日にちを掛けて作った分文面がバラバラかもしれませんのでご了承ください。
そして・・・・クローズカッケェェェェ!!!
デザインもキックもかなり好みです!これはもうクローズ主役の話を作るしかありませんね!いつの日になるかわ全く未定ですが必ず作ります!
「ルパンは・・・・お前だ!!」
俺が教室の一角にいる人物を指差すと全員がそちらを向き目を見開いた。
俺が指差した人物それは速水だ。
「ちょっ!なに言っているのよ郷!?」
「聞き取れなかったんならもう一度言ってやるよ。お前がルパンだ。速水いや、サイバロイドZZZ!!」
「ちょっと待って郷くん!!凛香ちゃんがルパンだなんてそんな・・・」
「倉橋の気持ちも確かに分かる。けどな・・・ルパンの予告状にかかれた不完全な力、それはこのシフトカーの事だ。このシフトカーの事は政府にも話していない。知っているのは俺とクリムそして昨日俺が教えた速水だけだ!」
クラスの視線は俺の右手に握られた赤いシフトカーから席でうつむく速水にいや、速水に化けたルパンに集中する。
「・・・・いったいいつ頃から怪しんでいたのかね?」
「「「「っ!?」」」」
その口から発せられた声が速水の声とはほど遠い男性のものに変わった。
みんなは静かに席から立って距離を取った。殺せんせーも烏間先生も生徒を守る様に前に出る。
「確信したのは本当に今日の予告状を見た時だ。でも違和感は初めから感じていた一昨日、お前が速水の姿で俺たちの前に現れた時からな!」
「ほっ本当かよ郷!?」
その言葉に真っ先に反応したのはやはりその時一緒に居た千葉だった。
「ああ、あの時走ってきたコイツをまだ俺も速水だと思っていた。だからいつものノリでパンツが見えたってからかったんだけどなその時コイツは顔を赤めただけだった。本物の速水ならなぁ・・・一発食らわせるくらいのツンを見せるんだよ!!」
((((いや、その疑い方はどうかと思うぞ・・・・))))
・・・なんかクラスの視線が冷めたものに変わった気がするがまあいいか、追い詰めるように【速水】に視線を戻す。
「クククク、なるほど君たち二人の関係を少し先読みしすぎてしまったみたいだね」
【速水】は自分の顔を掴みその皮を剥がした。いつの間にか背はのび服装も白いマントとスーツに変わっていた。
「いかにも!俺こそが世紀の大怪盗、仮面ライダールパン!!」
文字通り化けの皮を剥がしたルパンは俺たちの頭上を飛び越えグラウンドに出た。その時一瞬奴の手にスイッチのようなモノが握られているのが見えた。
「逃がすかよ!」
俺たちもルパンを追って窓を飛び越えグラウンドに出るが
「むにゅ!?」「なっ!?」
背後から殺せんせーと烏間先生の驚愕の声が聞こえた。振り返ると窓を飛び越えようとした二人は教室の床に倒れていた。
「無駄だ。今その校舎には特殊なバリアが張ってある。出られるのはコア・ドライビアを持つ仮面ライダーやロイミュードのみ」
ルパンの言う通り他のみんなも校舎から出られないみたいだ。寺坂たちがイスをバリアに叩きつけたり律が発砲しているけどバリアはびくともしていない。
「さて、そろそろ予告の時間になるので俺は行くが、一つ気にならないかね?」
「・・・・なにがだよ」
「本物の速水凛香の居場所だよ」
「なにっ!?
「凛香!?」
ルパンが空中に投影した映像を見て矢田が叫ぶ。そこに写っていたのは高層ビルに宙吊りになっている速水の姿だった。
すぐそばにはスパイダー型のNNロイミュードの姿もある。
『背後の風景からあのビルは椚ヶ丘マウンテンビルと予測できます!』
律がすぐに位置を特定する。けどそこって確か・・・
「スカイビルと真逆の方向じゃねーかよ!?」
「さあ、君はどちらを選ぶ?怪盗か囚われのお姫様か」
「っ!?待て!!」
悠然と去っていこうとするルパンを追い掛けようとすると物陰からナニかが飛び掛かってきた。
バク転で後ろに下がって避けて身構えながらナニかを目視する。それはコブラ型のNNロイミュードだった。
「邪魔だっ!」
時間が無い、サッサッと片付けようと殴り掛かるが逆にカウンターを喰らった。怯んだ隙をつかれ更に連続で蹴りを喰らう。
おかしい・・NNロイミュードにしては強すぎる。そう思っていると光弾が迫って来る。横に飛んで回避しながらゼンリンシューターを撃つ。
一瞬空中に移る映像を見ると少しずつ速水を吊るしている糸が切れかかっていた。このままじゃ後数分で・・・クソッ!
『おそらく以前対峙した時にデータを取り強化して復元したのだろう。中々の技術力だ』
「感心している場合かよ!時間が無い、行くぞクリム」
『・・・OK、START YOUR ENGINE!』
ポケットからブレスレット型のデバイス・シフトブレスを取り出して左腕に巻く、クリムのイグニッションキーを捻り内部のコア・ドライビアの回転させる。エンジン音が周囲の空気を震わせロイミュードを威嚇する。どこからか飛んで来た黒いシフトカーを掴み後ろ部分を回転させシフトブレスに装填する。
「行くぞ・・・レッツ、変身!!」
『ドライブ!タイプスピード!』
普段の白とは真逆の黒いアーマーが身体に装着されていく。クリムとシンクロしていく感覚が脳内に広がり俺は仮面ライダープロトドライブに変身した。
「郷くん、その姿は?」
背後から殺せんせーたちの驚く声が聞こえる。この姿の事は烏丸先生たちにも言ってなかったからな。そもそも俺がクリムと一緒に変身する日が来ること自体考えても居なかった。
「さぁ、行こうぜクリム。今は俺が仮面ライダードライブだ!ひとっ走り付き合えよ!!」
地面を蹴りロイミュードに接近する。そのまま拳を振るい顔面を殴る。怯んだ隙をつき追撃の回し蹴りを食らわす。
「ギィッ!ガアアァァァ!!」
ロイミュードも反撃をしようと飛び掛かって来る。互いに組み合ってそのまま森の中へと移動し殴り合う。初めのうちは拮抗していたが徐々に押されていく。
相手の光弾を至近距離で受け仰け反った隙に強力な拳を喰らい木に激突した。
「チィっ!やっぱりプロトタイプじゃあキツイか?」
追撃してくるロイミュードを蹴り飛ばして距離を取るが空かさず光弾が飛んでくる。木を盾に防ぐが長くは持たない。そもそもそんな時間はないけどな。
「一気に決めようぜクリム」
『OK、フルスロットルで走り抜けよう』
シフトブレスに装填されたシフトプロトスピードを起動させる。
『スピード!スピード!スピード!!』
マッハ程じゃないけど全身、特に脚の力が倍増していくのを感じる。
相手の光弾が止んだ一瞬の隙を突いて飛び出す。迫る光弾を避けながらロイミュードに近付き空いているボディを殴る。更に連続で拳を叩き付けていく。
「オラオラオラオラオラオラ!!」
次第にロイミュードの身体が浮き出す。足が完全に地面から離れた時、渾身のアッパーで空高く打ち上げる。
「トドメだ!!」
『ヒッサツ!フルスロット〜ル!!スピード!!』
ロイミュードを追うように地面を蹴り飛び上がる。空中で一回転し右足を突き出す。エネルギーを集中させたキックがロイミュードのボディを破壊した。
そのままグラウンドに降り立つ教室を見ると殺せんせーたちはまだ教室に閉じ込められたままだ。
「おい、郷!変身できたんなら速くこのバリアをぶち壊せよ!!」
「いえ、その必要はありません!」
寺坂がバリアを叩きながら叫ぶがそれを殺せんせーが制した。
「郷くんはそのまま行ってください!その装備ではおそらくこのバリアは破れません!」
「でも殺せんせー、郷くん一人じゃ二ヶ所同時には・・・」
片岡が不安そうな表情をするが殺せんせーは優しく微笑む。
「心配ありません。どうすれば良いのか郷くんなら分かっている筈です」
殺せんせーと視線が合う。それだけで何を言いたいのか十分理解できた。
「分かってるッスよ。期待に応えられれば良いけどな!!」
『急ごう、郷』
不安そうなみんなの視線を背中に浴びながら山道を駆け降りていく。
―――――――――――――――――――――
―ビュュュューーーーン―
「きゃぁぁぁっ!!」
強いビル風が吹いて体が大きく揺れた。私は今、マウンテンビルに吊るされている。
あの時・・・・郷と千葉と一緒に街を歩いていた時、突然狙撃されて郷は狙撃手を追いかけて行った。私も付いて行こうとしたんだけど郷に止められて千葉と駅まで行ったんだけど途中で爆発音が聞こえて引き返したんだ。
そして郷を探している途中で突然意識が遠くなって気が付いたら・・・
―ブチブチ―
「ッア!?」
今私の命はこの一本の糸に支えられている。今にも切れそうなこの糸の持ち主の蜘蛛型のロイミュードはまるで今のこの状況を楽しんでいるように私の顔を覗き込んでいる。
「ギギ・・ソロソロジカンダナ・・」
ロイミュードが右手を突き出すとみの前に映像が映し出された。
『気分はいかがかな?お姫様』
「ッ!ルパンッ!」
そこに居たのは私をこんな目に合わせている張本人の怪盗ルパンだった。何か乗り物に乗っているのか背景が少し揺れている。
『今から俺は椚ヶ丘スカイビルを破壊する。果たして愛しの騎士(ライダー)は君を取るか名も知らぬ大勢を取るのか・・・楽しみだ』
良く見るとルパンの後ろに映っているのは椚ヶ丘スカイビルだ。まさか、本当に破壊する気?そんな事したら大勢の人が!こんなの、どっちを選ぶかなんて・・・・決まっているじゃない・・・・・
アイツは・・・郷は人類の未来を守るために戦っている。いつもそう言っているのよ。私一人を選ぶ筈がない・・・
『さて、彼はどちらを選ぶのか『ウオオオォォォォ!!』ッ何!?』
映像の向こうから郷の叫び声が聞こえた。
―――――――――――――――――――――
「ウオオオォォォォ!!」
「何ぃっ!?」
山道を下りた俺は真っ直ぐ椚ヶ丘スカイビルに向かった。その途中、上空に怪しい気球が飛んでいるのが見えて近くのビルの屋上に上がって見ると気球に乗っていたのはやっぱりルパンだった。
屋上の端から全力で走り跳んだ。距離は十分足りてオマケとしてルパンに殴り掛かった。動揺していたルパンは体制を崩して後退りする。
「何とか追い付いたな」
「くっ!詩藤郷、速水凛香を見捨てたのか!?」
「どっちを選ぶか?なんて質問ハナッから考えるまでもない。答えは決まってたんだよ!」
「なるほど、それが君の答えか・・・おろかな選択をしたな!」
ルパンが斬り掛かってくる。この狭い気球の中じゃ避けきるのは無理だな・・・だったら。
-ガッ!-
「何?」
俺は両腕を交差させてルパンの攻撃を止めた。但し刃をじゃない、振り下ろす腕をだ。意表を突かれたように隙が出来たルパンに回し蹴りを食らわす。更に続けて蹴りを食らわし続けるがまともに入ったのは初めの一発だけで残りはすべて防がれている。
それでも蹴り続けているとルパンの腕がまっすぐに伸びてきた。咄嗟に身体を引くが間に合わずその腕は俺の喉を捕えた。
「ガァッ!?アア・・!」
「あまり調子に乗らない事だな・・」
息が出来ない・・・声もまともに出せない・・・・振りほどこうとしても喉を握る腕に力を籠められる・・・
そのままルパンは俺の身体を気球の外に出す。このまま手を離されたら地上までの数十メートルを紐無しバンジー
することになる。
「見ているがいい。君の愚かな選択が結局何も守れない悲劇の結末になる瞬間を!」
『ギギ・・・ガアアアァァァ!!』
『えっ!?キャアァァァァ!!』
映像の先でロイミュードが速水を吊るす糸を切断した。
そのまま速水は地上に向け落下していく、そう誰もが思っただろう。だが・・・
―――――――――――――――――――――
『ドロン!トライドロン!!』
一台の車が地上からジャンプして来た。車は空中でその姿を変え巨大なアームで速水をキャッチし車内に乗せた。
「キャァッ!」
『速水くん、大丈夫かね?』
車内にはクリムが居た。
「クリム先生?・・・ココは・・」
『トライドロンの中さ、途中で郷と別れ郷がルパンの気を引いている隙に君を助ける作戦だったのだよ』
―――――――――――――――――――――
「くっ!おのれ・・・こしゃくな真似を・・「オラァ!」グゥッ!?」
映像に気をとられているルパンの腹部を蹴り拘束から脱出する。
「どちらかを選ぶ?そんな選択し始めから持っていね〜よ。お前を止めて速水も助けるに決まってるだろ!」《シューター!》
ゼンリンシューターを撃ち怯んだルパンに接近し攻撃する。すれ違うようによに横に抜けつつゼンリンシューターを振り払う。続けて振り返ったルパンの身体を真っ二つに割るかのように振り上げる。
「グゥッ!?おのれぇ!」
苦痛の声を上げたルパンだったがすぐさま怒りのこもった叫びと共に蹴りを繰り出した。
「ッ!?ガァッ、ア・・・・!」
迫る蹴りをガードしよう構えるが予想以上のその威力にガードした腕ごと気球の外まで押し出された。
「ウ、アアアアアァァァァァァ!!」
重力に逆らえないまま地面へと落下していく、無駄だと解っていても腕が勝手に何かに掴まろうと暴れる。勿論、こんな空中に掴めるモノなんかあるわけがない。視界の端には高笑いを上げながら見下ろしているルパンが映る。
・・・・・終わる?未来を変えられないまま?何もできないまま?俺は・・・ココで終わるのか・・・・・・・・・・・・ふざけんなぁ!!」
まだ終われない!まだ止まれない!俺のレースはココからだ!!
走り続けてやるよ!俺は、仮面ライダーマッハだぁ!!!」
その手にはシグナルマッハが握られていた。なんでルパンに盗られたシグナルマッハがあるのか?そんな事は思う間もなくマッハドライバーを装着、シグナルマッハを装填する。
《シグナルバイク!ライダー!》
「レッツ!変身!!」《マッハ!》
地面に激突する。地鳴りと共に舞い上がった砂塵の中から俺は現れた。眼前では気球から落下してきたルパンが起き上がる。
「追跡・・・撲滅・・・いずれもマッハ!」
腕を振り払って砂塵を払う。
「仮面ライダー・・・・・マッハァ!!!」
仮面ライダーの名前、返してもらうぜ!!
モチベーションが上がるので感想宜しくお願いします。