東方古神録   作:しおさば

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はい、どーも。しおさばです。

あ、今回の内容?



タイトル通りですっ!!


3話/人助けしたらしい

あ、どうも。霞です。

 

なんとか無事に地上に降り立つ事ができました。

まぁ何度か死にかけたけど。

 

あ、俺死なないのか。

 

それはさておき。

何処からなにやら不穏な空気が感じられる。

ここからそう遠くない。

ん?なぜそんな事がわかるかって?

 

宇宙を作ってからどんだけ暇だったと思ってるんだ。

最初に読んだあの取説にも書いてあったしな。

おかげでどうやら神力はえげつない量を所有しているらしい。

いや、天照に訊いただけなんだが。

 

さて、どうするか。

ここは普通ならばカッコよく助けに行って、ヒーロー路線まっしぐらなんだろうけど。

俺は目立ちたくない。

というか、神ですらいたくない。

 

ふむ。どうするか。

 

 

 

 

 

この青年は誰なのだろう。

見たことは無い。

蒼い着物に白い羽織。艶のある黒髪と整った顔立ち。

一度見たら忘れるはずはない、つまりは都市の人間ではないのかしら。

だとしたら、この異常な光景も納得がいく。

都市の兵士でさえ、用もなく外に出ることを嫌がる。理由は簡単。穢れである妖怪が存在するからだ。

人間は余りにも弱い。非力だ。

その為人は知恵を持った。自分の身を守るために。

しかし最近の妖怪はそれすらも嘲笑うかのように、人間を捕食していく。

 

そのはずなのに。

 

 

 

はぁ、結局助けに入ってしまった。

まぁ、気付いてて助けないってのも、余りに寝覚めが悪いかな。

「さてと。どうするか」

前を見る。数は……と。ざっと20程。

「ってか、これが妖怪か初めて見るな」

パッと見、気持ち悪い容姿のヤツらばっかりだ。

基本的に爬虫類を元にしたような。

「まぁ、面倒だから纏めてかかってこい」

 

 

 

結果は一瞬だった。

創造した1振りの刀で横に薙ぎ払う。

それだけで辺りの妖怪は下半身と上半身は別れた。

いやー。やりすぎた?

まだ不慣れな『霊力』だから扱いが難しくて。

 

「あ、ありがとう」

助けた女性がお礼を言ってきた。

「いえいえ、どういたしまして」

よくよく見ると綺麗な人だな。

「俺は神条霞。怪我はない?」

「え、えぇ。私は八意××。言いにくかったら永琳でいいわ」

「え、永琳ね。うん、わかった」

立ち上がろうとする永琳は、どうやら足を怪我しているようで、上手く立てないようだ。

「まずはその怪我を治そうか」

「え?」

俺はその場に跪き、怪我の部分に手を翳す。すると温かい光が掌から溢れ出る。まぁ、やってる事は永琳自身の治癒力を高めているだけなのだが。

「な、なにをしたの?」

「え?あー…」

しまった、何も考えてなかった。そりゃ普通に考えりゃ、手を翳しただけで怪我が治れば気味が悪いだろう。

「まさか、貴方も能力を持っているの?」

「はい?」

お?能力?貴方も?

という事は、この人も能力を持ってるって事だろうか。なら話は早い。なにやら勘違いしてくれそうだから、そのまま話を持っていくまでだ。

「も、ってことは永琳も?」

「えぇ、私は『ありとあらゆる薬を作る程度の能力』よ」

「なるほどね。俺は……『治癒力を高める程度の能力』」

ってか、程度ってなんだ?

「ありがとう。もう大丈夫よ」

永琳は爪先をトントンと突いて調子を見る。

「それで、貴方はこれからどうするの?」

「ん?俺は唯の旅人だからな。別に何処か目的地がある訳じゃないし」

「なら一度都市に来ない?改めてお礼もしたいし」

「都市……か」

なんかめんどくさい事になる気がするが気のせいだろうか。

「ま、まぁ時間もあるし、お邪魔しようかな」

「えぇ、案内するわ」

 

こうして、俺は永琳と出会い都市へと案内されるのだった。




って事であっさりした戦闘シーンでしたね。

イメージとしては、主人公は東方を知らずに、また自分がどれだけ異常なのかを理解していない。って感じです。

ま、次回も生暖かい目で見てやってください。
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