遊戯王GX 電子の獣達と紡ぐ物語   作:狂戦士

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3戦目のデュエルです。そして…


VSチューナー そして…

翔の命運を賭けた?デュエル2戦目は俺達の負け。

ということは、俺が今度はデュエルすることになるのか…。

 

「何で《サイコロン》なんだよ。普通《サイクロン》とか、《大嵐》だろ」

 

「いいじゃないですか、入れたって」

 

あっちは何か揉めてる。

 

「悪い、負けた」

 

「でもいいデュエルだったぜ玲人!」

 

「十代の言うとおりだ」

 

さて、前に出るか。

 

「…で、今度は俺か。面倒な」

 

「まあ、そう言わずに頼むわよ」

 

「ふぅ……」

 

小さくため息を吐く恭弥。

そんなに面倒なのか?

 

「やる気を出しなさいよ!」

 

「そうですわ!」

 

「…何でブルー女子の揉め事に…しかも女子側で参加しなくちゃいけないんだよ…」

 

ああ、そういうことか。

 

「確認するが、本当に俺がデュエルしていいんだな?手は抜かんが、負けても俺は一切責任取らんぞ」

 

「いいわよ」

 

「了解」

 

そう言ってボートの前の方に出る恭弥。

 

「…まあ、面倒だが手は抜かないとだけ言っておく」

 

「それは安心した」

 

デッキを見たのはあの夜だけ。

さて、どんなデッキ使うか。

 

「「デュエ「ちょっと待ったー!!」

 

『!?』

 

突如陸地の方から、静止の声が。

その人物は…

 

「あげはじゃない。一体どうしたの?」

 

明日香が対応。

そう、あげはだった。

一体どうしたんだ?息切らして。

 

「はぁ、はぁ…」

 

「…いったん深呼吸したらどう?」

 

「そ、そうする…」

 

俺の提案を受けるあげは。

少し経って…

 

「で、何の用だ?」

 

「えっと…」

 

「もしや俺の代わりに八神とデュエルするってか?」

 

「え、そうなの?」

 

「!…そ、そうよ。この件は私達ブルーと、レッドの問題。それなのにレッドがブルー側になって、処遇を決めよう(デュエルをしよう)とするなんて(もっ)ての(ほか)よ!」

 

「でもそれ言ったら、俺や玲人も関係ないんじゃ…」

 

ラー・イエローだし。

 

「うっ!け、けど黒纏陰はデュエルやる気ないでしょ!?」

 

「恭弥でいい。…確かに、正直丸藤を助けるつもりはない」

 

「ええ!?」

 

ひでぇ…。

けど引っかかった翔も翔か?

 

「といっても、委員会に突き出すつもりもない」

 

「…つまり?」

 

「面倒」

 

全員ズッコケる。

 

「丸藤の言い分を信じられないのもあるんだけどな…」

 

「なっ!?じゃあ、ボクが覗きしたって言うんスか!?」

 

「そうだが?あんな明らかに偽物の手紙に引っかかるなんて、誰が信用できる?」

 

「うっ…」

 

本当にどんな感じだったんだ?

 

「それで遊城のそんな度胸があるはずないという言い分も、ある意味納得できるし…」

 

恭弥、聞くよ。何か翔に恨みでもある?

 

「だからどっちの味方もする気はないんだがな。青葉の言い分は、俺が信用できないってことでいいんだな?」

 

「!そ、そうよ。文句ある?」

 

「別に。それならそこのブルー女子2人も納得するんじゃないか?」

 

「まあ…」

 

「青葉さんなら…」

 

「明日香はどうなんだ?」

 

「別にいいわよ」

 

「じゃあ、こっちに連れていくか」

 

「恭弥」

 

「?」

 

「わかってると思いますけど…」

 

「さすがにお前以外に、緊急時を除いてやるつもりはない」

 

多分抱えて飛ぶことだろうな。

それで恭弥が明日香と葵を乗せたボートを漕いで、陸へと連れていき、そしてもう1つの無人のボートへと飛ぶ。(今度も着地成功)再び陸地まで漕いで行く。

で、十代から『別に湖の上でやらなくていいんじゃないか?』という、もっともな意見を受け、(やっぱり)俺がボートを漕いで陸へ。

 

「ふぅ…さすがに往復は少し疲れたな」

 

「お互いお疲れさまということで。そういや気になってたんだけど」

 

「ん?」

 

俺はかねてから疑問だったことを恭弥に聞く。

 

「何でボート2つあったんだ?」

 

「…何故か無人であった。で、1つは明日香、もう1つは俺が乗ることにしたわけだ」

 

いや、え~。何で?

 

「もう1つ。じゃあ何で恭弥は陸地に?わざわざ飛ぶ必要なかったろ?」

 

「手洗い行ってた」

 

「なるほど」

 

で、戻ってきたら俺達が来たと。

 

「じゃあ頑張れよ」

 

「あんたに言われる筋合いはないわ!」

 

「さいですか」

 

見物を始める恭弥。

他も同様だ。

 

「じゃあ始めようか」

 

「ええ!いざ、尋常に勝負!」

 

デュエルディスクを展開。

 

「「デュエル!」」

 

遊一:LP4000

あげは:LP4000

 

「先行はボク。ドロー!」

 

さて、翔の命運がかかってるデュエルでもあるし、勝たなきゃな。

 

「ボクはモンスターを裏側でセット、カードを2枚伏せてターンエンド」

 

あげは:LP4000

手札3

セット

伏せ2

 

「俺のターン、《DM(デジタルモンスター) プカモン》を召喚!」

 

DM(デジタルモンスター) プカモン

ATK:500

 

「プカモンの効果、メインフェイズに表側表示で存在するこのカードを墓地に送りデッキ・手札から『ゴマモン』と名のつくモンスター1体を特殊召喚する。デッキから《DM(デジタルモンスター) ゴマモン》を特殊召喚!プカモン進化!ゴマモン」

 

プカモンが光始め、毛皮で覆われた海獣型のモンスターに進化する。

 

DM(デジタルモンスター) ゴマモン

DEF:1500

 

「ゴマモンの効果。このカードの特殊召喚に成功した時、デッキから『DM(デジタルモンスター)』と名のついたモンスターを1枚手札に加えることができる。デッキから《DM(デジタルモンスター) ピヨモン》を手札に。マーチングフィッシーズ!」

 

遊一:手札6

 

「カードを2枚伏せてターンエンド」

 

遊一:LP4000

手札4

DM(デジタルモンスター) ゴマモン

伏せ2

 

「へぇ、来ないんだ」

 

「手札がそんなに良くなくって」

 

「どうだか。ボクのターン!セットされた《ジュラック・ガリム》を反転召喚!」

 

ジュラック・ガリム

ATK:1200

 

「そして《ジュラック・デイノ》を通常召喚!」

 

ジュラック・デイノ

ATK:1700

 

「バトル!ジュラック・デイノで、ゴマモンを攻撃!」

 

「伏せカード《防御プラグイン》!発動後、自分フィールド上の『DM(デジタルモンスター)』と名の付くモンスター1体を選択して、このカードを装備する。このカードを装備したモンスターは1ターンに2度まで戦闘またはカード効果では破壊されないよ」

 

噛み付かれかけるが、防御。

 

「ボクはこれでターンエンド」

 

あげは:LP4000

手札3

ジュラック・ガリム

ジュラック・デイノ

伏せ2

 

「俺のターン、《DM(デジタルモンスター) ピヨモン》を召喚!」

 

翼の部分が腕の様に発達している雛鳥が現れる。

 

DM(デジタルモンスター) ピヨモン

ATK:1700

 

「あっ!可愛い!」

 

あげはが言ってくる。観戦してる方から声が。

確か試験官とデュエルしてたときもそうだったな…。

 

「えっと…《デジヴァイス》を発動!ゴマモンと、ピヨモンを墓地に送る。そしてこの効果で墓地に送られたピヨモンの効果で、デッキから《DM(デジタルモンスター) バードラモン》を特殊召喚!ピヨモン進化!バードラモン」

 

ピヨモンは、不死鳥のような巨鳥に進化する。

 

DM(デジタルモンスター) バードラモン

ATK:2200

 

「そしてゴマモンの効果で、デッキから《DM(デジタルモンスター) イッカクモン》を特殊召喚!ゴマモン進化!イッカクモン」

 

ゴマモンは、分厚い毛皮と頑丈な体を持った海獣に進化する。

 

DM(デジタルモンスター) イッカクモン

ATK:2000

 

「デジヴァイスの効果で、1枚ドロー。さらにイッカクモンの効果で、デッキからカードを3枚ドローし、その後手札のカード2枚をデッキに戻す。アイシクルコート!」

 

遊一:手札5

 

「そしてバードラモンの効果で、相手フィールド上に存在する魔法・罠カードを2枚まで選択して、デッキの1番下に戻す。あげはの伏せカード2枚を1番下に。ファイヤーフラップ!」

 

熱風が伏せカードに向かうが

 

「伏せカード《チューナーズ・バリア》!効果で次のエンドフェイズまで、ジュラック・デイノを戦闘・カードの効果で破壊されなくするわ!」

 

そして発動されたチューナーズ・バリアは墓地に送られ、もう1枚の伏せカードはデッキの1番下に戻る。

 

「バトル!バードラモンで、ジュラック・ガリムを攻撃。メテオウイング!」

 

バードラモンは翼を羽ばたかせ、流星のように、燃えさかる羽をジュラック・ガリムに飛ばす。

 

「きゃあっ!」

 

あげは:LP3000

 

「くっ、ジュラック・ガリムの効果。戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、このカードを破壊したモンスターを破壊する。手札を1枚捨ててこのカードの効果を無効にできるわ」

 

「手札を1枚捨てて無効」

 

遊一:手札4

 

「そしてイッカクモンで、ジュラック・デイノを攻撃。ハープーンバルカン!」

 

角が射出され、ジュラック・デイノに突き刺さる。

 

あげは:LP2700

 

「チューナーズ・バリアの効果で、戦闘では破壊されないわ」

 

「これでターンエンド」

 

遊一:LP4000

手札4

DM(デジタルモンスター) バードラモン

DM(デジタルモンスター) イッカクモン

伏せ1

 

「きてきて…ボクのターン!」

 

何か願ってドローした後、ものすごく嬉しそうな顔をする。

あれが《はたき落とし》とかで落とされたら、どんな顔するだろう…。

言っとくけどサドじゃない。

 

「《簡易融合》を発動!ライフを1000支払い、エクストラデッキからレベル5以下のモンスターを融合召喚扱いで特殊召喚できる。ボクは《バロックス》を特殊召喚!」

 

あげは:LP1700

 

バロックス

ATK:1380

 

攻撃力が中途半端な融合モンスター。懐かしいな。

 

「そして《トライデント・ウォリアー》を召喚!」

 

トライデント・ウォリアー

ATK:1800

 

「トライデント・ウォリアーの効果で、手札からレベル3の《A(アーリー)・ジェネクス・バードマン》を特殊召喚!」

 

A(アーリー)・ジェネクス・バードマン

ATK:1400

 

モンスターが4体。

 

「レベル5のバロックスに、レベル3のジュラック・デイノをチューニング!シンクロ召喚、深き闇から現れろ!《ダークエンド・ドラゴン》!」

 

腹辺りにも顔がある闇の龍が現れる。

 

ダークエンド・ドラゴン

ATK:2600

 

「さらにレベル4のトライデント・ウォリアーに、レベル3のA(アーリー)・ジェネクス・バードマンをチューニング!シンクロ召喚、光来せよ!《ライトニング・ウォリアー》!」

 

そして雷の戦士も続いて現れる。

…ちょっとやばい?

 

ライトニング・ウォリアー

ATK:2400

 

「シンクロモンスター2体か」

 

「…あいつのデッキはおそらくチューナーを多くして、それのサポートカードを使ったり、シンクロ召喚したりするデッキだろう。そう考えれば、チューナーの多さには納得がいく」

 

「なるほど」

 

「凄いわね…」

 

「ああ、すっげぇぜ!」

 

↑から玲人、恭弥、葵、明日香、十代が言う。

恭弥の説明から、【チューナー】はさすがにまだ知られてなさそうだな。

 

「行くわよ!ダークエンド・ドラゴンの効果!1ターンに1度、このカードの攻撃力・守備力を500ポイント下げて、相手フィールド上に存在するモンスター1体を墓地へ送る。私は効果でバードラモンを墓地に!ダーク・イヴァポレイション!」

 

腹にある口から闇が出てきて、バードラモンを飲み込もうとする。

だが、そうはさせない。

 

「伏せカード《高速プラグイン》!『DM(デジタルモンスター)』と名の付くモンスター1体を選択して、選択したモンスターの攻撃力を半分にして、このターンの間相手プレイヤーへの直接攻撃を可能にするか、選択したモンスターをこのターンのエンドフェイズ時までゲームから除外する。俺は後者の効果を使用して、バードラモンを除外!」

 

消えるバードラモン。これで墓地送り効果は不発だ。

 

ダークエンド・ドラゴン

ATK:2600→2100

 

「これで伏せカードはないわね!バトル!ライトニング・ウォリアーでイッカクモンを攻撃!ライトニング・パニッシャー!」

 

「くっ…!」

 

雷を纏った手の攻撃をくらうイッカクモン。

 

遊一:LP3600

 

「戦闘でモンスターを破壊し、墓地へ送ったライトニング・ウォリアーの効果!相手の手札の枚数×300ポイントのダメージを与えるわ!あんたの手札は3枚、よって900ポイントのダメージ。ライトニング・レイ!」

 

「ぐぅ!」

 

遊一:LP2700

 

「さらにダークエンド・ドラゴンでダイレクトアタック!ダーク・フォッグ!」

 

ダークエンド・ドラゴンの吐くブレスを受ける。

 

「うわあああ!!」

 

遊一:LP600

 

「カードを1枚伏せてターンエンドよ」

 

「エンドフェイズ、高速プラグインの効果で除外されたバードラモンは戻ってくる」

 

あげは:LP1700

手札0

ダークエンド・ドラゴン

ライトニング・ウォリアー

伏せ1

 

「俺のターン!」

 

よし、これなら勝てる!

 

「通常魔法《愛情の紋章》を発動!自分フィールド上の『バードラモン』と名の付くモンスター1体を墓地へ送り、『ガルダモン』と名の付く融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。バードラモンを墓地に送って、《DM(デジタルモンスター) ガルダモン》を特殊召喚!バードラモン超進化!! ガルダモン」

 

バードラモンが光に包まれ、巨大な鉤爪を持つ鳥人が現れる。

 

ガルダモン

ATK:2700

 

「そして通常魔法《強化プラグイン》を発動。自分フィールド上の『DM(デジタルモンスター)』と名の付くモンスター1体と、自分の墓地に存在する『DM(デジタルモンスター)』と名の付くモンスター1体を選択。選択した墓地のモンスターをゲームから除外して、エンドフェイズ時まで除外したモンスターの攻撃力分、選択したフィールド上のモンスター1体の攻撃力をアップさせる。墓地のイッカクモンを除外して、その攻撃力分ガルダモンの攻撃力を上げる!」

 

ガルダモン

ATK:2700→4700

 

「こ、攻撃力4700…(けど、伏せカードは《イージーチューニング》。これで攻撃力を上げれば、このターンは凌げる)

 

「バトル!ガルダモンでライトニング・ウォリアーを攻撃!」

 

「伏せカー「ガルダモンが攻撃するとき、相手はダメージステップ終了時まで、魔法・罠を発動できない」――何ですって!?」

 

てことはプラフじゃなかったわけか。

 

「これで終わりだ。シャドーウィング!!」

 

ガルダモンは翼から超速で真空刃を繰り出し、ライトニング・ウォリアーを切り刻む。

 

「きゃああああっ!?」

 

あげは:LP0

 

「…八神の勝利。で、丸藤救出組の2勝1敗だな」

 

「てことは、翔は無罪放免か!」

 

「助かったッス…」

 

そう言って縄を解き始める十代。

 

「な、なかなかやるじゃない…。ちょっとだけ褒めてあげるわ」

 

「どうも」

 

あげはからもお褒めの言葉?を頂く。

まあ、これで翔の件は終わりかな。

 

「じゃ、約束通り翔は連れて帰るぜ」

 

「ええ、約束は守るわ」

 

「ふん、まぐれで勝ったからっていい気にならないことね」

 

明日香が負けたことに、納得がいかないのかそう十代に言う女子。

 

「…やれやれ。レッドに勝ったら、当たり前。逆に負けたらまぐれか、本気じゃないと言い訳をする。ここの生徒はこんな奴ばっかりか?」

 

「何ですって?!」

 

ああもう恭弥、余計なことを…。

 

「何か間違ったことを言ったか?少なくとも、言い訳というところは当てはまってると思うぞ」

 

「この…!」

 

「よしなさいジュンコ。負けは負けよ」

 

「明日香さん…」

 

「恭弥も少し言い過ぎですよ」

 

「…葵といえども、こればかりは譲れん。俺に突っかかってきたブルーがそんな奴だけだったからな」

 

やはりあの時デッキ破壊した影響か…。

レッドでも煙たがられてるみたいだし(十代談)

 

「てか、それってあんたがデッキ破壊のデッキ使ったからじゃないの?」

 

「何か問題があるのか青葉?イカサマをしたわけじゃないし、構築上問題もない」

 

確かにな。

ん?翔が何やら睨んでるような…。

 

「だが、あのデッキはあれ以来使ってないがな。対策されたら脆くもある故に」

 

「それ使わなくても、恭弥は十分強いじゃないですか。ねぇ玲人」

 

「そうだ。俺や葵より強いんだからな」

 

『!』

 

「余計なことを…」

 

玲人や葵よりか…。

 

「じゃあ、あげはが来なかったら、恭弥の実力を見れたかもしれないわけか!」

 

「それってボクが悪いってこと…?」

 

十代の言い分に睨むあげは。

悪気はやはりないんだろう。

 

「そんなこと言うんだったら、今やればいいじゃない」

 

「おっ、そっか!じゃあ恭弥、俺とデュエルしようぜ!」

 

「じゃあって何だ遊城」

 

それが十代だ。

 

「いいじゃないですか、やってあげたら」

 

「…今からやるっていうならば…」

 

視線を少し彷徨わせたあと、こちらに…俺?

 

「お前には前から興味があった。…当然断ってもいいぞ」

 

「…いいぞ。やろう!」

 

でデュエル決定。十代が悔しがってたと言っておこう。

少し離れて向かい合い、ディスクを展開する。

 

「「デュエル!」」

 

遊一:LP4000

恭弥:LP4000

 

「先行は譲る」

 

「じゃあ、遠慮なく。俺のターン、ドロー!」

 

さて、とりあえず様子見にするかな。

 

「モンスターをセット。そしてカードを1枚伏せてターンエンド」

 

遊一:LP4000

手札4

セット

伏せ1

 

「俺のターン、《打ち出の小槌》を発動。自分の手札を任意の枚数デッキに加えてシャッフルする。その後、デッキに加えた枚数分のカードをドローする。俺は手札を3枚デッキに戻して、2枚ドロー」

 

いきなり手札交換か。

 

「《ダーク・グレファー》を通常召喚」

 

ダーク・グレファー

ATK:1700

 

「バトル、ダーク・グレファーでセットモンスターを攻撃!」

 

持っている剣で攻撃してくるダーク・グレファー。

 

「セットモンスターは、《DM(デジタルモンスター) パタモン》」

 

DM(デジタルモンスター) パタモン

DEF:1700

 

「攻撃力と同じか。カードを1枚伏せてターンエンド」

 

恭弥:LP4000

手札3

ダーク・グレファー

伏せ1

 

「俺のターン、《DM(デジタルモンスター) ツノモン》を召喚」

 

DM(デジタルモンスター) ツノモン

ATK:500

 

「そしてこのカードを墓地に送って、デッキからDM(デジタルモンスター) ガブモンを特殊召喚!ツノモン進化!ガブモン」

 

DM(デジタルモンスター) ガブモン

ATK:1300

 

「ガブモンの効果。このカードの特殊召喚に成功した時、相手プレイヤーに500ポイントのダメージを与える。マシンガンジャブ!」

 

「ふん…」

 

恭弥:LP3500

 

「そして《デジヴァイス》を発動!パタモンと、ガブモンを墓地に送る。そしてこの効果で墓地に送られたパタモンの効果で、デッキから《DM(デジタルモンスター) エンジェモン》を特殊召喚!パタモン進化!エンジェモン」

 

パタモンは、光り輝く6枚の翼と、神々しいまでの純白の衣を身に纏った天使に進化する。

 

DM(デジタルモンスター) エンジェモン

ATK:2400

 

「そしてガブモンの効果で、デッキから《DM(デジタルモンスター) ガルルモン》を特殊召喚!ガブモン進化!ガルルモン」

 

ガルルモンは、青白銀色の毛皮に体を覆われた狼に進化する。

 

DM(デジタルモンスター) ガルルモン

ATK:2400

 

「デジヴァイスの効果で1枚ドロー」

 

遊一:手札3

 

「ガルルモンの効果、エンドフェイズまで攻撃力を半分にして、ダイレクトアタックできる」

 

「!」

 

DM(デジタルモンスター) ガルルモン

ATK:2400→1200

 

「バトル!ガルルモンでダイレクトアタック。フォックスファイアー!」

 

「伏せカード《和睦の使者》!このターン、自分のモンスターは戦闘で破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージも無効にする」

 

しかし防がれる。

 

「なら、エンジェモンでダーク・グレファーに攻撃!」

 

「えっ?攻撃しても、破壊されないのに…」

 

翔が疑問の声を上げる。

 

「エンジェモンの効果は、闇属性モンスターと戦闘を行うとき、ダメージ計算を行わずに破壊する!」

 

「!」

 

「ホーリーロッド!」

 

破壊されるダーク・グレファー。

 

「なるほど。戦闘以外か」

 

「俺はカードを1枚伏せてターンエンド」

 

遊一:LP4000

手札2

DM(デジタルモンスター) エンジェモン

DM(デジタルモンスター) ガルルモン

伏せ2

 

「俺のターン、《強欲な壺》を発動し、デッキからカードを2枚ドロー」

 

恭弥:手札5

 

「《ダーク・クルセイダー》を召喚」

 

『参る!』

 

ダーク・クルセイダー

ATK:1600

 

あれ?今声が…

 

『ああ、それは空耳じゃない』

 

『精霊だ』

 

ある2人が言ってくる。

精霊宿ってるって十代だけのことじゃなかったんだ。

後で話をするとしよう。

 

「そして《クリボーを呼ぶ笛》を発動。デッキから、《クリボー》をフィールドに特殊召喚する」

 

可愛らしい悪魔モンスターが出現…ってクリボー!?

 

クリボー

ATK:300

 

「ク、クリボー…」

 

「けど、それを攻撃表示で何て…!」

 

「やっぱりレッドですわね!」

 

観戦してる方(女子)から笑い声や、疑問、飽きれる声が響く。

って、クリボーを出したってことはまさか…

 

「ふぅ…」

 

恭弥は少し溜息を吐く。

 

『!!』

 

数秒後、衝撃と音がドォォン!!と鳴る。

 

「10秒でいい。黙れ」

 

それは恭弥が震脚をした際に、なった音だった。

怖ぇ……。

 

「続けるぞ。手札から《増殖》を発動。クリボーをリリースして、『クリボートークン』(悪魔族・闇・星1・ATK:300/DEF:200)を可能な限り自分フィールド上に守備表示で特殊召喚する。4体のクリボートークンを特殊召喚!」

 

4体に増えるクリボー。

おい、この流れは…。

 

「この後何を発動するか大体予想はできているだろう?《機雷化》を発動。自分フィールド上に表側表示で存在する『クリボー』及び『クリボートークン』を全て破壊し、破壊した数と同じ数まで相手フィールド上のカードを破壊する事ができる。俺のフィールドの4体のクリボートークン全てが破壊され、お前のフィールドの4枚のカードを破壊する。やれ!」

 

「!!」

 

クリボートークンが突っ込んできて、俺のモンスターやカードにぶつかる。そして爆発した。

 

「ダーク・クルセイダーでダイレクトアタック!ダーク・スラッシュ!」

 

「ぐわぁぁっ!」

 

ダーク・クルセイダーに斬られる。

 

遊一:LP2400

 

「さて、お前のフィールドが一掃されるぐらいだが…まさかこの程度で終わりではなかろうな?」

 

「当然」

 

と、言ったが、少しまずいかな?

 

「ふん、カードを1枚伏せてターンエンドだ」

 

恭弥:LP3500

手札0

ダーク・クルセイダー

伏せ1

 

 

 

 




まだ続きます。
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