生徒会長ゼノヴィア   作:阿修羅丸

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拳と剣

 全ての生物に宿るエネルギー『気』。

 通常の状態でも、精神の集中や呼吸法によって、筋力を凌駕するパワーとなる。

 これを高めていくと相転移を起こして、感情に呼応して質量と密度が高まる性質を帯びるようになる。特に攻撃的な感情とは非常に相性が良く、闘争に適しているため、『闘気』と呼称されている。

 この闘気の更にもう一段階上が『念』である。思念のままに物理法則をも超越する、神秘のエネルギー。

 

 ここまで聞くと、読者のみなさんの中には闘気は念よりも下位にあると思う方もおられるのではないだろうか?

 ──だが、しかし。

 戦闘という目的にのみ限定すれば、闘気は決して念に劣っていない。

 秋月連也は、サイラオーグ・バアルとの試合において、それを嫌になるほど実感していた。

 

「むおっ!」

 

 サイラオーグが唸り声を上げて、ストレートパンチを放つ。その拳は金色に光り輝き、連也が紙一重でかわそうものなら、凄まじい熱風が吹き荒れてその身を叩くのだ。

 連也は念を込めた木刀『飛龍』でもって、サイラオーグの突きや蹴りをいなすしかなかった。拳足に宿る、物質化寸前にまで密度を高めた闘気を、念で散らし、雲散霧消させながら。

 

「むんっ!」

 

 大振りのフックが飛んできた。

 連也、これを掻い潜りつつ抜き胴!

 しかしその一撃は、サイラオーグの胴体を透過せず、見事に割れたシックスパックにわずかにくい込んだだけであった。サイラオーグの闘気の圧が、連也の念を受け止めている……!

 動きが一瞬止まった。

 そこへサイラオーグの拳が破城槌めいて飛んでくる。

 連也は木刀を手放し、その腕を捕らえて投げ飛ばした。

 宙に舞ったサイラオーグはクルクルと空中で回転してバランスを取り、しなやかに着地。

 連也も木刀をキャッチして、正眼に構えた。

 そこへサイラオーグ、地を蹴って跳躍し、一気に懐に跳び込む。

 

 連也の視界で、サイラオーグの右拳が小さく振り上げられる。

 しかしその動きには、『圧』が感じられない──これはフェイント。

 開いたままの左手に、軽い『圧』を感じた──これは牽制打。顔めがけて飛んできた左の掌打を、紙一重でかわした。

 サイラオーグは次いで、左足を大きく踏み出した。なら次は右手、もしくは右足での攻撃──そして『圧』は、右足から感じ取れる。サイラオーグの姿勢から、恐らくは中段蹴り──直後、丸太のような右のミドルキックが飛んできた。

 

「エヤァッ!」

 

 連也はその右足に、木刀を打ち付けた。瞬間、念と闘気のぶつかり合いで発生した衝撃が八方に風を巻き起こした。

 

 考えてやっているのではない。

 連也はサイラオーグの全身を視界におさめて、各部の動きを同時に捉えているのだ。

 サイラオーグの動きは無駄が少ないが、完全に消せているという訳でもない。予備動作(おこり)はまだまだ大きい。

 そして(本人の性格もあるのかも知れないが)動きの一つ一つに、気持ちが出過ぎている。その気持ちを、動作から放たれる『圧』として連也は察知していた。

 そしてそれ等の情報を、見た瞬間に処理している。

 フェイントは無視して、牽制打はギリギリでかわす。そして闘気がこめられて実際のリーチ以上の攻撃範囲を持つ本命打は、念の一撃で相殺する。

 サイラオーグの攻撃に対して、連也はそうやって対処していた。

 

 一方サイラオーグも、ただがむしゃらに攻撃し続けているだけではない。

 自分の攻撃が完全に見切られている事には、既に気付いていた。フェイントや牽制打と、本命打との違いを読まれている。フォームのせいなのか、それとも秋月連也の使う念道に、そういうものを見極める技や力があるのか……そこまではわからないが、とにかく彼がこちらの攻撃を完全に見切っている事だけはわかった。

 

(ならば、その見切りを利用する!)

 

 サイラオーグは左足を上げた。

 普通なら前蹴りが来ると思うだろう。

 しかし連也はその動きに、攻撃の意志を感じなかった。ならこれはフェイント──無視して木刀を打ち込もうとした瞬間、

 

 ズドンッ!

 

 轟音が轟き、両者の間の地面が爆ぜた。

 サイラオーグが前蹴りに見せ掛けて上げた左足を、勢い良く地面に打ち下ろしたのだ。その衝撃で地面が吹き飛び、間欠泉めいて吹き上がった土砂が、幕となって連也の視界を遮った。

 

「おぉぉおおおあっ!」

 

 その幕の向こうから、獅子吼が響き渡り、剛拳が飛んできた。

 物質化寸前にまで質量と密度を高めた闘気をまとった、金色の右ストレート。

 それが連也の胸板に突き刺さった!

 

 連也は体の中で、枯れ枝の折れるような音を聞いた気がした。

 打ち込まれた拳打の衝撃が、体内に浸透していくのがわかった。

 咄嗟に、全身に走る気の流れ──気脈の一部を閉じ、一部を開放した。

 そうして出来た通り道(バイパス)に沿って、パンチの衝撃が胸から足へと流れていく。

 衝撃は足から地面へと放出されて、連也の足下の地面を吹き飛ばした。

 連也の胸に突き刺さったサイラオーグの右拳は、まだ薄皮一枚ほども離れてもいない。そんな刹那の早業であった。

 

 サイラオーグには、何が起きたのか理解出来なかった。

 必倒を期した一撃をまともに受けてなお倒れぬ秋月連也。

 そして何故か弾け飛んだ大地。

 何をやったかさっぱりわからないが、自分のパンチの衝撃が受け流されたのだとはわかった。

 だが、そう連続して使えるものではあるまい。それなら最初から使っているはずだ。

 サイラオーグは更にもう一歩踏み込み、やはり一打必倒の威力を秘めた左ストレートを放つ。

 連也、これを木刀『飛龍』で受け止める。

 木刀から腕へと、凄まじい衝撃がほとばしるのを感じた。

 その衝撃を、先程のように気脈を操作して誘導する。木刀から右腕、右肩、左肩、左腕、そして再び木刀へと、上半身を一周させて放出する。

 直後、サイラオーグは後方に軽く十メートル以上は吹っ飛んだ。

 

「──??」

 

 サイラオーグは頭が混乱していた。

 秋月連也は木刀でパンチを受け止めただけ。特に押し返したようには見えなかった。なのに、打ち込んだ左拳に物凄い衝撃を受けて、自分は吹き飛ばされてしまった。

 まるで、自分の攻撃がそのまま跳ね返されたかのようだった。

 

「い、今の、何? どうしてサイラオーグの方が吹っ飛んだの?」

 

 遠巻きに勝負を見守っていたリアスが、傍らの木場祐斗に尋ねる。

 

「す、すいません、僕にも何が何やら……」

 

 祐斗も困惑気味である。

 答えは背後からした。

 

「たぶん化勁(かけい)だな」

 

 いつの間にか曹操がそこにいた。遠くで見物するのに飽きて、もっと近くで見たくなったのだろう。

 

「カ、ケー?」

 

 聞き慣れない言葉に、リアスは間の抜けた声を漏らす。

 

「中国武術において、相手の攻撃の力を吸収したり受け流したりする技術を、そう呼んでいる。秋月連也は、一発目の衝撃は地面に受け流し、二発目の衝撃は自分の体を通してサイラオーグ・バアルに送り返したのさ」

「……ひょっとして、あなたも出来たりする?」

「入念な打ち合わせとリハーサルをさせてもらえれば」

 

 冗談とも本気ともつかぬ口調で答え、曹操はメロンクリームソーダをゴクリと飲んだ。

 そこへ一誠が問い掛ける。

 

「てゆーか、なんでお前がいるんだ?」

「秋月連也に興味があるのは、サイラオーグ・バアルや君たちだけではないという事さ」

「俺はあんな奴興味ねえよ! サイラオーグさんにアイツの鼻っ柱折ってほしいだけだ!」

「なら声援の一つでも飛ばしたらどうだ? 君たちお得意の何かよくわからないミラクル不思議パワーでサイラオーグが何か凄い究極奥義とかに目覚めるかも知れないぞ?」

「…………それ、皮肉?」

「もちろん」

 

 リアスの問いに、曹操は悪びれる風もなく答えた。

 

(……やってみるもんだな)

 

 連也も連也で、自分の行動に驚いている。

 最初の右ストレートからして、受け流せるとは思ってなかった。本当に、咄嗟の行動である。

 しかしやってみたら出来た。

 じゃあ相手にお返しする事も出来るんじゃないか? と思って試してみたのだが、本当に出来るとは思ってなかったのだ。

 体内に念を張り巡らせて、自らのダメージを調べる。

 右ストレートの直撃で、肋骨が三本ほど折れているようだ。しかしそれが内臓を傷付けたりはしてない。

 念を送り込んで治癒力を高めれば、折れた肋骨はすぐにくっつくだろうが、さすがに消耗が大きい。

 今は痛覚を抑制するだけにとどめて、連也は木刀を後ろに引き、右脇構えとなった。

 サイラオーグも身を縮め、拳を固く握り締めた。

 

「おぉぉおおおおあああっ!」

 

 サイラオーグが、吼えた。

 全身の筋力と闘気を爆発させて、ロケットのような勢いで距離を詰める。

 連也の目には、ダンプカーよりも更に一回りほど大きな金色の獅子が突進してくるかのように見えた。

 連也は目を閉じた。

 現在コントロール可能な六つのチャクラを全て開き、念を練り上げ、全身にみなぎらせていく。木刀の先端にまで行き渡らせて、連也は『飛龍』と自身が一体化するのを感じた。

 

 サイラオーグは全身に闘気をみなぎらせており、それが体の内でエネルギーの鎧と化している。

 その防御を破るには、より大きな力をぶつけるか、あるいはもう一つ──。

 

 熱風が、全身を叩いた。

 サイラオーグの右ストレートが飛んでくる。

 全身の闘気を拳ただ一点に圧縮・集中させ、太陽にも似た輝きを放つ一撃であった。

 その拳が頬の皮膚に触れた瞬間、連也は右足を引いて、スリッピングアウェーでかわした。

 

「エヤァッ!」

 

 すかさず電光石火の抜き胴!

 木刀『飛龍』は、今度は受け止められたりはせず、サイラオーグの分厚い胴体を透過した。

 サイラオーグは突撃の勢いで七歩ほどたたらを踏み、そして力なく地面に倒れた。

 

 フゥーッ!

 

 連也は大きく息をつきながら、木刀を左手の中に収めた。

 

 サイラオーグの闘気の防御を破る方法は、より大きな力をぶつけるか、あるいはもう一つ、その体内のエネルギーすらも集約させた最大攻撃を誘い、後の先を取るか。

 連也は後者を選んだ。

 彼の闘気の量を上回るほどの念を出せる自信がなかったし、仮に出来たとして、殺さずに済ませる自信もやはりなかった。

 サイラオーグの性格なら、これまでの流れで、生半可な攻撃では相殺されるとわかれば、必ずや防御すらかなぐり捨てた最大攻撃を仕掛けてくるだろうとも予測出来た。

 

「ありがとうございました」

 

 連也は倒れたままのサイラオーグに向かって正座をして、深々と(こうべ)を垂れた。

 

 

「ルフェイちゃん萌え萌え! ルフェイちゃん萌え萌え! ルフェイちゃん萌え萌えぇぇえええっ!」

 

 ヴァーリ・ルシファーがマイクに向かって、顔を真っ赤にしながら叫ぶ。

 モニターの中ではミニルフェイがプラカードを持っており、ヴァーリが一回叫ぶごとにピンポーンという音が鳴り、プラカードに書かれている数字が97から一つずつ増えていって100に変わった。

 

 結界脱出の条件を提示された後、ヴァーリとアーサーは力ずくでの脱出を試みたのだが、二時間掛けても結界内の壁や天井にはヒビ一つ入らない。

 ヴァーリの『魔王化』を使えばあるいは破壊も出来るかも知れないが、彼等の目的は脱出した後、秋月連也と戦う事である。ここで力を使い果たしては元も子もない。

 やむを得ず断腸の思いでミニルフェイの提示した条件のクリアに勤しんでいるのである。

 先にクリアしたアーサーは、身も心も凌辱し尽くされたかのように、ソファに横たわっている。

 合言葉がほんのちょっとでも早口だったり声が小さかったりすると、カウントされないのだ。そのミス分も含めると、二人が条件をクリアするまでには実際には余分に20回近く合言葉を叫ばねばならなかった。

 

「やっと……終わった……!」

 

 ヴァーリはその場に座り込んだ。精神的な疲労が、未だかつてないほど彼を蝕んでいる。

 しかしこの後の秋月連也との戦いを思えば、そんな疲れもたちまちの内に吹き飛んだ。

 

「行くぞアーサー、こんな馬鹿げた場所からはおさらばだ」

 

 すっくと立ち上がり、入ってきたドアのノブに手を掛けて、ぐっと回し──回らない。

 

「???」

 

 何度も回してみるが、ドアノブはびくともしない。

 他に出口があるのか? 室内を調べるが、それらしき物は見当たらなかった。

 かといって、自分たちがどこかへ転送される気配もない。

 

「……まさか、俺たち二人が同時に合言葉を言わなくてはいけなかったのか?」

「いえ、それなら一人ずつ叫べば失敗扱いになりますから、カウントは動かないはずです。ルフェイが提示した条件も、百回ずつとありましたしね。百回ずつという事は、つまり一人ずつという事でしょう?」

「では何故出られないんだ? 部屋の中にいる者全員が百回ずつ合言葉を叫ぶ。そして俺たちはそれをクリアしたんだぞ?」

「──全員?」

 

 アーサーが何かに気付いたようだ。

 

「なるほど、わかりましたよヴァーリ。答えは簡単です。我々はまだ条件をクリアしてはいないのです。あと一人、合言葉を百回叫ばねばならない者がいます」

「……おい、それはまさか」

「ええ、そうです。さっきから不自然にだんまりを決め込んでる御仁がいるではありませんか」

 

 アーサーはスッとヴァーリを、否、彼の中にいる“あと一人”を指差した。

 

「さぁ、お願いしますよアルビオン」

『いやだぁぁぁあああああッッ!!』

 

 ヴァーリの内から、白龍皇アルビオンの悲痛な叫びが響き渡る。もしも彼が肉体を持っていたならば間違いなく血の涙を流しているであろうと容易に想像出来るほどの、悲痛な叫びが。

 それからヴァーリとアーサーによる説得が始まったが、五時間に渡る説得も効果がなく、しかもアルビオンが呼吸困難と軽い幼児退行化まで引き起こし始めたため、結局二人は脱出を諦め、自動的に外へ転送されるのを待つしかないのであった……。

 

 

 サイラオーグが目を覚ますと、視界いっぱいに真っ白な天井が広がっていた。

 どうやらベッドに寝かされているらしい。

 

「あら、やっと起きたの?」

 

 声のした方を振り向くと、リアスが椅子に足を組んで座っていた。一誠も一緒だ。

 

「ここは?」

「一番近くにある、グレモリー家の別荘です」

「秋月連也は?」

「別の部屋でアーシアに手当てを受けているわ」

 

 連也は肋骨が折れただけでなく、最後のサイラオーグの一撃で頬の皮膚が半分以上ちぎれ飛んでいたのである。

 ちなみにたくさんいたギャラリーは、みんな連也の所に集まっている。

 曹操は姿を消していた。

 黒歌も来ていたのだが、試合後に連也に抱きつこうとしたところを小猫に捕まった。空中に投げ上げられた黒歌は、喉に小猫のフライングニードロップがくい込んだまま地面に叩きつけられた。小猫いわく「百八つの完猫技(かんびょうわざ)の一つ『地獄猫の断頭台(ヘルキャット・ギロチン)』」らしい。

 

「なのにあなたは無傷だなんて、これじゃあどちらが勝ったかわからないわね」

「ダメージは関係ない。最後に立っていた者が勝者だ」

 

 答えながら、サイラオーグは上体をムクリと起こした。

 体に痛みはない。

 最後の全身全霊の拳をかわされた瞬間、胴体を何やら熱いものが通り抜けていった。あれが『念』と呼ばれるエネルギーの感触かと思う。

 よほど純粋で清らかな、白き力なのだろう……思い出した瞬間、サイラオーグの太い腕が粟立ち、背すじがブルッと震えた。

 出来れば、二度とくらいたくない力であった。

 

 しかし、だ。

 

 自分の攻撃を読み取る見切り、パンチの衝撃を受け流し、跳ね返す防御、そしてパンチが()()()()()()()()()回避技術……思い出すだに、どれもこれもが素晴らしいものだと実感した。

 特に最後のスリッピングアウェーなど、サイラオーグからは自分のパンチが連也の体を透過していったかのようにすら見えたほどだ。

 

「嬉しそうね、負けたくせに」

「負けたからさ。負けるという事は、俺にはまだまだ強くなる余地が残っているという事だ。実際、今日の試合で色々と学ぶ事が出来た」

「あっそ」

 

 リアスは素っ気なく返した。

 

「……連也くんから、伝言を預かってるわ」

「伝言?」

「命がいくつあっても足りないから、もうやりたくない。勘弁してくれ、ですって」

「……本当に秋月連也がそう言ったのか?」

「ええ」

「……そうか」

 

 負けた自分は無傷で、負けた悔しさはなく、新たなライバルを得られた喜びがある。現に胸の内では再戦に向けて早くも闘志が湧いている。

 一方で、勝った連也はアーシア・アルジェントの手当てを必要とするほどの傷を負い、しかもサイラオーグとはもう戦いたくないと言っている。

 サイラオーグはガシガシと頭を掻いた。

 

「前言撤回だ、リアス。お前の言う通りだな」

「何が?」

「確かに、これではどっちが勝ったかわからん」

 

 そう言って、サイラオーグは苦笑いするばかりであった。

 そんなサイラオーグを見ながら、一誠は拳を握り締めた。

 魔力がなかったというだけで周りから蔑まれ、それでも歯を食い縛りひたすらに鍛練を続けたサイラオーグに、一誠は歴代最弱の赤龍帝とまで言われ、力のなさ、才能のなさに悔しい思いをした自分を重ねている。

 そのサイラオーグの敗北を、我が事のように受け止めているのだ。

 

(秋月の野郎、絶対許さねえ……っ!)

 

 一誠は静かに怒りを燃やしながら、ライバルの雪辱を心密かに誓うのだった。

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