東方古神録   作:しおさば

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はい、どーも。しおさばです。

そんじゃやっと原作(?)に戻りますよー。


一万円札だったらしい
24話/ステレオとモノラルの違いって良くわからない……らしい


あ、どうも。霞です。

 

ルーミア(小)と離れ離れになってしまいました。

まぁ、ルーミアに付けた札がまだ働いているから、無事だとは思うけど。大丈夫かな。

 

と、ルーミアを探して旅を続けて数年(?)。途中で耳に入った噂が気になった。

「聖徳太子?」

「えぇ、噂では10人の話を1度に聞き分けられるみたいだね」

道の途中、立ち寄った団子屋の女将が話してくれた。

うむ。団子が旨い。

「その都って、どっちに行けばいいんだ?」

「都かい?それならこの道をまっすぐ行けばいいよ。だいたい3日程で着くと思うよ?」

「おぉ、そうなのか、なら見物してみるか」

俺は最後の団子を口に含み、勘定を払う。

夜月を、腰に差し直して背伸びをする。ここから3日なら、飛ばして半日くらいかな?

とりあえず、日が暮れるまでには都に着きたいが。

 

 

 

屋敷の廊下を歩いていると、空が橙色に染まっているのに気がついた。最近は集中し過ぎて時間が経つのが早く感じます。

まぁ、それでも時間は足りないくらいなのですが。

縁側に腰掛け、沈みゆく夕日を眺めると、人の一生のように儚く、瞬く間に終わってしまう命のように感じます。

「ん?」

夕日を眺めていると、遠くに小さな影が飛んでいるように見えます。まさか妖の類いでしょうか。

「と、言うかどんどん近づいてますよね」

最初は黒い、小さな点だった影は、その大きさを少しずつ大きくしていく。

そして、それは飛ぶようにこちらへ近づく人の影だと分かるまで大きくなる。

「え?え?!」

そしてそれは、屋根から屋根へ飛び跳ねるように京都の中を駆けていく。こちらへまっすぐに。

「--え?!」

「……あ!!」

その人影は、私の目の前。庭に着地すると、目が合いました。黒い髪を靡かせ、青の着物と白い羽織。その姿は優雅で、不覚にも見とれてしまいました。

それは一瞬のことだったはずなのに、私にはとても長く、永く感じました。

「……やっべ!」

そう言い残して、彼は再び飛んでいってしまいました。

---何だったのでしょう。彼はいったい……。

 

「いやぁ……やっべぇ。まさか人に気づかれるとは思わなかった」

団子屋から脚力に物言わせて走って(飛んで?)来たは良いけど、途中から調子乗っちゃったもんなぁ。

ま、もうあの子に会うことも無いだろうし。

とりあえずは今夜の宿を決めないと。

 

 

 

「おや、お兄さん旅の人かい?」

「ん?わかるか?」

都の中で露店が並ぶ通りを散歩がてら歩いていると、ゴザに野菜を並べていた女性が話しかけてきた。

「そりゃわかるさー。ここいらじゃ見ない顔だし。腰にそんなもの差してたらね」

「あー。まぁそりゃそうか」

俺は屈みこみ、並べられた野菜を見る。これは……葱か?

「どうだい?1つ買っていくかい?」

「ふむ。なら1つ」

俺は懐から巾着を取り出す。

葱一つ分の代金を払って受けとる。

「そういえば、聖徳太子の噂を聞いてココに来たんだが、どうすれば会えるかな?」

「太子様にかい?そりゃ、無理ってもんだ。なんせ相手は摂政様だよ?」

「あー。確かに……」

相手はこの国のトップ。ただの旅人が会えるような人物じゃないか。

どうしようかな。

 

 

 

「太子様〜」

廊下を駆けながら大きな声で呼ばれる。

何度言ってもあの子は……。

「布都、あまり大声で呼ばないでください」

「おぉ!太子様、ココにいらっしゃったのですか!!」

襖を勢い良く開け放った布都は、転げるように部屋に入ってくる。

「布都、もう少し落ち着けませんか?」

「?我はいつでも落ち着いておりますぞ?」

いや、世間一般では貴方は落ち着いていない部類ですよ?

「それで?どうしたのです?」

「お?…………おぉ!実はですな、我の風水によって占いましたところ、ここ数日に妖共の大規模な行動が出たのです!!」

「妖の大規模な?」

「はい」

ふむ。布都の風水は信憑性がありますから。ほぼ確実に妖共は何かしらを企んでいるのでしょう。

「さて、どうしましょうか」

「どうしましょうかねぇ」

気がつくと壁から上半身を出した、霍青娥がいた。

「青娥、盗み聞きとは感心しませんよ」

「あら、細かい事は気にしない方がいいですよ?」

細かいのでしょうかね。

「それより、妖の件ですが、私にいい考えがあります」

 

 

 

 

「いやー。この時代の団子は旨いなぁ」

基本俺は辛党なんだが、どうしてか最近は甘いものが無性に食べたくなる。あれか?転生したからか?

「うむうむ。……おや?あの人集りは?」

通りを歩いていると途中で人集りを見つけた。なんだ?高札か?

「え〜。なになに?『来れ!妖討伐軍!!貴方の手で都の平和を守りましょう!!』?」

なんだこれ、つまりは義勇軍を募集してるってことか?

「どうする?かなり給金は良いが、妖の相手をするとなると……」

「流石に死にたくはねぇよな」

お、これって勅令か。なら聖徳太子に会えるかな?




霞「そういえば、作者って歴史の成績悪かったよな?」
作「それが何か?」
霞「大丈夫なのか?この先のストーリー」
作「なんとかなるさ!!」
霞『絶対どっかしらで矛盾が出てくるな……』
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