デート・ア・ペドー   作:ホワイト・ラム

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さて、今回は少し長く成りました。
&美九ファンの人はブチ切れ間違いない内容です。
ブラウザバック推奨です。

















本当にバックしました?後悔しませんね?


楽・園・壊・滅!!

とあるステージの前、ステージのある施設を守る様に無数の男たちが立っていた。

そしてそれと睨み合う、異様な風体の変態たちがいた。

時刻は、午後16時59分。

秒まで時間の表示される、携帯を見ていたひとりの変態がつぶやく。

 

「歴史の動く時だ――」

 

カチッ――ボーン……ボーーン……

 

「うらぁああああああ!!」

 

「おうらぁあああああ!!」

 

「行くぞおれぁ!!!!!」

5時に成った瞬間、二つの軍団が激しくぶつかり合った!!

 

 

 

先陣を切る一番槍は「ピローダイバー」!!

愛する()と共に、美九の兵隊の群れをかき分け、一直線にステージへ向かう!!

 

「某の嫁の歩く道!!退かれよぉ!!」

 

「させるかっての!!」「邪魔をさせてもらう!!」「おねー様には近づけさせない!」

肥え太ったデブ3人衆(合計体重350キロ)が道をふさぐ!!

圧倒的な肉から、油ギッシュな汗がほとばしる!!

 

「くぅ――!」

ピローダイバーが一瞬躊躇する。

自身には嫁、それを盾にすれば汗は防げる。しかし――この世で最も愛するモノ()を盾にする事は出来ない!!

ピローダイバーは、嫁をかばうように汗の中に身を晒す。

 

(済まぬペドー殿……先陣を切った某がこんな所で――)

 

フォン!!キィン!!

 

「ぶひ!?」「なんだ!!」「物干し竿!?」

 

空中から飛んで来た、銀色の物干し竿がデブ共の汗を払いのけた。

 

「全く、若い子はこれだから……」

そこに立つのは、如何にもザマスとか言いそうな、オバサン!!

クイッと眼鏡を指で上げ、地面に落ちた物干し竿を拾う。

 

「ミセス・メタファー殿……」

嫁をかばいつつ、ピローダイバーが声を漏らす。

 

「愛する人を守るその心、良いわね。

愛よ、愛……あなたが敵陣を裂いたおかげで私の様な、オバサンでも此処までこれたわ」

ミセス・メタファーが物干し竿を持ってクルリと回転させる。

 

「お、オバサンが美九様の邪魔を?」「美九たんは僕が守る」「おねー様、見てて下さい」

デブ三人衆が鼻息を荒くするが。

 

「ところで、この物干し竿……どう思う?」

ミセス・メタファーの声に3人が黙る。

 

「この銀色の物干し竿……見て!!

先っぽが、先っぽが丸くてピンクなのよ!!

もう、丸くてピンクって……どう見ても男性器のメタファーよね!?

それだけじゃないわ……本体の部分が銀色、つまりギンギン!!ギンギンに成った棒って!!それってやっぱりアレよね!?

それだけジャないのよ!!物干し『竿』よ!!『竿』!!もう、もう隠す気すらないじゃない!!主婦は毎日、ギンギンに成った先っぽピンクの竿をお手入れしているのよ!!これって、これって、どう見てもアレよねぇえええええ!!」

酷く、ひどく興奮した様子でミセス・メタファーがキンギンに成った先っぽピンクの『竿』を振り回す!!

 

その周囲から、美九の親衛隊が逃げるように去っていく。

僅かに気の弱まった瞬間を変態共は逃がしはしない!!

 

「右ぃ!!相手が逃げる!追いつめろ!!

アイドルなんて、巨乳以外認めない世界に反乱するんだ!!」

変態共のカリスマ、ナンバー8が声を上げる。

全ての属性を兼ね備えた、究極の変態紳士。

様々な性癖を持つ変態紳士を取り持つ究極の指導者!!

彼の指示により、変態たちは一つの指名と己の性癖を守るための、性癖戦士へと生まれ変わるのだ!!

 

「囲むんだ!!数こそ最強の兵力!!

数で変態共を押し切れ――なんだ!?」

美九の兵隊の数人が、おもむろに地面に倒れる。

 

「くっそ、俺は……こんな……」

 

「お、おねー様が……けど……けど!!」

皆が、一様に地面に膝をつき何かを読んでいる。

 

「一対多数は実に賢い選択よ。兵力に差があればとても有効。

けど、数だけが戦力じゃないの。

兵器さえあれば、少人数で多くを抑えることは簡単なのよ?」

指にインクを付けた女が、悠然と歩いてくる。

何かをそばに寄って来た美九の兵士に投げるとその兵士は膝を折って地面に座った。

群衆をかき分け、まるで人々を操る魔女の様に『マザーサンドウィッチ』は現れた。

 

「な、何をした!?この――魔女め!!」

 

「アナタの新しい扉、開いてあげるわ!!」

男の前に突きつけられるのは、数枚の紙の漫画!!

非常に好みのキャラクターが不自然に顔の見えない男に、ベットに押し倒されている。

 

『お前……前から思ってたけど、可愛いよな?

肌とか、真っ白で……腰も細くて女子みたいだ……

今日……スカート履かせて、町でても誰も気がつかなかったよな?』

 

『ボク……ボク……なんだか、ドキドキしちゃう……

だってデートって始めてで……なんか、この格好(セーラー服)の方がしっくりくるていうか……

ダメ!!それ以上は……もう、戻れなくなるから……』

男が乱暴な手つきで、女子にしか見えない男の制服をつかむ。

そして、胸のすぐ下までめくりあげて、女装男子の抵抗が終わった。

ページは次で最後だが……

 

「はぁはぁ……なんだこの気持ちは!?

つ、次のページが見たい……だが!!お、男だぞ?

俺はノーマル、ノーマルなんだ!!美九おねー様に忠誠を誓って……

ダメだ!!止めろ!!止めるんだ!!」

男の意思に反して、右手は次のページを開こうとする。

このページを見ることは即ち、開けてはいけない扉を開く事で――

 

 

 

「さ、いこうか……」

マザーサンドウィッチは幸せそうな顔でページをめくる少年少女を背中にしてまた執筆作業を始めた。

この日多くの少年少女の性癖が歪んだのは言うまでも無かった。

 

 

 

そして、場が混乱した時に最後の男が現れる。

至高にして、頂点。

始まりにして、最高の変質者――『ナンバー8』

「その欲望解放しろぉ!!」

 

「おー!!」「おおーっ!!」

彼の存在は、日陰に隠れた変質者たちを、勇猛な性癖を誇る戦士へと変える!!

密かな趣味も、人には到底言えない様な性癖も、彼の前ではすべてを肯定してもらえる!!

美九が、その美しさと歌で他者を魅了する偶像(アイドル)ならば。

『ナンバー8』は他者にとって自身を肯定してもらえる、性癖の救世主(セイヴァー)だった。

 

「なぁ、ヤケ?……なんで、こんな事に成ってるんだ?」

 

「……頭……おかしい……」

ナンバー8に話しかける、男とその男に連れられる幼女の二人組が心配そうに口を開いた。

 

「さぁな?けど、せっかくの祭りだぜ?楽しまなきゃ損だろ!?」

完全に正気を失ったとしか思えない言葉で、ナンバー8は笑って見せた。

 

 

「――ッ!?あれは……」

ナンバー8の見る中で、二人の絶世の美女が空を駆けるようにして、目の前に現れた。

よく似た容姿で、体には拘束具を思わせる革ベルト。

鞭の様なペンデュラムを持つ耶倶矢と、槍の様な武器を持つ夕弦の精霊二人だった。

 

「珂珂珂、貴様が、敵の指揮官か。てっきり我反乱者が来ると思っていたが、なるほど……軍師が居ようとはな?」

 

「結論。要するに、敵のブレインにして、先導者の貴方を倒せば何とかなると結論しました――お覚悟を」

その瞬間、二人の間を一陣の風が吹き抜ける!!

そして、何かが胸を触る感触も――

 

「「ひゃん!?」」

 

「サイズはXXと○○か……」

 

「な!?」

 

「驚愕。まさか――」

さっきまで前に居たハズのナンバー8が後ろに手をワキワキさせて悠然と立っていた。

八舞二人は精霊である、それも風の精霊。

当然速さには自身がある。動体視力も人間に負ける気はしない。

だが、だが、この男は目の前の二人に気づかれる事無く移動し、そして自分たちの胸をサイズを正確に測った。

 

「貴様、人間ではないのか!?」

 

「質問。貴方は精霊ですか?」

二人の質問に、悠然とナンバー8が振り返った応える。

 

「違う――ただの変態さ」

 

 

 

 

 

「ああもう……なんで、なんでアイツは――!」

ステージの一部、美九の控室で美九はいら立って所在無さげに部屋をぐるぐる回っていた。

おかしい、何かがおかしかった。

 

士織が汚物同然の男だったのは良い――いや、良くないが起きてしまったものは過去のトラブルだ、仕方ないとしよう。

だが、許せないのは、その男が有ろうことか可笑しな変態共を連れて帰って来たことだった。

見るのも嫌な、不快な男女が自分の数で優っているファンたちを押している。

いう事を聞かない事も、見るのも不快なのとで、どうにもならなくなってきている。

前に、放送が乗っ取られ、兵士を増やせなくなったため、一部放送器具の死守に兵隊を向かわせたのが、あだとなった。

美九はアイドルであり、残念ながら戦局など分からない。

出来るのは、乗っ取り返した放送を利用して自身の【歌】で兵隊を増やす事。

 

「そろそろ、歌わないと……」

ステージに向かおうとした時、扉が開く。

美九は熱心なファンが、たまらずやって来たのだと思った。

しかし――

「今、向かう所――貴方は!?」

 

美九が、扉の向こうから現れた男に、顔を顰める。

その男は自身を騙した――

 

「よぉ、この部屋控室って書いてあったけど、豚舎の間違いか?」

一人の年増を伴って、五河 ペドーが姿を現した。

 

 

 

 

 

「よし、侵入者なーし!」

 

「お姉様直々のお願い、絶対成功させるよ!!」

 

「マジヤバい……」

亜衣、麻衣、美衣の3人が学校の中を歩く。

此処は来禅高校の一部。

美九の兵隊となった3人は、この学校に詳しいという事で放送器具の監視役となっているのだ。

学校どころか町全体に広がるTV放映、さらには放送音楽までもが集まっている。

そして、もっとも重要な美九のステージの映像を流すのも此処だ。

美九の姿、声を聞いた者達は洗脳されさらに、【美九のため】という名分を得て躊躇ない兵士へとなる。

 

「誰も近づけるんじゃないよ!!」

 

「おーうよ!!」

 

「マジヤバい!!」

そう言って、3人が分散していく。

そして無人になった廊下で――

 

カチャ、キィイイイ……

 

「行ったようだ、な」

静かに音を立てず、掃除道具入れからプライベートアイが姿を見せる。

彼は探偵スキルで、この町の学校の8割以上の中が分かっている。

当然『中』という、中には女性用トイレの便座の数や換気扇の位置なども記憶している。

なぜ、そんなことを知っているかと聞かれても――

 

『ま、ハワイでオヤジにちょっとな』

としか言わない為、完全に不明である。

 

パタパタ……!

 

「む、誰か来る!?」

瞬時にプライベートアイが、掃除用具入れを後にして、消火栓のホース入れの中に体を滑り込ませる!!

 

(軽い足取り……女子……いや、子供か?)

 

「おい、いるんだろ?オマエ」

 

「!?」

壁の向こう、そこから声が聞こえてくる。

足音からして、相手は一人。

独り言ではないのは容易に、分かる。

 

「ボクを舐めるなよ?気配を読むのは、得意なんだ」

そう言って、乱暴に消火栓がこじ開けられ、褐色肌のボーイッシュな幼女、シェリ・ムジーカがプライベートアイの前に姿を見せる。

 

 

 

 

 

「よくも、よくも私の前に姿を見せれましたねぇ!!」

ギリリっと音を立て、美九が歯ぎしりをする。

 

「時子、ファンは頼む」

 

「分かりましたわ」

小さく声を掛け合って、時子と呼ばれた少女が姿を消す。

どうやら卑怯な事に、ペドーはまだ精霊を温存していた様だった。

 

「美九、約束を守ってもらいに来たぞ」

 

「約束ぅ?なんのことですかぁ?私を女装までして騙したくせに……

何を今さら――」

ペドーの言葉に、美九がなじる様に声を出す。

 

「女装は趣味だ!!悪いか!!

第一な?俺は自分を女とは一言も言っていない!!」

ペドーの言葉に、美九が絶句する。

 

「この――!

これだから、男は、人間は――」

その時ペドーが、ズボンに手を入れる。

 

「な、なにを言ってるんだ?お前も、人間だろ?」

パッと、放る様に美九の足元にCDが投げられる。

その姿は美九で、だが名前だけが違った。

 

「お前も、()()()()()んだろ?」

 

「…………」

美九が黙り込む。

そう、それは美九が人間であった事の確かな証左だった。

 

「そうですか、全部知ってますか……

なら、話してあげます――――人間が、男が私に何をしたか……」

そう言って美九が、ゆっくりと語りだした。

 

 

 

何時だったか、もう分からない。

美九という少女は『歌』こそが、人生を生きる道だと理解していた。

容姿以外に自身がすぐれていると思えるものは、歌しかなかった。

だから、彼女がアイドルを目指すのは何らおかしい事は無かった。

寧ろ運命と言えただろう。

 

アイドル――宵待 月乃としてアイドルの仕事は順調に進んでいった。

ライブをした事もあり、少しずつ増えていくファン、そしてファンの優しい言葉が美九は大好きだった。

ある日、終わりがやって来た。

 

順調だった美九のアイドル生活。

とある事務者のプロデューサーが美九を気に入り『仲良く』すれば大きく取り立ててくれる事と成った。

それは、所謂『そういう』営業という事だった。

当然美九はそれを断り、地道に歩む方法を選んだ。

 

その時期から美九に良くない噂が立ち始めた。

曰く『その筋と関係がある』『赤ん坊を堕胎した』『豊胸である』『歌は口パク』

根も葉もない噂だが、ファンはあっさり掌を返した。

美九のためになら、何でもすると語っていたファンは、まるで噂に踊らされたように――

 

「あー、だるいから、もういいっすわ」

 

「は?」

ペドーが美九の過去をブチぎった。

 

「あー、どうせ()()()()不幸話じゃん。

いや、そう言うの良いから。

幼女たちを返してもらうのと、DEM社に居る第二の幼女を助けるのを邪魔してもらいたくないだけ、精霊が欲しいならナルシスト双子ならあげるよ?」

くだらなそうに話すペドーに殺意が湧いた。

 

「ふざけないでください!!私は、男の欲望のせいで声まで失たんですよ!?

あの魔法使いが居なきゃ今でも――」

 

「あー!!自分語りうっぜー!!

枕営業位でウジウジしてんじゃねーよ!!

お前はファンの信頼を勝ち取れなかった、ファンは噂を聞いて『お前ならしかねない』と思った。それだけだろ!?

ちやほやされてーんなら、AV行けや!!」

 

「殺します!!私、自らあなたを――!」

殺気立った美九をみて、ペドーが走り出す。

そして美九がそれを追う。

逃げて、逃げて、ペドーがステージに逃げ出した。

 

「ははは、良い場所ですね。あなたの死に場所には、相応しいです!!」

 

「どうだ、美九。今すぐファンを解散させて、幼女たちを返してくれるなら、ここらへんで許してやるぞ?」

余裕を見せるペドーだが、ステージには美九のファンがすし詰め状態。

仲間の、精霊は何処かへ行ってしまった。

絶体絶命のピンチなのは、分かっていた。

 

「アナタ、状況分かってますぅ?寧ろ、命乞いをする立場なのはアナタなんですよぉ?

まぁ、ぜっっっっっったいに、許しませんけど?

さぁ!!本日の目玉、ペドー解体ショーですよ!!」

美九が指を鳴らすと、TV画面にペドーと美九が映った。

どうやら、町中の放送を利用して、公開処刑をするらしい。

 

「そっか……止まらないんだな……」

諦めた様な顔をするペドー、美九がペドーに近づいた瞬間――

 

『士織さーん、服を脱いでください』

 

「は?」

美九が放送から聞こえてきた言葉に、固まる。

それと同時に、ファンがざわざわと騒ぎ出した。

 

『もう!私をほおっておくなんて、なんなんですかぁ?

もうぷんぷんですよぉ』

 

『ああん、一口貰いたかったんですけどぉ……

けど良いです。

食いしん坊な士織さんに、私のを少し上げますわね』

 

美九がさっきまで、ペドーの処刑を流そうとしていた画面に、二人のデートシーンが流れる!!

そう、これはフラクシナスの百合好きな男が持っていたものを回収した物!!

だが、ほんの少しだけ手が加わっている。

それは、士織姿のペドーを元のペドーの姿へ戻した事!!

化粧を落とす、アプリなんていう物はずいぶん前にあり、ペドーを元に戻すことは簡単だった。

その結果!!男とデートする美九が出来上がった!!

 

「ふざけないでください――こんな、こんなモノを――」

憤りを見せる美九だが――

 

「ふっざけんな!!」「はぁ!?ありえねー!!」「こんなの嘘よー!!」

ファンの怒号が飛ぶ!!

それも、()()()()()()

 

「な、なぜ!?」

アイドルとは、夢なのだ。

歌って笑顔を振りまく美少女。

ファンはそこに憧れる。

「ひょっとしたら、彼女も自分の事を………」なんてことは、ファンのみんなが思っている事だ。

一億、いや、一兆分の一程度の確率だが、『ひょっとしたら自分を……』なんて思ってしまうのが人の性。

ファンは、アイドルと付き合えるかもしれないなどという幻想を抱き、お互いに愛があると錯覚してゆく。

アイドルはそんなファンの夢を食らい無限に膨らんでいくのだ。

だが夢は、幻想はあっけない、たった一つの写真(現実)を受けた瞬間、シャボン玉が割れる様に消える!!

夢が失われたファンにあるのは、失望、絶望――そして、自身を裏切った相手への『憎悪』

 

「ああああああ!!」「こんの、くそビッチが!!」「なんかい、ヤッたんだ?この売女!!」「歌うな!!耳に白濁液掛かる!!」「処女膜から声が出てませんね~」「結局男に又開くんですね、ハイハイ」「あーあー、中古とか……マジねーわ……」

 

「ちがう、違う、ちがぁああああああうううう!!」

ステージの中心、戦場の女神はすべてを失い絶叫を上げた。

 

 

 

「やぁ、シェリちゃん、上手く行ったよ」

 

『オマエ、相当えげつないな……』

実は最初から、洗脳などされていなかったシェリにペドーが連絡を取る。

そう、あとはプレイベートアイに、加工した画像データを渡せばこの作戦は簡単に成功するのだ。

 

「嫌だなぁ、降参するチャンスはちゃんとあげたんだよ?」

ペドーが楽しそうに、ステージで絶叫する美九をみて笑う。

 

「うん、みんなから嫌われて、ブヒブヒ泣く姿は豚そっくりだね」

 




べつに美九が嫌いではないんですよ?
本当です……けど、もっと好きなキャラは……
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