今回は少ししか変更点はないです!
「ビリビリ言うな!それと、私はガキじゃないーー!」
御坂はこのチンピラみたいな男にガキと言われたことに腹を立て、承太郎に向けて電撃を放った。勿論、致命傷になるレベルではなく多少の火傷で済む威力である。
「なに、電撃だと⁉︎」
驚く承太郎。そして御坂は勝利を確信した。
しかし、電撃が承太郎に直撃する直前、不思議なことが起きた。承太郎の後ろから腕のようなもの出てきて、電撃を弾いたのである。
腕自体は見えなかったが、この少女は高レベルの電撃使いであることから無意識のうちに微量の電気によるレーダーを作っている。そのレーダーは確かに感知した。承太郎の背中から出る奇妙な腕を。
「やれやれ、とんでもねぇ威力だぜ。俺じゃあなかったらただじゃあ済まなかったな」
「あんた、一体何者なの・・・?」
「空条承太郎、今日転校して来たただの高校生だ」
御坂は信じられなかった、なぜならこの攻撃を正々堂々と受けてピンピンしていたのは、承太郎の隣に居る上条しかいなかったからだ。
しかし、承太郎も驚いていた、予想以上の彼女のパワーに。そして先ほどの攻撃からスタンドに対して、ここの超能力は有効であるという事が分かった。さっき電撃を弾いた右手がビリビリしていた。
「なあ、上条このガキは一体何者だ?お前のその様子だと知っているようだが」
上条はさっき「あ!承太郎やめたほうがいい。あのビリビリは・・・」と言った。つまり上条は、この少女の事をある程度知っているということだ。
「ああ、よく知ってるぜ。あのビリビリは御坂美琴。学園都市最強の電撃使いでレベル5の第3位ってとこだ」
上条はこの少女の事をよく知っていた。なぜなら上条が持つ能力の影響でここ数週間、この少女に追われていたからだ。
「まて、上条。レベル5ってのは学園都市最強の能力者だろ?その第3位ってことは学園都市で3番目に強いのか?」
「まあ、そういうことだ」
転校初日でまさか第3位とご対面とは承太郎は考えてもおらず、驚きであった。
「話は済んだ?」
御坂はいつまで待たせるんだとばかりに聞いてきた。
「ああ済んだぜ、御坂美琴」
承太郎は考えた。先ほどの感覚から、まともにこの少女と戦って負けることはないものの、タダでは済まないであろうと。
「それじゃあ今度は、あんたの能力について教えてもらってもいいかしら?」
御坂は確信していた。この大男の能力は学園都市の物ではないと。
「俺の能力か?念力使いのレベル3とでも言ったところだ」
勿論ここではスタンド使いとは言えないのでこう言うしかなかった。
「念力使いねー、じゃあさっき背中から出てきた腕はなんなの?」
とぼけることは分かってたので御坂には考えがあった。
「なんのことだ?」
こいつ、スタンドを感じることができるのか!厄介だな。
「まあこうすれば能力を使わなければならないよね?」
御坂はコインを取り出し構えた。
「まさか⁉︎ビリビリやめろー!」
上条が叫ぶが遅かった。
「いっけえええええ」
御坂の手から超高速の電撃を帯びたコインが承太郎に向かう。
「くっ!スタープラチナ・ザ・ワールド」
御坂はあの大男がそう叫んだように聞こえた。そして次の瞬間コインはあらぬ方向へと飛んで行った。
「やれやれ、あれをまともに受けてたら大怪我するところだったぜ」
承太郎は5秒だけ時間を止めコインを人のいない方へと蹴り飛ばしたのである。
「え、嘘、手加減したとは言えあれを弾くなんて」
やはりただ者ではなかった。しかし驚いていたのは御坂だけではなかった。
「承太郎、今なにをしたんだ・・・?」
上条は承太郎が叫んだ直後不思議な感覚を感じた。自分と承太郎以外のすべの世界が、止まって見えた。いや、確実に止まっていた。唖然として動けなかったが動こうとすれば動くことができた。
「今なんか世界が止まってるように見えたけど・・・」
「なに!まさか上条、今感じたのかあれを」
信じられなかった。なぜならこの時を止める能力を感じることのできるのは承太郎の知る限りでは承太郎とDIOだけであったからだ。
「そこまでですわ!」
突如、腕章を付けた少女が現れた。
「ジャッジメントですの!あなた方2人を暴行及び恐喝の容疑で拘束します。」
ジャッジメント?ああ、ここの警察の役割をしている奴らか。やれやれ転校初日で拘束か。
「ちょっと待ちな、別に俺らはこいつに暴行なんかしてないんでな。むしろ攻撃されて正当防衛をしたま・・・」
突如彼女が承太郎の前までテレポートしてきた。
「言い訳は署で聞きますわ」
カシャンと承太郎とおまけに上条も手錠をかけられた。
やれやれ、とんだ免罪だな。まあ訳を話しても聞いてくれなそうだが。しかも問答無用で手錠と来たか。上条はとんだ巻きぞえだな。
「不幸だーー!」
「ちょっと待って黒k・・・」
ようやく唖然としていた御坂が口を開いたが黒子に制された。
「お姉様、あれだけ不良にはちょっかいをかけないようにとあれだけ申しましたのに!お姉様も署に来てもらいますよ」
「いや、ちょっと!黒子ー!」
「やれやれ、突如現れて暴行だの拘束だの全く上条じゃないが不幸としか言いようがないぜ」
承太郎はため息をついた。
それから5分後、ジャッジメントのパトロールカーに乗せられた3人はジャッジメント第177支部へ連行されたのであった。聴取やらなんやらされたが、冤罪であったので謝罪やらなんやらされた。
だが、御坂から逃げるチャンスを見つけられたので逃げることができたのはラッキーだった。
しかし、家に着いたのは午後8時でろくに休む事ができなかった。ましてや承太郎は荷物の整理すら終わらなかった。
次に御坂に会ったらどう復讐をするか考えていた2人であった。
To be continued→