前回ご意見を送ってくださった皆様
大変ありがとうございました。
今回は、男子組の旅立ちの話になります。
「どうだ、明久は見つかったか?」
明久が突然行方不明になってから二週間が経った。
居なくなった理由自体は検討が付く
むしろ今まで良く我慢してたなと思うほどだ。
あれだけの事しておいてなんだが、俺は明久の事は嫌いじゃ無かった。
アイツのお陰で翔子との仲を少しだが取り戻せたので
むしろ感謝してたくらいだ。
ただ、明久が追いかけ回されるのを見るのが
面白かったから|FFF団をけしかけていたが。
とにかく心配になったので、現在行方を探している。
「アキ、オシオキガヒツヨウネ」
「明久君、モドッテキタラオハナシシナイトイケマセンネ」
相変わらず女子二人が物騒な事を話し合っている。
それが原因の一つだと気付かないのか?
俺でも反省しているのに。
「学園中の隠しカメラの映像と
盗聴器のデータを洗い出した結果
明久は学園から出ていない」
カメラと盗聴器の事は追及しないでおこう。
「それだと今も学園の中にいることになるぞ
鉄人と一緒に探し回ったが、結局居なかっただろ」
「……これを見てくれ」
ムッリーニがカメラの映像を流し始めた。
それには、明久が普段使われてない部屋に入り
その部屋が突然強い光を放つ光景が写っていた。
「………この倉庫を調べた結果、これが見つかった」
そう言ってムッリーニが取り出したのは、
アリアンロッドと書かれた、一冊の分厚い本だった。
ムッリーニの映像は信用出来る
そして捜し出した結果、この本に何かあると判断したなら、
ほぼ間違いないと考えていいだろう。
俺達が普段使っている試験召喚獣は
科学とオカルトの融合だから、常識が通じない事件が起こってもさほどおかしくはない。
問題は明久が何処にいるかだが、
現状手掛かりはこの本しかない
どうしたものかと考えた結果、
俺は本を読んで見ることにした。
他に手掛かりが無い以上、選択肢は一つだ。
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最初の冒頭部分は、描かれている世界が
神々によって繁栄と滅亡を繰り返しているとゆう説明だった。
内容は、よくあるファンタジー物らしい。
本当に明久と関係があるのか疑わしく思い、
俺は[火の時代]の次のページを捲った。
すると…………
「?!、明久?!」
主人公が登場したのだが、話し方と言い挿絵の姿と言い
何より、名前が………明久となっていた。
更に読み進めると、明久がロアという少年と出会い、仲間になる場面。
ゴブリンと戦い、召喚獣(どう見ても試験召喚獣)を召喚する場面。
そしてアリテと名乗る少女と仲間になる場面が書かれていた。
そして、続きのページは白紙が続いていた。
明久はこの本の中、いや、この本を通して見える
別の世界にいることが見て取れた。
信じがたいが
「アキが縄無しのバンジージャンプするのを見たくなったわ」
「奇遇ですね、私も明久君が雁字搦めでプールに潜るのを見たくなりました」
横で女子二人が殺人計画を話し合っている。
いい加減それが明久からの好意を下げていると気づかないのだろうか?
気づかないからやるんだろう
Fクラスの悪影響ですっかりヤンデレになっているようだ。
明久が居なくなったのは結果的によかったんじゃないのか?
「明久、羨ましいのじゃ」
「……俺も連れて行け」
姉の折檻に耐え難い苦痛を感じている秀吉と
堂々と覗きが出来ると考えているらしいムッツリーニが
羨ましげに呟いている。
正直に言えば、俺も行きたい
翔子との関係をやり直す自身がやっぱり無いので
関係者が居ない世界で自分を磨きたいのだ。
「俺も……ん?」
まるで俺達の思いを読み取ったように、
白紙のページに文字が浮かび上がった。
[行きますか?]
この本、意思があるのか?!
[貴方方も、この世界に行きますか?]
少しだけ考えて、そして決心した。
「頼む、連れて行ってくれ」
「ワシも頼む」
「………連れて行け」
本が光を放った。
今回、スマホで執筆・投稿してみたんですが
やり辛いのなんのであまりお勧めできません。
でも、仕事が忙しくなって、空いている時間が減り始めているので
通勤中や帰り、休憩でスマホを使った執筆は増えるでしょう。
まあ、それはさておき。
いよいよ雄二、秀吉、ムッツリーニがエリンディルに旅立ちますが
暫く明久PTと接触させる予定は無いので
スタート地点はパリス同盟(エルーラン王国の反対側に位置する国)
となっております。
ついでに女子に関しては
旅立つのが霧島と工藤は決定しており
追加で誰を同行させるか考え中です。
ついでですが、
男子組も女子組も
ステータスはキャラ紹介で載せてある物を使用します。
呼んでいただきありがとうございました。
全ては運命の女神、アリアンロッドの導きのままに。