インフィニット・フレームアームズ~俺アームズでブンドド~ 作:たちゅや
ちょっと唄を歌いながら美少女が戦う、シンフォギアアアアアアッ!!のアプリにどっぷりと嵌っている私でした。
ついついガチャにも熱中し、
欲しいキャラはゲットして楽しんでおりました。
アニメ第四期も面白いね!
飛鳥はデュノア夫妻の意識を確認する。
二人とも眠っているのか息をする音だけが聞こえた。
……あまり戦闘音はしていないけども、こうもしっかり眠っているのも肝が据わっているというか、何と言うか。
とりあえず二人を連れて出よう、とバルチャーを展開し抱え込んだ。
静かに抱き上げたとはいえ、こうやっても起きないとか薬で眠らされている ?
「考えても仕方ないし、リロイと合流しましょうか」
リロイも屋敷内に入ってきていた為、合流は早くできた。
二人は現状の確認をし、ひとまずはセーフハウスへの帰還を急ぐ。
「……警護が甘すぎだったね。どこかで狙っているかも」
「用心に越したことはない。っと、言っているとやってきたぞ」
リロイが前方を示すと、全身装甲のISが鎮座しこちらを見据えていた。
しかも、見覚えのある外観であり、ふつふつと怒りが込み上げてきた。
目標まで600メートル程の距離で停止した二人。
「リロイ、デュノア夫妻をお願い」
飛鳥はそう言いリロイに二人を渡す。
「ほどほどにしろよ」
彼の問いに頷き応える。
すぅ、はぁ~……。飛鳥は呼吸を整えるとバルチャーの四肢に力を込める。
「金色剣っ ‼」
量子空間から全てが黄金色の合体大剣、ユナイトソードを展開する。
刀身はベリルウェポンとなっており、その攻撃特性により見た目以上の攻撃範囲を持っている。また、ベリルウェポン化しているのはユナイトソードを構成する全ての刀身部分である、と追記しておく。
彼女はそれを正眼に構え、敵を睨む。
バーゼラルド砲撃戦仕様。龍也は一応、全FAのデータをブキヤサーバーに保存してある為、どこの支社でも閲覧は可能ではある。が、FA型ISとしての設計図は本社と、龍也が許す人物にしか閲覧許可は出ていない。
とはいえ、姿形を真似て造るだけならIS開発者にとっては簡単な事である。武装も既存の物を組み合わせれば、ある程度の再現は可能だ。
唯一出来ない物があるとすれば、ISコア解析に伴って可能になったベリルウェポンの類だけ。
これに関しては本社とブライアンしかデータを持っていないからだ。
さて、では眼前のバーゼラルドはどうしたものか。
既に敵機は両肩のイオンレーザーカノンの銃口をこちらに向けている。あとはどちらが先に仕掛けるか、という状態だ。
まさかココで会うなんて。フランス支社が造ったのか、デュノア社が関係しているのか。……考えても仕方ないわね。
「ひとまずはアイツをぶっ潰す」
飛鳥は一気に地を駆ける。
バーゼラルドは胸部に備えられた索敵システム及び頭部に増設された補助演算装置で強化された照準システムにより、正確にバルチャーを捉えている。
両肩のイオンレーザーカノンが放たれる。
放たれたレーザー砲を飛鳥は速度を落とさず、ユナイトソードで逸らして見せた。
「はああああっ ‼」
ユナイトソードを振り、TCSを伴う斬撃を飛ばす。
バーゼラルドは額のセンサーを赤く点滅させると、フォトンブースターによる急加速で左に回避し、左のイオンレーザーカノンを撃ちながら新たな武装を右腕に展開する。
それは大型の爪だ。4本の爪が鋭く鈍い輝きを放っている。
「インパクトエッジッ ! それも模倣するの ⁉」
確かに砲撃戦仕様には基本的に近接武器は搭載されていないが、あえてコレか、と彼女は思った。
飛鳥はレーザーを避けながら、TCSの斬撃を放ち続ける。エネルギー消費は大きいが、ユナイトソードに小型のエネルギーパックを搭載しており、幾分かは持ちが良い。
対するバーゼラルドは両肩の武装を撃ち続けながら、機体のスピードを生かしバルチャーの斬撃を回避していく。
「さすがはバーゼラルドね、速度は一級品だわ」
でもね、と一言おき、私には勝てないと呟いた。
月宮飛鳥。元日本代表のIS操縦者にして、龍也の仕事の元パートナーでもある。当然、IS操縦技術にしても飛びぬけているのだ。
ましてバルチャーは格闘戦に強い機体でもある。
「狙いはその両肩っ」
ユナイトソードを瞬時に分解し、ナイフだけを手に取り両肩のイオンレーザーカノンに向けて投げつける。
バーゼラルドはレーザーでナイフを破壊しようとするが、TCSを纏っている為に破壊されず逆に切り裂いていく。
再び頭部センサーが赤く光ると両肩のカノンをパージし、左腕にもインパクトエッジを展開しバルチャーに突っ込んできた。
飛鳥は分解したユナイトソードを瞬時に合体させ再び大剣の状態にし、上段に構え相手の攻撃に合わせることにした。
「我が金色の剣に断てぬ物無しッ ‼」
どこぞのスーパーロボットのパイロットや、剣士系のキャラが言いそうなセリフを吐きながら、インパクトエッジを突き付けてきたバーゼラルドに唐竹割りを叩きこんだ。
「武装と共に散るがいいっ ‼」
まさに一刀両断。インパクトエッジと共にバーゼラルドを真っ二つにした。
両断された機体は機械がみっしりと積み込まれているが、ISコアは存在しなかった。
「……あくまで無人機での再現、ね。それとコアの代わりに使われていたのは」
彼女は残骸から青い宝石を見つけ、取り上げた。
「賢石をコア代わりにする……と」
賢石をコアにしていると言う事は、このバーゼラルドはISの模倣品であり、概念を使用した概念兵装であった。
「……本当に面倒な事ね。で、リロイ。さっきから私に対して敵意を向けているのはどういうことかしら ?」
飛鳥は振り返らないが、後ろではリロイがカトラスを駆り、IR-P13(セグメントライフルの発展型)の銃口を突き付けていた。
さーて、リロイ君がああああああっ!!
次回を待てっ!