うなぎ食べたい!
「さ!早い者勝ちだよ!」
ミスティア・ローレライが叫ぶと、みんなは移動式の屋台へ走り出した。
今日はそう!『土用の丑の日!』
――-――-――スカルサイド――-――-――
「魔理沙、そんな急いでどこに行くんだよ?」
俺と魔理沙は、ある山の中を走っていた。
「早くしないと売り切れるぜ」
「飛べばすぐだろ!?」
「まーな。でも今ほうき使えないんだぜ」
「なんでよ」
「2人乗りって結構大変なんだぜ?後ろに乗ってるやつの気を使わないといけないし」
「でも俺らってどこに何しに行くんだよ?売り切れる?何が」
「質問多いな。この森の奥に、ウナ重を買いに行くんだよ」
「ウナ重?幻想郷にもあるのか」
「最近よくとれるらしいぜ」
「ああ、外では絶滅の危機にあるもんな」
そのまましばらく走っていると、広場みたいな所に出た。
移動式の屋台があり、その中で誰かが何かを焼いていた。
「よ、ミスティア。今年も大変そうだな」
「まあね。私ひとりだからもう大変よ。にしても早いわね。あなたたち、一番乗りよ」
ミスティアは作業の手を休めずに会話していた。
「一番乗り・・・そりゃそうだろう。今昼だぜ?魔理沙さんよ」
「売り切れで買えないよりはましだろ」
そんな感じで雑談や、魔法について聞いていたら日が暮れてきた。
「そう言えば霊夢は?」
「ああ、霊夢は『どんなに美味しくてもお金の無駄使いやよ!』ってな、泣きながら言ってたぜ」
「金ないのか。んじゃ霊夢の分も買った方がいいかな」
「いや、その必要はないぜ」
あっち見てみろと言われ、魔理沙が指した方を見る。
そこには悠人がいた。
「あいつも大変だな」
日が完全にくれた時、大勢の妖怪が集まってきた。
「さ!早い者勝ちだよ!」
ミスティア・ローレライが叫ぶと、みんなは移動式の屋台へ走り出した。
今日はそう!『土用の丑の日!』うなぎを食べて夏を乗り越える日!
一瞬にして行列ができた。俺らは最初に並んでいたため、すぐにゲットした。
「なんか宴会みたいににぎやかだな」
「いつものことだぜ。死神も食べにくるぜ」
「死神?『小野塚 小町』(おのづか こまち)の事か?」
「ああ。ってか、そこに居るぜ」
魔理沙は俺のことを指して言う。
後ろを振り向くと、すぐそこに赤髪で長身で目立つ格好をした死神が立っていた。
「うお!?」
俺はびっくりして危うくひっくり返るところだった。
「ん~、やっぱここのうなぎは美味しいよね」
「はは、やっぱり『四季映姫』(しきえいき)の分も買ってたか」
「いつものことながらね」
魔理沙と小町が楽しく話しているのを見て、不意に霊夢のことを思い出した。
あの2人は食べれたのだろうか?
以上番外でした。ノ―打ち合わせですけどねw