オーバーラップ版の設定紹介風にまとめました。細かい用語などに深い意味が無いのは原作準拠だと思ってください。
緋鉄 (第一話登場)
名称:緋鉄(Higane)
和名:緋鉄(ひがね)
型式:強化外装・五六式
世代:第二世代
国家:日本
分類:近接格闘型
装備:近接ブレード『模造・雪片(もぞう・ゆきひら)(仮称)』
アサルトライフル『焔備(ほむらび)』
装甲:試作型スライド・レイヤー装甲
仕様:着脱式外付推進器、打鉄との装備互換性
概要:"最強のIS『暮桜』の量産化"という上層部の意により設計、開発された日本の第二世代。脚部メインスラスターをパッケージにより換装可能。戦況によって、航続性と安定性に優れたウイングスラスターと瞬間的な加速に優れたキックスラスターを使い分けることが出来る。当時困難と言われていた機動性と操縦性の両立を成功させたことにより高い評価を得るが、後続的に開発された姉妹機『打鉄』の性能の方が量産機としてのニーズに則していたため、本格的な量産は見送られた。またそれにより専用の近接格闘用装備の開発も頓挫している。倉持技研の開発系譜においては高機動格闘型機として『暮桜』と『白式』の間を繋ぐ機体。『プロト白式』。
作者余談:スレイプニール登場以降はあまり作品に絡まない機体です。ぶっちゃけ伊奈帆が量産機に乗る展開を書くためだけに登場させました。イメージ的には防御型の『打鉄(アレイオン)』に対し紙装甲・高機動の『緋鉄(スレイプニール)』という感じです。
スレイプニール (第十一話以降登場)
名称:スレイプニール(Sleipnir)
和名:神馬(しんば)
型式:強化外装・番外六式
世代:第二世代
国家:日本
分類:全距離対応型
装備:近接ブレード『葵・薄葉(あおい・はくよう)』
アサルトライフル『焔備(ほむらび)』
スナイパーライフル『禍筒(まがづつ)』
装甲:耐衝撃性スライド・レイヤー装甲(軽量型)
仕様:汎用OS『ASIMOV』
概要:日本の第二世代IS『緋鉄』を改造し、予定操縦者である界塚伊奈帆の要望に基づき日米合同チームが開発した機体。超長距離狙撃用パッケージ『撃鉄』と推進系パッケージ『キックスラスター』の換装機能を排除、小型化し標準装備として有する。その他、腕部ワイヤーアンカーや狙撃時の精密な姿勢制御のための背部スタビライザーを装備として追加。純粋格闘型に近かった緋鉄と異なり、中距離格闘から長距離射撃まで対応可能な高機動型として仕上がった。ちなみに装甲の色を緋鉄から変更しなかったため、改造以前の機体の知名度の低さが災いしオレンジ色が伊奈帆のパーソナルカラーとして学園生徒や世間から認知されている。
作者余談:『オレンジ色』『量産機の改良型』『機動性重視』『武装は実弾&実体剣のみ』という点でシャルのラファールと被ってしまった機体。一応ですがラファールは中距離主体、スレイプニールは全距離網羅という形で装備に差をつけています。当初は宇宙用のアンカー装備を背負わせるつもりでしたが作者がワイヤーアクションを描けないという理由から断念。
原作一巻の範囲が終わってキリが良いので設定を投稿しました。気持ち的には一段落付いた感じです。