暗殺教室・その転校生、未来人で、仮面ライダー!   作:真田丸

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 ギリギリでセーーーフ!!


何とか平成最後の投稿間に合いましたぁぁ!!

ジオウはアギトの篇演出が最高過ぎでしたし響鬼ではまさかの京矢変身体の登場で嬉しかったです。
令和でもジオウに期待していきたいです!





※タイトルの数字が間違っているとの指摘を受け訂正しました。


速水の時間⑥

速水からの連絡を受けた郷は速水の家へと向かう途中に夜道を走るロイミュードの後ろ姿を見つけた。

 

ナンバーは確認できなかったが背を向ける方向から見て速水の言っていた083だと判断できた。

 

だが、住宅地の今仕掛ければ人目につきやすい。幸い相手は郷に気付いていないらしくフラフラと移動している。

 

(・・・・少しタイミングを見るか)

 

そう考えた郷はライドマッハーから降りロイミュードの後を着けていく。

 

 

しばらくするとロイミュードは小さな公園のトイレへと入った。

 

(ココならいけるな)

 

郷は隙を見て仕掛けようとゼンリンシューターを手に中を除くとロイミュードは洗面台の鏡を見ていた。鏡に写ったロイミュードの胸のナンバー、ソレはやはり083だった。

「ワタシハ・・・ロイミュード・・・?」

 

「見付けたぞ!083!」

 

郷は083に銃口を向けながら叫びドライバーを装着する。

 

「――ッ!?ゴ、郷!?」

 

「レッツ、変身!!」《シグナルバイク!ライダー!マッハ!》

 

郷はマッハに変身すると有無を言わせず攻撃を仕掛けた。

 

ゼンリンシューターによる打撃が083のボディを打ち抜きトイレの壁へと叩き付けた。

 

「キャアァァッ!?」

 

壁はその衝撃に耐えきれずに砕け散り083は外へと吹き飛んだ。

 

「ウッ・・・アアッ・・・!」

 

「・・・・今度の今度こそ逃がさねぇよ」

083を追い砕けた壁から外に出たマッハは倒れ込む083にゆっくりと近付きながらゼンリンストライカーを回しながらエネルギーを貯める。

 

083の周りの地面には壁と共に割れた鏡の破片が刺さっておりそこに写る自身の姿を見て呟く。

 

「・・ソウダ・・・・ワタシハ・・ロイミュード・・ロイミュードナンダァ!!」

 

 

突然吠え出した083は指先から光弾を連射しマッハに攻撃するがゼンリンシューターですべて弾き落とした。

 

「おっ!ようやくやる気になったか?」

 

「アアアアァァァッ!!」

 

マッハは雄たけびを上げ殴り掛かって来る083の攻撃を躱してゆきバックステップで距離を開ける。

 

「さぁ~って、マッハで決めさせてもらうぜ!」《ズーット!マッハ!》

マッハは音速の領域に入り083の視界から消えた。

 

「・・・ッ!?アアッ!?」

 

 

083の背後に回り込みゼンリンシューターを叩き付ける。083は振り返り反撃しようとするがそれより早くマッハは距離を空け今度は側面から攻め立てた。

 

反撃の隙は与えない。マッハの怒濤の連続攻撃が083を追い込んでいく。

 

「そんじゃ、コイツでトドメだ!」《ヒッサツ!フルスロットル!マッハ!》

 

上空へと飛び上がったマッハは高速回転をしエネルギーをチャージ、その勢いのまま083へとキックマッハーを放つ。

 

(・・・・ソウカ・・・コウスレバ・・クルシマナクテイインジャ・・ナイ・・)

「ハアァ!?」

 

083は一切の抵抗を見せる様子も見せずむしろマッハの必殺技を受け入れるかのように両腕を広げる。

 

(コレデ・・・モウ・・クルシマナデ・・・・スム・・)

 

予想もしなかった083の行動に困惑するマッハだったがキックの勢いは止まらず083へと迫った。

 

だがその時、マッハの攻撃をナニかが弾く。

 

「グウッ!?」

 

バランスを崩しながらも何とか着地した郷は自身の妨害をしたモノの正体に仮面の下で目を見開く。

 

「お前ッ!?・・・・どういうつもりだよ?」

 

「・・・・・フレア?」

 

マッハの攻撃を防ぎ083を護るように立ち塞がったのはマックスフレアだった。

先程、083と戦った際のダメージを残した状態でボロボロのままにも関わらずフレアは自身に与えられた任務のためにこの場に駆け付けたのだった。

 

 

「フレア、そこを退けよ!なんでお前がロイミュードを守るんだ!」

 

マッハの叫びにもフレアは083の前から動こうとはしない。

 

「ッ〜〜!もう一度言うぞ。そこを退けよ!退かないなら・・・・」

 

マッハは銃口をフレアへと向けた。

「退かないならお前も撃つぞ!」

そう言っているかのように銃口はフレアに狙いを定めている。

 

 

「・・・・・フレア・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・バカ野郎」

それでも動こうとしないフレアにマッハは引き金を引いた。

 

「ダメ、郷!!」

 

フレアへと迫る光弾の前に083が立ち塞がった。

 

「なぁっ!?」

 

「アアアッ!!」

 

ゼンリンシューターの光弾を受け悲鳴を上げながら倒れていく083はその姿を速水のモノへと変えた。

 

「何なんだよ・・・・」

 

対してマッハは先程からの出来事に訳が分からなくなっていた。

 

シフトカーのマックスフレアがロイミュードを助けロイミュードの083がフレアを守る。

普通に考えてあり得ないことが立て続けに起こり理解が追い付かない。

 

 

マッハが呆然と倒れていく083を見ているとフレアがその身に炎を纏い向かってきた。

 

「アッ!?ガアァァ!!?」

 

対応が遅れフレアの突撃をまともに受けたマッハだったが、その衝撃とは別のナニかが身体を巡っていくのを感じた。

 

 

 

「アッ!?・・・・・・・ハァ・・ハァ・・・・」

 

変身が解除されたが何とか踏みとどまった郷だったがその視界に入った083だった速水の姿を見ると

 

「ハァ・・ハァ・・・・・はや・・・み・・・?」

 

先程まで、ロイミュードに間違いないと思っていたその姿が今は本物の速水にしか思えなかった。

「・・・・ご・・う・・・?」

 

「――ッ!速水!!」

 

郷は傷付き倒れながらも自分の名前を呼ぶ速水に駆け寄ろうとする。

 

 

 

「郷!!」

 

「――ッ!?・・・・・えっ?」

 

速水へと向かった脚が背後からの声で止まる。振り返ってみるとそこにいたのは部屋着姿の速水だった。

 

「・・・・・速水」

 

「郷、今度はちゃんと倒してくれるのよね?」

 

妖しい笑みを浮かべるもう一人の速水の眼が郷を見つめる。

 

「アッ・・・・アアッ・・・・!?」

 

もう一人の速水を見た瞬間、郷はまるで頭の中が書き換えられていく違和感を感じた。

「郷、あのロイミュードとそれを守ろうとするシフトカー、両方とも壊してくれるわよね?私の為に」

 

「アアッ・・・・・ア・・アアアッ!」

 

だが、その違和感は次第に弱まっていく。

 

「お願いよ郷、アイツラを壊して」

 

「アッ・・・・ああ、分かってる」

 

郷は未だ若干の困惑を残した眼で銃口を再び速水とフレアへと向けた。

 

 

「フレア・・・良いのよ。私に構わないで逃げて・・・!」

 

速水の言葉に対しフレアは絶対に逃げない。絶対に守る。言うかのようにその身に炎を纏い戦闘態勢に入り郷と対峙する。本来だったら共に戦う戦友のはずの仮面ライダーとシフトカーが敵対する事となった。

 

 

「・・・・フフフッ・・」

 

その様子を郷のすぐ後ろから見ながらもう一人の速水の卑しく笑みをこぼす。

 

 

「———ッ!ハアァァァァァァ!!!」

 

「———ッ!?キャアァァァァぁ!!?」

 

ゼンリンシューターの攻撃が速水へと繰り出された。

 

ゼンリンシューターの【打撃】が郷の【後ろにいる速水】へと・・・

 

 




モチベーションがあがるので感想宜しくお願いします。

あばよ平成!宜しく令和!!
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