超神機動戦士ガンダムEXSERIONMEMOREYS 作:カオスサイン
苦戦の末黒きEGの内一機を捕獲した俺達だったが・・
「なんでこんな子が?!・・」
その黒きEGに搭乗していたのはどう見ても平気で人殺しができるようとは思えない少女だった。
「と・・とにかく話を聞くしかないわね・・」
「ちょっと待った、・・よっと・・!」
俺は気絶しているその子を抱き抱える
「どうするの?」
「回復するまでこの子は俺が預かっておくよ」
まずはこの子が意識を取り戻すまで待つしかない
「そう・・頼むわね」
~・・・・・~
「う!?・・・・・此処は何処?・・・」
そうだ・・私、気絶して・・それに兄さんにもおいていかれてしまったんだ・・
「兄さん・・・」
私はまた目を閉じた
「お!?」
誰かの声が聞こえてくる
「ハッ!?・・此処は?・・」
「やっと目を覚ましてくれたか!ここは俺の部屋だ」
「!・・」
この人は私と兄さんが戦った・・
「三日も意識を失っていたから心配したんだぞ」
そんなに私は意識がなかったらしい
「・・・」
「俺はカオスサイン。君の名前よかったらの事だが教えてくれないか?」
「神名先・・零華・・」
「それじゃ、零華さん、君と牙道は一体何の為にあんな事を?・・」
「・・・・・」
「話したくないのなら無理強いはしないよ。また会える時がくるまでウチにいればいいから」
そういって彼は部屋から出ていった
兄さん、私これからどうしたらいいのだろう?
俺は皆を家に集合させて会議を開いた
「ああ、しばらくの間は向こうも身動きが取れないはずだから」
「そうだね・・」
「彼女どうするの?」
「また奴がやってくるまでウチにいらせる」
「それが一番ですわね・・」
彼女は理由を話してはくれなかった
俺達を信用してくれていないのであろう
「兄さん・・」
彼女は暗い顔になる・・
~・・・・・~
「・・それでおずおず撤退してきたと?」
「はい・・」
「牙道よ、お前までワシの期待を裏切るなよ!」
「YES!」
~あれから翌日~
「はあー・・」
私、神名先零華は兄さんも戦っていたあの男の所にいる
なれなれしいけど・・
その頃当の本人はというと
「へっくちゅん!」
「どうしたの?お兄ちゃん」
「誰かが俺の悪口言ってる・・」
戻
「そういえば・・」
私のEG、ルナティックは今頃一体どうなっているのだろう?・・データー収集やらされているか
私は彼の家の廊下を何の気もなくうろついていた
「あ、やっと発見した零華さん。
駄目だよ勝手に一人でうろついちゃ」
彼がこちらに歩み寄ってくる
「あなたがここにいていいって言ったんじゃない・・///」
「それはそう言ったけどさあ・・」
そんな彼に少し苛立ってきてしまっている
そんなことより私が聞きたい事は一つ
「私のルナティックは何処?」
「!」
サッ!私は袖に隠し持っていた短剣を彼の首に突き付け脅そうとするが・・
「おっと!そんなに心配しなくても大丈夫だから信じてくれ!」
「!?・・」
彼は素手で剣を握り止め、血が少量出ている
でも彼の顔は真剣であった
「・・痛くないの?」
「そんなにね・・君が受けているであろう痛みに比べれば数倍マシだよ」
「・・・・・」
ますます変な人・・私が受けた痛み?何を言っているのか理解し難い
「そろそろいい加減に理由を話してくれないか?」
「~・・///」
はじめて・・他人を・・彼を信じてみようと思う
「いいわ・・」
「!!・・」
一時間後俺達は零華さんを連れて学院の格納庫へ来ていた
零華さんの生い立ちはこうだ
零華さんと牙道の神名先兄妹は二年前に母親が病死し、今年十五年ぶりに帰ってきた父親は変貌していた
牙道は気付いていないみたいらしいのだが、零華さんにはハッキリと確信していた
愛を教えられないまま生きてきた兄妹はその後父親に連れられた研究所でNMと判明し、EGに搭乗させられ世界各地の破壊・テロ活動に利用されていた
その父親がどうも怪しいな
零華さんは既に理事長の許可をもらったので明日から通うことになっている
「まあ、奴にも直接聞いてやるしかないようだな!・・」
真意の先の向こう側で立ち塞がる壁をこの手で壊すんだ!
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