仮面ライダー龍騎×ハートキャッチプリキュア 鏡の騎士と伝説の戦士   作:T・H

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第9話 謎の影と攫われた仲間

ある部屋。そこに一人の男性が座っていた。

 

「なに?新しいライダーだと?」

 

『はい。そのライダーは、龍のモンスター・『ドラグレッダー』を契約した者で、名を『龍騎』と申してました。それと奴にはナイトがいました。』

男のデスクにあった、モニターに別の男性が映っていた。年齢は20代ぐらいの男性だった。

 

「そうか…ならば始末しよう。奴はまだライダーになったばかりだ。倒すのは容易いだろう…。では、今日の任務はお前に任せよう。頼んだぞ」

 

『わかりました』

男性はモニターの電源を切り、ポケットから不死鳥の紋章を描かれていた金色のデッキを出し、それを見つめた。

 

「八神恭介…そしてその仲間…我々を歯向かったことを後悔するがいい…」

 

 

 

 

 

ある部屋から過ぎて植物園。そこには翼、恭介、つぼみ、えりか、いつき、ゆりが集まっていた。昨日のライダーの事について聞くためだ。

 

えりか「それでさ、翼。仮面ライダーってなに?」

 

翼「えーと、なんて言えば良いだろ…」

 

恭介「翼。俺が説明する。」

 

翼「あ、お願いします」

 

恭介「仮面ライダーは本来は鏡の世界ミラーワルドに生息するモンスター・ミラーモンスターと戦い、人々を守る者だ。」

 

えりか「へぇ、何かカッコいいね!」

えりかの言葉を聞いた翼は少し照れた。しかし恭介は全く照れず、説明を続けた。ミラーモンスターや人間がミラーモンスターに入ってしまったら二度と出られなくなり死が待っていること、どうすればライダーになるのかを話した。

 

つぼみ「そうなんですか…あっ!もしかして最近の失踪者多発事件ってもしかして…!!」

 

恭介「ああ。失踪者事件は皆、ミラーモンスターが原因だ。」

 

いつき「そうだったんだ。それじゃあ、恭介さんは翼君と会うまで、ずっと1人で戦ってたんですか?」

 

恭介「いいや。翼と会う前にも仲間が2人いた。その一人は俺の姉だ。」

 

ゆり「あの人は時期にここに来るの?」

 

恭介「ああ。この町にもモンスターが現れたことを聞いて、2人を残してここに戻ったんからな。姉さん達も時期に来る」

翼達が話しをしている最中に植物園の入り口が開く音をした。入ってきたのは京だった。

 

翼「ああ!京!」

 

京「よっ!翼!」

 

翼「どうしたの?今日は」

 

京「ああ、えりかに服のデザインを見せようと思って」

京は右手に持って合ったクリアファイルをえりかに見せた。京が描いたデザインは男女関係のない服だった。

 

翼「へぇ~凄いね!こんないっぱい考えてるなんて!」

 

京「へへ、ファッションモデルは小3の頃からの夢だったからな。やるからには頑張らないとな!」

翼も京のファッションデザインを見ようとしたその時だった。

 

キィィィィィィィン

翼はすぐに気づき恭介を見た。恭介も気付いてたのかポケットに入れてたデッキを出していた。

 

翼「あの皆!俺達ちょっと用事思い出したからちょっといいかな?」

 

つぼみ「あ、はいわかりました!」

つぼみ達もすぐにわかり、了承した。

 

恭介「行くぞ、翼」

 

翼「ハイ!」

つぼみ達は2人を見送った。京は珍しく真顔で見ていた。

 

京「……まさか、あの2人も…」

京はポケットから黒い『デッキ』を出していた。翼と恭介は人気のない路地へ着いた。

 

恭介「ここがいいな。行くぞ!」

 

翼「はい!」

2人はデッキを出し、鏡に向けた。鏡からVバックルが現れ、2人に装着した。

 

2人「変身!」

2人はデッキをバックルに装填し、翼は龍騎、恭介はナイトに変身し、ミラーワールドへ向かった。翼達がいた場所と少し遠ざめに男性がその瞬間を見ていた。

 

「ふふふ、うまくいったな。後は餌を探すだけ…」

男性は不敵に笑いどこかへ去った。ミラーワールド2人が着くとそこにイカ型のモンスター『バクラーゲン』と『ウィスクラーゲン』がいた。

 

ナイト「バクラーゲンとウィスクラーゲンか。翼、お前は右の奴を倒せ。」

 

龍騎「はい!」

龍騎はカードを出し、バイザーに入れた。

 

『ストライクベント』

龍騎はドラグクローを持ち、バクラーゲンへと走った。ナイトはダークバイザーでウィスクラーゲンに挑んだ。

 

龍騎「はああああ!ドラグクローパンチ!」

龍騎はドラブクローの渾身の一撃をバクラーゲン喰らわせた。

 

ナイト「ただのライダーパンチだろ、あれは…」

ナイトは龍騎の技名を少し疑問を思いながらウィスクラーゲンと闘っていた。ナイトはダークバイザーでウィスクラーゲンを斬ろうとしたがウィスクラーゲンは自分の武器でそれを防いだ。

 

ナイト「ほう、お前も武器を持っているのか。だったら、俺も使おう」

ナイトはカードを出し、バイザーに入れた。

 

『ソードベント』

音声が鳴るとダークウィングが現れ、ウイングランサーを出した。

 

ナイト「さぁ、掛かって来い」

一方龍騎はドラグクローでバクラーゲンを押していた。

 

龍騎「はあ!」

龍騎はストレートパンチを放ったが、バクラーゲンは近くの壁面に張り付いた。

 

龍騎「ええ!?壁に張り付いた!?」

するとバクラーゲンは口から煙幕を吐き始めた。

 

龍騎「うわ!?煙幕!?」

ナイトも龍騎が煙幕にやられているのを気付いた。

 

ナイト「翼!」

しかしウィスクラーゲンがそれを妨害してきた。

 

ナイト「くそ!邪魔だ!」

ナイトはウイングランサーで攻撃したがウィスクラーゲンはそれを防ぎ、ウィスクラーゲンも口から煙幕を吐き始めた。

 

ナイト「くっ!」

 

龍騎「全く見えない!恭介さん!どこですか!?」

龍騎はあちこち見たがどこも煙幕で見えなかった。すると龍騎の腕に誰かが掴んだ。

 

龍騎「うわぁ!?誰!?」

 

ナイト「バカ!俺だ!」

 

龍騎「ああ、恭介さん…なんか敵が煙幕を吐いてきましたよ…」

 

ナイト「あれがバクラーゲンとウィスクラーゲンの特徴だからな…気を付けろ、奴らはおそらく視界を消して、俺達を消すつもりだ!」

龍騎とナイトは互いに背中を合わせ、構えた。しかし敵は全く襲ってこなかった。

 

ナイト(どうした…なぜ来ない…?)

2人はまだ構えていると煙は段々薄くなり、視界が見えるようになるとそこにはバクラーゲンとウィスクラーゲンはいなかった。

 

龍騎「いない!?」

 

ナイト「ちっ、逃げられたか…」

 

龍騎「恭介さんどうします?探しますか?」

 

ナイト「いいや、戻ろう。恐らくもう近くにはいないだろう」

龍騎は了承し、現実の世界へと戻った。2人がいなくなると物陰からオレンジ色をライダーが現れた。

 

「ふふふ、作戦成功」

龍騎とナイトは鏡から出て変身を解いた。

 

龍騎「逃げられましたね…」

 

ナイト「ああ、だが次は倒す。」

 

プルルルルルル

翼はポケットから携帯を出し、画像を見た。名前に『花咲つぼみ』と書いてあった。

 

翼「つぼみからだ。もしもし、どうしたの?」

翼は電話を出ると携帯からのつぼみの声が聞こえたが、つぼみは泣いていた。その声を聞こえた翼はオロオロし始めた。

 

翼「つ、つぼみ?どうしたの?」

翼の様子を見ていた恭介は少し呆れながら見ていた。

 

恭介(こいつ、ホントにつぼみに甘いな…)

 

翼「つぼみ?どしたの?」

 

つぼみ『つ…翼君…京君が…京君が…』

 

翼「え?京が何があったの?」

 

えりか『あーもう、あたしが言うよ!もしもし、翼!聞こえる?』

 

翼「うん…充分聞こえるよ…で、どうしたの?」

 

えりか『京が、蟹みたいなミラーモンスターに攫われたの!』

 

翼「何だって!!」

 

恭介「どうした?」

 

翼「京が蟹の姿をしているモンスターに攫われたそうなんです!」

 

恭介「蟹みたいなモンスター…貸せ」

翼は恭介に携帯を貸し、恭介はえりかと話し始めた。

 

恭介「えりか。そのモンスターの色は覚えてるか?」

 

えりか『えーと、確か…オレンジ色のモンスターでしたよ』

 

恭介(オレンジ色…まさか『奴ら』が…!)

 

翼「恭介さん?」

 

つぼみ『翼君!恭介さん!京君を京君を助けてください!!』

 

恭介「大丈夫だ。京は必ず助ける。」

恭介は翼に携帯を返し、今度は翼が話し始めた。

 

翼「つぼみ。俺達はいまから助け行くからまってて。」

 

つぼみ『はい…翼君…気を付けてくださいね…』

 

翼「うん…それじゃあね」

翼は携帯の着信を切った。

 

翼「恭介さん…蟹型のミラーモンスターになにか心当たりがあるんですか?」

 

恭介「ああ、まさか『奴ら』がここに来たとはな…」

 

翼「奴らってなんですか?」

 

恭介「翼…これから俺達の敵はモンスターだけじゃなくなった…」

 

翼「え?どいうことですか?」

 

恭介「探しながら説明する。まずは京を探すぞ!」

 

翼「はい!」

2人はまたデッキを出し変身し、ミラーワールドへ向かった。




―次回の仮面ライダー龍騎は―

「久しぶりだな、八神恭介」

「ライダーが敵!?」

「仮面ライダー龍騎…貴様、俺達の仲間になれ」

「悪いけど、俺も戦うぜ」

―次回、黒竜とエイの戦士降臨!オレンジのライダーの来襲―

闘わなければ生き残れない!
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