暗殺教室・その転校生、未来人で、仮面ライダー!   作:真田丸

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今日のエグゼイドを見て思った事、

ブレイブレベル50強すぎじゃね!?
戦闘員出すし、バリア張るし、ワープするし、マントをドリルみたいに使うし、まさに魔王の力でしたね。
次回のスナイプは絶対元ネタは艦これですよね?どんな力なのか今から楽しみです。


ビッチへの試験

今更だが、郷は英語が苦手だ。他の教科も決して良いと言えないがその中でも特に英語の成績は悪い。

時々使う外国語も昔、聞いたことのある言葉を真似しているだけであり発音も決してよくはない。そんな郷だが最近はますます英語の授業が嫌になっている。その理由は・・・

 

「はい、わかったでしょ?今の会話の中に難しい単語は一つもなかったわ」

教室の前方に置かれたテレビにはアメリカのエロ映画が流れている。と言っても過激な場面があるわけではなくあくまでも会話の中にエロい単語があるぐらいである。

 

「日常的な会話なんて大雑把で何とかなる物よ。マジすげぇとか、マジやべぇなんかでね。そのマジに当たるのがreajjy(リアリー)よ。木村、言ってみなさい」

「リ、リアリー・・」

「ハイ駄目ね。RとLがごっちゃね。罰のディープキスよ」

そう言ってみんなが見てる前で木村にディープキスをするイリーナを生徒たちは苦笑しながら見る。

 

「さてと次は・・・郷あんたよ」

「げっ!リアリ~、マジで?」

次の標的がに指名された瞬間、郷は分かり易く嫌な顔をした。

 

「はい、あんたもダメね。ホラ、キスしてやるわよ」

唇を舐めながら近づいてくるイリーナに対し郷は椅子から立ち上がり少しづつ後ろに下がる。

「悪いッスけど、ビッチはノーサンキューなんスよ」

「はい、また発音が駄目ね。大人しく・・・キスされなさい!」

 

そのまま二人の鬼ごっこで授業は終わった。

 

「はぁ~・・たくっ冗談じゃね~よ。隙あればキスしようとしやがってよあのビッチ・・」

皆と下校しながら溜息を吐いていると岡島が近づいてくる

「でもよぉ~あんな美人にキスされるなら役得じゃね?」

「俺は気軽なキスとかはしないんだよ。するなら一生で一人だけ、本当に好きになった奴だけって決めてんだよ」

「意外と固いんだなお前って」

 

「・・・一生に一人だけか・・・」

その会話を近くで聞いていた速水はそっと自分の唇に触れた。

が、すぐに顔が赤くなり何かを振り払う様に何度も振った。

 

 

 

 

「たっく、ガキの面倒なんてやっぱり面倒なだけね」

職員室ではイリーナが椅子に座りながら愚痴っていた。

「その割には生徒からの受けは中々良いようだな」

窓から下校する生徒たちを見ながら烏間が言うとお茶を飲んでいた殺せんせーとクリムも同意した。

「生徒たちが興味を持つ話題も豊富で良い先生だと思いますけどね」

『いっその事、本当に教師になったらどうだね?』

「冗談じゃないわね。私は殺し屋よ。そのタコを殺したらさっさと出て行くわ」

 

イリーナが帰り支度をして職員室から出ようとした瞬間だった。

イリーナの首にワイヤーが掛かり吊るされた。

 

「どうやら、殺し屋としての勘がだいぶ鈍っているようだな」

そこに、1人の初老の男が入って来た。男を見た瞬間、殺せんせーも烏間も男が只物じゃないのを感じ取った。

 

『シャドー!』

クリムの指示でシャドーがイリーナの首に絡まるワイヤーを切った。

 

「せっ師匠(せんせい)・・・」

「イリーナ・・そこまで落ちぶれるとはな・・・本当に殺し屋をやめて教師になるか?」

「・・・・」

男の言葉に反論しようとするイリーナだったが男の威圧感に何も言えなかった。

 

「もう貴様では此処に居てもターゲットを仕留めることは出来まい。この仕事は辞め他の依頼を受けるんだな」

「待ってください」

イリーナを連れて行こうとする男の手を殺せんせーが止めた。

 

「確かにイリーナ先生程度の殺し屋では私を殺すことなど無理でしょう「何ですってぇ!!」ですが、今やイリーナ先生は生徒たちにとって必要な方です。そこで・・・勝負をしませんか?」

殺せんせーはニヤリと笑い話を続けた。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――

 

(狙っている・・・)(狙ってるぞ・・・・)

翌日、体育の授業でナイフの素振りをしている生徒たちはグラウンドのある一点に視線が行ってしまっている。

そこには・・・・

 

(((((何か狙っている)))))

イリーナと見知らぬ男性が獲物を狙う野獣のような目で烏間を見ていた。

 

「あの・・烏丸先生あれは?」

たまらず磯貝が質問をすると烏間は頭を押さえながら昨日の事を説明した。

今日1日で先に烏間に対殺せんせー用ナイフを当てた方が勝ち、イリーナが勝てばこのまま残留だが負ければE組を去る事になる。

因みに、2人ともナイフを当てられなかったら殺せんせーは一秒間烏間の前で動かない事になるがこれは2人には秘密である。

 

 

「ホント、烏丸さんも苦労が絶えないよな~」

「でも、この勝負に負けたらビッチ先生居なくなるんでしょ?それもちょっと嫌ね」

授業が終わり教室に戻りながら郷と速水が話しているとイリーナが笑顔で烏間に駆け寄っていく、その手には水筒を持っていた。

「烏丸先せ~~い!お疲れ様で~~す!」

「「「「・・・うわ~~~・・・」」」」

見るからにあからさまな態度に思わず引いてしまう生徒たちだった。

 

「どうぞ、飲んでくださ~い!」

「・・・結構だ」

烏間は無視して職員室に戻ってしまった。

 

 

「いやいや、ビッチ先生よぉ~流石に今のは無いだろ」

「あんなのじゃ、私たちも引っ掛からないよ」

生徒たちのダメ出しが次々と胸に刺さる。

 

「しょうがないじゃない!手の内を知られてる相手にハニートラップなんて、キャバクラで働いていてお客で父親が来るようなものなのよ!!」

「「「「いや、知らね~~よ!!」」」」

 

 

その後、男の方も暗殺を仕掛けたが、烏間の予想以上の実力に失敗に終わった。

そして、時間は過ぎ昼休みになり郷が昼食のドーナッツを食べていると外の木の下にいる烏間とイリーナが見えた。

 

「ま~た仕掛けてるのかよビッチ先生・・・」

また色仕掛けを掛けるのかと見ていると烏間の背の木からワイヤーが烏間の首めがけ飛び出た。

予想外の事に反応が遅れた烏間の動きをワイヤーが封じイリーナが切り掛かる。しかし、烏間もすぐに反応しナイフを受け止める。

暫く、力比べが続くがやがて観念した烏間が力を抜きナイフが当たる。

 

 

『ロヴロ』

イリーナの成長を知り男は帰ろうとした時、背後からクリムが話しかけた。

「クリムか・・・」

『久しぶりに会った幼馴染に挨拶も無しに帰るのかね?』

「ふ、人生何があるか分からないものだな。そんな姿で再会するとは」

 

2人はとても親しそうに話し始めた。やがてロヴロは申し訳なさそうな顔で生徒たちに囲まれているイリーナを見る。

「すまなかったな。あの子を助けるだけで精一杯だった」

『・・・いや、感謝してるよ。ありがとう』

「まだ言ってないのか?自分の事を」

『私にはそんな資格はないさ。だが・・・いつか、許されるならもう一度・・』

クリムはただイリーナの笑顔を見ながら呟く。

 

 

 




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