アリアンロッド‐僕の冒険記‐   作:アルシェス

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アンケート結果は、結局1-1に収まったので

今回の話で新ヒロインを登場させます。


色々と考えさせられるご感想を下さった皆様、ありがとうございました。



あ、そうそう


[翠星のガルガンティア]を見たんですが、いいアニメでした。


主人公が交流を通して人間として成長していく、うん、傑作だ。







試練の洞窟・前編

秀吉とテトちゃんが恋人になってるのは祝福しよう。

 

 

雄二が霧島さんとラブラブなのも何時ものことだし

 

ムッツリーニと工藤さんがいちゃついてるのも普通だ。

 

 

 

何時の間にやらそれぞれの幸福を手に入れてるんだね。

 

 

ソレはそうと

 

 

「すまなかった」

 

 

なんで雄二が土下座してるのかな?

 

 

「…お前のことは嫌いじゃなかったんだが

 

FFF団や姫島に追われるのを見るのが楽しくて調子に乗ってしまった」

 

 

「よし、死ね」

 

 

結構本気の回し蹴り。

 

 

ごらんのとうり、人間でサッカーが出来ます。

 

 

そんな理由だったなら余計に腹が立つ。

 

 

「いい加減にしてくれない?、殺すよ、僕が思いつく限り残酷に

 

それともロアにやって貰おうか?」

 

 

「勘弁してくれ!」

 

 

後ろでロアが(どこから取り出したのか)拷問器具を取り出してストレッチしている。

 

 

まあ流石に気も晴れたし、勘弁してやるか。

 

 

「頼む!、これやるから許してくれ!」

 

 

そう叫ぶ雄二が差し出した物は……門みたいなエンブレムだった。

 

 

「何これ?」

 

 

僕がエンブレムに触ると

 

 

 

「!」

 

僕、ロア、アリテ、アイリスの足元に魔方陣が現れ、僕は気を失った。

 

 

___________________________________________________________

 

 

 

 

 

 

 

「…きろ、起きろ」

 

 

「ん………んーーーー」

 

 

誰だろう、聞いたこと無い声だ。

 

 

「起きろー」

 

 

鼻がくすぐったい?!

 

 

僕は思わず飛び起きる、周りは森だ。

 

 

で、起こしてくれたのは……

 

 

「犬っ娘?」

 

「失礼な、拙者は狼じゃ」

 

 

僕より少し小柄で、綺麗な銀髪

 

大和撫子と言う言葉が似合う雰囲気と顔立ち

 

 

で、狼の耳と尻尾がピクピク動いている。

 

 

服装は……巫女服を動きやすいように改造した感じで(東方の脇巫女衣装)腰に日本刀。

 

 

でもさっきの……サムライ口調だよね?

 

 

凛々しいよりも可愛い感じだから、何か似合わない。

 

 

 

「まったく、[試練の洞窟]の前で暢気に昼寝とは図太いのう」

 

「試練の洞窟?、何ソレ?」

 

 

「なんじゃ、知らんかったのか」

 

 

その侍狼娘、ナデシコによると

 

[試練の洞窟]とは、文字のとうり入った者に試練を与える洞窟で、彼女の集落では

 

この洞窟の試練を乗り越えることが一人前の証になるらしい。

 

 

どうしようかな、皆と逸れちゃったし。

 

 

そうだ!

 

 

「僕も試練を受けてみたいんだけど、いいかな?」

 

「受ける者に制限は無い、問題無かろう」

 

 

僕は洞窟の入り口を見る。

 

 

石の鳥居が彫ってあって、どこか神秘的な光景が見える。

 

 

今の僕の居場所を、僕を受け入れてくれた仲間を守る為に

 

僕は………強くならないといけないんだ。

 

 

「拙者が聞いた話によると、試練は恐ろしく厳しい者らしい」

 

「覚悟の上さ」

 

 

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洞窟に入って、しばらく進むと回りは急に暗くなり、僕一人になった。

 

 

そして………

 

 

 

「僕?!」

 

 

薄黒く半透明になった、僕が居た。

 

 

手にしてるのは木刀で、着ているのは改造ガクラン

 

まさに文月学園での僕の召喚獣の姿だ。

 

 

今の僕は、文月学園の制服の上にクロークを着て、両手に短剣を持っている状態。

 

 

これは……過去との対決かな?

 

 

「そうだね、まずは過去を乗り越えないと」

 

 

今の自分を強くするために、過去の自分を乗り越える。

 

漫画でもよくあるネタだ。

 

 

 

まずは鍛えた脚力で突っ込み、右の短剣で斬りかかる。

 

それなりに自信があったけど、アッサリ受け止められた。

 

 

〔アキィィィィィィィ!、また女子と仲良くしてたわね、お仕置きよ!〕

 

 

この声は島田さん?!

 

 

影が斬りかかって来たので、慌てて受け止める。

 

 

〔吉井くん、お仕置きです!〕

 

 

今度は姫路さんか………

 

 

要するに、[昔の僕]に引き戻そうとしてるんだね。

 

 

過去からは簡単には逃げられない、当然だ、なんたって自分の一部なんだから。

 

 

何時もつるんでた男子面子は、まあ許したからいいけど

 

 

何時も事あるごとに攻撃してくる女子二人とFFF団

 

この経験から文月の僕が出来たんだよね。

 

 

「否定しないよ、君も僕そのものだ」

 

 

鍔迫り合いをしながら、僕は影に話しかける。

 

 

「でもね、僕は立ち止まるわけには行かないんだ」

 

 

見ず知らずの僕の相棒になってくれたロア

 

僕の恋人になってくれたアリテ

 

一緒に旅をすることになったロアの恋人アイリス

 

 

こんな僕を受け入れてくれた、大切な仲間達。

 

 

「この世界でつむいだ絆の為にも、僕は前に進む!、絶対に止まらない!」

 

 

防御しようとする木刀を蹴り飛ばし、さらに一歩踏み込む

 

そして、左の短剣を突き出し、右の短剣を振り上げる。

 

 

 

 

左は影の胸を突き刺し、右は斜めに胴を切裂いていた。

 

 

「さようなら、昔の僕」

 

 

『汝、過去の己と決別したり、汝試練を乗り越えたり』

 

 

どこか神々しさを感じる、声が響いた。

 

 

僕は変わるよ、自分の為に皆の為に。

 

 

 

入ってきた方向とは逆に、入り口が開く、多分出口だね。

 

 

 

 

 

僕は、最初の一歩を踏みしめるように、歩き出した。

 

 

 




ちょっとしかヒロインを出していませんけど、次回は主役になります。


そして明久が、彼女の試練で重要な鍵を握っているのですが、それは見てのお楽しみで


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オマケ・今のところ明久×ロアが一番使いやすい



明久「ロア、僕の望み言うよ」

ロア「ん?、出来ないのは聞かないぞ」


明久「最後まで一緒に戦ってくれる?」

短剣を抜いて聞く



ロア「お前の望み、聞いたぜ」

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