これからまた再開します!
穂乃果「私は高坂穂乃果!ってデート中!?ごめんなさい!!」
なんだか慌ただしい女の人、この人こそμ'sのリーダー高坂穂乃果である。
一通り周りを見渡すとμ'sのメンバー全員いるようだ。
嬉しいけど……なぜこんなところに?
ユウ「気にしないでください!!デートじゃありませんし、こっちは俺の妹ですので!!ところで、高坂さんってμ'sですよね!?」
穂乃果「あ、兄妹なんだー!なんだか女の人は綺麗なのに、男の人の方はそうでもなかったからビックリしちゃったけど、そういうことなんだね!って…やっぱりμ'sってわかっちゃってるよね?」
海未「こら!穂乃果!!すいません、うちの穂乃果がご迷惑をおかけしまして…それで…えっと…確かに妹さんもお綺麗ですがお兄さんの方もまぁ…普通くらいですから安心してください」
ユウ「え?なに?μ'sってこんなに嫌な人たちなの!?」
ダイヤ「しょうがないですわよ、お兄様は確かにイケメンとは程遠い存在なんですから。花丸さんもそう言ってましたよ?」
ユウ「え!?花丸まで!?」
ダイヤ「冗談ですわよ…それよりも…μ'sの皆様が目の前に……!!」
海未「私達のこと、ご存知なのですね。紹介遅れました、私園田海未です」
ダイヤ「海未さんに穂乃果さん……生で出会えて感激ですわ…」
絵里「こーら、いつまでも話してないで宿に帰るわよ」
ダイヤ「エリーチカ!!エリーチカではありませんか!!」
ユウ「本当だ…生のエリーチカ…美しい…」
俺とダイヤは本物の絢瀬絵里の登場に感動していた。
絵里「あら、私をその名で呼ぶなんて…あなた達なかなか詳しいのね?」
ダイヤ「大ファンですから!!あなたたちの曲、素晴らしいものばかりで…はぁ〜もう神様ですわ!!」
ユウ「おいおい…俺たちだって頑張らなきゃだろ?」
絵里「俺たちも頑張る?そういえば、妹さんのほうはどこかで見たことあるわね…」
にこ「黒澤ダイヤ。あなた、Aqoursのメンバーね?」
急に話に割って入ってきたのは矢澤にこ。なぜダイヤのこと、いや、Aqoursのことを?
にこ「あんたたちの動画見てきたわ。私たちはここに遊びに来たんじゃなくて、今度この海岸でやるスクールアイドルのライブを見に来たの」
ユウ「わざわざありがとうございます!!」
にこ「勘違いするんじゃないわよ?どれだけ酷い醜態を晒してスクールアイドルを名乗ってるのか見に来ただけだから」
ユウ「……は?」
にこ「はっきり言ってね、あんたたちAqoursのパフォーマンスはどれもありきたりすぎる上にレベルが低すぎ。良くこれでここまでこれたわね」
絵里「ちょっ!にこ!言い過ぎよ!?」
希「そうやでにこっち!」
海未「私達でアドバイスして、これから頑張ってもらおうって言ってたじゃありませんか!」
真姫「でも、にこちゃんは間違ったこと言ってる?」
ことり「真姫ちゃんまで!皆ここは穏便にすまそうよぉ…」
にこ「嫌よ、今こうやって浮かれてるメンバーを見て黙ってられると思う?アイドルとしての自覚が足りないのよ。いくら兄だからって2人で出歩くのもどうかと思うわよ」
ダイヤ「えっ…そ、その……ごめんなさい……」
にこ「何?にこに謝られても困るんだけど、あんたを応援してくれてるファン達に謝りなさいよ、別に私はあんたが男と歩いていようとどうでもいいんだから」
ダイヤ「あ、はい……ごめんさない…」
にこ「なに?あんた3年生でしょ?そんなうじうじしてどうすんのよ!?そんなんだから他のメンバーも浮つくのよ!?」
穂乃果「にこちゃん…言いすぎ…」
ユウ「……黙って聞いてれば言いたいこと言ってくれるんだな」
確かに、にこさんの言ってることは間違ってはいない。
でも…大事な妹を…メンバーを侮辱されて黙ってられるわけがないんだ。
ユウ「確かにあなたの言うことは間違ってません。俺らにも至らないことはあります。けど、何も知らないあなたにメンバーを侮辱する権利はない。もう俺らに構わないでくれないか?」
にこ「そういうわけにはいかないわ…あんたたちみたいなのがスクールアイドルの汚点なのよ!!」
ユウ「そこまで言うなら、今度のこの海岸でのライブで必ず盛り上がらせてやるから。お前に絶対謝らせてやるからな」
にこ「そこまで言うからには自信があるんでしょうね?…まぁいいわ…わたしたちは帰るわ」
絵里「にこ!待ちなさいよ!!」
穂乃果「もう!皆待ってよー!!!」
そう言うと矢澤にこを先頭にμ'sは歩いていった。
ユウ「ダイヤ…大丈夫か?」
ダイヤは肩を震わせていた…暗いからわからないが恐らく泣いている。憧れの人達にあんなに言われたんだ、泣かないわけがない。
ダイヤ「お兄様……私達…まだまだなんですか…?」
ユウ「気にするなダイヤ。俺が憧れること、追いかけることをやめろってアドバイスしてから大分変わったよ。今のお前らは……輝いてる」
ダイヤ「うん…お兄ちゃん…ありがと…」
ダイヤがお兄ちゃんと呼ぶと言うことは大分弱っているのだろう。
俺はダイヤと自宅へ帰り就寝した。
穂乃果「ねぇにこちゃん!なんであんなこと言ったの!?動画見たときは期待できるグループだって言ってたのに!」
海未「そうですよ!なのにあんな喧嘩を売るような話し方をして……あの人達の心が折れたらどうするんですか!?」
凛「にこちゃんの考えてることは良くわからないにゃ…」
真姫「私は良くわかってるけどね」
花陽「どういうことなの?何か考えがあったの?」
にこ「動画で見た彼女達の…特に黒澤ダイヤの表情…あれは何かに憧れて何かに追いつこうとしている表情だったの…そしてさっきのでわかったわ。彼女は私達、μ'sへの憧れが強かったの。最近の動画からは大分その気持ちも弱くなって自分らしさを出している感じはしたけどね、彼女だけはまだその気持ちが残っていた。だからその気持ちを消すために酷いことを言って突き放したの。そうすれば彼女達は更に上に行けるわ!」
絵里「にこ…あなたってアイドルのことになると…」
希「にこっちじゃなくなるんやね…」
にこ「むしろこっちが私よ!!」
にこ「あなたたちの…最高のライブをこの目で見るのを楽しみにしてるわ」