああ。あいつの家は道場なんだ。俺も昔、この道場に入ってたんだ。」
翼「へぇ…退院したらまたやろうとかしないの?」
夕輝「もうやんないよ…医者にもするなって言われたんだ」
翼「そうなんだ…」
翼と夕輝は門に入り、玄関へと向かい、チャイムを鳴らした。玄関のドアが開くとそこに女性が現れた。おそらくいつきの母親だろう。
つばき「あら、夕輝君。いらっしゃい」
夕輝「こんにちは。いつきはいますか?」
つばき「いつきはいま稽古しているよ。よかったら見に行ったらどうかしら?きっといつきも喜ぶよ」
夕輝「はい。じゃあ、見学してきます。翼も一緒にどう?」
翼「あ、じゃあ、俺も行こうかな」
2人はいつきがいる道場へ向かい、中へ入った。ちょうどいつきが組み手をしているところだった。
いつき「はっ!やあああ!」
翼「すごい…なんかいつきかっこいい」
夕輝「流石だねいつきは。」
翼と夕輝はしばらくいつきの組み手を見ていた。すると誰かが翼に目隠しされた。
翼「うわぁあ!?」
「だーれだ?」
「えりか!翼君を驚かせちゃダメじゃないですか!」
えりか「コラつぼみ!なんでバラすのよー!」
翼「ちょっとえりか、悪戯するの止めてよ!」
えりか「えーいいじゃん。あたしたちは友達でしょ?」
夕輝「友達でもしちゃダメなこともあるよ」
えりか「はーい」
それから翼達はいつきの組み手をしばらく見ていた。いつきの稽古は終わり、翼達はいつきの部屋に集まっていた。
翼「いつきのさっきのあれカッコよかったね!」
つぼみ「いつきは生徒達から憧れていますからね!」
えりか「そうだよね~だってつぼみはずっと前いつきに惚れてたからね~」
「「え!?」」
えりかの言葉を聞いた翼は少しショックした顔になり、夕輝は青ざめた表情になった。
夕輝「つ、つぼみ…お前ってそっちの方か?」
翼『つぼみ…いつきの事が好きだったなんて…』
つぼみ「えりか!あの時は私はいつきが『女の子』だってわからなかったからですよ!!」
いつき「アハハ…」
夕輝「なんだ…てっきりそっちの方かと思った…」
翼「え?女の子?」
夕輝「なんだ翼、気づかなかったのか?いつきは女の子だ。」
翼「えーーーーーーーー!?そうなの!?」
夕輝「分かんなかったのかよ…しかもつぼみもか」
夕輝の発言に驚きを隠しきれず翼は大声を上げた。夕輝は半分呆れ顔で翼とつぼみ見ていた。
翼「だ、だって男装しているからてっきり…でも何で男装なんかしてるの?」
いつき「僕の兄が病弱で、明堂院流の跡継ぎが出来なくてだから…僕が跡継ぎをしようとしたんだ。でも、僕は可愛いものも好きだったから色々悩んでてね。その時につぼみやえりかのおかげで心に余裕が出来たんだ」
翼「へぇ…(つぼみ…ここに転校してからいろんな人を助けてるんだ…つぼみも変わったな…)」
えりか「ねぇ、夕輝。夕輝もいつきと同じ道場何だよね?戻ろうとは思わないの?」
夕輝「あ、いや…医者にもう出来ないって言われたんだ…」
夕輝の言葉を聞いたいつきは少し疑問な表情になった。
いつき「え?でも夕輝。もう出来るぐらい体は大丈夫って夕輝のお母さんが言ってたけど?」
それを聞いた夕輝は驚いた表情になった。
夕輝「な、なに言ってるんだ?母さんの勘違いだろ?」
翼「夕輝?」
夕輝の突然の異変に少し驚いた翼達。その態度を見て翼は気付いた。夕輝はさっき翼に言った事はウソだったのだ。
翼「夕輝…もしかして本当は明堂院流に戻りたいの?」
翼の質問に流石に参ってのか夕輝は黙った。しばらくして夕輝はやっと口を開いた。
夕輝「……無理だよ」
えりか「なんで?医者が良いって言ってるんなら戻ればいいじゃん」
夕輝「…俺はもう…昔みたいに強くはない…もう完全に弱くなってる…いまから戻っても、もう遅いんだ」
いつき「そんな…せっかくまた出来るのに」
夕輝「俺が病気にならなければずっと強かったんだ………ごめん。暗い話したな。帰るよ」
夕輝は早歩きでいつきの部屋に出た。
いつき「夕輝まって!」
いつきは夕輝の後を追うためつぼみ達を後にし、部屋から出た。
つぼみ「ど、どうしましょうえりか!」
えりか「どうしようって言われても…」
翼「と、とにかく俺達も追おう!」
翼達もいつきの部屋に出て、2人の後を追った。いつきの家から出た夕輝は公園まで歩き、公園のベンチに座った。
夕輝「なんで俺…病気なんかなったんだよ…病気さえならなければ俺はずっと強く居られたのに…そうなれば…いつきとの約束も守れたのに…」
夕輝は鞄を開け、中に入ってあっぁ明堂院流の道着を出した。夕輝は発病するまで今まで一生懸命けいこをしていたことを思い出した。しかし発病したせいで今は全く強くなくなった。しかし翼が言ったこともあり明堂院流に戻りたいのは確かである。しかし今の自分は昔見たいに強くはない。この2つの想いが重なってしまい、複雑な気持ちになった。
夕輝「もう、昔に戻れないな…俺は…弱いな。あの時の約束も果たせないのか…」
夕輝は今までのブランクなどで自暴自棄になったその時だった。
「フン、そんなもの、全く美しくないね」
突然声を掛けられ夕輝は顔を上げるとそこには青い長髪の男が立っていた。
夕輝「だ、誰ですか!?」
コブラージャ「僕は『砂漠の使徒』の幹部・『コブラージャ』。君の『心の花』、美しく枯れている」
夕輝「こ、『心の花』?何言って―」
コブラージャ「心の花よ出てくるいい!」
夕輝はコブラージャが言っていることを疑問を思っている途中にコブラージャは引き抜いた剣から赤い光を発し、夕輝は光に包み込んだ。
夕輝「うわあああああああ!」
光が弱くなるとそこには夕輝の『心の花』と夕輝本人を閉じ込めたクリスタルが現れた。コブラージャは夕輝本人が入っている水晶玉を外し、捨てた。
コブラージャ「さてと…ん?」
コブラージャは偶然落ちてあった道着を目に入った。
コブラージャ「道着か。暑苦しいのは嫌いだけど、しょうがない」
コブラージャは夕輝は道着を取った。
コブラージャ「デザトリアンのお出ましだ!」
デザトリアン「うおおおおおお!」
その頃つぼみ達は夕輝を探していた。
いつき「夕輝ーーー!」
つぼみ「夕輝くーんどこですかー!」
えりか「いつきが心配してるよー!」
いつき「夕輝…もう帰ったのかな…」
つぼみ「そうですね…もうこんな時間ですし…」
すると
デザトリアン「うおおおおおお!」
つぼみ達は振り向くとそこにデザトリアンが暴れていた
つぼみ「デザトリアン!」
えりか「もう!何でこんな時に現われるのよ!」
「「「大変ですぅ!/ですっ!/でしゅ!」」」
つぼみ達は上を向くとつぼみ達の仲間の妖精のシプレ、コフレ、ポプリがこっちに飛んできた。
ポプリ「心の花を奪われたのは夕輝君でしゅ!」
いつき「何だって!?」
いつきは珍しくかなり動揺していた。いつきはポプリが持ってあった水晶玉を取り、それを見た。中では夕輝がかなり苦しんでいた。
コフレ「3人とも変身するですっ!」
3人は頷き、つぼみとえりかは『ココロパヒューム』、いつきは『シャイニーパヒュームを出した。
シプレ達「「「プリキュアの種いくですぅ/ですっ/でしゅ!」」」
つぼみ達「「「プリキュアオープンマイハート!」」」
3人はプリキュアの種をパヒュームに付け、3人は光に包み込み変身した。
「大地に咲く一輪の花!キュアブロッサム!」
「海風に揺れる一輪の花!キュアマリン!」
「陽の光浴びる一輪の花!キュアサンシャイン!」
「「「ハートキャッチプリキュア!」」」
3人は決めポーズを決め、デザトリアンと戦い始めた。そして同じころ翼もデザトリアンを見ていた。
翼「何だあれ!?ミラーモンスターか?」
しかし夕輝を探している途中にミラーモンスターの前兆の音を聞こえなかったからすぐにモンスターじゃないと理解した。しかし翼の心の中にあの怪物を倒さないといけないと感じた。
翼「やるしかないか…」
翼はデッキを出し、デザトリアンの方へを向けた。すると何所からかVバックルが現れて、翼の腹部に装着する
翼「変身!」
翼はデッキに装填し、龍騎に変身した。
龍騎「よし…行こう!」
龍騎はデザトリアンの所へと走った。その頃ブロッサム達はデザトリアンと戦っていた。だが、このデザトリアンはかなり手強いのか苦戦していた。
ブロッサム「このデトリアンかなり強いです…」
マリン「なんであんなに強いの~…あんなの反則だよ…」
サンシャイン「きっと…夕輝だからだ。夕輝も私と同じ明堂院流の使い手。だからあのデザトリアンも…」
デザトリアン「ううう…俺は…俺はどうすればいいんだーーーー!」
突然デザトリアンが頭を抱え大声を出した。
デザトリアン「俺は…また明堂院流に戻りたい!でも、今の俺は昔みたいに強くない…もう、あの時の約束が守れないよーーーー!」
ブロッサム「夕輝君…やっぱり、本当は」
マリン「明堂院流に戻りたいんだ…」
サンシャイン「夕輝……」
コブラージャ「はぁ…全く、なんて暑苦しすぎなんだ…そんなのは辞めればいいものを…この世は美しくなければ意味がない!」
コブラージャの夕輝への侮辱を聞いた3人はコブラージャに
サンシャイン「そんなの…夕輝には関係ない!」
マリン「ブランクがあれば誰だって悩むよ!」
ブロッサム「その夕輝君の心を利用するなんて…私、堪忍袋の緒が切れました!!」
コブラージャ「フン、ほざいていろ。デザトリアン!プリキュア達を倒すのだ!」
デザトリアン「うおおおおおおお!」
デザトリアンが3人を倒そうと動き出したその時だった。
『ギャオオオオオ!』
突然大きな咆哮が響き、ブロッサム達は上を向いた。驚いたことに空に赤い龍が飛んでいたのだ。
ブロッサム「な、な、な、何ですかあれーーー!?」
サンシャイン「ド、ドラゴン!?」
マリン「ウソでしょーーーーー!?」
赤い龍は口から火球を放ち、デザトリアンに当たった。火球は見事に命中し、デザトリアンは倒れた。
サンシャイン「デザトリアンに攻撃した?」
ブロッサム「もしかしてあのドラゴン、味方のなのでしょうか?」
デザトリアンに攻撃した赤い龍はどこかへ飛んでいった。赤い龍が飛んでいく同時に空から誰かが降りてきた。降りたのは赤い龍と同じ、赤い色で左手には龍と同じガントレットが着いていた。
コブラージャ「誰だい?君は?」
コブラージャは警戒しながら彼に聞いた。
龍騎「俺の名は…『仮面ライダー龍騎』…お前を倒すものだ!」
龍騎は自分の名を言い、コブラージャとデザトリアンに指さした。
次回でブロッサム達と共闘です