ホウエン物語   作:ライミ

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おひさしぶり?です!

しつこいようですが、この前ランキングに乗れたうれしさがハンパないです!

これからもよろしくお願いします!


ではどうぞ


第6話

 「もう行っちゃうのね、なんだかさみしいわ」

 

 「短い間でしたけど、ありがとうございました」

 

 「カナデさんの料理おいしかったです!」

 

 「ふふっ、ありがとう。また近くに来たら泊まっていってね」

 

 メイがユウトの弟子となった次の日、朝食を済ませた2人はカナデに別れの挨拶をして宿屋を後にし、ムロタウンへと向かうことにした。

 ムロタウンへ向かうためには海を渡らねばならないが、2人も「なみのり」を使えるポケモンを持っていないため、ユウトの知り合いで度々世話になっていたハギ老人に頼むことにした。

 なんとこの老人、若いころは凄腕の船乗りだったのである。

 今は引退しており、トウカの森の入り口付近(トウカシティ側)に家を建てて暮らしている。

そして2人はハギ老人の家へ向かう途中に通るカナズミシティの中を歩いていた。

 

 「ここに戻ってくるのは結構心にきますね...」

 

 メイは少々苦い顔をしている。

 おそらく昨日の敗戦を根に持っているのだろう。

 

 「そんなに引きずってちゃこの先持たないよ。メイちゃんより強いトレーナーなんて

かなりいるからね」

 

 「失礼ですね、そんなに負けませんよ! それに、この前は運が悪かっただけです!

本当はもっとやれるはずなんです」

 

 メイは少しムッとした顔でユウトの発言にかみつく。

 

 

 「そこまで言うなら少し腕試しでもしていこうか。俺あまりメイちゃんのこと知らな  いしね」

 

 「腕試しですか…もしかして師匠が相手をしてくれるんですか?」

 

 「それでもいいんだけど、せっかくこの街にはジムがあるんだしジム戦でもやっても

  らおうかな。ここのジムは初めて?」

 

 「私最近ここに来たばかりなのでこの地方のジムなんて行ったことないのでぜひ行き  たいです!」

 

 こうしてジム戦をすることになったメイを連れてユウトはカナズミシティのジムへと向かう。

 ジムへ着くと、ユウトとメイは扉を開けて中に入る。

 すると、奥の方にメイよりも背丈の小さい女の子が立っていた。

 

 「こんにちは、ツツジちゃん」

 

 「げっ! 久しぶりの挑戦者だと思ったらあなたですか...」

 

 ツツジと呼ばれたトレーナーはユウトの顔を見ると瞬時に嫌そうな顔をする。

 

 「その反応はひどいな...せっかくまた会いに来てあげたのに」

 

 「別に頼んでなどいません! それにあなたはこの街の大会に出るたびにわたくしの所

  へ来て調整に付き合ってくれなどと、そのおかげでジムリーダーとしての仕事が全  くできないんですよ!」

 

 ユウトはすでにカナズミシティのジムバッチを持っているのにも関わらず、ツツジのもとへと訪れてはバトルの調整を手伝わせている。

 調整といってもツツジはユウトの考えた戦術の練習台として使われ、毎回ボコボコにされている。

 ジムリーダー兼トレーナーズスクール主席でプライドの高いツツジとしては誠に腹ただしいことである。

 

 「まあまあそう怒らないで、今日は君への挑戦者を連れてきたんだからさ」

 

 ユウトはそう言うと、ジムに入るまでは横におり、今は自分の後ろに隠れているメイを引っ張り出す。

 

 「…は、初めまして…メイと申します…」

 

 急に知らない人の前に出されたメイは普段の様子とはうって変わっておとなしくなってしまう。

 

 「随分と覇気のない人ですね」

 

 「いつもはこんな感じじゃないんだけどね。この子人見知りだから」

 

 「それではメイさん、使用できるポケモンは2体までですので、ポケモンの準備ができ

  ましたらわたくしに声をかけてください。」

 

 「は、はい」

 

 「それと、ユウトさん。彼女への助言は構いませんが、くれぐれもわたくしの手持ち

  をばらさぬようにお願いしますよ」

 

 「分かってるって。じゃあメイちゃん、さっそくポケモンの準備に取り掛かろうか」

 

 ユウトはメイをツツジとは反対側の方へと連れていった。

 

 

 

 「さっきツツジちゃんが言ってた通り、ここのジムは2体までポケモンが使えるんだけ

  ど、メイちゃんは今のところどんなポケモンを持ってるの?」

 

 「えっと、まずは師匠も知っての通り昨日使ってたジャノビ―とあとはドレディアとい

  うポケモンです。2体とも草タイプなんですよ」

 

 「成程、手持ちは2体しかいないのか。なら今回はその2体でいこう。ちなみにツツジ

  ちゃんはいわタイプの使い手だからそれなりに有利だと思うよ」

 

 「はい、では行ってきます!」

 

 

 

 

 「それではただいまより、ジムリーダーツツジ対挑戦者メイのバトルを始めます。使

  用ポケモンは2体、どちらかのポケモンがすべて戦闘不能になった時点でバトルは終  了です。それでは、始めっ!」

 

 両者がフィールドの端に立ったことを確認した審判がお決まりの宣言を言いバトルが始まった。

 

 「ドレディア! お願い」

 

 「お行きなさい、ゴロ-ニャ」

 

 メイの一番手はドレディア、ホウエン地方ではまず見られないポケモンである。

 

 「珍しいですわね、イッシュ地方のポケモンをお持ちだとは」

 

 「さすが優等生様だね、他の地方のポケモンまで知っているとは」

 

 「おだまりなさいっ!」

 

 観客席にいたユウトが少し茶化した風に言うと、間髪入れずにツツジから厳しい言葉 が飛んでくる。

 

 「そんなに怒ってると体の発育に悪いぞ~、気にしてるんだろ?身長」

 

 「何かいいましたか?」

 

 「お~怖い怖い」

 

 ユウトは肩をすくめる。

 これ以上言うと何をされるか分からないため、黙っておく。

 

 「ではさあメイさん、お先にどうぞ」

 

 「なら遠慮なく、ドレディア、ソーラービーム!」

 

 指示を受けたドレディアがソーラービームを打つためのエネルギーを貯めてゴロ-ニャに向かって放つ。

 

 「ゴロ-ニャ、まもるです」

 

 ドレディアから放たれた強烈なソーラービームも、どんな技からも自信を守れるまもるという技の前では無力であった。

 

 「だったら、はなびらのまい!」

 

 今度はドレディアの周りからはなびらがかなりのスピードで舞い上がり、そのままゴロ-ニャへと向かっていく。

 

 「ゴロ-ニャ、がんせきふうじです」

 

 何もない空中から大きな岩が何個も現れ、山積みになっていく。

 ゴロ-ニャよりもかなり高く積み重ねられた岩は、はなびらなど簡単に止めてしまった。

 

 「こんなものですか? メイさん」

 

 「(こっちの技が向こうに届かいない! どうすれば...そうだ、今ならゴロ-ニャは  こっちの動きが見えない!)ドレディア、あの岩に向かってソーラービーム!」

 

 岩ごとゴロ-ニャを吹き飛ばすつもりなのか、ドレディアが再びソーラービームを放つためにエネルギーを貯め始める。

 

 「忘れたのですかメイさん。こちらにはまもるがあるのですよ。そんな遠距離から打  たれたソーラービームなど防げないはずがないでしょう」

 

 「そんなハッタリには惑わされませんよ! まもるは使用できる時間が短い、いつ飛ん  でくるか分からない攻撃にタイミングを合わせるなんて不可能です!」

 

 「(成程、さすがに分かっていましたか、なら仕方ありません)ゴロ-ニャ、ころがる  です」

 

 ゴロ-ニャが手足と頭を丸い体にくっつけ、猛スピードでころがり始める。

 

 「(岩を回り込んでくる? だったら...)ドレディア、ソーラービームで横に薙ぎ払っ  て!」

 

 貯めに貯めこんだエネルギーを一気に放出させながら右から左へと薙ぎ払う。

 ソーラービームが当たったところから岩が粉々になってい、激しく砂埃が舞う。

 

 「どうですか師匠、これで一勝目です!」

 

 勝利を確信したのか、ユウトに向かってブイサインを送る。

 

 

 「それはどうですかね!」

 

 「っ!?」

 

 直後にツツジの声が聞こえ、そっちに視線を向ける。

 すると、砂煙の中からゴロ-ニャがころがるを続行しながらこちらへと突っ込んでくる。

 

 「そんなっ!? ドレディア避けて!」

 

 とっさに指示を出すが、強力な技を連続で出したドレディアはすぐには動けず、直撃を受けてしまった。

 ころがるによって吹き飛ばされたドレディアは何とか立ち上がった。

 

 「(ソーラービームを耐えたの!?そんなはずない、いくらゴロ-ニャでもダメージは  かなりのもののはず...なら避けたの?どうやって!?)」

 

 「バトル中に考え事とはいただけませんね。ゴロ-ニャ、もう一度ころがるです」

 

 「はなびらのまいで吹き飛ばしてっ!」

 

 ドレディアがはなびらのまいを放つが、それをゴロ-ニャは器用によけていく。

 

 「ゴロ-ニャ、ころがるの勢いを利用してほのおのパンチ」

 

 ころがっていたゴロ-ニャが足を出して地面を蹴り、ドレディアの上からほのおのパンチを叩き込む。

 

 「ドレディア!!」

 

 先程のころがるを耐えたドレディアだが、ころがるのスピードと、効果抜群のほのおのパンチを喰らって立つことは出来なかった。

 

 

 

 

 「ドレディア戦闘不能! ゴロ-ニャの勝ち!!」

 

 

 

 

 審判の声がジムの中に響く。




久しぶりのバトルですね!

はたしてメイはツツジに勝てるのでしょうか

それと、ツツジは作者のイメージで書いているので違和感があるかもしれませんがご了承ください。

あと、この前ありがたい多くのご指摘と感想をいただいたのですが、作者が不快になったらbadを付けてくださいとありました。
なるべく返信をしますが、作者が返せていないときに他の人がbadをおす可能性があり、そうなると双方嫌な思いをしてしまうため、なるべくそのような申請は控えてください。
ご指摘ご感想とてもうれしい限りです!

追伸
投稿直後に見直したんですが、改行やらスペース等がひどいありさまでした...
投稿時間付近に見てくださった読者様、大変申し訳ないです...
訂正はしたのですが、まだおかしいところ等があったら報告おねがいします

最後にもう一つ、作者は学生であります。
それがなんだという感じですが、この時期になると忌まわしいテストなるものが作者の精神を荒らしに来るため、投稿期間が空いてしまったり、テストが終わるまで投稿できなかったりします。
テストが終わるまで少々お待ちください。

それでは皆さんご機嫌よう!
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