暗殺教室・その転校生、未来人で、仮面ライダー!   作:真田丸

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 アナザージオウ、ジオウⅡと同じく相手の未来を見る事が出来る能力って何かその二人だけ戦いの次元が違う感じですね。

そして来週は、とうとうゲイツがゲイツリバイブへと変身!CMを見て分かったんですがあれって砂時計だったんだ・・・・


速水の時間③

「うぃ〜〜グッモーニンッ「どういうつもりよ!!」・・・グ?」

 

郷が教室にはいると同時に片岡の叫びとバァンと机を叩く音が響いた。

 

見ると何故か室内で帽を被った片岡をはじめ、矢田や倉橋、杉野と前原の面々が速水の机を取り囲んでいる。

 

 

「なに、どったの?」

 

「さぁ〜?5人とも教室には入ってくるなり速水さんを囲みだしたからね〜」

 

自分の席につきながら近くのカルマに聞くがカルマも良くは分からないようだった。

そして、囲まれている速水も何のことだが分からず困惑していた。

 

「なっなによいきなり・・・」

「とぼけないで!昨日私たちにしたこと忘れたなんて言わせないわよ!!あなたのお陰でっ〜〜!・・・・コレを見て!!」

片岡が帽子を取ると今まで傍観していたクラスの全員が息をのんだ。普段後ろでまとめられていた片岡の髪が驚くほど短くベリーショートと言えるほど短く切られ・・・いや、千切られていた。

 

それだけでなく杉野はズタズタに切り裂かれたグローブを机の上に叩き付ける。矢田の膝には包帯が巻かれており倉橋の顔には無数の引っ掻き傷が出来ていて前原の右頬は赤く腫れている。

 

「俺の宝物のグローブをよくもッ・・・!」

 

「凛香のせいで弟は精神的に傷を負ってまた入院が伸びたんだよッ!」

「幾らなんでもデートの途中であんなこと言うかよ!!」

 

「猿山の子達やスタッフの人たちもみんな怪我したんだよっ!!」

5人の攻め立てる様に叫ぶ様子速水は思わずたじろぎ助けを求める様に郷に視線を向ける。

 

「これ、弁償で済ませられるモンじゃっ「はいっスト〜ップ」なぎっ!?」

 

流石にそのままにしておくわけにはいかず郷は速水に詰め寄ろうとする杉野の肩を掴んで引き離す。

 

「たっく、そんな一方的に詰め寄って騒がれても迷惑なんだよ。俺たちにもわかるように説明してくれよな」

 

 

 

 

 

片岡たちが昨日それぞれに起こったことを順番に説明していくと大半が同情や速水へ不審な目を向けるが何人かはその話に不自然な点を感じていた。

 

「・・・・・いや、おかしくね?」

 

「何だよ郷!?俺たちが嘘ついているって言うのかよ!!」

 

「落ち着けよ前原!郷の話も聞けって」

 

「速水なら昨日は俺や千葉と一緒にいたけどな?」

 

「ああ、それは間違いないな」

 

千葉も郷の言うことに頷く。2人は確かに昨日は速水と一緒にいた。速水が2人視界から消えたのは精々お手洗いの時の数分だった。

 

「でっでもよ!郷たちの言ってることが正しいとは言い切れないだろ!?」

 

だが、それでも前原は納得できずにいた。速水を見たというのは5人も同じであるし郷たちは速水と仲がいいため庇っていると思われても仕方ない。

「でもさぁ〜」

 

と、いままでそこでカルマが手を上げ会話の中に入っていった。

 

「仮に郷たちが速水さんを庇っていたとしても前原たち5人の言うことが全部本当っていうのは無理じゃない?だよね律」

 

『確かにカルマさんの言う通りです。片岡さんたちの当時の位置、速水を目撃した時刻を纏めましたが・・・・』

 

律が写し出した地図には図書館や公園、病院に動物園と喫茶店がマークされているがそれらはいずれも距離が離れていた。

 

 

『時間内にこの距離を移動するのは不可能です』

 

律がそう断言すると流石に片岡たちも納得するしかなかった。

「でもよ!じゃあ俺たちが会った速水は一体誰なんだよ!?」

 

杉野は昨日実際に速水と一緒に野球をしていたため見間違えとは思えなかった。

 

「・・・・もしかして、ロイミュードなんじゃ?」

 

渚の呟きが教室に拡がった。

 

「ロイミュードがボクたちを険悪にするために仕組んだ罠なんじゃないのかな!?」

 

「確かに、その可能性はありますね〜」

 

「「「・・・・・・エッ!?」」」

 

気付かない内に教室に殺せんせーが入ってきていた。

 

 

「いや〜焦りましたよ。授業の準備をしてたら片岡さんたちの声が聞こえましてね〜・・・先生、学級崩壊が始まったのかと思いましたよ!!」

殺せんせーの手には【防げ!学級崩壊】という題名の本があった。

 

 

 

 

 

「では、先程の話ですがロイミュードが皆さんを仲違いさせるのを目的と仮定しまして何故速水さんに化けたのでしょうか?」

 

殺せんせーが教壇に立ち生徒たちもそれぞれの席につく。

 

「E組をバラバラにするならクラスの中心人物である磯貝くんや片岡さんの方が効率がいいですからね〜〜その辺りについてはどう考えますか?・・・・郷くん!!」

 

「ワッツ!?」

 

いきなりの名指しにビクッとした郷に全員の視線が集まる。

 

「あ〜・・・今回のがロイミュードの仕業なら多分犯人はロイミュード083だろうな」

 

郷は即答でロイミュードのナンバーを断言した。

 

「何でナンバーまで分かるの?」

 

茅野の疑問は殺せんせーを含む全員の疑問であったが郷はそんなの決まっているとばかりだった。

 

「ロイミュードが人間に化ける時は対象の記憶を読む必要があるからな。速水がロイミュードと接触した覚えがないなら既に速水コピーしている083しかないだろ?」

 

郷は どうだ?と周りを見るがみんなはロイミュードの人間に化ける方法や速水がロイミュードにコピーされたことがあるという事実に驚いていた。

その様子に気付いた郷は、

 

「・・・・・アレ?言って無かったっけ?」

「「「「初耳だわ!!」」」」

 

「そだっけ?いや~まだ数か月前の事なのに懐かしいなぁ・・・・」

 

郷は何処か遠い目をしながら当時を思い出す・・・・

 

「あれは冷たい雨が降りしきる日だった。異形の怪物によって姿を奪われた少女は天よりその身を投げ出された・・・・まさに、一人の少女の命が無惨にも散ろうかと言うその時にっ「いいわよワザワザ振り返らないで///!!」ってオイ!!」

 

当時を思い出したのか速水は恥ずかしそうに叫び郷の回想を遮る。

 

「何すんだよ!コレから颯爽と現れた俺の活躍を語る所だったんだぞ!!」

 

「いいわよそんなことしないでも///!今は私に化けている083の事でしょ!」

「にゅ〜・・・話の続きはとても気にはなりますがぁ・・・郷くん何かロイミュードのコピーを見抜く方法は無いのですか?」

 

 

「それがあったら苦労して無いっスよ。まぁ取り合えずしばらくの間は速水に目印でもつけるしかないっスかね」

 

郷が指を鳴らすと教室にマックスフレアが入ってきた。

 

「しばらくフレアに速水のボディガードをやらせッから」

 

マックスフレアは速水の席へと着くとそのまま速水の肩に乗った。

 

「外で速水と会ったらフレアの存在を確認してもしフレアがいなかったら俺に連絡するってことで」

 

 

 

 

―――――――――――――——————————

 

 

放課後、郷はビット内で今までのマッハの戦闘データをまとめていた。

このデータを元にデットヒートのパワーを効率良く扱えるようにするためだ。

 

「・・・・ハァ〜・・・・つっかれた〜」

 

一区切り付き凝った身体を解す。

ギシッギシッと郷の身体から鳴る音に混じりスマホの着信音が聞こえた。

「ん?岡野からっ珍しいな・・・はいは〜い、どした?」

 

『あっ郷!?今、家に帰ろうとしてたら凛香がっ!』

 

「――てッいきなりかよ!?」

 

郷はすぐさまライドマッハーに乗り走り出す。

 

岡野の話ではニセモノの仕業だとわかってもやはりギスギスしている速水や片岡たちの仲を戻そうと女子たちで食事をしようとファミレスに向かっていた所、突然曲がり角からもう1人の速水が現れた。

 

もう1人の速水は自分が本物だと主張したがそれがウソなのは分かりきっていた。今日は1日、速水は常に誰かと一緒におりしかもその肩にはマックスフレアが留まっている。だからこそ岡野たちは今、隣にいる速水こそが本物であると分かった。

 

郷に連絡しようとするとニセモノはその場から逃走しだし速水がそれを追いかけたらしい。

 

 

 

 

「岡野、矢田、片岡!」

 

「「「郷(くん)!」」」

 

 

「速水は!?」

 

「あっちに行ったよ!」

 

岡野達の下に駆け付けた郷はそのまま岡野が指さした先へと向かう。街灯が少なくなり闇に包まれた道をライドマッハーをライトが照らす。

 

 

まだ視界には入らないが闇の先から2つの速水の声が言い合っているのが聞こえた。

 

「いい加減にしなさいよ!速水凛香は私よ!!」

 

「・・・うるさいわね。黙って私に速水凛香を譲れば命は取らないで上げようと思ってたのに、なら此処で死になさい!!」

 

「ッア・・・キャッァァ!!」

 

 

「—————ッ!?速水!」

 

ライトの明かりが二つの影を捉えた。郷がゼンリンシューターを構えたその先に居たのは・・・・

 

「はぁはぁ・・・郷!」「・・・・郷」

 

地面に倒れ息を乱す速水。そして・・・そんな速水に銃を向け冷淡な笑みを浮かべるもう1人の速水だった。

 




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