「バ、バカな……この[全身刃のグレン]が…」
「一人で掛かってくるからだ、間拭けめ」
止めに本気の右ストレートを放つ。
[全身刃]の二つ名を持つフォモール、グレンは壁にめり込み
崩れ落ちた。
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俺、ムッツリーニ、秀吉
そしてどうやってきたのかは知らないが、翔子と工藤がこの世界に来て
まず自分達がしたことは、自分を鍛えることだった。
此処は異世界、兎に角実力と情報と知識が無ければ
世界を回るなんて出来ないからな。
そこで、街で色々調べているうちに
昔冒険者だったという老夫婦と出会い
二人の下で修行をした。
俺を含めた男子組は工藤と共に、接近戦の技術を学び
(髭まで白くなった老人なのにパワーもスピードも俺達より上だった)
翔子は魔法と弓術を学んでいった。
その後、選別に弓(翔子が装備)と斧(工藤が装備)をもらい
俺達は明久を探す旅に出た。
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現在、砦を占拠した妖魔、[全身刃のグレン]率いる妖魔部隊を倒し
俺達は報酬を貰いに街に戻っている。
「あはは、ボク達の敵じゃなったね」
「雄二の怪力と指揮能力、俺のスピードと情報、秀吉の攻防一体の剣技
霧島の知恵、工藤の攻撃力
これだけの要素をそろえたこのPTはそう簡単には負けない」
この世界に来てから、ムッツリーニと工藤の仲はかなり縮まっている。
「しかし雄二よ、旅を続けて早三週間になるが
一向に明久の手がかりが掴めておらんぞ
当てはあるのか?」
「まだこの国を全て回ったわけじゃない、しかし俺達の服がこの世界に来ても
一切変わらなかったことから、明久も制服姿だろう
俺達のほうでも制服姿は周りから珍しく写った
つまりこの国に明久が居れば噂位は聞こえたはずだ、俺達より先に来たんだからな」
「つまり、アッキーがこの国に居る可能性は低いって事?」
「そうだ工藤、だから俺達が次に目指すのは神聖ヴァンスター帝国
そこにも明久が居なかったら次はエルーラン王国だ
俺は明久に謝らなきゃならないからな
一年でも十年でも探すさ」
街に戻って、報酬を受け取ったら必要な物を買い揃えて南下しよう
それから最寄の人里を探して……
「雄二よ、気になることがある」
「なんだ?」
「姫路と島田のことじゃ」
……なるほど、あの二人か
「あの二人も、もしかしたら来ているかもしれん
そうなれば明久が危険じゃ」
あの二人なら、勢い余って明久を殺しかねない。
「確かめる術はないんだ、先に明久に会えるように急ぐしかない」
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「このボロ本!、さっさとウチらも送りなさいよ!」
「そうです!、明久君にお仕置きしないといけないんです!
直ぐに明久君の所に送ってください!」
[……]
秀吉の心配は杞憂だった。
全身刃のグレン
種族 フォモール
骨が刃になる異形化能力を持つフォモール。
文字道理全身が刃になるが、不意打ちしかせず、人望も無いので
常に一人である。
投票してくださった方、ありがとうございました。
今回の結果、ロアの相手はフェイに決定しました。
登場は暫く先ですが。
この話は[スレイヤーズNEXT]のOP、Give a reason を聞きながら
執筆していました。
音楽があるとイメージが湧きやすくなりますよね、アレ?、私だけ?
まあそれはともかく
連続で投票をお願いしたいと思います。
明久のPTには、前回の投票で決まったヒロインの他に
後二人メンバーを入れるつもりなんですけど
1、二人とも女で、明久とロアが両手に花
2、二人とも女で、明久かロアのどっちかハーレム
3、男女カップル一組
4、二人とも男
のどれかに投票してください
そして、希望する種族と職業を添えて送ってきてください。
それではまた次回。
全ては運命の女神、アリアンロッドの導きのままに