ロアナプラ鎮守府   作:ドラ夫

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活動報告に詳しく(?)あげてますが──いや、詳しくないですね。ふわっと活動報告にあげてますが、引退する事にしました。
最終話までのダイジェスト版をサッと書来ました。

番外編含めたら当初の予定通り全8話だからセーフ。


最終話

【世界観】

 基本的に世紀末。

 ロアナプラ鎮守府内は明石と大淀がいるため基本的に豊かだが、そのほかの土地はほぼ死滅している。というのも、深海棲艦は突如現れたため、各国が敵国からの新型兵器だと勘違いし、宣戦布告とみなし、核ミサイルをそれぞれ近隣国に向けて放ったからだ。

 世界は核汚染され、人類は地下に逃げ込んだ。

 それから80年ほどが経ち、核汚染に耐えられる人間達が出てきた。

 彼等は彼女らは男の場合は提督、女の場合は艦娘となった。

 ちなみに海岸線沿いにあった発電所は全て潰されており、日本は温泉を潰して地熱発電に切り替えた。

 

 

 途中、ロアナプラ鎮守府がこんなに深海棲艦をぶっ殺しまくってるけどよく深海棲艦は滅亡しないな、という感想がありました。

 この世界では本家のゲームと同じく、深海棲艦が無限湧きです。殺しても殺しても湧き出てきます。

 ただし、放っておくと増殖し続け、侵略もしてきます。ロアナプラ鎮守府がなかった場合、人類はとっくの昔に敗北しています。

 事実、ロアナプラ鎮守府から離れている土地であればあるほど、人類は少なくなっていきます。

 

 

【話の展開】

 困ったのは大本営。

 ロアナプラ鎮守府が無いと人類は滅亡。しかも彼女達は、全く大本営の指示を、というかロアナプラ鎮守府に着任している提督以外の命令──お願い、提案、取引も含む──を聞いてくれない。

 そこで提督の誘拐や洗脳を試みる→全てロアナプラ鎮守府の艦娘に潰される。加えて、大本営も滅ぼされかける。

 それから二年後、大本営が提督に土下座して頼み込んで、ロアナプラ鎮守府の艦娘に深海棲艦の親玉を潰してもらうようお願い。

 

『深海棲艦の親玉』

 横幅は日本の二倍くらい、縦幅は未知数のの大きさの深海棲艦。

 こいつのせいで世界の水位が上がったレベル。

 体からは常に姫や鬼クラスの深海棲艦が湧き出て続け、本人の戦闘能力も非常に高い。

 

 提督は大本営のお願いを承諾。

 ロアナプラ鎮守府でぶっちぎりで最強である旗艦の例のあの人に命令、深海棲艦の親玉を潰しに行かせる。

 再び困った大本営。

 ロアナプラ鎮守府と深海棲艦で相打ちになれば良いなぁ〜とか思ってたのに、一人しか出撃してない。ヤバい。

 このままだとロアナプラ鎮守府が世界の頂点に。今までのあいつらの素行からして、絶対ロクな事にならない。

 悩んだ結果、ロアナプラ鎮守府の弱点は提督しか無い、という結論に。

 深海棲艦滅亡後、ロアナプラ鎮守府の艦娘達を抑えるために、人質になって貰えないか提督に直談判。

 提督承諾。

 

 

 二ヶ月後、旗艦の例のあの人、深海棲艦を滅亡させる。

 提督、大本営に人質として出向く。

 ロアナプラ鎮守府、荒れる。提督を助けに行く派とあくまで命を最優先派で大喧嘩。

→世界は滅ぶ。

 

 

【まだ出ていない艦娘達の設定】

・足柄──重巡洋艦筆頭。前任重巡洋艦筆頭、心を読む船妙高を殺し、その座に就いた。それを咎めた那智とも言い争いになり、口論の末殺害した。

 姉妹を殺した理由は、強くなりたいから。

 ロアナプラ鎮守府の艦娘達の強さの秘密は「経験値が上限なく溜まること」と「深海棲艦だけでなく、生物なら殺せば何でも経験値を得られること」である。

 飢えた狼の名に恥じず、足柄は強くなることに非常に貪欲。

 姉妹を殺して経験値を得た後は、筆頭としての権限を使い重巡洋艦内のルールを変え、艦娘同士の殺し合いを合法化した。

 ちなみに、提督とか「提督」と「艦娘」になる前からの知り合いであり、その為そこまで提督に敬意を払っていない。提督も常に「足柄死ねよ」と思っている。要は仲良し。

 戦闘能力は非常に高いが、特殊な能力は何一つ持っていない。ただ速く、固く、火力があり、頭が良く、狂っている。要は第3部の序盤〜中盤のスタープラチナ。

 

 

・綾波──駆逐艦筆頭。髪がゴンさんみたいに、常に上に向かって逆立っている。時が止められる。

 ロアナプラ鎮守府にしては珍しく争いを好まない性格だが、いつもトラブルの方からやってくる。

 ただし、提督に命じられれば、どんな生き物でも一瞬の迷いなく殺せる。

 

 

 

・朝潮──ロアナプラ鎮守府で一、二を争うほど忠誠心の高い艦娘(一位の争い相手は陸奥)。

 ただし実力は下の下であり、自分の力に強いコンプレックスを抱いている。

 弱いままの自分だと提督に呆れられ、捨てられるのではないか、と不安に思い、夜も眠らない。

 戦闘以外の面で提督の役に立つ如月と出会う事で、彼女が新しい道へと踏み出すのは、また別の話である。

 

 

 

・如月──この世で、いや恐らく宇宙で一番セ◯クスが上手い。

 

 

 

・秋津洲──ホンマもんの一般人。他の鎮守府の秋津洲と一切変わらない。むしろちょっと弱い。

 同艦首がいない為──千歳、千代田はもう軽空母──戦いに巻き込まれずすんでいる。

 喧嘩を売られても毎回ハッタリでかわしており、その為提督含めロアナプラ鎮守府の面々は、秋津洲が相当な強者だと勘違いしている。

 語尾の「かも」は「COME ON(かかってこい)」の略か何かだと思われている。

 

 

 

 

 他にも朝霜とか浜風とか考えていた気がする。だが、それも遠い昔のこと……今となっては、全て忘れてしまった。


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