デート・ア・ペドー   作:ホワイト・ラム

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今年最初の投稿ですが、すっかり遅くなりました……
こんな感じですが、今年もよろしくお願いします。


追放Ⅰ:された俺だけどチートスキルで自由を満喫します!!

地球を滅ぼす程の幼女への欲望を持つ男ペドー!

そのガチロリコンが本の封印から遂に解き放たれた!

果てしない変態性癖を操るペドーの前に、幼女精霊たちが立ちふさがる!!

 

 

 

 

 

「ん……むにゃむうにゃ?……朝?」

眠りのまどろみの中、ペドーが眼を覚ます。

寝ぼけまなこで携帯を起動させ、今の時間を確認する。

何時も起きる時間よりも15分遅れて目が覚めてしまっていた。

 

「焦るほどじゃないけど、ちょっと寝坊したか……

昨日夜遅くまでpi〇ivでニッチな幼女系エロ画像を探してたせいだな。

反省反省」

何時もより若干焦りながらペドーが朝の準備を始める。

 

「この時間なら、琴里は起きてる時間だな。

四紙乃やくるみ、シェリちゃんに七罪達もくる頃だし、早く朝飯作ってやらないと!」

同じく姿を見せるであろう十香の為に、きな粉も用意しなくてはと制服に袖を通す。

 

 

 

「うーっす!琴里ー!ごめーん、おにーちゃん朝寝坊しちゃったわー!

直ぐにごはん作るから、5分だけ待っててね?」

リビングに琴理の姿を見つけ、片手を上げながら挨拶をする。

パンの袋を持っていた琴理もペドーの姿に気が付いた。

 

「だ、だれよアンタ!?」

琴里がその場から、飛びのき咄嗟に置物を手に構える。

 

「え、ちょ、え?」

まさかの行動にペドーも理解が付いて行かない。

 

「なんでウチに居るのよ!さっさと出て行って!!」

チラリと琴里が机の上の自身のスマフォを見る。

その様子から、警察に通報しようとしている事が推測出来る。

 

「琴里、お前!!いじめとかカッコ悪いぞ!!

あ、あと今日は寒いからスパッツなのね!!

後でコーヒードリップするのに使うから借りて良い?」

 

「ッ!!この!!変質者が!!!死ね!!!」

琴里が顔を真っ赤にして怒る。

 

ガチャ――

 

その時、玄関の方から扉の開く音が聞こえる。

おそらくだが、幼女精霊の誰かが朝食を食べに来たのだろう。

 

「みんな、来ちゃダメ!!今部屋に変質者が居るの!!今すぐ警察に通報して!!」

咄嗟に叫ぶ琴里の言葉に、ペドーが冷や汗をかく。

 

(この様子、フリとか演技じゃない本気でおびえてるヤツだ!?)

鬼気迫る状況に、ペドーは自分が思っているよりも危険な状況なのだと理解する。

 

「さぁ、出ていくなら今の内よ!!この変質者!!」

 

「ぐ、ぐぅ……変質者なのは否定出来ない……!」

 

「え、ガチの方なの……?」

ペドーの言葉に、琴里の顔が青くなる。

彼女の口が、パクパクと何かを言おうとする前に――

 

「くっ!許せ、琴里!」

瞬時にペドーが背後に回り込み、プリチーな尻を撫でまわした後で、首筋に手刀をトンと当てた。

 

「なんで、お尻撫でたのよ……?」

言葉を残して倒れる琴里をペドーが抱き留め、優しくソファに横たえる。

 

「そこに、スパッツ越しのお尻が有ったからだ!」

意識の無い琴里に向かってペドーが良い放った。

 

ドタドタドタ!

 

その時、玄関の方から誰かが走って来る音が聞こえる。

おそらく、喧嘩っぱやいシェリあたりが、居てもたっても居られなくなって走ってきたのだろう。

 

「くっ、顔を見られるのは不味い……!」

 

 

 

ガチャ!

「ナニが有ったー!!!賊か!!?」

扉を開けて姿を見せたのは、ペドーの予想通りシェリ・ムジーカその人。

武器の積りか、玄関に有った靴ベラを構えている。

 

「ふっふっふっふ……お早う!名も知らぬ幼女よ!我が名はスパッツ仮面!!

平日朝に、参上致した!!」

部屋の中には顔面の鼻から上半分をスパッツで覆った変質者が腕を組んで立っていた。

ソファーには琴里がスパッツを脱がされた姿で倒れていた。

 

「誰だオマエ!?!変態だろ!!!いや!言わなくても分かる!!1000%、迷う事無き変態だぁ!!!」

あらん限りの声を張り上げ、シェリが自らの混乱を露わにする。

だが、それも一瞬。

直ぐに拳を握りしめ、ペドーに向かって走って来る。

見ず知らずの変態にも果敢に挑んでいくそのファイトスピリッツは見習うべきものがある。

 

「ふっふっふっふ、血気盛んだなシェリちゃん。

だが、今日は目的を果たした為、ここで失礼する!」

ペドーは窓を開けてそのまま、生まれたばかりの一日へと駆けて行った。

 

「ふーっ、ふーっ、ふーっ……」

変態の居なくなった外を見て、シェリが呼吸を整える。

本来ならあの変態を追撃したいが、追うよりも気絶している琴里の事が気になる。

 

ガチャ――

 

玄関の扉の開く音がする。

 

「ごめーん、靴忘れちゃったー」

先ほど聞いた変態の声がして、再度扉の閉まる音がした。

 

「この街も、物騒に成ったな……

痴女と変態の保護条例なんて作るからだ」

シェリが小さくため息を吐いき、未だ気を失っている琴里を見下ろした。

 

 

 

 

 

「おはよー」

 

「昨日の番組見たー?」

 

「今日放課後、カラオケ行かね?」

通学生でごった返す道をペドーが、意図的にゆっくりゆっくりと歩いていく。

全員ではないが、多くの人物がペドーの顔見知り。

仲が良いとまでは行かないが、顔を合わせれば挨拶する程度の関係だ。

愛衣、舞衣、美衣とマインの4人組が仲良く談笑しながら歩てくる。

ペドーが立ち止まり、4人に向けて視線を投げるが――

 

「――と言う訳デース!いやー、シッパイ、シッパイ」

 

「いやー、無い無い」

 

「マイン君、たまーにやらかすよね」

 

「まじひくわー」

4人はそのまま、ペドーの隣をスルーした。

その様は、まるで()()()()()()()()の隣を通り過ぎたかの様だった。

 

「……そうか」

ペドーがひっそりとその場を離れる。

学生がごった返す道を外れ、街中へ向かう。

トボトボと力なく歩くその様は、何処か力が抜けている様に思えた。

 

 

「シェリちゃん、さっき俺の事を見て『誰だオマエ』って言ったんだよな。

何時ものシェリちゃんなら、俺を見て誰だとは言わないよな。絶対。

んで、さっきの4人のリアクションを見て確信したわ。

俺、()()()()()()()るな?」

不貞腐れる様に、両手を頭の後ろで組みぼんやりと、通学路を離れ街を歩く。

そのまま歩き、早朝からやって居いるファストフード店に入る。

ちなみに制服だと怪しまれるので上着とネクタイを脱いでささやかな変装とまでは言えないが、ごまかしをする。

 

 

 

「朝ワック一つ、ベーコンエッググリルとポテト、クーポンでサイズLに変更で。

あー、飲み物は胡椒博士で」

手早く注文を済ませ、商品を受け取り2階部分にある比較的、目立たない席に腰かける。

焦りを鎮める様に、商品に手を着けようとする。

 

「あっ……飲み物の氷抜いてもらうの忘れた……

氷抜いてもらうとその分、量が増える気がするんだよな。

ああっ!紙ストローも間違って貰っちまった……

コレ、トイレットペーパーの芯の味するから嫌いなんだよ」

席にダランと、力なく腰かけため息を吐く。

 

「自分でも分かるくらいには、困惑してる……な。

現在の状況を確認しよう」

ぼりぼり頭を引っ掻き、紙ナプキンを広げ、ポケットからボールペンを取り出し状況を書き出す。

 

「まず、この状況の整理。

①つ!朝起きたら、家の幼女たちに忘れられてる。

②つ!愛衣、舞衣、美衣、マインの4人のリアクションから家の幼女以外にも忘れられてる可能性がある。

③つ!以上の状況から〈フラクシナス〉の援護は期待できない。

まぁ、これはもはやお家芸と言うか何時ものパターンというか……」

さらさらと、要点を紙に書きだしていく。

混乱する状況を少しでも解決の糸口を探すための、手段だ。

 

「こんな事出来るのは十中八九、六喰の〈封解主(ミカエル)〉の能力……

人類一人一人に記憶を『封じる』なんて手間してないだろうから、地球丸ごとロックだよな。

マジでこの地球上に俺を知ってるヤツは居ないってことになる、な」

自ら発した言葉に、ペドーの血の気が引いていくのが分かる。

思い出すのは昨日のデートの終わりがけに見せた、強い独占欲を孕んだ態度。

六喰は『自分以外の女』を許す気は無いらしい。

決して自分以外の関係など持たぬ様に、六喰はこの世からペドーという人物の記憶を()()()

 

「自分だけが俺の傍に居れば良い……か。

その為に地球人の全員から(ペドー)の記憶を消すとは。

胸もスケールもデカすぎだろ……あ、これ、前にも言ったな」

 

この世界に自分を知る者は居ない。

 

家族も、友人も、知り合いすら居ない。

 

もう帰る家すら存在しない。

 

「マジか……」

改めて自己の置かれてる状況を鑑み、うっすらと脳裏に絶望がにじり寄って来る。

恐ろしさを誤魔化すためか、ペドーが胡椒博士のコップを一気に煽る。

ケミカルで薬くさい、杏仁豆腐の様とも称されるな味が脳を刺激する。

 

「あー、やめやめ!考えても暗い方向にしか行かない!

こういう時は取りえず行動あるのみだな。

身体を動かしてりゃなーんか、良いアイディアも浮かぶだろ!」

バーガー、ポテトを口の中に押し込み、ジュースで流し込む。

脂肪、塩分、糖分が身体に染みわたっていくのが分かる。

とにかく行動と、自らに言い聞かせ店の外へ出ていく。

 

「さてと、まずは何から――」

 

「君、ちょっと良いかな?」

心機一転、決意を新たにしたペドーの背後に迫る青い服の国家権力(警察官)

 

「ひゅ、ひゅい!?」

突如かけられる職質の香りにペドーの声が裏返る。

ペドーはロリコンは勿論だが、変質者でも有るし、変態でも有るし、ある種と言わず思いっきり日陰者である。

恥も外聞の捨て去ったセクシャルロリコンビーストである彼にも、警察官だけは苦手なのだった。

 

「君、その制服、来禅高校のだよね?学校は?」

国際権力の実力の行使に、ペドーが滝の様に汗をかく。

 

「は、20歳(はたち)なんですけど?ふ、ふくし?の大学にいってるんですけど!」

咄嗟に吐いた嘘を警官が見抜いたのか、その目が鋭くなる。

 

「その、制服は?」

 

「制服は兄貴のお古です、かっこいいから着てます……」

逃がさんぞ!と言わんばかりの警察の追撃にペドーが視線を泳がす。

 

「一応、その制服の学校に連絡入れさせて貰うね?」

有無を言わせぬ態度で、警官が無線で電話を始める。

 

「現在職質中、来禅高校の制服を来た学生と思しき男子学生と接触――

学校に連絡を入れて、休みの確認をお願いします」

 

(まずい、まずい、まずい、まずい)

淡々と行われる補導の予感に、冬だというのにペドーが滝の様な汗をかく。

 

(なんとか、イチかバチか逃げる――)

 

「え、今日は女子生徒が一人休みなだけで、後は全員登校?」

警察官が無線から聞こえて来た声に、ペドーと警官両名が目を見開く。

 

「あ、申し訳ありません……こちらの勘違いだったみたい……です……」

警察官が急に張りつめていた態度をしぼませた。

 

「い、いえいえいえいえ、勘違いは誰にでもありますから……

兄貴の制服のお下がりを着てた俺にも悪いトコがありましたし」

ペドーも当たり障りの無い対応をして、逃げる様にしてその場を後にする。

 

(危ねぇ!危ねぇ!危ねぇ!六喰か?六喰が記憶を封印したから俺が学校に居ない事に成ったんだな?

この状況はスッゲーやばいけど、今回ばかりは助かったぜ!!

ひゃほほぉい!!ザマァ見ろバーカ、バーカ!俺は自由だぜ!!)

チラリと、振り返り遠ざかっていく警官の姿を見てホッと胸をなでおろす。

 

「ん?自由……?」

自らの心の中で思った単語を、今度は口に出し呟く。

 

「誰も俺を知らない、帰る家も、行くべき場所も無い……

コレって逆に言うと――自由じゃね?今の俺、超自由じゃね?スッゲー自由じゃね!?

英語に訳すとストライクフリーダム!!あるいはマイティフリーダム!!」

道の端、忘れ去られた様な電話ボックスを見つけ中に入る。

自身のスマフォに有る番号を確認し、10円を入れダイヤルをプッシュする。

 

『ハロー。知らない番号だが、私に何か用かな?』

受話器の向こうから、若い男の声が聞こえる。

ペドーがニヤリと笑う。

 

「はぁはぁ、アイザックウェストコットさんの番号ですか?」

 

『うん?そうだが……』

電話口の向こうのウェすちゃまの困惑する声が聞こえてくる。

同人作家『ペドフィリ屋』のサークル主としてペドーには稀に依頼が入り込んでくる。

偶に来る『真面目で仕事一筋だった男が、幼女ママの前で赤ちゃん言葉で甘やかされていっぱいバブバブする一枚絵をお願いします』だの『すっかりロリママに夢中になった男が授乳しながらバブバブしてもらう一枚絵をかいてくださいだのの、依頼をしてくる人が居る。

毎回送られてくるシチュエーションが赤ちゃんプレイで尚且つ、異常なまでの高額報酬。

なんとなくウェすちゃまでは?とペドーが思っていたが、前回のコミフェスでウェすちゃまに正体をバラした後から、ふつーに「ペドー君、今回も赤ちゃんモノを頼むよ!」とフランクに依頼を送って来るので、ペドーとウェすちゃまは普通にお互いの電話番号を含む連絡先を知っているのだ。

 

「男同士の恋愛サイトに、電話番号乗せたじゃないか?

年齢も見た目も、住所も知ってるよぉ?

普通に見えて、嫌がっても抵抗してもムリヤリして欲しいなんて、とんだ変態野郎だな!

覚悟しろよ、今からお前の会社に乗りこんでお望み通り後ろの穴をガバガバにしてやるからな!!」

 

『ひっ、や、やだ!!いやだぁ!!いやだぁあああああ!!!

ああああ!!!うわぁ!!!!!!うわあああああああ!!!』

 

「くひっ!くひ!くひひひひひひひ!!」

トラウマを付かれたウェすちゃまの声を聴いて、ひとしきり笑った後でペドーが受話器を置く。

幾分か気が晴れたペドーは満足げに頷きその場を後にする。

超ご機嫌と言った表情をしながらスキップで道を進んで行くのだった。

 

「イタ電(悪戯電話)もしたし、平日の昼前から映画とか行っちゃいますか!」

スマフォで近場の映画館の上映スケジュールの確認をする。

 

「主様」

 

「お、ラブキュアの映画丁度やってるやないか!行く――前に……」

ペドーが自分の財布を取りだし中身を確認する。

確認と同時に眼尻が下がり、口がへの字に下がる。

 

「主様?」

 

「ちょーーと足りないなぁ……だよなぁ。

俺は普通の高校生だから、自由に出来る金なんてそんなに無いに決まってるよな。

だがしかぁし!我に秘策有りだぜ!」

 

 

 

 

 

「えーと、一番新しい当選番号はふむふむ……」

宝くじ売り場でペドーが今日発表されたばかりの、自分で数字を書くタイプの宝くじの当たり番号を確認する。

近くの建物の間にそそくさと隠れる。

 

「よし、覚えた!出でよ〈ザフキエル〉!!えーと、9位の弾!!」

くるみの〈刻々帝〉を呼び出し、自身のこめかみを打ち抜く。

この弾の効果は違う時間の誰かに、自分の記憶の一部を送り付ける。

具体的には宝くじ当選番号発表前の自分に向けて、当選番号を送ることも可能だ。

 

「たーった、これだけでぇ?」

財布を開いたペドーの目に飛び込んできたのは10枚ほどの万札。

 

「のうのう、主様?」

 

「軍資金!ゲットだぜ!ぴっぴかちゅう!!

さーて、映画映画、ラブキュア!ラブキュア!」

ペドーが映画館に向けて走り出す。

 

 

 

「ふぅ……今年の映画も名作だったわ……映画館のポップコーンって、なんであんなに美味しいんだろ……?」

キャラメルたっぷりのポップコーンを手に映画館からペドーが出て来る。

 

「主様!!こっちを見るのじゃ!!」

後ろから突如聞こえる声に、ペドーが振り返る。

このペドーを忘れた世界で自分に声をかける人物は、殆ど居ない。

居るとしたら、この状態を引き起こした――

 

「六喰じゃん!ちぃーす!お前、みんなの記憶から俺を消したな?

独占欲拗らせた小っちゃい子は好きだけど、これはやりすぎだぞ?」

大層お怒りの表情を見せるのは、この状況を作り出した張本人である六喰だった。

そんな彼女の気持ちなど、露知らずといった表情でポップコーン食う?と六喰に紙で出来たバケツを差し出す。

 

「主様は、困っておらんのか?」

 

「いや、困っては居るよ?

困り3割、自由謳歌7割?

いやね?俺、家事とかもイヤじゃないけど、たまーに、たまーにだよ?

思いっきり遊ぶ日っていうの?自分を甘やかす日っていうの?そういうの欲しくってぇ……

いやー、誰も俺を知らないって悪いコトばっかりじゃないんだね」

あははとポップコーンを再度口に運ぶ。

 

「さーて、次なにすっかな?」

残ったポップコーンを六喰に押し付けると、ペドーは街中に走り出した。

楽しそうに走っていく様を六喰はただ茫然と眺めていた。

 

 

 

 

 

受付PCの隣にある、四角い機械がレシートを吐き出す。

『お部屋番号072になります』

 

機械の淡々とした音声が流れ、ペドーがそのレシートを千切り受け取る。

 

「最近の漫画喫茶もセルフ方式なのね。

人の温かみが足りん!はぁー、情けないのぉ……」

誰も聞く事のない中、老害ムーブをしながら一人契約した部屋の中に入る。

薄暗い部屋の中でPCモニターが光を灯している。

画面には食事メニューの注文表や幾つかのアイコンが並んでいる。

壁には充電器や毛布、シャワー室の貸し出しサービスの情報が有る。

 

「今夜の宿はここに決定だな!漫画は当然としてドリンクバーにカラオケ、ビリヤードも完備!

溜まってる漫画を一気に消化するぜ!寝るスペースも十分!!

とりあえず、ポテトの注文する――あ」

PCの注文用の隣にあるアイコンに目が留まる。

 

「AV見れるやん!!ひゃほほほい!!」

テンション爆上げでそのアイコンをクリックする。

 

 

 

 

 

「お待たせしました。特製ポテトです」

 

「あ、ありがとうございますー」

 

『止めろー!こんなのデュエルじゃない!!デュエルはみんなに笑顔をもたらす物なんだ!!』

PC画面のアニメを止めて、ペドーがポテトを受け取る。

それと同時に店員がそそくさと部屋を出ていく。

 

「ポテト、うめぇ!」

思いもよらず手に入った休みの日をペドーが満喫する。

 

「それにしても……なーんか、忘れてる様な?」

ポテトをジュースで飲み干しながら、ペドーが一人呟く。




Qエッチなビデオを漫喫で満喫しないの?

Aエッチなビデオに本物の幼女出てこないじゃん。
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