暗殺教室・その転校生、未来人で、仮面ライダー!   作:真田丸

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映画、平成ジェネレーションFINAL見てきました!
見終わって思ったことは、この映画は龍我がの成長の物語だなっと思いました。

少しネタバレになるかもしれませんが最も新しいライダーであるクローズが多くの先輩ライダーと接していき仮面ライダーとしての戦う理由を見つけていくいいストーリーでした!!

アクション面ではクライマックスのバイクアクションが圧巻でした。6人のライダーがスクリーンを縦横無尽に走る姿はまさに仮面ライダーでした!
機会があればもう一度見に行きたいです。


怪盗の時間⑥

「これで終わりだなぁ!ハハハハハ!!」

 

地面へと吸い込まれていく郷を眼下にルパンは笑う。最早その姿にかつての殺しを嫌う誇り高き怪盗の面影は無かった。

 

力に飲まれ英雄の名に溺れた仮面の怪盗は自身の描いた劇のフィナーレを飾ろうと銃口をビルに向けた。

 

「これで俺は真の英雄の名を完全に手に入れた!!」

 

引き金が引かれ黄金の光弾が真っ直ぐと飛んでいく。もう1秒も経たない内に英雄の誕生を祝う巨大な花火が咲く、そう思われた。

 

その時、1つの黒い光弾が黄金と交わり破裂した。

 

「何だと!?」

 

黒と金、二色の光が輝く中、一匹の黒い蝙蝠が飛んでくる。ルパンが反応する間もなく蝙蝠はルパンに体当たりした。その衝撃で大きく体制を崩したルパンは気球から落下、同時に隠し持っていたシグナルマッハを手離してしまった。

強く地面に叩き付けられたルパンが起き上がると目の前に大きな砂塵が舞っておりその中に1つの人影が見えた。

 

「追跡・・・撲滅・・・いずれもマッハァ!!」

 

人影が大きく腕を振り払うと砂塵が払われ中から仮面ライダーマッハが現れた。

 

「仮面ライダーマッハァ!!」

 

高々と名乗りを上げたマッハの横にあの黒い蝙蝠が降り立った。

その正体は魔進チェイサーことアレンだった。

 

「やっぱ生きてたかよアレン」

「・・・・今日だけは一緒に闘います。コイツだけは・・・許せない!」

 

「オーライ!一緒に行くか!!」

 

二人はそれぞれの武器を構え同時に駆け出した。

「小癪な・・・」

ルパンが指を鳴らすとバット型とスパイダー型のNNロイミュードが現れた。

 

2体のロイミュードを引き連れルパンも駆け出す。

マッハとルパンがチェイサーと2体のロイミュードが激突した。

 

 

「コアを持たないコピーなら遠慮なく破壊できますね!」《チューン!チェイサー!コブラ!》

 

チェイサーはテイルウィッパーを装備し空中に居るバット型の首に絡ませそのままバット型ごと振り回しスパイダー型に向け投げ飛ばした。

 

当たる寸前にスパイダー型は糸をビルの壁に絡ませ上空に回避すると振り子のように左右に身体を揺らした。

 

「グワーッ!」

そのまま勢いを付けチェイサーに飛び掛かるスパイダー型に合わせるようにバット型も再び飛行し空中から光弾を撃つ。

 

チェイサーはそれを落ち着いて対応する。まず、飛び掛かって来るスパイダー型に対し身を屈めカウンターのパンチを打ち込む。続けてバット型の光弾をテイルウィッパーを振るい弾きブレイクガンナーの光弾でバット型を撃ち落とした。

 

《チェーン!チェイサー!スパイダー!》

「これで終わりです・・・・」《フルブレイク!!スパイダー!》「ハアァァッ!!」

エネルギーの集中したファングスパイディーのクローが起き上がろうとする二体のNNロイミュードを切り裂いた。

―――――――――――――――――――――

「「ハァッ!」」

 

マッハのゼンリンシューターとルパンのルパンガンナーがぶつかり合う。

互いの銃口を押し当てながら同時に引き金を引いた。ゼロ距離で激突した光弾は破裂し2人を弾くように吹き飛ばした。

 

「少しはやるな」《ルパンブレード!》

ブレードモードに変わったルパンガンナーを振るいゼンリンシューターの光弾を切り落としながら接近する。鋭い斬撃がマッハを斬り付けていく。

 

「チィッ!何度もやられる俺じゃね~よ!」《シフトカー!タイヤ交換!アラブ~ル!》

ランブルダンプをドライバーに装填し左腕にランブルスマッシャーを装備した。ルパンの斬撃を受け止めそのまま弾き飛ばしランブルスマッシャーを突き出す。ルパンのボディを高速回転するドリルが削る。激しい火花を散らしながらマッハは一歩づつ前へ出る。渾身の力でルパンを押し出すと十数メートル先へとルパンを吹き飛ばした。

 

追撃のためマッハが距離を詰めようとするとルパンガンナーから光がマッハを覆った。映し出されたフィルムがマッハの動きを止める。

「俺のこの技が破れない限り貴様に勝ち目はない」

 

動きの取れないマッハにルパンガンナーの光弾が容赦なく浴びせられる。

 

「ガッァ!・・・舐めんなよ。俺の走りがこんなチャチなモンで止められるわけないだろぉ!!」

 

マッハの叫びに呼応するように赤いシフトカーが来た。シフトカーそのボディに深紅のイカズチを身にまといマッハを拘束する光のフィルムに突っ込む。

シフトカーがドライバーに装填された瞬間とてつもないエネルギーがマッハの全身を覆った。

「ウオオオォォォォォォォ!!〜〜〜〜タッハァーー!!!」

マッハが真っ赤な光に包まれると光のフィルムは破裂するように飛び散りその余波でルパンも吹き飛んだ。光が収まるとシフトカーはドライバーから飛び出し地面に転がる。

 

「ハァ・・ハァ・・・・ハァ・・やっぱり・・・・この・・暴れ馬は・まだまだ調整が必要だな・・・でも・・破ってやったぜお前の技!」

 

フラフラな状態でありながらも立ち上がったマッハはルパンが起き上がるより速く動いた。地面を滑るように移動しルパンに迫る。ゼンリンシューターの銃口をルパンに当て引き金を引く。ゼロ距離からの光弾に後退るルパンであったがマッハは後方に後退るルパンとの距離が離れないよう足を動かし続ける。

ルパンは何度もゼロ距離からの光弾を浴び続け気付けばルパンガンナーを手放してしまっていた。

「オラヨッ!!」

走り続けた勢いをのせた蹴りがルパンを大きく飛ばした。

 

そこに速水を乗せたトライドロンがやって来た。

 

「郷!」

 

運転席から降りてきた速水は足早にマッハに駆け寄った。

 

「速水!無事だったか!?」

「ええ、クリム先生が助けてくれたわ。それよりごめんなさい・・・私があの時郷の言う通りに帰っていればこんなことには・・・・・」

 

速水は自身の軽率な行動が郷や周りを危険な目に合わせてしまったと後悔していた。

だが俯く速水の頭にマッハの手が優しく乗せられた。

「モーマンタイ、モーマンタイどっちにしろ結果は変わってなかったさ。俺がアイツに勝つ事はさ」

「・・・・クスッ、ありがとう」

 

 

「グゥッ・・・・!まさか俺がこんなところで・・・・」

 

なんとか起き上がったルパンだったがダメージの影響で最早立っているのもやっとの状態だった。

「さて、折角だからな今日は一緒に決めようぜ。速水!クリム!!」

 

「ええ!!」『OK!!』

 

速水はふたたびトライドロンの運転席に乗り込みクリムの操作で急発進する。

マッハは先程プロトドライブの変身に使用した黒いシフトカーをドライバーに装填する。

 

《シフトカー!タイヤ交換!ハヤーイ!ヒッサツ!フルスロットル!ハヤーイ!》

 

ルパンを囲うようにタイヤが出現する。高速で回り出したタイヤはその距離を縮めていきルパンは四方から高速回転するタイヤに挟まれた。

 

「グアァ!?」

その衝撃で大きく撥ね飛ばされたルパンの周囲をトライドロンが回り出し真紅の円になっていく。

 

「ハアアァァァーー!ハアァ!!」

その円の中に飛び込んできたマッハのキックがルパンに直撃する。

 

 

「まだまだぁーー!!!」

 

マッハは周りを旋回するトライドロンの車体を蹴り反転、再度ルパンにキックを当て再びトライドロンの車体を蹴っていく。

何度も反転してキックを放ち続ける。その威力は回数を重ねるごとに増していき渾身の力を込めた最後の一発がルパンを貫いた。

 

地面を火花を散らしながら滑り止まったらマッハの隣でトライドロンも停車した。

 

マッハとトライドロンから降りた速水の視線の先では身体中から火花を散らすルパンがよろめきながらもなんとか踏ん張っていた。

 

「み、見事だ・・・・詩藤郷!君にお返ししよう・・・仮面ライダーの・・・名を・・」

 

そう言い残し爆炎を上げ倒れたその姿は元のサイバロイドZZZのモノだった。

 

 

 

 

「・・・・・仮面ライダー、決着は次に必ず!」

 

ルパンの最期を見届けチェイサーは自身の愛車【ライドチェイサー】に乗り去っていった。

 




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