俺がこんな修羅場でまともなスキルが無いのはおかしいと思う 作:千倉
そうで無い方はお久しぶり・・・って訳でも無いけどお久しぶりです。千倉です。
ギャグが描きたかったんでこうやってオリジナル作品として投稿させて頂きました!
それではどうぞ!
「______さて、貴方には今、2つの道があります。」
どうしてこうなったのだろうか。
俺の前に立っている謎の美少女を前に、そんな事をずっと考えていた。
そう、つい数分前までの俺は立派な生きた人間だったのだ。
なのに突然________
〜*〜
「はぁ〜今日も今日とてダルいな馬鹿野郎・・・ベランダに美少女でも掛かってn・・・・やっぱいいわ。」
そんなど〜〜〜っでも良い様な呟きを漏らしながら俺は朝食の準備を始める。
俺こと
そんな引きこもりな所以外を除いたらごくごく普通の人間だ。
「今日は何食おうかな・・・普通のトーストにコーヒー、目玉焼き辺りでいいか。」
そう言って足元の引き出しからフライパンと油を取り出して火元にセットする。
「あ、油入れすぎた。えっとキッチンペーパーキッチンペーパーは・・・・あったあった。」
背伸びしてギリギリ届くかどうかという所に置いてあった新品のキッチンペーパー。
ここで素直に踏み台とか、何かを持ってきてキッチンペーパーを取れば良かったんだ。これが元凶なんだ。
「・・・っと、えいしょっ・・・・なかっ・・・なかっ・・・取れねぇな・・・クソッ・・・」
必死に背伸びをし、右手をまるでオモチャを追いかけるネコの様に左右にベシベシ振りながらそれを取ろうとする。
「ええいっ!面倒くさい!」
そこで痺れを切らして大きくジャンプしてそれを掴む。
いや、掴んでしまったというべきか。
俺の肩が思い切り棚に直撃してそれを大きく揺らす。
中には包丁などの危ない調理機器も沢山入っている。倒れなどしたら大☆惨☆事になるのは確定的に明らかなのは当たり前だよなぁ?
いや、今のは決してフラグを立てた訳じゃない。そんな事をした訳じゃあないぞっ!!ポル○レフッ!!
「・・・・あ」
死を・・・・・目の前にしたらそう簡単には動けない。
アニメとかでキャラが死亡するシーン。
見ていると(あれ?これ、こうすれば良いんじゃねぇの?)と思う事がしばしばある。
しかし、実際体験してみると案外何も出来ないものだ。
「嘘だろおおおおぉぉぉぉぉっ!!?」
そのまま棚と大量の調理機器に食器などなどetc・・・・そんな物達に雪崩れ込まれ俺はあえなくそれに巻き込まれた。
だが、その時は頭を打ったり軽く切り傷が出来ていたりで別に死ぬ程の事態では無かったらしい。
しかし、俺は自他共に認めるナイト・・・じゃなくて、不幸人間だった。
不幸のおかげでストレスが溜まったり元々の性格も含め、結構曲がった人格に立派?に育った俺は周りから散々
『喋らなければイケメン。』
『薄幸美人、ただし性格は除く』
『イケメンカス虫』
とかとかとかとか!
とにかく不名誉なのか褒めてるのか、よく分からないあだ名で周りから呼ばれ続けた。
・・・話を戻そう。
それで、頭を思いっきり壁に打ち付けて脳震盪で気絶してた訳だが・・・そのままで済めばなんと平和だった事だろうか。
隣の棚から母さんが大金をはたいて買った秘蔵の出刃包丁。それが落ちてきたのだ。
しかも、俺の顔面に一直線・・・もう、やってらんない☆
そうしてめでたく・・・めでたくもねぇわっ!アホがっ!
包丁がおでこに綺麗に刺さった俺はあえなく絶命した_____って訳だ。
・・・・ん?何でこんな事が分かるのかって?
目の前の天然女神?が全部長々と説明してくれたから❤️
「何かぼーっとされている様ですが・・・話を続けてもよろしいですか?」
目の前の俺の一生について1時間以上も長々しく立ちっぱなしで聞かせた(本人に悪気はないのだが。)なんか神々しい黄色のローブを身に纏い、いかにも聖職者とかシスターとか、そんな見た目をしてる巨乳の女神が話しかけてくる。
これまた天然なのか開けた胸元が少しかがんでいるおかげで更に谷間が強調された。
「えっあっはい・・・続けて下さい。」
まともに女の子との交流などある訳のない童貞・・・童貞ちゃうわ!!・・・ごほん、ウブな俺はそれだけで顔を赤らめて上ずった声で返答してしまう。
「はい、それじゃあ話の続きなのですが_________貴方の、鞍馬瀬名としての肉体、記憶を全て無くした上でもう一度日本に生まれる。
もしくは・・・体や記憶はそのままに、異世界へと転生するかです。」
「えっ・・・・異世界って・・・え?」
「えぇ。最も、地球とは何もかもが大きく違いますが。
この宇宙には地球以外にも人間が見つけていないだけで沢山の世界があるんです。」
ヘェ〜・・・そう言えば、宇宙って無限に続いてるんだっけ・・・そう考えれば地球みたいな星が一個だけとは限らないか。
ていうか・・・その二択はあもりにも鬼畜すぐるんですがあの・・・
幸せな日本で普通の家庭に生まれる・・・とも限らんか。そうやって生まれて第二の人生。
もしかしたらドラゴ○クエストとか、ファイナル○ァンタジーみたいに、魔王とかいて修羅場な世界にコンティニューするか。
うん!難しいなぁ☆・・・・いや何でこんなの選ばないといけないんだよ!
究極の選択過ぎるわ!!どうしよう!!目の前の女神様がだんだんヤモ○に見えてきた!
『金木ぃ!!選べぇ!!』
とか血走った目で凝視しながら言って来そうで超怖いんですけど!!
ああやばいやばい!!落ち着けおちけつおちけつ、素数を数えるんだ・・・123456789・・・・よし!
「じゃ、じゃあ俺は________」
日本での平和な生活を望んで!!
第二の人生!スターt「ちょっとフェイ!!こっちに送りこみなさーーーーーい!!」
親方!空から幼女が!
見え_______ゲフゥッ!!
「なんかあんた、変な事考えてたでしょ!」
空から降ってきた幼女はフェイ?って言うのかな・・・女神様と同じ服装の赤色verを着ていた。
「イ、インさん!?ど、どうしてここに______」
「説明は後!とにかく!こいつは私の管理してる世界に連れ込ませてもらうからね!」
え?こ、こいつってもしかして・・・・俺の事?
まさかこれは・・・異世界直行コース?
いや待て待て待て待て待て待て!!
そんな横暴がまかり通る訳________
「それはこの人の自由です!無理やり転生させるなんてそんな______!」
「ええいうるさいわねっ!そうと決めたらそうするのよ!」
ロ、ロリババアの圧力パnケブッファッ!!?
「あ、ちょ、ちょっと・・・そこは・・・そこは・・・いけない・・・でしょ・・・・」
よ、幼女に思い切り股間を蹴り上げられる日が来るとはな・・・・
「ふんっ!また失礼な事考えてるからそうなるのよ!」
「あぁっ!大丈夫ですか!?鞍馬さん!!」
ふふ・・・・ははは・・・・災い転じて何とかかんとか。
膝枕されたぞ〜やった〜おっぱいで視界がいっぱいだ〜・・・マジで股が痛い。
将来有望になる予定のマイジョイスティックの機能に障害でも出てたらどうしてくれるんだ・・・
「ああもうっ!じれったい!!とっととするわよ!」
そう言ってインとかいうロリババア女神は何やらブツブツと呟いて持っていた杖を振り上げる。
すると俺の真下に俗に言う魔法陣が現れる。
白い光の壁が完成すると俺に膝枕をしていたフェイさんが吹き飛ばされてしまう。
「きゃあっ!」
「フェ、フェイさん!?」
驚きながら声を掛けるもそこから出る事は出来ない。
「気をつけて下さい!!この人______インさんは結構ガサツなのでもしかしたらいきなりモンスターの目の前何て事になりかねません!!」
「ええっ!?ちょ、それってどういう______」
「おいいいい・・・・フェイ?私がガサツって・・・それは一体・・・・どういう意味かしらああぁぁぁぁ?」
「あ、ちょ、そ、それはその・・・・言葉の綾と言いますか・・・つい口が滑ってしまったというか・・・」
「こんのデカ乳女あああああああああああぁぁぁぁっ!!
無駄に立派なもんぶら下げやがってえええぇぇぇぇえええぇぇぇぇえええぇぇぇぇっ!!少しは分けなさいよこの野郎おおおおおおおおおおおっ!!」
「ああっ!ちょっ!や、やめ____あああああああああああああああああっ!!」
「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!ロリババアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!俺も混ぜろおおおおおおおおおおおおっ!!」
ドンドンとババアに乱されていくフェイ様の着衣を見てついつい俺も男としての本能が爆発してしまったようだ。
っていうか!!ドンドン浮いてるんですけど!!
もしかしてあの天井に着いたらもう転生しちゃうの!?
「嫌ああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!下がってええええええええええええええええええええっ!!!」
俺の断末魔の様な叫びも虚しく天井に頭が触れた途端、俺の視界はホワイトアウト、何も見えなく、感じれもなくなっていった________
〜*〜
「ん・・・・あ?ここは・・・一体?」
目をさますと俺は草むらに寝転がっていた。
背中からの感触でそれを感じながら目を開ける。
すると広がっていたのは青い空________ではなく、真っ赤な口内と真っ白なトゲトゲの牙だった。
「うわああああああああぁぁぁぁっ!!」
これまでに行った事も無いであろう全力のローリングを見せ、横に回避する。
そして俺がいた場所にはまぁそれはそれは大きな牙の跡が出来ていましたとさ・・・・・
「逃げろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
後ろも振り返らず俺をパックンチョしようとした奴が何なのかも分からずとにかく全力で走った。
というか、後ろ向いたら減速アンドビビって腰が抜けてそのままビビって動けず捕食エンド☆
「ぜってぇ捕まるかああああああああああああああああああああああぁぁぁぁいっ!!」
もう今日何度目かも分からない絶叫の様な奇声をあげながら走る俺。
・・・・ん!?遠くになんかそれなりに逞しい人影が見える!!あれは人か!?人なのか!?人なんだろ!?人であって下さいお願いします!!
段々と近づいていくとそれが鎧を着込んだ女性だと気づく。大剣を地面に突き刺して仁王立ちしているその姿は女性に似つかわしく無い後ろ姿を醸し出していた。
長く伸びた銀髪をポニーテールで結んだその背中に俺は全力でダッシュした。
「すいませええええええん!!助けてくださあああああああああああああいっ!!」
「・・・・ん?何だ?」
少し遅い気もするが俺に気付いたその女性は後ろに振り返る。見ると顔はとても整い、意志の強そうな緋色の瞳が印象に残った。
そして・・・・不味い。非常に不味い。
この俺がジャンプして落下していく角度ッ!!速度ッ!!その全てを考慮するとっ!・・・・・・この人のおっぱいにダイレクトダイブしまーす。
「え!?えぇっ!?」
露骨に驚きを隠しきれていない女性。
まぁ当然か。今の状況、3行で説明するとこうなる。
『変な奴に追っかけられてる変な輩。』
『変な輩が変な奴を連れて猛ダッシュ中。』
『変な輩が自分の胸に突っ込んでくる。』
まぁ!何ということでしょう!
何にも分かんねぇわ。
「すいまっせええええええええええええんっ!!」
そして俺は最早セルフ槍投げ(投げられる側)状態のまま女性のおっぱいにダイレクトアタックしたのだった____
ありがとうございました!
ギャグってのはあまり書いた事無いので不安ですw
よろしければ感想、評価等よろしくお願いします!