あ、今回の内容?
タイトル通りですっ!!
あ、どうも。霞です。
なんとか無事に地上に降り立つ事ができました。
まぁ何度か死にかけたけど。
あ、俺死なないのか。
それはさておき。
何処からなにやら不穏な空気が感じられる。
ここからそう遠くない。
ん?なぜそんな事がわかるかって?
宇宙を作ってからどんだけ暇だったと思ってるんだ。
最初に読んだあの取説にも書いてあったしな。
おかげでどうやら神力はえげつない量を所有しているらしい。
いや、天照に訊いただけなんだが。
さて、どうするか。
ここは普通ならばカッコよく助けに行って、ヒーロー路線まっしぐらなんだろうけど。
俺は目立ちたくない。
というか、神ですらいたくない。
ふむ。どうするか。
この青年は誰なのだろう。
見たことは無い。
蒼い着物に白い羽織。艶のある黒髪と整った顔立ち。
一度見たら忘れるはずはない、つまりは都市の人間ではないのかしら。
だとしたら、この異常な光景も納得がいく。
都市の兵士でさえ、用もなく外に出ることを嫌がる。理由は簡単。穢れである妖怪が存在するからだ。
人間は余りにも弱い。非力だ。
その為人は知恵を持った。自分の身を守るために。
しかし最近の妖怪はそれすらも嘲笑うかのように、人間を捕食していく。
そのはずなのに。
はぁ、結局助けに入ってしまった。
まぁ、気付いてて助けないってのも、余りに寝覚めが悪いかな。
「さてと。どうするか」
前を見る。数は……と。ざっと20程。
「ってか、これが妖怪か初めて見るな」
パッと見、気持ち悪い容姿のヤツらばっかりだ。
基本的に爬虫類を元にしたような。
「まぁ、面倒だから纏めてかかってこい」
結果は一瞬だった。
創造した1振りの刀で横に薙ぎ払う。
それだけで辺りの妖怪は下半身と上半身は別れた。
いやー。やりすぎた?
まだ不慣れな『霊力』だから扱いが難しくて。
「あ、ありがとう」
助けた女性がお礼を言ってきた。
「いえいえ、どういたしまして」
よくよく見ると綺麗な人だな。
「俺は神条霞。怪我はない?」
「え、えぇ。私は八意××。言いにくかったら永琳でいいわ」
「え、永琳ね。うん、わかった」
立ち上がろうとする永琳は、どうやら足を怪我しているようで、上手く立てないようだ。
「まずはその怪我を治そうか」
「え?」
俺はその場に跪き、怪我の部分に手を翳す。すると温かい光が掌から溢れ出る。まぁ、やってる事は永琳自身の治癒力を高めているだけなのだが。
「な、なにをしたの?」
「え?あー…」
しまった、何も考えてなかった。そりゃ普通に考えりゃ、手を翳しただけで怪我が治れば気味が悪いだろう。
「まさか、貴方も能力を持っているの?」
「はい?」
お?能力?貴方も?
という事は、この人も能力を持ってるって事だろうか。なら話は早い。なにやら勘違いしてくれそうだから、そのまま話を持っていくまでだ。
「も、ってことは永琳も?」
「えぇ、私は『ありとあらゆる薬を作る程度の能力』よ」
「なるほどね。俺は……『治癒力を高める程度の能力』」
ってか、程度ってなんだ?
「ありがとう。もう大丈夫よ」
永琳は爪先をトントンと突いて調子を見る。
「それで、貴方はこれからどうするの?」
「ん?俺は唯の旅人だからな。別に何処か目的地がある訳じゃないし」
「なら一度都市に来ない?改めてお礼もしたいし」
「都市……か」
なんかめんどくさい事になる気がするが気のせいだろうか。
「ま、まぁ時間もあるし、お邪魔しようかな」
「えぇ、案内するわ」
こうして、俺は永琳と出会い都市へと案内されるのだった。
って事であっさりした戦闘シーンでしたね。
イメージとしては、主人公は東方を知らずに、また自分がどれだけ異常なのかを理解していない。って感じです。
ま、次回も生暖かい目で見てやってください。