今回もあまり変更点がないので少し見やすくしておきました。
「ん?朝か。やれやれ、あのビリビリのガキのせいで荷物の整理が結局終わらなかったじゃあないか」
あの後、上条の家にお邪魔し晩ご飯を一緒に食べながら御坂への対処法を考え、その後荷物の整理を全力でしたが結局終わらず、仕方なくシャワーを浴びた後に承太郎はダンボールの上で寝ることにした。だが、ダンボールの上はとても寝心地が悪く、おかげでほとんど寝れず承太郎の機嫌は最強に悪かったのであった。
「あのガキ、絶対に・・・」
そうボヤきつつ承太郎は準備を整え、いつもの学ランを着た。上条を迎えに行くとまだ準備中であったのでなんとなくテレビを見ていた。
「なるほど、テレビのチャンネルは東京よりチャンネルが1つ多いぐらいであとは同じだな」
ピンポーン
「おーい承太郎!準備終わったぞー」
テレビを見ているうちに上条が準備を終えたため承太郎と上条は学校へ向かった。
学校へ向かいながら承太郎と上条は作戦を整え今日の放課後に備えた。
「上条、昨日の作戦はしっかり覚えてるか?」
「ああ、バッチリだ2人とも御坂と1対1で戦って瞬殺して・・・」
承太郎と上条は御坂に対しある作戦があった。
「でも俺はこの右手があるから大丈夫だけど、承太郎はどうるんだ?まさか昨日のを?」
「まあ、そんな感じだ。それはそうと上条、お前のその右手はなんなんだ?御坂の電撃を消すことが出来れば、俺の時止めも上条に限り無効にすることができる」
これは昨日上条との作戦会議の時に上条はこの右手で電撃は無効にできると言っていた。承太郎のスタープラチナの能力を説明した影響で時間が押してたため、詳しく聞くことが出来なかったので承太郎は気になっていた。現に昨日はこの能力の影響で白井黒子はテレポートが出来ず応援のジャッチメントのパトロールカーで連行されたのであった。
「ああ、俺の右手か。この右手は俺にもよく分からないけど、異能の力ならなんでも無効にすることができる。だから御坂の電撃も無効にできるし、承太郎の時止めやテレポートも無効に出来たんだと思う」
よく分からないというのは不安であったが、スタンドも同じく、あまり分からない能力であるから同じようなもんかと承太郎は考えていた。
そうこう話しているうち学校へと到着した。
「そういえば、小萌に教室に行く前に職員室に来いと言われていたな。上条、後でな」
「ああ、また後に教室で」
承太郎は職員室へと向かった。
ところで上条はさっきから気になっていることがあった。登校途中からであったが承太郎へ女子からの目線が半端ではなかった。しかし、承太郎は当たり前かのようにスルーしていた。こいつ!羨ましい!
その頃、承太郎は職員室に着き、小萌と話をしていた。
「空条ちゃん?黄泉川先生から聞きましたけど初日からジャッジメントのお世話になったのですよね。誤認逮捕とはいえジャッジメントの方に疑われるようなことをしては」
こいつ情報が早いなと承太郎は舌を巻いた。
「ああ、以後気をつけるぜ」
まあ今日も多分ジャッチメントの世話になるだろなと考つつ答えた。
そして始業時間になり、承太郎と小萌は教室へと向かった。そして小萌が入り
「皆さんおはようございます!」
『おはようございます』
バラバラではあったが大きな挨拶が聞こえてきた。
「みんな元気ですねー、えーでは今日はまず転校生を紹介したいと思います」
「先生ー!転校生は女子ですか〜?」
青髪のピアスが小萌に聞いた。
「変態さんは黙ってるのですよ?」
小萌は笑顔?で答えた。
「はーいすいませんでした〜。あー小萌先生たまらん」
と興奮した様子で座った。こいつ、本物の変態だな。
「はーいでは紹介します。空条承太郎ちゃんでーす」
承太郎が教室に入ると歓声が上がった。
「おー!すげー、でけー!」
「ねえちょっとカッコ良くない?」
ザワザワ
「皆さん、静かにー!空条ちゃんが喋れないのですよー!」
小萌の掛け声でみんなが静かになった。よく見ると上条が後ろの方に座っていた。
「はい、それでは空条ちゃん自己紹介お願いします」
「〇〇高校より転校してきた空条承太郎だ、よろしく」
承太郎が自己紹介を終えると再び歓声が上がった。
「それじゃ空条ちゃんは上条の隣の席ですね」
承太郎が席に着き、授業が始まった。クラスのみんなとも上条のおかげですぐに打ち解け、上条の悪友である青髪ピアスや土御門とも仲良くなったのであった。
そうこうしている間にあっという間に時が過ぎ放課後となった。
「かみやーん、承太郎ー、今日承太郎の転校を記念して4人で飯でも食いに行かないかー?」
しかし残念ながら承太郎と上条はとある用事があったのだ。
「すまねぇ土御門。今日は承太郎と用事があるから行けないんだ」
「そうか、わかったじゃあなー!」
「じゃあなー」
しかし、土御門と青髪ピアスが帰り上条と作戦の確認をしている時、悲劇が起きた。
「上条ちゃん、じゃあ昨日の補習の続きやりますよ?」
まさかの今日も補習があったのだ。
「先生ちょっと今日は用事が・・・」
「上条ちゃん。このまま留年確定ですよ?」
小萌が真顔で答えた。
「はぁ、不幸だ。分かりました。ただ先生少しだけ承太郎と話してもいいですか?」
「別に構わないですよ?家のことですか?」
小萌が聞いてきた。
「まあそんな感じです」
実は違った。作戦変更を伝えるためであった。
「承太郎すまない、俺は行けそうにないから、申し訳ないけど承太郎一人に頼んでもいいか?」
ここに来ての作戦変更であったが問題はなかった。
「ああ、一人でも問題ないぜ。あの場所に行けばいいんだな?」
「ああ、あの辺りからいつも御坂に追われてたからたぶんその辺だろう」
「ああ、わかった。その代わり今日も晩飯頼んでもいいか?」
「ぜんぜん大丈夫だ!頼んだぜ承太郎!」
「わかった。じゃあな」
「先生話終わりましたー!」
ここから上条の地獄は始まった。
その頃承太郎は予定通り場所に着いていた。
さて、御坂美琴どこにいるか。そんなことを考えていると背後から声をかけられた。
「見つけたわよ!昨日の決着つけるわよ!」
上条の言った通り向こうから出てきた。
「俺も探してたところだぜ。昨日の落とし前、きっちりつけてもらうぜ」
お互い牽制し合い人の少ない河原へと移動した。河原へ着くと承太郎が口を開いた。
「昨日は正直言ってお前を舐めていた。だから今日最初から本気を出させてもらう」
「たかがレベル3がいい度胸ね、いいわよ。私も本気を出してあげる」
「怪我してもしらねぇぞ」
「こっちのセリフよ。さあ、いつでもいいわよ」
承太郎は遠慮なく作戦を実行した。
「いくぞ、スタープラチナ・ザ・ワールド」
この前の技かと御坂は身構えた。しかし次の瞬間信じられないことが起きた。承太郎が消えたのである。そんな、なんで、どこに?そして御坂は察した。自分の敗北を。承太郎がいたのである。『真後ろ』に。
「どうした?もう終わりか」
「くっ!」
こいつ、なんなの⁉︎と考えるも御坂の次の選択肢は一つしか残されていなかった。
「私の負けよ」
負けを認めると同時に崩れ去る物。それは、御坂のレベル5のとしてのプライドである。
承太郎の作戦通りであった。上条と承太郎が考えた作戦、それは御坂のレベル5のプライドを打ち砕かせることである。いくらレベル5と言えど中学生相手に本気で殴るほど承太郎と上条は子供ではない。彼女をいたぶるのではなく精神的に勝つ。これが承太郎と上条の考えた作戦であった。しかし上条は補習により不在であり、承太郎のスタープラチナでは御坂の切り札であるレールガンを完全に防ぐことが出来ないので、時止めの後反撃されるのではないかと内心不安であったが、御坂が降参してくれたのでホッとしていた。
「やけに素直だな。でも良かった、俺に女をいたぶる趣味はないからな。ほれ大丈夫か?」
「大丈夫、ありがとう。でも降参はするけどこれだけは教えて欲しい。あなたは何者なの?その後ろにいるものは何なの?」
御坂は知りたかった。レベル5をここまで追い詰めた、承太郎の能力を。このままだと御坂が家に帰してくれなそうなので承太郎は話した、承太郎の能力、そしてなぜここに来たかを。
「そうだったのね。わかった、みんなにはこの事は一切喋らないわ」
「約束だぜ。あともうこれっきりにして俺なんかに喧嘩売るんじゃないぞ」
「わかったわ、ありがとう。承太郎、いや承太郎さん!」
この日、承太郎と御坂は和解した。しかし、上条はこの場におらず御坂と和解していなかったため、またしばらく追われることとなり週に2回ほどの間隔で学園都市に上条の
「不幸だーー!」
という声が響いたのであった。チャンチャン
To be continued→
今回も読んでいただきありがとうございます!これからも更新頑張っていきますので応援よろしくお願いします!