ーーーーーーーーーー鴇サイドォォォォォ・・・ーーーーーーーーーーー
「さて、ラギ―が吹っ飛んだところで質問。何であんたが居んのよ?」
助けてくれたのはいいけれど、ロストって結構危ない人だからなぁ・・・
「あのな?乙女のピンチを救ってその態度はないんじゃねーか?」
確かに。
「分かったわよ。ところでラギ―だけどさ・・・」
ロストの一撃でふっ飛んで行ったランギラ―を見る。
「なんかさ、様子がおかしかったのよ」
「?何言ってんだ?もとからだろ?」
「ま、そうだけど・・・」
なんだろう。こう・・・狂気に駆られたって感じ?
「・・・あ~マジ痛って~」
ランギラ―がどうやら目覚めたようで・・・
「あれ?俺、な~にやってたんだっけっかな?」
「・・・目覚めたわね」
「目覚めたな、またぶっ飛ばそうか?」
「いや、落ち着いたみたいだからいい」
さて、問題はこの後なんだよな・・・
「ラギー、どうしたのよ?あんなことやらかして・・・」
「は?俺、なんかした?ってか俺たしか・・・森の中にいたはず・・・」
森に?どういうことだろう?誰かがおかしくした・・・とか?
「ま、そういうことだ。鴇、このページ見てみろ」
「ちょ、心読まないで頂戴!」
そういいながらロストが持っていた本を見る。
そこにはうさ耳をつけた女の人が載っていた。
「この人は・・・?」
「『鈴仙(れいせん)』って奴の仕業だろ」
「この人が原因とは限らないじゃない」
「なら、ランギラ―に直接聞いてみるか?」
う~ん?もし本当にこの人が犯人だったら何をしたんだろう?
「あああ!」
突然ランギラ―が騒ぐ。
「こいつ!見たことあるぞ!」
「んで?見た後のこと、覚えてるか?」
「いや、全然・・・目を見た瞬間からのことは全然覚えてないな?」
「やっぱりな」
ロストはそう言って説明を始めた。
「こいつは『狂気を操る程度の能力』を持っている。恐らくランギラ―はこいつにやられたと考えられる」
このあと、しばらく3人で雑談をしていた。そして私はあることを思い出した。
「あ・・・食料とか買うつもりで来たんだった・・・」
もちろん今はとっくにお店は閉店している。
明日開店するまで待つしかない。
「だったらそこに宿があるが」
「だからロスト、心読まないでって・・・」
「残念。俺の能力は『人の心を読む程度の能力』だ」
「最悪な能力ね」
「ああ。聞きたくない事も読めるようになった」
サトリ妖怪みたいになっと、言った。・・・誰?
「ま、俺の場合は好きな時に聞けるんだがな」
「あっそ。とにかく心を読むな」
など話している間に宿に到着。私とロストはあっさり入れたけれど、ランギラ―が・・・
「おい店長。なんで俺はだめなんだよ?」
「いや、さっきまで狂っていた奴なんか入れれるわけないだろ。他のお客様の迷惑だ」
できれば私も入ってほしくない。何されるか分かんないし・・・
「大丈夫だ。俺もあいつは外で過ごしてほしい。今日は」
「だから心読まないで」
「・・・ってことでおぬしは泊めれぬ」
「ずいぶん頭硬いね~。イラついてきた、チョットこっち来い」
ランギラ―と店長は店の裏に行った。そして鈍い「ゴッ」と音が聞こえ、戻ってきた。
「あ、なんかあの人バイトがあるからってどっかに行っちゃったよ。んで、俺も泊めてくれるってさ」
「本当は『どうしても泊まりたいんだったら、うちの鶏小屋に泊めてやる』って言われて頭突きで
気絶させただけらしいけどな」
「ああ、今初めてあんたの能力が羨ましく思えたよ」
嘘だけどね!
そんなわけで、宿で夜を過ごし朝になった。
「んじゃ、行きましょう!」
宿を出て(店長がどうなったかは確認しなかった。)いろんな店に行き、いろいろ買ってから
神社に戻ってきた。(もちろんロストとランギラ―も一緒に)
しかし、神社には大勢の落ち込んだ鬼達と他2名いた。霊夢と悠斗はいなかった。
宴会までの話は結構つづきます。
時間系列では、「大神が手をたたき、一瞬で宴会の準備を終わらせた」後「宴会の前日」
となっています。宴会の前日にあれこれ、いろんなところで話が進むことになっています。