この作品、これで終りにさせていただきます。
最終話・わりと良くある終り方
「アキヒサーー!」
狩った猪を担いで帰る途中、ロアが走ってきた。
「ロア、どうしたの?」
「どうしたじゃない!産まれたんだよ!」
「早く言ってよそれ!」
担いでいた猪をロアに押し付け、全力疾走した。
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ギガンテスとの戦いから一年。
僕達はとある集落に腰を落ち着けていた。
子供が自立出来るぐらいまでそこで育てるつもりだからね。
まず最初にアイリスが双子を産み、アリテが女の子を出産。
その後、テテニスが男の子を産んで、我が家はとっても賑やかになった。
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ドアを破らんばかりに開けると、ベットで赤ちゃんを抱くナデシコが待っていた。
「・・・・・・産まれたんだね」
「元気な男じゃ」
髪の色は茶、でも所々銀のメッシュがはいっている、産まれたばかりだから薄いけど。
「じゃあ、名前決めないとね」
どうせだから和風の名前がいいかな・・・・・・
「ムサシなんてどうかな?僕の世界に昔居た剣士の名前なんだけど」
「剣士、か・・・・・・しかし剣を握るかどうかは分からぬだろう?」
う、正論だ・・・・・・
「まあ、強き者になるよう願って付けよう、拙者も気に入ったゆえ」
「あはははは」
今夜はナデシコとムサシと一緒に過ごそう。
コレからの事を思いながら。
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「ぱぱーーー!」
アリテとの間に出来た娘、マリンが飛びついてくる。
顔立ちはアリテそっくりだけど、目と髪の色は僕譲り
ついでに半分ヒューリンだから地上でも元気いっぱいだ。
まあ五歳だし、元気なのが丁度いいのかな?
「姉上、父上を困らせるのは大概になされよ」
四歳になったムサシが呆れ顔で肩をすくめる。
外見は僕に近いけど、中身はナデシコまんまの侍少年になって
ナデシコから剣の手ほどきを受けている。
「えー、僕だってパパと一緒に居たいんだもん」
何故か知らないけど、マリンは僕っ子に育っている。
「相変わらずのファザコンだな」
ロアと一緒に双子、クルツ(兄)とノーラ(妹)がリビングに入ってくる。
どっちも顔立ちはアイリス似、クルツは黒髪で前髪の一房に銀のメッシュがあり、
ノーラは黒と銀の縞模様になっている。
クルツはアルケミストでスナイパーに育ち、
ノーラはアコライトだけど、トリガーハッピーになってしまった。
やっぱりロアの子供ということらしい。
「子供は親と仲良くあるべきか?」
「兄さん、それが理想よ
いつか撃ち殺、超える相手だとしてもね」
聞いてない、この兄妹の物騒な話など聞いてない。
「アレ?アレンは?」
テテニスが産んだ子供が見当たらない。
「外で手伝いだ」
窓を覗くと、アレンはテテニスと一緒に飛びながら洗濯物を干していた。
黒髪に金のメッシュが入り、左目が緑のオッドアイになっている
メイジだけど大剣使い、捻くれ者のロアの血を受け継いでいる。
「アキ、どう?」
おっと、朝食作ってるんだった。
燻製肉を出汁と具にしたアリテ製のスープを少し味見する。
「うん、上手くなったね」
「・・・えへへ」
出来ることが少なかったアリテだけど、この五年間で料理が上達した。
今では立派な料理担当だ。
「洗濯終了でござる」
「人数多いから大変だよ」
「ロア、屋根の修理は終わった?」
「板を張り替えるだけで済んだからな」
最後にアレンが人数分のパンを抱えて入ってくる。
「おなか空きました」
この後は皆揃って朝食だ。
この子達が何時一人立ちするのかは分からないけれど
それまでは見守っていこう。
この続きは何時か・・・・・・また
マリン ハーフブラッド:ソリュトス アコライト/バード
明久とアリテの娘。
元気いっぱいの僕っ子、原作明久くらい頭が悪かったりする。
変な妄想癖があり、口癖は「あはーん」
ムサシ ハーフブラッド:ヴァーナ ウォーリア/サムライ
明久とナデシコの息子。
外見、特技は明久譲りだが、中身はナデシコ似。
実は女性(美人限定)が苦手。
クルツ ハーフブラッド:ノックス×エルダナーン ウォーリア/アルケミスト
ロアとアイリスの子供。
かなりクールでムッツリ顔、フルメタの主人公がイメージ。
発砲と爆破が趣味の問題児。
ノーラ ハーフブラッド:ノックス×エルダナーン アコライト/ガンスリンガー
ロアとアイリスの子供。
普段は清楚なイメージの美少女だが、戦い方はロアそのもの。
「アーメン」と言いながら顔面を撃つトリガーハッピー。
アレン ハーフブラッド:ノックス×フェイ メイジ/ルーンファイター
ロアとテテニスの子供。
礼儀正しく、口調も丁寧、態度も紳士的。
しかしロアの子供、重度のドS。
こんなしょうも無い駄作に付き合っていただき、本当にありがとうございました。
次回作は予告していたISの作品ですが
子供達をイメージしている内に
「この中の誰かをゼロ使の世界に送ったら面白いかも」
などと考えました。
しかし、ISを重視するので当分実行する気はありません。
まあ、見たいと言う方が多かったら話は違うと思いますが。
兎に角、今まで本当にありがとうございました←土下座
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最後のオマケ・やっぱりこの二人で
ベルトから光が消える。
ロア「お別れだな、あいつ等には内緒にしてくれ」
明久「・・・わかった」
ロア「じゃあ、閉じるぜ」
右手がバックル部に伸びる
それを左手、いや、明久が止める
明久「僕の手で・・・やらせてほしい」
ロア「フ、まかせよう」
しかし、涙で手が動かせない明久
ロア「・・・・・・心配するな、こいつを閉じても俺達は永遠に相棒だ
この世界が・・・無くならないかぎりな・・・泣くなって」
明久「泣いてないよ・・・・・・じゃあね」
バックルを閉じると同時に、消えていくロア
ロア「楽しかったぜ、相棒」