最近あまりモチベがあがりませんね~...
ともかくお楽しみください!
今日は平日で皆仕事に行ったので久しぶりに一人です。
特にすることも無いのでネトゲをしています。
「こんな大きい家に居てもすることないしなぁ...」
今はいつも通りレベリングして暇をつぶしています。
シナリオは出来るところまで終わってるのでもう各地のボス巡り等しかやることが無いのです。
その時
「バルタ、暇?」
ネットの友人のロイスだった。
「ん、暇だけど?」
「じゃあアコナイトの滝で待ってるわ」
「ん?あぁはい。分かった」
そう言ってゲーム内のワープアイテムでアコナイトの滝へ行く。
「おぉ来たか」
ゲーム内の個人チャットで話しかけられる。
「いやぁ待たせた」
そう言いながら装備を前衛特化に変える。
「お、でたバルタのガチ装備」
「だってここ今でも最前衛じゃん。いくつものギルドが束になってかかっても勝てたところ少ないって聞くし」
ここアコナイトの滝は二ヵ月前の大型アップデートで追加されたばかりのエリアで推奨レべルは580と設定されている。
そして今のレベルの最高値は600。つまりは最高レベルになったとしてもそこまで強みは無くて頼れるのは装備だけとなる。
「でもバルタはこの前ソロでクリアしてたじゃん」
「まぁね、このゲームで6年間全ランキング一位の威厳は守らないとね」
このワールド・エンド・プリズンと言うMMOオンラインゲーム内で俺は6年間ずっと一位になっている。
決して過疎的なゲームではなく結構有名でユーザ人数も多い。
だが幼少期の頃からずっとやっている俺にとっては特に難関は無かった。
どんな課金もニートで培った廃プレイのキャリアには勝てないのだ。
「絶対ギルド加入の誘いいっぱい来てんだろ?」
「いつもよりしつこいね。今も来てるよ。あ、また一つうるさいギルドが...俺は入る気ないんだよなぁ」
「なんで入る気ないだ?俺すごい気になってんだけど」
「だってあんなの俺を餌にしたいだけじゃん。俺はちやほやされたいがためにこのゲームやってる訳じゃないしさ」
そう言って滝壺の奥に抜けると洞窟がある。
「うわぁ、人で溢れてるね」
俊平はタバコに火をつけて、平日だよな...この人等仕事は?と思ったが深くは考えないことにした。
「じゃあまあ、始めようか」
二人は辺りの敵を蹴散らし始める。
俊平は手慣れた様子でほぼ一撃で仕留めているがロイスは火力不足で3発から4発はかかってしまう。
「まだまだ装備が足りてないな、火力不足だ。スキルはまぁまぁ目の付け所がいいけど...」
レベルを上げた際に手に入るポイントでスキルを獲得するシステムなのだが推奨スキル等は無く、自分のプレイスタイルに合わせて自分で選ぶしかないのだ。
「うっさいな、足手まといにはなってないからいいだろ」
そう言いながらHPポーション(大)をがぶ飲みするロイス。ほんとは彼に合う装備がいくつか倉庫の中に眠っているのだがそんなことは言わない。
俊平は空気清浄機を稼働させてから煙を吐く。
「そういやここのボスって少し軽めの強い防具落とすんだっけ?」
ロイスがネット上で都市伝説とまでされるほど出ない防具の話をしだす。
「あぁ、あるらしいね。俺も聞いたことはある」
「じゃあまだ出してないのか...よっしゃ、周ろうぜ!」
ゲーム内アクションでピースを突き出してくるロイス。
「やだ。ここまだ一階だよ?全部で4階層あるのにここで苦戦してる君に勝算はあるのかな」
このダンジョンは階層ごとに推奨レベルが5ずつ上がっていくのだ。
つまり580から5ずつ、最下層は600と最大レベルになる。
そしてロイスのレベルは現在589、推奨レベルだけでみると2階層目までがいい所だろう。
「わかった、なら2階層目行こう。そこはここより敵も多いしレベリングに最適だ」
「おーけー、じゃあ今日で600なっちゃおうか。11レベ上げるのは大変だけど運が良ければ敵がEXPバフ落としてくれるかもしれないし」
「おっけ、死ぬ気でいくわ...」
それからは次の日の早朝まで狩り続け、無事600レベルに到達したらしい。