オーバーロード 黒き触手   作:灰男

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陸話 蹂躙――2

 ――何を恐れることがある。

 

 そうは言ったものの、モモンガは内心この上なく外敵を恐れていた。自分たちが100レベルでも周りが10000レベルかもしれない、というのは、その目で強さを確かめるまでどうしても否定できない。逆に言えば自分たちが100レベルで周りが1レベルの可能性もあるが、そんな不確かな確率に命を任せるのはモモンガは嫌であった。

『未知』というものは生物を、もっと言えば意思を持つ者を怖がらせる――ましてやそれが自らの生死に関わるのであればなおさらだ。

 

 しかし、モモンガはどこか安心感も感じていた。セバスに対しそのような見得を切ったのは、その安心感があったからだ。

 そしてその感覚は、おそらく、横に居る仲間の存在によるものだろう――

 

 

 

 視界が、変わる。

 

「――――――」

 

 先ほどまで鏡面で繰り広げられていた光景が、目の前にあった。

 二人の少女は小さく震えながら怯えている。死への恐怖と、突然の不審な闖入者に対するもの。

 まぁ、二人は骸骨と触手という化物の外見をしているのだからそれも仕方ないことである。

 

 相手は剣を振り上げたまま、非常に困惑したようにモモンガとウルに交互に視線を送っている。思考が停止しているようだ――あまりに予想外の出来事だったのだろう。

 モモンガが手を広げ、それを伸ばしても、相手は固まったままであった。自らのすぐそばに死が近づいているとも知らずに。

 

(……恐怖は感じない、か)

 

 ウルもまた、モモンガと同じく、暴力とは無縁の人生を送ってきた。どちらかといえば振るわれる側だったかも知れないが、とにかく縁はなかった。

 にも関わらず、ウルは剣を向けられても恐怖を感じない。今から命を賭して戦うことになるかもしれないのに。

 

(心ももう、人間――いや、まともな生物じゃないのかもね)

 

 恐怖はどのような生物でも感じるものである。それは恐怖というものが本能に基づいた、自己防衛のための感情であるためだ。

 それがないということは、自らが身も心も化物になったのではないか、という考えに至る。しかし――

 

(……今怖いって思った。なら大丈夫か)

 

 その思考と仮説自体に恐怖を感じたため、ウルは自らが一応はちゃんとした生物であることを自覚し安心した。

 

 モモンガが魔法を発動する。

 いつかウルが、モモンガと行ったPVPの際やPKK(プレイヤーキラーキラー)を一緒にする際に見た魔法だ――死霊系魔法の中でも強力ということでかなりの知名度を誇る魔法。ウルとしても厄介だと思う魔法であった。

心臓掌握(グラスプ・ハート)>。

 第九位階。確か即死効果を持っていて、抵抗に成功しても朦朧状態になる嫌な魔法だったかな――とウルは記憶の海を探る。

 

 騎士の体が、まるで糸を切られた操り人形の如く、ぷつりと倒れこむ。

 すでに事切れていた。モモンガはその死体を冷たく見下げている。

 

「……うーん、恐怖は感じないなぁ……」

 

 死体を見る、または人が死ぬ場面を見る程度では恐怖を感じないようで、ウルは少し困惑する。やはり精神の変質は起こっているようであった。

 何事も無いようにつぶやくウルに、少女たちは恐怖の視線を向けている。

 

「……さて、僕もやるべきか」

 

 感覚的に、粘液の分泌を始める。

 やがてウルの体表から液状の死とでも形容すべき粘液が分泌されだした。

 

「モモンガさん、バックアップは頼みました」

 

「ええ」

 

 ちょうど、近くの家の脇から騎士が二人ほど現れた。ウルはゆっくりと這いずってそれらに近づく。

 騎士たちは異様なウルの姿に恐怖を感じ、そしてその後ろに倒れている仲間の死体を見、ウルとモモンガをかなり警戒したようで、その前に広がりつつもじりじりと後退し、何か仕掛けようとする気配は見えない。

 

「子供相手なら勇ましく剣を振り上げるのに……化物相手だと、何も出来ないの?」

 

 嘲笑気味に挑発しても、相手は動かない。

 痺れを切らしたかのように、ウルが『蠢いた』。

 

「……じゃあ、こちらから行こうか」

 

 ウルの体が異様な変形をする。

 常時生やしている六本の触腕に加えて、体から一本の太い触腕が生えた。計七本に増え、少しアンバランスな造形に見える。変幻自在に触腕を減らしたり増やしたりする姿はさながらスライムである。

 

「うわっ何この感覚、気持ち悪……」

 

 急に腕が生えたような感触に戸惑いつつも、ウルは騎士の一人を捕らえるべく触腕を動かした。

 ひゅっ、と風を切る音と共に騎士の一人が忽然と消え去る。他の騎士は思わず、突然いなくなった仲間を探した。

 

「……意外と軽く感じるね、相手は金属の鎧を着ているのに」

 

『っあ、が……!』

 

 首を絡め取られもがく騎士を見つめながらウルは冷静に分析する。その体は軽々と宙に浮いていた。

 自分の筋力は相当強いらしい、と自らの体に対する見識を深める。

 

(ユグドラシルのときと同じようなステータスなのかもね……)

 

 触腕にこめる力を少し緩め、代わりに粘液の分泌を活発化させる。

 酸欠で気絶しかけていた騎士は、息をできるようになったのも束の間、苦悶の表情を浮かべ始めた。

 

『ぇ、えっ、あぁ、ぁえっ』

 

「麻痺、盲目、混乱、恐怖……どう? 状態異常の四重奏は」

 

 ユグドラシルでもものすごく嫌われていたんだよ、とつぶやくと共に締め付けを強める。

 ウルに列挙された状態異常の種類は、全てウルの粘液が触れた者に与えるものであった。

 嗚咽を漏らすばかりの騎士の視界は徐々に真っ暗になる。次いで、手足の先が痺れだす。

 

「何も見えなくなって、手足がだんだんとしびれて、何がなにやら分からなくなって、死が近づいていると分かって、怖くなって――」

 

 まるで恐怖を煽るかのように、優しい声音でウルがつぶやく。

 

「……僕はね、君たちみたいな屑が大嫌いなんだ。いや、屑というのはふさわしく無いかもね、何か目的があるのかもね――でも気に喰わない。弱い者を甚振るために力を振るう君たちは――力とは弱いものを護るために振るわれるべきだというのに」

 

 あまりにも静かすぎる周辺に声が広がる。

 

「だから、さ。できるだけ静かに、それでいて惨めに死んで行ってくれると……僕としては嬉しいかな」

 

『……! ん! ん、んん゛っ!』

 

 にこりとウルが微笑むと共に騎士が突然悲鳴を上げ始める。酸欠によるものではない、別の要因によるものであった。

 辺りに肉が焼けるような音が聞こえ、続いて鼻を衝くような独特の刺激臭が漂う。

 ドチャリ、と重い音が響いた。

 

 騎士は音の元である自らの胴体――自らの()()を見下ろす。

 自分がどうなっているか気づいたとき、騎士は意識を永久に失った。

 

「溶けちゃったか。まあこの粘液が与えるのは強酸属性のダメージだから、現実的な描写となるとこうなるか……思ったよりグロい」

 

 苦悶の表情を浮かべる顔を一瞥し、煙を上げている首を投げ捨てる。

 ユグドラシル時代、ウルの持つ粘液は毎秒20点のスリップダメージを複数の状態異常と共に与えるというものだった。

 その効果とおおよそ同じような結果が確認できたので、ウルは満足げにうなずく。種族スキルを取った弊害で装備品がほとんど装備できない今では、自らの体のみが頼れる唯一の武器であり防具である。ウルの戦術はその粘液に頼るところが大きかったので、その効果が変わっていないと分かったのは大きな収穫だ。

 ただ、独特の刺激臭が気に入らないな、とウルは首を失い脊髄を晒している死体を見て思った。

 

 もう片方の騎士は腰を抜かしてしまい、ウルの目前から逃げられないでいた。

 目の前にたたずんでいる黒い『災厄』そのものから、恐怖のあまりに目を離せずにいる。未だにその脳内は混乱の極致であったが、しかし目の前の存在が自らに死を齎すものであることは明白に分かっていた。

 どうにか剣を手に取り、それをウルに投げつけて逃げようとしたところ――

 

「――<龍雷(ドラゴン・ライトニング)>」

 

 その騎士にとっての死は、別方向からやってきた。

 騎士が白く光り輝き、騎士は地に転げた。爛れて黒くなった皮膚が鎧の隙間から覗いていて非常に痛々しい。

 すでに泣き出しそうだった姉妹はそれを見ていっそう大きく震え上がった。

 

「……この程度でも、死ぬのか……」

 

「まぁ、そうみたいですね……正直、弱すぎる」

 

 まるで玩具に当たる児のように、騎士の死体を触手で叩く。

 金属製の鎧はいとも容易くへしゃげ、血がその合間から噴出し、地面をペンキで塗ったような赤色に染めた。

 

「第五位階程度で死ぬんですか?」

 

「……拍子抜けだ――いや、パラメーターが攻撃関係に特化している可能性もあるか」

 

 モモンガは思わず緩みかけた気を引き締める。ウルもそれにつられる。

 

「とりあえずは死の騎士(デス・ナイト)を召喚してから様子を見ましょうか」

 

「それが良さそうですねー、僕は控えて様子見しておきますね」

 

 ユグドラシル時代では最早定石となっていた戦法を取ろうとするモモンガをウルが肯定する。

 まもなく、黒い霧が心臓を握りつぶされた騎士の体に覆いかぶさった――これにはウルも驚く。

 

(ずいぶん、ユグドラシルとは違うな……少し格好いいかも)

 

 まじまじと死体が死の騎士(デス・ナイト)に変わって行くのを見ていたウルはのんきにもそんな考えをしていた。

 右手にフランベルジュ、左手にタワーシールドを持つ死の騎士(デス・ナイト)が、モモンガの前に跪き指令を待った。

 

(騎士っぽい、格好いい……!)

 

 そんなしょうもないことを考えるウルを尻目に、モモンガは死の騎士(デス・ナイト)に命じる。

 

「この村を襲っている騎士を殺せ」

 

 命ぜられた死の騎士(デス・ナイト)は咆哮する。

 風のように駆け出す死の騎士(デス・ナイト)の背中を見つめつつ、モモンガは頬をかく。

 

「せっかくの肉盾が……けど、戦力の物差しとして……いや、死の騎士(デス・ナイト)じゃ弱すぎるか」

 

「あちゃー……失敗しましたね。自由度が高すぎるってのも考え物ですね。じゃあ、代わりに僕が――」

 

「いえ、ウルさんの眷属作成は温存しておいてください。ウルさんの創造できるモンスターは本当にどれも壁特化ですし――」

 

 モモンガがそう言った時、未だ閉じていなかった<転移門(ゲート)>から一つの人影が現れる。

 漆黒の甲冑姿。肌の露出が一切無い、完全な実戦向けの装備。手に持つのはバルディッシュ。

 ウルはその人が誰かまったく分からなかった。顔も、体の特徴すらも一切見て取れないのだからそれも道理である。

 

「――準備に時間がかかり申し訳ありませんでした、モモンガ様、ルタール・ウル様」

 

 その透き通るような声は、アルベドのものであった。

 敵である可能性も考慮して警戒していたウルはほうと息を吐く。

 

 ナザリックの中でも随一の防御能力に優れた100レベルNPC。それがアルベドである。

 純粋なタフさでは残念ながら触手系種族であるウルに一歩劣る――が、防御に関しての能力、つまりパリィなどのスキルを合わせて総合的に見ると、やはり最強の盾である。

 超位魔法だろうがワールドチャンピオンの次元断切(ワールド・スラッシュ)だろうが、どのような攻撃でも三度までなら三層構造の鎧を利用して防げるのだ。これ以上優秀な盾は無い。

 

「いや、そうでもない。実に良いタイミングだ」

 

「有難うございます。それで、その生きている下等生物の処分は――」

 

 ウルはずっこけそうになる。困っている人を助けるという名目で来たというのに、何を勘違いしているのだろうかと。

 

「セバスに伝言ゲームの才能は無いね――」

 

「――この村を助ける。とりあえずの敵はそこに転がっている鎧を着た者たちだ」

 

 アルベドが了解の意を示すと共に、モモンガとウルは視線を姉妹へと移す。

 姉妹は震えることすらできず、石化したかのように動きを凍らせる。思わずウルは石化能力を発動していたかと戸惑った。

 

「……モモンガさん、パスです」

 

 己のような姿――触手の化物の姿では何をしようと何をあげようと受け入れてくれないだろうと思い、ウルはモモンガに対応を全て任せる。

 アイテムボックスに入っているとある装飾品を装備すればそういった問題は解決するだろうが、恐怖は簡単には消えないだろう。

 

(対人交渉には不利だな)

 

 少しだけ、自分の姿が化物であることを悔やむ。

 モモンガの姿も化物であることには気づかなかったのかそれともあえて突っ込まなかったのか。

 

 まもなくウルの鼻をアンモニアの臭いが突く。

 臭いの元を察し、あーあ、と苦笑し、姉妹に話しかけるモモンガのほうを見る。自分が話しかけていたら緊張のあまり嘔吐していたかもしれない。

 

「……怪我をしているようだな」

 

(スルーした……)

 

 モモンガのスルー能力はウルが思うより高かった。

 何も無かったかのようにアイテムボックスを開き、無限の背負い袋(インフィニティ・ハヴァサック)を取り出し、そこから赤いポーションをごそごそと手探りで探して取り出した。

 

「飲め」

 

 無造作に、無表情に、硬い声音でモモンガが言う。

 

(それじゃ駄目でしょー……もっと営業スマイルとか、いや駄目だな)

 

 態度が無愛想に過ぎるのだ、とウルは思った。今のモモンガが笑うところを想像すると、やはり駄目であった。

 そして予想通り、姉妹は悪い反応を返してきたのだった。

 

 話しかけるモモンガとおびえる姉妹の様子を傍から見ると、やはりモモンガが悪者に見える。

 骸骨というビジュアルが悪いのだろうが、それでも怪しげな薬を手渡している姿はどう見ても悪者であった。

 もっとも、もし人型ですらない完全な化物の姿の自分がやるとなれば一周回ってギャグっぽくなるんだろうけど、とウルは誰にも聞かれることなく一人ごちる。

 

 アルベドがバルディッシュを自然な動きで持ち上げる。

 貴様らの首を一瞬で刎ねるぞ、という意志が視線にこめられていた。許可が下りれば――いや、モモンガかウルが止めなければまるで道端の石を蹴り飛ばすかのように姉妹の首を切り飛ばすだろう。

 

「――アルベド」

 

「ま、待て、急ぐな――ウルさんも言っているだろう」

 

「……畏まりました」

 

 仕える主二人に言われてはアルベドも引き下がるしかない。

 バルディッシュを降ろすが、しかし許可が下りれば、もしくは再度姉妹が無礼を働けば、すぐにでも姉妹の首を刎ねてしまう心積もりであった。

 

「……アルベド」

 

「っ……申し訳ありません、畏まりました」

 

 思考を読まれたためか、それともウルに窘められたためか、はたまたそのどちらもか、アルベドは頭を下げる。

 

「……これは治癒の薬だ。早く飲むんだ」

 

 モモンガが念を押すと、姉のほうが駆け寄り、受け取って一息で飲み干した。

 瞬く間に姉の背中の傷は跡形も無く消えた。姉は不思議がって背中を何度も触っている。

 

「痛みはなくなったな?」

 

「は、はい」

 

「――良かったね、痕が残らないで」

 

「っ……え、えっと、はい、ありがとうございました!」

 

「うんうん、本当に良かった」

 

 少々おびえながらも、ウルの言葉に礼を返す。

 ウルは満足感を得ながら数度うなずく。それは、たとえばひっくり返って動けないでいる昆虫を元に戻してやったときに感じる満足感にも似ていた。

 モモンガは姉と数度言葉を交わして魔法を唱える。姉妹の周囲に微光を放つドームが作り出された。

 

(モモンガさんは優しいなぁ……対魔法の防御魔法をかけないあたりは置いておいて)

 

 魔法をかけ終わると、モモンガはさらに二つの角笛を取り出して放り投げた。

 ウルからすればあんなアイテムあったっけ、という程度のアイテムである。しかし、それでも温情には十分すぎた。

 

(やっぱり優しいなぁ)

 

 たとえそれがゴミアイテムであろうと、護身に使うことができるアイテムを渡すのだからそれは十分すぎる優しさであった。場合によれば気休め程度にもならない可能性もあるし、また場合によれば世界を滅ぼす可能性だってあるわけだが。

 それはともかく、精神・肉体共に人間を――もっと言えば生物をやめているとは思えない慈悲だ。

 

 施しは済んだと言わんばかりにモモンガが背を向け歩き出す。

 ウルは這いずってそれに追従し、その後ろにアルベドが伴う。

 

「あ、あの――た、助けてくださって――」

 

 しかし、数歩も行かないうちに姉のほうが声をかける。

 姉妹の顔には怯えの感情は少なくなっており、むしろ感謝の気持ちが上に出ていた。事実、救世主のような扱いだろう。

 

「気にするな、善意でやったことだ」

 

「――ありがとう、ございます!」

 

 涙がその(まなじり)から零れ落ちる。

 

「そ、それと――図々しいことを言っているのは分かっています! でも、あなた様達しか頼れる方が居ないんです――どうか、どうか、お母さんとお父さんを――!」

 

「もちろん助けるよ。生きていればの話だけど」

 

「……あ――ありがとう、ございます――!」

 

 頭を下げっぱなしだった少女はようやく頭を上げ、一つ喉を鳴らす。

 そして、恐る恐るウルとモモンガに訊ねた。

 

「――お、お名前は……あなた様方のお名前は、何と仰るのでしょうか」

 

 震える声音で発せられた言葉を聞いてウルとモモンガは顔を見合わせる。

 ほんの少しの時間を経た後、ウルが先に口を開いた。

 

「……僕の名前はルタール・ウル。彼の友であり、仲間であり、そして至高の四十一人の一人――言ってしまえば、しがない化物さ」

 

 ウルは少しおどけたような調子で言う――そしてモモンガに視線を移した。

 モモンガは少し大げさな動作でローブを翻し、前々から用意していた名前を言った。

 

「――我が名を知るが良い――我こそが、アインズ・ウール・ゴウン」

 

 モモンガ――否、アインズはそれを誇らしく思いながら、自らの愛するギルド名を堂々と叫んだ。

 モモンガ、または鈴木悟という男が、アインズ・ウール・ゴウンという名の強大な支配者へ変貌した瞬間であった。




閲覧いただきありがとうございました。
我ながら少しばかり原作からの引用が多い気がしますね……気をつけます。
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