超神機動戦士ガンダムEXSERIONMEMOREYS 作:カオスサイン
「・・・ハッ!?」
「ご主人様!目が覚めた!」
「カオス!」
「皆・・」
俺は仮弥さんに病院まで運ばれたようだ
皆が俺の周りに集まっていた
「アニキ俺が弱くてスイマセンでした!」
「テメエ等五月蠅いぞ」
牙道が隣で寝ていた
「そういや、ユリシアは?」
「・・・・・」
俺はユリシアだけがいないことに気付き他の皆に聞くが皆口ごもってしまう
「ユリちゃんは・・」
「おい、待てよまさか!?・・」
途端に不安がよぎる
「コレ・・」
美井香が 俺にノートの切端を手渡す
「やっぱり!・・」
「[カオス、他の皆へ 私がいたら皆が傷付いちゃうからどこかへいきます・・探さないで下さい・・]」
「そんな!?・・」
俺は己自身の力不足に嘆く
「まさか仮弥あなたまでここに来ていたのね」
有栖川さんが言う
「アルコ、俺達の事話すぞ」
「ええ」
そして仮弥さんと有栖川さんは語り出す
「ユリシスリアは一度裏世界を滅ぼした過去がある」
「いや、彼女の力を悪用されたといった方が正しいわね」
「どういう事だ!?」
「彼女のその完璧な力を狙い天上界から裏世界に降りてきた天使長がいたんだ」
「彼は彼女をまんまと引き入れ、裏世界での少年、お前の力をも狙った」
「裏世界の俺!?」
「彼女の力をフルに開放するには[混沌]の力も必要不可欠だったからだ」
「そして、先日戦ったあの紫の機体、[呪い]の力を持つカースEGのNM、堕天使族のフィア・ローは彼が少年を操って殺した」
「俺が・・人を殺してしまった!?」
「でも彼女はあなたが自己意思で殺したとの偽の記憶を植えつけられているわ」
「その天使長の名はユズラエル!新参成り上がりで上がってきた奴だ」
最初から世界を我が物にしようと目論んでいたのか
「残った俺達で戦ったが彼には逃げられてしまった・・」
では彼女は俺に殺されユリシアがそもそもの原因と思い込んで苦しんでいるのか・・
「もう一つ、合体についてだがこれは必ず異性のNMでなければ合体不可能だ。だから俺と神名先牙道との合体は必然的に無理だ」
「でもあの時、零華さんと合体しようとした時できなかったのは何故だ!?」
「そこは己自身で気付くんだ」
彼は教えてくれなかった
「・・・・・」
皆、顔をうつむかせている。
「・・ユリシアを探しにいく・・があー!?・・」
激痛が走る
「駄目だよ!まだ傷が治っていないんだから、みい達がユリちゃんを探すからお兄ちゃんはここでおとなしくしてて!」
「だけど・・俺が探してやらないといけないんだ・・がはっ!?・・」
「お兄様!?」
当然痛みに耐え切れず俺はベッドに戻る
「・・探しにいくね・・」
皆ユリシア探しに出て行った
「テメエもおとなしくしておけ」
隣で話を聞いていた牙道はそんな事を言う
「他人事だと思って!クッ!?・・」
俺は改めて泣く
「今は見つかることを祈っておくしかねえだろ」
「・・だよな・・」
俺はただただひたすら待つだけであった。
「シオン?例の件頼みましたわよ!」
先輩はシオン先輩と何かを話していた
その頃
ザー!
真夜中雨が降りしきる中少女は歩いていた
「カオス・・・リティーナお姉ちゃんも他の皆も心配しているよね・・でも私戻ったらいけない・・」
「見つけたよ、ユリシスリア!」
「!・・」
「さあ、こっちにきなさい・・あなたがこの世界からいなくなれば世界は危険に貶められることはない」
「それは違うぞ!」
「ユリちゃん、そっちにいっちゃダメェー!」
「!」
「彼女の力を悪用した者がいるせいだ!彼女が悪というわけではない!」
「ユリちゃん、お兄ちゃんも心配しているよ帰ってきて!」
「ユリさんがいなくなったら悲しむ人がいるんです!」
「!・・」
「・・・」
なおも彼女を守ろうというのか彼等は・・
「ユリシスリアは私の手で始末する!」
彼女はEGを呼び出す
「フィア・ロー!偽の記憶を植えつけられている事に気付け!そして目を覚ませ!」
「フィアさん!昔のあなたに戻って!」
「五月蠅い五月蠅い五月蠅い!倒す!・・」
その頃
「ユリシアちゃんが見つかったわよ!」
「ホントか!?」
「でもあの堕天使の子もいる・・」
「!そういえば先輩、さっきシオン先輩と何を話していたんです?」
「ユリシアちゃんの為に開発したEGの件ですわ!早速届けにいかなくては」
「先輩俺も行かせて下さい!ガッ!?・・」
「弟くん無理はダメですわ」
「こんな・・痛みに・・なんか・・負けて・・たまるかあー!俺よりも深い傷を負った人がいるんだから!俺は守りたいものがあるから!動いてくれ!エクセリオンガンダムー!コード!」
改修中であった機体は天使化し動き出す
「また・・」
俺は急いでユリシア達んのいる場所へ向かった。
「先輩は先にユリシアに機体を届けてあげて下さい!
俺もすぐに追いつきます!」
「分かりましたわ!」
先輩は機体を積んだ貨物機で行った
「さて俺も行くか!間に合ってくれよ!」
ゴォー!
俺もフルにブースターを吹かし急ぐ
その頃
「五月蠅い!おとなしく倒されてよ!」
「話を聞け!お前はあの少年自身の意思で殺されたのではない!ユズラエルの陰謀だったんだ!」
「皆起動して!」
全員がサインシステムを起動させる
「フィアさん少しの間我慢して「エンジェリックフレイマーソード」!」
「「カースオブエクスエンド」!」
ドコゴーン!激しくぶつかり合う
「皆・・」
そんな皆の為に援護したいが今の私にはギガギアガンダムもない・・何もできない・・
「ユリシアちゃん!」
「リティーナお姉ちゃん!・・」
「間に合いましたわね。ユリシアちゃん専用のEGですわよ!」
「!」
ガコン!
「これは・・」
深緑の機体が姿を表した
「これが・・私の・・ユリシスリフィアエクセリオンガンダム!・・お願い!力を借して!」
その頃
「邪魔をするなあー!」
黒きMSクロロノホルムの軍勢が迫ってきた
恐らく足止めの為だろう
「「エンジェリックカオスダークネスグレイヴサインスマッシャー」!!」
ガシュ!ドン!
「間に合ええー!」
「!」
「カオス!」
「皆!ユリシア!」
どうやら合流できたようだ
「それがユリシアの専用EG!・・さあ、手を伸ばしてくれ!ユリシア!」
「うん!」
「少年!さあ、叫べ!その真なる名を!」
「[超神合体!EGクロスシンクロ]ー!!」
「なんですって!?」
キイーン!!真なる闇と混沌、真なる完璧な力が交わりし時、それは覚醒する!
「力が・・溢れてくる!・・」
「・・・カオスの力・・感じる!・・」
「カオスダークネスユリシスリフィアエクセリオンガンダム!!」
「「パーフェクト・カオスダークネスリフィアアロー」!!」
シュシュシュン!
「う!?・・」
そしてフィア・ローは気絶し彼女のEGは機能停止し終わった
「カオス・・勝手にいなくなってゴメンね・・」
「いいんだ!お前が無事だったのなら・・」
ユズラエル、奴を倒さぬ限り本当の平穏は訪れない
俺は改めて心に誓ったのだった