目高箱と幽波紋!!   作:人参天国

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冥加「前回までのあらすじだ。
 私、雲仙冥加と宇城奏丞は己のプライドをかけた一進一退の熱い戦いを繰り広げたが、無念にも私は今一歩及ばなかった(体感には個人差があります)。
 しかし言葉の壁も乗り越えた心の交流(交流できたとは言ってない)により、私のおっぱいが宇城好みであることが判明した(風評被害)。
 恥ずかしさのあまり気絶した私をどこか人気のない所へ連れ去ろうとする(言い方)宇城だが、そんな彼の背後を野獣の目をした二人の男が狙っていた(風評被害その2)……!」

※数字言語翻訳済みです。




第十八話:悪霊にとりつかれた男

 

 

 高千穂(たかちほ)仕種(しぐさ)。フラスコ計画に関わる彼は、『棘毛布(ハードラッピング)』という験体名で知られている。体格にも恵まれているが、何より彼の異常(アブノーマル)はこと戦闘において凄まじいポテンシャルを発揮する。

 その名も『自動操縦(オートパイロット)』。

 彼の反射神経は常人の持つソレよりも遥かに()()()が良く、しかも自発的な発動が可能というスキルであり、考える前に動けるし考える前に殴れる。そんな彼の反応速度について行ける人間はそういないだろう。

 自身の本職は研究者と考えているが、粒揃いの『十三組の十三人(サーティン・パーティ)』の中でも『最強の男』を自負するに足る男だ。それは無論、()()()のテクに異常なほど長けた『枯れた樹海(ラストカーペット)宗像形(むなかたけい)を含めてである。

 そんな彼らは今、雲仙冥加を背負い、恐らくは保健室へ向かっているであろう宇城奏丞の背後をつけていた。

 

「早くも見つけたぜ、宇城奏丞。生徒会役員共はトラブル起こしまくるから、探すのがラクでいーや。

 しっかしあの雲仙の姉だっつーから、宇城の手の内暴いてくれるかと思ってたが……諜報部の報告じゃあ、結局したことは普通(ノーマル)レベルの体力勝負。ちと期待外れだぜ。強いて気になることと言えば」

「彼女の体力の消耗が思いの外早かった点だ。あの鉄球を容易に振り回す体力があるにも関わらず。途中で鉄球を外そうとして外せなかったところも怪しいかもしれないね」

「まあ、その程度で引く理由にはならねーわな。お前の決め台詞的に言えば……」

「『だから殺す』……決め台詞って言われると気取ったみたいで気恥ずかしいじゃないか。気分転換に一番近くにいる誰かさんを殺そうかな」

「がっはっは! いやぁメンゴメンゴ。滅多にないチーム戦なんでハシャいじまってんのよ。殺すなら宇城(あっち)な、あっち!」

「はあ……校舎に入ってすぐに保健室があるはず。なら雲仙の姉をそこに連れて行くのかも…………おや?」

「……おっとこれは予想外! アイツ、校舎を通り過ぎたぜ!」

 

 2人の予想に反し、奏丞が冥加を背負ったまま校舎の裏手へと歩いて行く。その足取りに迷いはないようにも見えるが……

 

「んっふっふ、アイツ女連れて人気のないとこへ何しに行くんだろうな? まー確かに? 言葉は通じねぇしタッパも小さいけど、顔は良いしな!」

「……思春期丸出しの馬鹿な考察してる場合じゃないよ。彼、僕たちに気づいてるんだぜ。それはつまり、連れて行かれているのは僕たちってことだ」

「ままま、いいじゃあねぇか思春期でも。俺たちごくごくありふれたフツーの高校生なんだから! 真っ盛りってヤツだ。つまり悪い誘いについつい乗っちまうのも若いから仕方ねーことよ。俺たちは馬鹿な若者らしく、ひょこひょこ付いて行くのみだぜ」

「いや、そんなに呑気している場合じゃないかもしれない」

 

 高千穂が宗像の顔を横目で見ると、随分と険しい表情をしている。こんな表情の宗像は、ちょっと見たことがない。

 いよいよ校舎裏への曲がり角へ姿を消した奏丞の背中を追い、高千穂と宗像は歩くペースを早めた。

 

「……なんか()()()か?」

「僕の異常(アブノーマル)に基づくから君にはわからない感覚だろうが、正直僕も初めての感覚で戸惑ってるんだ。

 ……仮に彼の背中にロケット砲を打ち込むとするだろう? で、おそらく当たるハズだ」

「流石に死ぬだろ」

「僕もそこは人として死んでほしいと思うんだけど、どうにもそれで死んだイメージが湧かない。理事長室で見た時と同じだ。何かわからないが確実に彼は未知の何かをして無事だろうし、反撃が来てもおかしくない」

「おいおいシャレになんねーな。ロケット砲で死なない奴は異常(アブノーマル)じゃなくて妖怪っつーんだよ! 理事長室の時はそこまでじゃなかったろ?」

「さあ、彼なりに戦闘態勢に入ってるってことじゃないかい?」

「……いいねぇ! トレビアンだよト・レ・ビ・ア・ン! なんだなんだ、貧乏くじかと思いきや想像以上に楽しめそうじゃねえかよ!」

 

 それはつまり、人ひとりを背負ったままで、ロケット砲をぶっ放すような敵が二人いても対応できるという自負があるからこそ、奏丞はこうして戦場へ誘っているということだ。

 戦闘化学担当の高千穂としては、実にうずかせてくれると期待が高まるばかり。

 

「宗像、俺が先に行くぜ! 宇城が角待ちしてるんなら、どんな奇襲にも必ず対応できる俺が先行すべきだ!」

「うん、頼むよ。僕は高千穂の後に続く」

 

 高千穂はこの先に待つであろう戦いに心を躍らせる。

 自分以上とは思えないが、少なくとも戦いにはなるかもしれない。もしかしたら自分の『反射神経』に迫ってくるかもしれない。もしかしたら……どんな攻撃が来ようと回避できる自分に、触れられるかもしれない。

 それは期待だった。

 自分からは小っ恥ずかしくて誰にも話したことのない、並外れた反射神経を持つが故の、他者との触れ合いの願望……

 いっそ無警戒と言えるほど、高千穂は気安く校舎裏へと足を踏み入れて見せた。

 

「出迎えご苦労だぜ、宇城ィ!!」

 

 勇む高千穂だったが…………拍子抜けなことに、そこには奇襲もなければ奏丞の姿もない。高千穂に返って来たのはシーンとした静寂だけだった。

 

「ああ……?」

「どうした?」

「姿が消えた」

「なんだって……?」

 

 宗像も高千穂に続き、校舎裏を見る。確かに奏丞の姿はない。あるのは綺麗に剪定された木々や茂みといった植栽、無機質な校舎の窓の向こうには人のいない廊下、あとはせいぜい校舎が落とす影くらいか。上を見上げても変わった物はない。

 

「逃げた……わけはないね」

「ああ、わざわざこんな人気のない所に誘い込んでおいて逃げるわけねェ。それなら隠れる場所が多い校内に入るべきだった。つまり、今更窓から校内に逃げ込むこともない」

「植栽は怪しいな。茂みの中か木の上か、葉が生い茂っているから人ひとり……いやふたり隠れるくらいのことは容易だ」

「だがアイツが背負っているのは気絶した女だ。データ見る限りじゃあ容赦ないところはあるが、葉で女の顔切ったり、不意に起きられて奇襲を台無しにされる危険を冒したりしない程度には気を配る性格だと思うぜ。雲仙姉を別の場所に放置すんなら最初から保健室に置いてきゃいいし」

「近くに置くと戦闘中に僕たちのどちらかに人質にされると考えるかもしれないな。2階以上から奇襲して来る可能性が高いか? 中が見えないし、頭上は死角だ」

普通(ノーマル)じゃあるまいし、その程度で俺たちを奇襲できると思って(プルルルル――)……っとお? 俺の電話だ」

「……出なよ。周囲の警戒はしておくから」

「いいよいいよ! 自分の面倒は自分で見るさ」

 

 携帯を取り出したところ、名瀬夭歌からの着信だったようだ。今は箱庭学園中にある監視装置で奏丞との戦闘を記録するため、時計塔の地下に籠っているはずだが……

 

「ハロー、高千穂先輩だ。どうした?」

『どうしたもこうしたもないですね。今お二人は何を?』

「くっはは、やっぱ敬語キャラ合わねーからタメでいいって! それに何って見てりゃわかるだろ。アイツを見失ったんで手を出してくるのを待ってるとこだよ。てかそっからヤツが見えねぇか?」

『いえ、尊敬すべき先輩ですので。そして、こちらからは何も見えないし聞こえませんよ』

「ん? なんか引っかかる言い回しだな?」

()()()()()()()()()()()()ようです』

「!!! おい宗像ッ……」

 

 警戒を、と声をかけようとして。

 高千穂は、宗像の姿を見つけられなかった。

 

「…………」

 

代わりに、出来の悪い間違い探しの様に、異常が1点。

 

「……………………」

 

学生ズボンを履いた足が一本、茂みから飛び出している。

 

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

 

「…………また連絡する」

『御武運を』

 

 ケータイを切る。

 ――高千穂は勘違いをしていた。

 

「……そんなわけがねぇ」

 

 彼が想定しているのは奏丞との真っ向勝負であり、

 

「ほんの少し、目を離しただけなんだ……!」

 

 この戦いが自身の欲求を満たすためのものであり、

 

「…………ハァッ」

 

 しかも宗像と二人がかりであるが故に、

 

「ハァッ……、ハァッ……!」

 

 これまで通り大したピンチも訪れず、

 

「ハァッ……! ハァッ……! ハァッ……!!」

 

 必ず勝てると確信している戦いであり。

 

「ばッ……馬鹿な!」

 

 ――それら全てが、奏丞に取っては関係のない話だということだ。

 

「む、宗像ァ——ッ!!」

 

 紛れもなく自分の学友。

 

「う、うおおおおおッ?!」

 

 宗像は茂みの中に倒れ込んでいた。

 高千穂が素早く周囲を見回すが、奏丞の姿はどこにも見られない。

 

「(音がしなかった! 見えなかった! 消えた!

 気が付いたら殺られていた! 気が付いたら仕留められていた!

 敵が何人であろうと、敵が何人に増えようと俺の反射神経の前には敵じゃねぇ!

 だけどゼロ人! 幽霊みたいに音もなく消えられちゃあ五感で捕えようがなく――つまり反射のしようがねえ!!)」

 

 十三組の十三人(サーティン・パーティ)は誰も彼も真正面から切った張ったができるメンツばかり。合同戦闘訓練の時もそうだった。

 だからこそ、攻撃がわからない、姿も見えない、まるでホラー映画の如くにじり寄ってくるような奇妙な戦いは高千穂も初体験だ。

 

「(だが、クソッ、わかることもあるぜ!)」

 

 争った音はなかったし、宗像は武器を抜いていない。警戒していたはずの宗像が攻撃を認識できずにやられたと見ていいが、それほどの攻撃ができていながら、一人になった高千穂へ次の攻撃が来ない。

 

「(考えられるのは、今ヤツが宗像にした攻撃が俺には効かないと踏んでいるってことだ!

 だが、それが逆にマズイ! それはつまり、宇城が冷静(クール)ってことだ! 俺を過小評価してねぇ!

 次の攻撃が来るとしたら、恐らくそれは俺が明確な隙を晒した瞬間ってことだぜ!

 なら、一本だけ覗かせたわざとらしい足は間違いなく『罠』! 俺に気づかせるために見せたな!? 宇城の攻撃はまだ続いている!)」

 

 茂みにめり込んだ宗像を観察する。

 服の下はわからないが、露出している顔と手に傷らしい物はなく、血の跡もない。気絶している顔も苦悶の表情ではなく、ただ眠っているだけのようにも見える。仮に目を覚ますことがあれば戦闘に復帰できるかもしれない。何より、宗像に何が起きたか、情報が一つでも欲しい。

 

「ぐっ……」

 

 間違いなく誘いだが、しかし高千穂の異常(アブノーマル)であれば何が来ても対応できる自信はある。ならば。

 

「奇襲、上等ッ!」

 

 冷や汗が流れていても、高千穂は笑ってみせた。

 高千穂は『十三組の十三人(サーティン・パーティ)』最強の男だが、意外にも慎重で研究者タイプの彼は一発逆転よりも面壁九年の男。

 いきなり宗像の足を引っ掴んで引っ張り出すようなことはせず、まずは観察する。

 

「(周囲に他の気配、相変わらずなし。茂みにもう一人……はいなさそうだな。傍に木があるが、やはり誰もいない。だが、この木、なんか怪しいな。倒れた宗像を見るために目線が落ちる。何か作為的なものを感じるぜ。もう少し角度を変えて見てみるか……おや?)」

 

 茂みから一瞬キラリと光る線が見えた。

 糸だ。非常に細い糸が茂みから木の上に続いている。蜘蛛の糸かと思ったが、葉っぱで優しく撫でてみても粘着性がない。

 高千穂は知らなかったが、それは奏丞が雲仙冥利からちょろまかした、限界張力五トンを誇る化学繊維『アリアドネ』だった。

 

「…………」

 

 糸を辿った先にあったのは、木の枝の陰に隠された箱だった。さっき木を見上げた時は気づかなかったが……

 

「(箱以外の仕掛けは…………何もみつからねーか。よし、箱を回収してみるか)」

 

 頭上に手を伸ばし、箱を慎重に掴む。固定されていなかったためあっさり取ることができたが……箱の中身がジャラッと揺れる感触があり、高千穂は中身を見る前からイヤな予感が止まらない。

 蓋はついていなかった。手元に下ろすだけで見えた中身は。

 

「ビッ、BB弾!? 自然分解される環境に優しいヤツ! 下手に宗像を引っ張り出してたらこれを引っ被ってたのか! じょ、冗談じゃねえぞ?! それはつまり!」

 

 高千穂の自動操縦(オートパイロット)には明確な弱点があった。雨やスプリンクラーだ。回避できない水滴に反射神経が反応してしまい、正常に動作しなくなる。

 つまり、このBB弾は疑似的に雨を再現するもの。対自動操縦(オートパイロット)のための道具……宇城奏丞は高千穂の弱点を知っているのだ!

 だが、高千穂はそれ以上に恐ろしい可能性に気づいている!

 

「ぶちまけられたBB弾が地面に落ちきるまで1秒もかからねえ! そのごく短時間エラーを起こした俺に対して、宇城は攻撃できる距離にいる! 遠距離からの狙撃とかならまだ()()! もっともヤバいのは! 宇城が手が届く距離に隠れている可能性があるってことだ!

 クソッ、マジでこのまま宗像を引っ張り出すのは危険だぜ! ……イヤ、だったら!」

 

 高千穂は上着を脱ぎ、片方の袖を宗像の足にくくりつけた。そしてもう一方の袖を掴み、宗像から十分な距離を取ってゆっくりと慎重に引っ張る。

 

「おっ、重いなチクショウ! もーちょい暗器減らせよな!? 背負って帰るのはゼッテーごめんだかんな!?」

 

 文句を言いながらも、茂みから離れた距離まで宗像を引きずり出すことができた。

 ボディーチェックしてみるが、他に仕掛けはない……と思うが、正直体中に仕込まれた暗器のせいでどれが宗像自身が仕込んだ仕掛けなのか区別がつかない。

 とにかく、今は目を覚まさせるのが優先とばかりに高千穂は宗像の顔をベチベチとはたいた。

 

「てめー宗像! 生きてんならよォ~、さっさと目を醒ませコラァ~~~ッ!」

「うっ、ぶっ……起きた、起きたから……」

「! よかった目が醒め――」

 

 高千穂にはこの時確かに油断があった。

 それでもなお、()()()()()()()()を知覚するより早く、高千穂の自動操縦(オートパイロット)は飛びのいてみせた。

 バヂッ!! 直後に電気の弾ける音が聞こえる。

 

「――何しやがる」

 

 宗像が突き出しだ手で、改造スタンガンが電気を放っていた。

 

「……いやすまない。てっきり敵だと思ってね」

「……お前、宗像じゃないな」

「おいおい、どう見たって僕は宗像形だろ?」

「そのスタンガン、殺傷力はありそうだが宗像ならあのタイミングでそんなチョイスはしねェ。ナイフで刺すか、銃を撃つか、いずれにしても素直に殺しに来る」

「…………」

「だが、それ以上に! 異常的殺人者(シリアルキラー)たる宗像はそんな言い訳はしねェ! お前は宗像じゃない!」

 

 そう、例えば……『殺せそうだったから』とでも言うかもしれない。

 宗像の様な何者かは幽鬼のようにユラリと立ち上がり、スタンガンを懐にしまう。代わりに取り出すのは抜き身の日本刀。

 

「だが、()()()()()()ッ!」

「…………」

「お前は『誰』だッ?!」

「……ふん、なるほど。これが【棘毛布(ハードラッピング)】。『拳の接触』にも反応しかねず、分析力も高い。警戒するのも間違いではなさそうだ」

「人の質問には素直に答えなッ!」

 

 高千穂が懐に飛び込んだ。

 冒頭で述べた通り、自動操縦(オートパイロット)は外部からの刺激がなくとも自発的に反射神経を働かせ、『考える前に動く』ことができる。思考がいらない分人より動作が素早く、常人だと気づいた時には高千穂は動き終わっている。それは目の前の何者かも変わらないはず。

 そんな意図から高千穂は拳を振るったが……『反射』的にその拳を止めた。

 既に相手は日本刀を構えてガードしていたのだ。

 

「なん、だと……?」

「……その素早さはさっき()()()ぞ! 高千穂仕種!」

「クッ?!」

 

 宗像は歯を剥いて笑い、刀を振った。高千穂の知る宗像が出せる剣速ではない。

 のけぞって躱した高千穂は改めて距離を取る。

 

「俺の名はアヌビス神のカード! 冥府の神、墓地の守護神を暗示するカードのス……スキル! お前の命、もらい受ける!」

 

 見せつけるように振った刀がギラリと光った。

 

 

 

 

「――この世のどんな事よりも……というにはあれだけど、ソレナリに信頼して言えることがある。『アヌビス神』に『弱点』は……まあ色々あるけど、()()『アヌビス神』に『弱点』はあんまりない。狙った標的は必ず仕留める……仕留めるよな? 余計なこと言ったりやったりすんなよホントに。自動操縦型だから不安が残るぜ……」

 

 





古賀「(コソコソ)命もらい受けちゃダメでしょ……名瀬ちゃん見えてる?」
名瀬『ちょっと遠いがバッチリ撮れてるぜ。少なくとも高千穂先輩にバレないように注意して撮影してくれ』
古賀「宗像先輩はできればでいいんだよね?」
名瀬『あの様子だと奏丞が操ってるから、たぶん見逃される。アイツに十三組の十三人(サーティン・パーティ)の情報を流す代わりに、俺の個人的な記録は許させたかんな。人を操る……というか別の人格を植え付けるスタンドか。そそるねぇ……!』
古賀「というか仲間操って同士討ちさせるとか邪悪過ぎて正直ドン引きなんだけど。久々に見られる後輩の戦いがコレ?」
名瀬『それは誰だってそー思う。俺もそー思う』

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