デート・ア・ペドー   作:ホワイト・ラム

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さーて、さてさて、のんびり書いていた折紙パラドクスもいよいよ、フィニッシュです。
何だかんだ言って、折紙に振り回されましたね……


「無駄かもしれないが、助けてやるか……」

「ここは……どこ?」

鳶一折紙が目を覚ましたのは、暗闇の中だった。

『目を覚ました』という表現が正しいのかは分かりはしないが、意識を持ったという意味では『覚めた』と言えるのかもしれない。

だが、まるで夢の現実の合間で微睡むように、すべてがひどく曖昧で不確かな感覚だった。

 

「そうだ、私は……ペドー君と……」

ペドーとのデートの最中。

楽しいデートの中、自身はペドーの『何か』を見た。

その『何か』を見た瞬間、自身の意識はこの暗闇の中に引きずりこまれたのだと、思い出す。

 

「あ……」

視線を投げた闇の中、そこに暗闇の中にも関わらずはっきりと見える姿があった。

理解が一瞬遅れ、それが上下逆さまに座った少女であると折紙は理解した。

闇の中でも尚も暗いドレスに膝を抱えて、まるでまるで精気が無かった。

暗闇であることも助け、その少女は折紙に死体を思い浮かべさせた。

だが、次の瞬間その膝を抱えた少女が顔を上げた。

 

「ひっ!?」

最初は死体だと思っていた物が動いた驚きで声を上げる。

そしてその次に、その少女の顔を見て折紙が黙り込む。

その顔は非常に良く見知った物だった。

毎日、毎日鏡で見て来た自身の顔その物。

天地が逆転している事、服が違う事を覗けば、鏡だと思ったかもしれない。

 

「…………」

その黒い少女と折紙の目が合う。

暗い、暗く濁った何処までも落ちるような暗い目が折紙に向けられる。

 

「……痛っ!?」

目が合った瞬間、折紙の脳内に記憶が流れこんでくる。

それが目の前の『自分』の記憶であると、折紙は理解した。

 

自身の愛する両親を殺した精霊――

 

自身の無力さに打ちひしがれ、徹底的に自分を苛め抜いた日々――

 

ASTに入り精霊を殺す力を手にし、必死にあがき続けた事――

 

さらなる力を手にする為、DEM社の門をたたいた事――

 

しかし、尚も自分は無力で謎の存在にすら力を求めた――

 

新たな力を使い、自身を過去に飛ばし両親の仇を自身の手で取ろうとする――

 

だが、その両親を殺した仇が自分自身であると『折紙』は知ってしまった――

 

最早すべてがどうでもよかった――

 

残ったのは自身が最も憎んだ精霊になったという事実だけ――

 

壊そう。こんな世界。こんな命に意味は無い――

 

車を壊して、家を壊して、町壊して、人を壊して、壊して壊して、壊して壊して壊して壊して、壊して壊した――

 

最後に残るは壊れた心。

 

行きつくのは誰も居ない暗闇の中。

 

そこでただ一人、膝を抱えただ存在し続ける。

 

永遠の続く『黒』の世界。

 

だが、そこに一筋の光が見えた。

 

「?」

折紙はその光に手を伸ばす。

 

自身の両親を殺そうとする精霊の攻撃をかばう少年を見た記憶。

そして、それをトリガーにして、続く新たな記憶。

 

『折紙』が折紙の見た、壮絶な記憶に息を飲む。

折紙が『折紙』の見た、幸福な日常に焦がれる。

 

そして、二人の折紙がゆっくりと溶け合っていく。

 

 

 

 

 

「いえーい!!今日も俺は大ハッスル!!

幼女のお陰で元気100倍だぜ!!」

 

「……」

 

「……」

 

「……」

 

「……」

冷たい視線を流す、幼女を無視してペドーが自分ではかっこいいと思っているポーズを決める。

目の前には【魔王】。

それに立ち向かうのが幼女を連れた【ロリコン】。

 

「よぉーし、みんなの前でカッコいいトコ見せちゃうぞ!」

ペドーが自身に気合を入れて右腕を振り回す。

 

「…………」

ペドーのその動きに反応し、【デビル】が右腕を感情の無いままペドーに向ける。

それと同時に、複数の羽が出現しその先端に光を讃え始める。

明らかな敵意に【デビル】はペドーを敵と判断した様だった。

 

(よし、折紙の注意がこっちに向いたな)

今も墜落寸前のフラクシナスに、折紙の追撃が加われば本当に破壊されてしまう。

フラクシナス――ひいては琴里達を守るためにも折紙にはペドーの『敵』と判断してもらうしかなかったのである。

だが――

 

シュン!

 

チュン!

 

「わぁっととと!?」

襲い来るレーザーを必死に躱しながら、ペドーが逃げる!

 

「正直キッツイ!!マジでキツ――あ、アツゥイ!!」

折紙のレーザーがペドーの尻をかする。

ズボンと下着が焼焦げ〈カマエル〉で治療される。

そして夜近くだというのに、不自然な光が差してペドーの局部を隠す。

 

「なんでアイツは毎回狙いすましたかのように、脱げるんだ?」

 

「おやくそくというやつですわね」

シェリの言葉にくるみが答える。

 

「毎回このパターンやってるの……?」

 

「……はい」

七罪が尋ねると、困ったように四糸乃が答える。

 

「みんなー!天使はなるべく使わないようにねー!

折紙は天使見せると襲ってくるからー

アッツぃ!!熱い!!」

ビームを尚もすれすれで受けながら、ペドーが回避していく。

何だかんだ言って、精霊よりもペドーの方が不思議生物なのかもしれない……

 

 

 

「よぅし分かった!天使を使えば敵認定されるってなら――ボクの出番だな!」

シェリが折紙に見せつける様に、|虫眼鏡型の天使〈セメクト〉を顕現させる。

折紙が新たな精霊()の出現に反応し、羽をいくらか差し向ける。

 

「シェリちゃん!?流石に無謀じゃ……」

そう言うペドーの横を、一条の光線が通り過ぎて行った。

それは折紙の羽の黒い光線では無く、久方ぶりに見たシェリの【天使】の攻撃だった。

だが、シェリは準精霊の上に力も封印状態。

とてもではないが、反転した精霊であるデビルに太刀打ちできるハズは無いと思われた――が

 

「戦いは戦力だけじゃないんだよ」

シェリの攻撃は、今しがた攻撃を撃とうとしていた羽に当たる。

そして、その羽の照準を外し、別の羽に攻撃を当てさせ落とす。

 

「マジか!?シェリちゃん凄すぎない!?惚れた!!結婚して!!」

 

「別に、戦略的に考えればどの羽が攻撃するか分かるよ。

まぁ、羽の攻撃が別の羽に当たったのは流石に予想外だったけど……

あ、あと!ボクはロリコンとは結婚しないからな!!

そんな事より、チャンスは今しかないだろ!!行け!!ロリコン!!」

シェリの言葉でペドーが気が付く。

折紙は今、新たに出現した精霊に意識が向いた。

それはわずかではあるが、ペドーへの注意が逸れたという事である。

折紙を封印するには近づくしかない……

シェリはペドーへの活路を見出す為に、あえて一番最初に折紙を引き付ける役を買って出てくれたのだ。

 

「シェリちゃん……行ってくるよ」

シェリに一言だけ、言ってペドーが折紙に向かって走り出す。

危険な行為をペドーは怒らなかった。シェリは自身を信用しこのチャンスを作ってくれたのだと分かったからだ。

ならば、後は自分が成功させるだけ!

 

ペドーが羽の隙間を通り抜け走る!

だがまだ数が多い。

数枚の羽がペドーの行方を阻み、黒い光を溜める。

 

「邪魔――スンナ!!」

ペドーが自身の中の〈ラファエル〉の力を使う。

その瞬間、羽が狙いをそらし、その間をペドーが走る。

 

「なに!?」

羽の横を通り過ぎたと思ったペドーが驚愕に目を見開く。

ペドーとシェリが羽の照準をずらしたその後、羽の影に隠れる様に数枚の羽が更に隠れていた。

おそらく、吹き飛ばされ照準が狂う事を計算し、あえて羽を盾にして本命の羽を隠したのだろう。

折紙がASTで戦略を学んだためか、他の精霊よりもずっと戦略的に天使を使う事に成れていた。

 

「しまった……」

この羽を突っ切れば、折紙は目の前。

そう思っていたペドーは防御の事など考えていなかった。

走馬灯か、それとも興奮状態でゾーンにでも入ったのか。

ペドーには、そのレーザーの動きがひどくゆっくりに見えた。

だが、体はそれを回避出来ない。

そしてそのレーザーがゆっくりペドーに当たり――()()()

 

「おっと、これは千歳飴……前回からどうもな!七罪!」

そう、この能力は物質を別の物に変えてしまう天使〈贋作魔女(ハニエル)〉の能力だ。

 

「うっさい!速く攻略してこい!!じゃないと、レーザーがこっち来るだろ!」

 

「よぉし、ナッツミン!終わったらペドーさん特製千歳飴(意味深)を食べさせてあげるからな!」

 

「やめろ!無駄に(意味深)とかつけるなー!」

七罪の悲鳴を横にペドーが走る。

折紙の作り出した羽は全て通り過ぎた。

これならば――

 

シュ!シュン!!

 

「え、ぐぅぁああ!!」

一瞬だけ油断したペドーに響く風切り音。次の瞬間、ペドーの背中に羽が突き刺さる。

他の移動砲台の様な羽ではない。

威力は低いが、相手の体に突き刺さるナイフの様な鋭い羽だ。

どうやら、こんな物まで隠していた様だ。

 

「こん――のぉ!!」

ペドーが羽を掴む。羽に触れた事より、手のひらに傷が出来るがペドーが気にはしない。

引き抜いて、地面に落とした。

だが、そんなペドーに向けて更に羽が迫る!

 

「!? まず――」

ペドーが身構える瞬間、小さな影が転がりこんできた。

それは四糸乃だった。

 

「〈氷結傀儡(ザドキエル)〉!」

ペドーを守る様に、氷結の盾を作り出し羽を受け止める。

 

「ペドーさん、大丈夫、ですか?」

 

「四糸乃!グッジョブ!危うく刺身になるところだったぜ!!

終わったら、回らない方のすし屋にご飯デート行こうぜ!」

 

「そ、それは、お高いのでは?」

 

「フラクシナスに付けとくから問題ないぜ!」

四糸乃の声援を受けたペドーが再び走り出す。

折紙のはもう目の前、後2メートルも離れていない。

だが、そこに最後の関門が立ちふさがる。

 

「な!?壁だと……!」

夕焼けを僅かに反射させ見える壁、そこに在るのは僅かにのみ視認出来る壁があった。

折紙の作り出す羽はお互いを結び、障壁ともいえるバリアを作り出していた。

 

「攻撃だけじゃ、無かったのか!!」

ここに来ての誤算。

あと一歩で折紙い到達できるというのに、最後の最後で邪魔が入った。

 

「ペドー、さん!」

それを見た四糸乃が自身の左腕をパペットを外す。

そして、それは見事なコントロールでペドーの腕に装着される。

 

「よしのん!」

 

『はぁい!ペドー君。今回もお・た・す・け♡よしのんの出番だね!』

そう言ってよしのんは左腕を引く。

それは一見ただパペットが、手を動かしただけにしか見えないが――

 

「よぉし、よしのん頼むぜ!!」

 

『よしのん幻の左!』

よしのんの左手がバリアに突き刺さる!

そして、一点からヒビが入って割れていく。

 

「ナイスだよしのん!」

ペドーがガッツポーズを取ると同時に、バリアが砕けペドーがその隙間に入り込んだ。

バリアが修復されていくが、その前にペドーがよしのんを四糸乃へと投げ返した。

これ以上よしのんを借りるのは四糸乃の精神状態によろしくないからだ。

 

「お、りっ、がっ、みぃぃいいいいいい!!!」

 

「ペドーさん、いそいでくださいまし!」

ペドーが今にも飛び立とうとする折紙に向かって飛びつく。

そうだ、折紙は精霊。

幾ら近づこうにも、距離を取られてはペドー自身でも近づくことすら困難。

 

「行かせない!みんなが繋いだこのチャンス――絶対に生かして見せる!!」

ペドーが折紙に手を伸ばす――――

 

 

 

 

 

時は遥か先に延びる。

荒廃した街を見渡す一人の男がいた。

未来の世界で、狂三が出会ったというガチペドオー大王だった。

大王は、古びた階段を降りその先に有る石化した友人に会いに来ていた。

 

「久しいな。我が友よ……

貴様が希望を失い、この世界を壊した。

そして私が、貴様を倒し荒廃した世界に君臨した――王として……

だが、今、再度歴史は分岐点に立とうとしている様だ。

無駄かもしれないが、助けてやるか……若き日の私の世界を」

ガチペドオー大王は花嫁の様な服装をした、石化した嘗ての友人を見ながらつぶやいた。

 

 

 

パァン!!

 

「なんですの!?」

響く、発砲音。

気が付くと、なぜかくるみの〈刻々帝(ザフキエル)〉が暴発していた。

くるみはトリガーに指を掛けていないし、それどころか力を使おうという意識すら持っていなかった。

勝手に発動し、勝手に能力を込め、勝手に引き金が引かれていた。

その放たれた弾丸はまっすぐ折紙飛んでいき、彼女の体に当たった。

 

「う、あ……」

飛び立とうとしていた折紙は、その能力により体が動かなくなる。

 

「まに、あったぁあああ!!」

そんな折紙に、ペドーが抱き着いた。

 

「おり、がみぃ!」

 

 

 

 

 

折紙の心はまだ暗い闇の中にいた。

『前』の折紙と『今』の折紙、二人の記憶が複雑に混ざり合う。

 

自身の両親を殺した絶望の記憶。

それと

自身の両親を助けた希望の記憶。

 

実際に起こった悲劇を嘆く折紙の絶望の声を、両親との愛の記憶を持った折紙が諭す。

希望を生きる折紙の言葉を、大罪に手を染めた折紙の声がかき消す。

どちらでもない、決着などない。

お互いがお互いを否定し合う、折紙。

 

そんな中に、侵入者が現れた――

 

『貴方は誰?』

侵入者に二人の折紙が問いかける。

だが、その侵入者は応えてくれない。

しかし、その侵入者は一歩進み、折紙に問いかけた。

 

――いつまでここにいる?誰がここにいる事を望んだ?お前は言われたハズだ『生きろ』と――

 

侵入者の声に、二人の折紙が顔を上げる。

 

――悪夢は終わりだ。目を覚ます時が来た。迎えの使者が来たのだ。お前たちは未来へ生きなくてはならない――

 

侵入者が両腕を真横に振り上げた。

その瞬間、闇が砕けた。

 

 

 

「おり、がみぃ!」

闇の向うで、ペドーが折紙の名を呼び飛びついてくる。

愛する人の顔と声に、『折紙』の動きが自然とシンクロする。

そして――

 

「ペドー!」

 

「へ!?」

突如折紙がペドーに抱き着いてきた。

まさかの反射的な動きにペドーが目を点にして、姿勢を崩して転ぶ。

 

「ペドー、ペドー、ペドー……」

転んだペドーに馬乗りになって、折紙が怪し顔でペドーの名を連呼する。

 

「あれ、折紙なんか雰囲気ちが――むぐ!?」

折紙がペドーに無理やりにキスをする。

その瞬間、封印条件を満たし折紙も服が虚空に溶けて消える。

 

「むぐぅー!!むぐぅー!!」

必死に地面をタップするが、折紙は容赦しない。

ペドーの口を貪り、自らの欲望を加速させる。

 

びりぃ!

 

「ひぃ!?」

ただでさえボロボロだったペドーの服を、折紙が破る。

その瞳は完全に、獲物を捕食するケダモノだった。

 

「お、折紙落ち着け?な、な?小さい子も見て――」

 

「保険体育を始める」

 

「始めないでー!!」

夜の帳がおりつつある、公園でペドーの悲鳴が響いた。

 

 

 

 

 

三日後……

 

「うえー、気持ち悪い……」

琴里が不愉快な感情をあらわにしながら、頭を押さえる。

折紙を封印し、彼女とペドーの間にパスが経由されたのだがその影響なのか、パスでつながっている他の精霊にも不思議な事に、前の世界の記憶が流れこんできたのだった。

 

改変される前の世界の記憶。

 

その処理を巡って、数人の精霊たちは何とも言えない感情を示した。

特に顕著だったのが琴里だ。

 

「うそでょ……私、前の世界でこんな事されてたの……?」

ペドーの過去にしてきたセクハラのフラッシュバックを食らって、大ダメージを受けていた。

今でも時々思い出すのか、突如叫びだしたりと、メンタルでの不安が見え隠れしている。

 

 

 

 

「おっす折紙!学校行くぞ!」

 

「了解。すぐに向かう……きなこジャンキーは?」

 

「きなこでトリップしてる。

だから、先行くぞ」

ペドーの言葉を受けて、折紙が笑顔を作る。

あの後、検査をして3日が立った。

体調も無事回復して、今日から学校へも登校が許された。

二人の折紙の記憶が統合されたの、前よりも幾分態度が柔らかくなり、十香も苗字ではなく半場ニックネーム化しているきなこジャンキーなどと柔らかい呼び方へと変わっていった。

だが――

 

「ペドー、疲れた。何処かのホテルでご休憩していこう。

学校などもう一日休んで、人生にもっと必要な勉強をすべき」

 

「やめようね?やめような!!」

 

「ペドー、ペドー、ペドー」

キスをしたせいか、リミッターが効かなくなり始めた折紙から、ペドーが逃げる様に登校を始めた。

 

「ペドー、本当は楽しかったりする?」

 

「さあ!!どうだろうな!!」

折紙の問いに、ペドーが笑いながら答えた。




ペドーが出会ったのは、行き倒れの女。

「あー、死ぬ……空腹で死ぬ……」

「さて、帰るか」

「帰るの!?うを!養豚場の豚を見る目!!」

その正体は封印された第2の精霊にして――

「ここは戦場だ!!中途半端な、覚悟じゃ死ぬぞ!!」

「はぁ!?戦場な訳無いでしょ?ここはただの同人誌即売所――」

「だから戦場なんだよ!!年に2回!!日本中のオタクがエロ同人を求めて、集まる戦場だ!!
エロスを求めて、エロ同人を奪い合う欲望の坩堝なんだよ!!」

売れっ子エロ同人作家!!

「いいか、俺たちが彼女に勝てるチャンスは限りなくゼロだが――
人の欲望は無限!!さぁ!!エロ同人作るんだよ!!」

ペドー達がエロ同人を制作!?

「錯覚?空想?思い込み?いや違う!断じて違う!!
紙とインク。たったそれだけの材料で彼女は紙面上に最高にムラムラする幼女を生み出すんだよ!!
あああ、もう、もう……崇拝しかない!!ここに神殿を立てよう!!」

挑むのは圧倒的、実力を持つエロ同人作家!!

「やぁ、久しぶりだね?イツカ・ペドー」

「お前は、赤ちゃんプレイ野郎!!ママ系同人を買いに来たのか!!
サークルA34さんの『ばぶみーべいびー』が良さそうだぞ?」

「ふっ、もう買ったさ!3冊な!」

更にウェすちゃまも混ざり、事態は混とんを極めていく……



「……あの、ニ亜先生?この原稿持ってトイレ行って来て良いですか?家まで我慢できないんで……」

「え、少年流石にそれは引く……」

デート・ア・ペドー新章!!
『ニ亜ファナティック』

お楽しみに!
※内容は変わることが有ります。
※五河ディザスターはやりません。非幼女精霊で詰む。非幼女精霊で詰む!!

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