東方鬼雨神道   作:ポケルーレット!!☆

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 今回は六逸呉狂太さんのキャラとの初絡みです。
最後は若干恐ろしい感じになる・・・かもです。


第Ⅲ話 黒幕

――-――前回のあらすじ――――――――――

 霊夢とのバトルになり、負けてしまったスカル。

目が覚めると魔理沙の家にいた。

 

―-――-――-―-―-―-――-――-――-――-―-―-―-―

 「さて、魔理沙。なんで俺ここにいるんだ?」

スカルはいろいろな金属の山を見ながら聞いた。

「ああ、それは霊夢とのバトルでお前が吹っ飛ばされた後、

家に帰ったらお前が玄関の前で気絶してたからな」

魔理沙は笑いながら言った。

「そっか。ありがとさん。ところで-――――」

スカルは立ち上がり、ある金属の山を蹴飛ばした。

魔理沙は「おい!」と言おうとしたが、すんでのとこで言葉を飲み込んだ。

なんと金属の山の中に人が隠れていたのだ。

「お前はさっきから何してんだよ?」

・・・おっと。ばれましたか。せっかく脅かしてやろうと

10秒前からスタンバッていたのですが・・・」

隠れていた人は笑うと、立ち上がりこう言った。

「初めまして。スカル君。私は『大神』(おおがみ)と言います。以後よろしく」

「大神?霊夢から聞いてるぜ?・・・てかなんで私の家にいるんだよ。いつ入った?」

「だから言ったでしょう?10秒前・・・今はもう約一分前・・・」

スカルはここまで聞くと、

「大神?お前がか。お前のことは知っている。『なんでも知ってるやつ』が教えてくれたからな。

『世界のバランスを保つためなら、手段を選ばないめちゃくちゃな奴』だとな」

「うーん・・・その『なんでも知ってるやつ』とは誰ですか?ちょっと説教するので・・・」

「教えねぇ・・・言われたからな。『聞かれても答えるな』ってさ。

ま、もっとも・・・どうせ知っているんだろ?」

スカルは大神を睨む。

「そんなに睨まないで下さいよ。いろいろと君に話したいことが-―――」

「それより聞きたいことがある。お前、『鋏山悠人』(はさみやま ゆうと)とかいう奴を

幻想入りさせてどうすんだよ。バランスのために関係ないやつをまきこむなんて・・・感心しないな」

「あなたには少し間違えた知識が入っていますね。本人ではありません。『ドッベルゲンガー』みたいな

ものです」

「似たようなもんだろ」

「しかし、いつ知ったんですか?鋏山悠人の事。そしてわたしの事・・・」

「さっきさ」

スカルはさっきまで寝ていたソファーを指さした。

「さっき気絶してた時に意識の中に入り込んできてな。その『なんでも知ってるやつ』が」

「それは興味深い」

「お前は何人無関係の奴を幻想入りさせたんだ?中には俺の知ってるやつらも、

うじゃうじゃいるらしいじゃねーか」

「ああ、それは『うっかり手が滑った』のですよ。あと『黒幕』がいまして、

犯人はそいつですよ?」

「・・・気に入らねーな・・・その性格」

「よく言われます」

「ちょっと待った!」

魔理沙が待ったをかけた。

「あの、悪いんだが全く話が理解できないぜ。なんなんだ?その・・・」

「ああ、私が説明しましょう」

「たのむぜ・・・できるだけ私でもわかるように頼む」

 

――-―-―-―-―-―-―-大神説明中-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-―-

 

「うーん・・・さっぱりだ」

魔理沙は言った。

「つまりだな、魔理沙」

スカルが代わりに言う。

「外の世界にいる人間を無理やり幻想入りさせたんだ。その際、もう一人の人間を作った。

それが今幻想郷の空から降ってきた奴らだ。」

「ふ~ん・・・」

魔理沙はあまりピンとこないらしい。

「そのうちわかるさ・・・」

「ところでスカル」

「なんだ?」

「大神とやらがいないんだが・・・」

「なにっ!あいつ、逃げたか!?」

「あ、そうだ。関係ない話だが、明日ちょっとガラクタ屋に行くんだが・・・行くか?」

「うん!関係ないね!行くけど!!」

凄く騒がしい日であった。

 

 

 

 

 

 

-―-―-―-―-―-―-―-――――――-――???にて―――――――――――――――――

 「・・・ふぅスカル、理解しましたかね?」

スカルの意識の中で大神などのことを話していた本人がため息交じりで言った。

「はい。ばっちりでしたよ―――――ベクルス」

「・・・大神か」

ベクルスと呼ばれた男はやれやれと首を振り、

「私は『コロン』です。『ワールド・クロノス』のメンバーです」

「じゃぁ、コロン。余計なことを話さないでくれますか?」

「・・・調子狂っちゃうな~」

「・・・ベクルスらしくありませんね。そのしゃべり方」

「はぁ、やはり『創造神』どうし、ごまかしが効かないもんなんですかね?」

「で?またなぜそんなしゃべり方に?」

ベクルスは空を見上げ

「今は『コロン』としてクロノスに乗り込んでいます。この世界の『バランス』を見るために」

「バランスは私がどうにかしましたが?」

「それが変に乱れているのですよ」

ベクルスは大神のほうを振り向き

「この世界には誰か黒幕がいるようです。ま、知っているのでしょう?どうせ」

といった。

「?未来をも見えるひとがずいぶんあいまいですね?ちなみに正解です。知ってますよ」

「この世界に来てから未来が見えなくなりました。これは神にしかできない技です」

「そうですか。では私は残りの人に引きつづき幻想入りについて説明してきます。

いまだに混乱している人もいると思うので・・・」

「わかりました。気をつけて」

そうして大神は消えていった。ワープしたのだろう。

ベクルスは再び空を見上げる。

その時、誰かがものすごい勢いで向かってきた。

「------っ!?」

ギリギリ避けたが、ベクルスがいたところに大きな穴があいた。

「っち!いいだろう。相手をしてやろう。『神炎! ゴッド・ファイヤー』!!」

しかし、放った時にはすでに誰もいなかった。

「!?どこにい・・・」

ベクルスの胸に激しい痛みが襲う。それから先、何も分からなくなってしまった・・・




 「すべての未来を知ることができる」ベクルス。
彼は何者かによって殺されてしまったのだろうか?
黒幕とは?次回からは何もなかったように明るい話になります。
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