今回の話で新ヒロインを登場させます。
色々と考えさせられるご感想を下さった皆様、ありがとうございました。
あ、そうそう
[翠星のガルガンティア]を見たんですが、いいアニメでした。
主人公が交流を通して人間として成長していく、うん、傑作だ。
秀吉とテトちゃんが恋人になってるのは祝福しよう。
雄二が霧島さんとラブラブなのも何時ものことだし
ムッツリーニと工藤さんがいちゃついてるのも普通だ。
何時の間にやらそれぞれの幸福を手に入れてるんだね。
ソレはそうと
「すまなかった」
なんで雄二が土下座してるのかな?
「…お前のことは嫌いじゃなかったんだが
FFF団や姫島に追われるのを見るのが楽しくて調子に乗ってしまった」
「よし、死ね」
結構本気の回し蹴り。
ごらんのとうり、人間でサッカーが出来ます。
そんな理由だったなら余計に腹が立つ。
「いい加減にしてくれない?、殺すよ、僕が思いつく限り残酷に
それともロアにやって貰おうか?」
「勘弁してくれ!」
後ろでロアが(どこから取り出したのか)拷問器具を取り出してストレッチしている。
まあ流石に気も晴れたし、勘弁してやるか。
「頼む!、これやるから許してくれ!」
そう叫ぶ雄二が差し出した物は……門みたいなエンブレムだった。
「何これ?」
僕がエンブレムに触ると
「!」
僕、ロア、アリテ、アイリスの足元に魔方陣が現れ、僕は気を失った。
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「…きろ、起きろ」
「ん………んーーーー」
誰だろう、聞いたこと無い声だ。
「起きろー」
鼻がくすぐったい?!
僕は思わず飛び起きる、周りは森だ。
で、起こしてくれたのは……
「犬っ娘?」
「失礼な、拙者は狼じゃ」
僕より少し小柄で、綺麗な銀髪
大和撫子と言う言葉が似合う雰囲気と顔立ち
で、狼の耳と尻尾がピクピク動いている。
服装は……巫女服を動きやすいように改造した感じで(東方の脇巫女衣装)腰に日本刀。
でもさっきの……サムライ口調だよね?
凛々しいよりも可愛い感じだから、何か似合わない。
「まったく、[試練の洞窟]の前で暢気に昼寝とは図太いのう」
「試練の洞窟?、何ソレ?」
「なんじゃ、知らんかったのか」
その侍狼娘、ナデシコによると
[試練の洞窟]とは、文字のとうり入った者に試練を与える洞窟で、彼女の集落では
この洞窟の試練を乗り越えることが一人前の証になるらしい。
どうしようかな、皆と逸れちゃったし。
そうだ!
「僕も試練を受けてみたいんだけど、いいかな?」
「受ける者に制限は無い、問題無かろう」
僕は洞窟の入り口を見る。
石の鳥居が彫ってあって、どこか神秘的な光景が見える。
今の僕の居場所を、僕を受け入れてくれた仲間を守る為に
僕は………強くならないといけないんだ。
「拙者が聞いた話によると、試練は恐ろしく厳しい者らしい」
「覚悟の上さ」
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洞窟に入って、しばらく進むと回りは急に暗くなり、僕一人になった。
そして………
「僕?!」
薄黒く半透明になった、僕が居た。
手にしてるのは木刀で、着ているのは改造ガクラン
まさに文月学園での僕の召喚獣の姿だ。
今の僕は、文月学園の制服の上にクロークを着て、両手に短剣を持っている状態。
これは……過去との対決かな?
「そうだね、まずは過去を乗り越えないと」
今の自分を強くするために、過去の自分を乗り越える。
漫画でもよくあるネタだ。
まずは鍛えた脚力で突っ込み、右の短剣で斬りかかる。
それなりに自信があったけど、アッサリ受け止められた。
〔アキィィィィィィィ!、また女子と仲良くしてたわね、お仕置きよ!〕
この声は島田さん?!
影が斬りかかって来たので、慌てて受け止める。
〔吉井くん、お仕置きです!〕
今度は姫路さんか………
要するに、[昔の僕]に引き戻そうとしてるんだね。
過去からは簡単には逃げられない、当然だ、なんたって自分の一部なんだから。
何時もつるんでた男子面子は、まあ許したからいいけど
何時も事あるごとに攻撃してくる女子二人とFFF団
この経験から文月の僕が出来たんだよね。
「否定しないよ、君も僕そのものだ」
鍔迫り合いをしながら、僕は影に話しかける。
「でもね、僕は立ち止まるわけには行かないんだ」
見ず知らずの僕の相棒になってくれたロア
僕の恋人になってくれたアリテ
一緒に旅をすることになったロアの恋人アイリス
こんな僕を受け入れてくれた、大切な仲間達。
「この世界でつむいだ絆の為にも、僕は前に進む!、絶対に止まらない!」
防御しようとする木刀を蹴り飛ばし、さらに一歩踏み込む
そして、左の短剣を突き出し、右の短剣を振り上げる。
左は影の胸を突き刺し、右は斜めに胴を切裂いていた。
「さようなら、昔の僕」
『汝、過去の己と決別したり、汝試練を乗り越えたり』
どこか神々しさを感じる、声が響いた。
僕は変わるよ、自分の為に皆の為に。
入ってきた方向とは逆に、入り口が開く、多分出口だね。
僕は、最初の一歩を踏みしめるように、歩き出した。
ちょっとしかヒロインを出していませんけど、次回は主役になります。
そして明久が、彼女の試練で重要な鍵を握っているのですが、それは見てのお楽しみで
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オマケ・今のところ明久×ロアが一番使いやすい
明久「ロア、僕の望み言うよ」
ロア「ん?、出来ないのは聞かないぞ」
明久「最後まで一緒に戦ってくれる?」
短剣を抜いて聞く
ロア「お前の望み、聞いたぜ」
笑って答える