出会いは、本当に偶然でした。
今まで、この場所を訪れた冒険者は珍しくなかったけど、彼は珍しかった。
なんせ、あの雪原を歩いて渡って来たのだから(歩いたら大抵の人は野垂れ死ぬ)。
はっきり言えば前代未聞の記録だった。
オマケに強かった、そこそこの実力を誇っていた私が手も足も出なかったし。
ついでに、滞在してる間は稽古つけてもらったんだよね。
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言わないでも分かることだが、妖精族は遙かに長寿だ。
しかし、精神的に幼い事が多い。
幼いなら、何をしでかすか分かった物じゃない、しかし……
「何で私を置いてったー!」
ガブリ!
「いててててててて!止めんか!!」
まさか頭に齧り付かれるとは(汗)
「悪かった!何も言わずに出て行ったのは謝る!だから離せ!!」
「ひや、ひょカのほんなのひおいふるほん(イヤ、他の女の臭いするもん)!」
恥ずかしい話だが、こいつの中身は駄々っ子のマセガキだ。
滞在している間、周りは俺はずっと父親扱いしていた
ほざけ!俺にこんなデカいガキは居ない!
さらにしょうも無い話だが、このやり取りは十分ほど続いた。
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「置いていったことは許してあげる、代わりに今度は連れて行きなさい!」
「連れて行くって言っても」
俺にはアイリスが居るからな……股かける気も無い。
「ダメ?」
「正直な」
好意を寄せてくれるのは純粋に嬉しいが、既に恋人が居る身だし
手のかかる駄々っ子の相手はしたくない。
「ヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!!連れてってくれなきゃヤダ!!!」
いい歳した、それも黙っていれば聖女と称えられそうな美貌で
地面に身を投げ出し手足をバタバタと
まるで玩具屋で駄々を捏ねるガキみたいなことをする、本当に頭痛がするな。
するとピタリと動きが止まる。
しかし安心する無かれ、諦めたわけではない。
「連れてってくれないなら、七代先まで祟ってやる」
「何でそこまでされなきゃならないんだよ…………分かったよ」
「ホント?!」
ふん、花が咲いたような笑顔だ、怒る気も失せる。
そして、俺達の足元に魔方陣が浮かび上がった。
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全員がほぼ同時にやることを終わらせたらしく、全員元の場所に集合した。
ついで内容だが
俺[テテニスを仲間にする]
アイリス[新人メイドを指導する]
アキヒサ[新しい仲間を迎える]
アリテ[乱暴者に愛を説く]
さらに全員でユウジをもう一度ボコッた。
駄々っ子設定にしたのは、子供っぽいキャラが居てもいいかな
と、かなり安直な理由。
もっと真面目に考えるべきだったかもしれない。
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オマケ・とりあえずロアラヴァーズで
ロア・アイリス・テテニスが右腕を合わせる
「フォームアップ!」
飛び上がり、ロアが上半身
アイリスが腹部
テテニスが脚部になり、合体
「「「三体合体!ゴットマックス!」」」