今回は少し短めの話となります。
ではではお楽しみください!
「私をっ......! 弟子にしてください!!!」
「.........えっ?」
「ユウトさん!あなたとなら、私はもっと上を目指せると思うんです!! ですから、どうかわたしを弟子にしてください!!」
メイは必死になってユウトに頭を下げる。
いきなり弟子にしてくれと言われて戸惑うユウトであったが、彼が返せる言葉はもう決まっていた。
「悪いんだけど、君を弟子にすることはできない...」
「っ!! そう...ですか...。そのっ、いきなりこんなことを言ってすみませんでした! ユウトさんのバトル、とてもためになりました、ありがとうございました!!」
「あっ、ちょっと待っ...行っちゃった...」
ユウトは先程でのバトルの意味をメイに伝えたかったのだが、それを言おうとするよりも早くにメイはどこかへ行ってしまった。
メイを見失ってしまったユウトは、これといって特にやることも無いので、シダケタウンの宿屋に戻ることにした。
「おかえりなさい、ユウト君。大会はどうだったの?」
宿屋に戻ると、宿主であるカナデさんが出迎えてくれる。
「もちろん、優勝してきましたよ...」
「それにしては元気がないけど、何かあったの?」
「実は...」
~説明中~
「成程、そのメイちゃんって子にユウト君のバトルを見せて、何がいけないのかを気
付かせてあげたかったのね」
「まぁ、そんなところです」
「ユウト君って、不器用だよね~。そんなことしないで直接話してあげればよかった
のに」
あまり他人と話すことが少ないユウトにとって、初めて会った人にバトルのアドバイスをするのは至難の業である。
そこを突かれると何も言えないのである。
「でもその子は大胆だね、いきなり弟子にしてくれだなんてね」
「ほんとですよ…ただあの子の気持ちも分かるんですけどね...やっぱり旅に連れていく
ことは出来ません」
「ユウト君の旅は特別なものだからね。きょうはゆっくり休んでね」
「はい」
話し終えると、前もって頼んであった夕飯を食べ、風呂に入って寝る。
そんな生活も明後日には終わりを告げる。
旅をしているユウトとしては多くの町に行くため、1つの場所にはとどまらないのである。
こればっかりはしょうがないことなので、寂しさを感じつつも前に進んでいかなければならない。
~次の日~
「ふぁ~あ...さて、今日はどうしようか」
昨日はたいして疲れていなかったため、寝起きがかなり良い。
「明日からまた旅を始めるからな、道具でも買い足しておくかな」
今日の予定が決まったユウトは、カナデさんが作った朝食を食べて、さっそくカナズミシティに買い物へ向かう。
大会の翌日ということもあり昨日に比べて町は静かになっているが、都会ということもありそれなりにはにぎやかである。
そんな町の中でユウトは目当てのショップへと向かう。
「おっちゃん、すごいキズグスリ5個とあなぬけのひも3個で」
「お、ユウトじゃねぇか、昨日の決勝戦見事だったぜ!」
「ありがとうございます、でもまだまだですよ」
「そんな謙遜しなさんな!お前の活躍たのしみにしてるぜ、ほらよっ」
買い物を済まし、店主と軽い雑談をした後とくに用事が無くなってしまったため、この日は一日中カナズミシティの観光のために使うことにしたユウトであった。
夕方ごろに宿屋に戻り、明日のために早く寝ようと思い部屋に入る。
が、ベッドに入ろうとしたユウトの動きが止まる。
掛け布団に不自然な膨らみがあったからである。
ポケモンがもぐりこんだのかと思い、掛け布団をひっぺがすと...
「なっ!!」
パジャマ姿のメイが眠っていた...
「ユウト君?夕ご飯のことなんだけど...あっ...!」
「.........最悪だ」
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ここはあるシティの研究所、ある2人の女性が話し合っていた。
「ほら、ねぇさん。彼らがまた新聞に載っているよ。」
「ふんっ!そんなのは見飽きてんだよ。それに、あいつらなら当たり前だろ」
落ち着いた雰囲気を醸し出す紫色のロングヘアの女性が、同じくロングヘアだがこちらは茶色の女性に話しかけるが。
「まったく…素直じゃないね」
「あぁっ!?なんか言ったかシオン?」
「何でもないよ……それにしても相変わらずだね、ユウト君は」
シオンと呼ばれた女性は、不敵な笑みを浮かべながら、新聞の記事をもう一度眺める。
いかがでしたでしょうか?
謎の2人が登場?しました。
さて、この2人がどのようにしてかかわってくるのか!!
それにしても短いですよね...すみません...
展開的にこのくらいでうまいこと切れちゃったので...
それではまた次回にお会いしましょう!