俺と妹達とアイドルと   作:ユーセー

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最近書けてなくてごめんなさい(>_<)


25話 ズレ始める歯車

μ'sから、というより矢澤にこから冷たい言葉をいただいたダイヤはかなり弱っていた。

 

そりゃそうだろ…あんだけ頑張ってたのに、憧れの人からあんな冷たいことを言われては……。

 

何か慰めてやらなきゃな、と思っていたのだがダイヤはすぐに自室にこもってしまった。

 

 

俺も彼女達がアイドルということを再度実感し、これからの行動を気を付けようと思った。

 

 

 

 

 

 

翌日の練習中。

 

俺はしばらく試合がないため、トレーニングを軽く済まし皆がいる学校へ向かった。

 

そこには…かつてないほどの不穏な空気が流れていた。

 

ダイヤ「皆さん、考えが甘いんですわ!!ヘラヘラヘラヘラしてて!もっと真剣に練習に取り組みなさい!!!」

 

果南「ちょっとダイヤ、皆一生懸命やってるじゃん」

 

ダイヤ「皆さんからは覚悟というものがこれっぽっちも見えて来ないのですわ!!!」

 

 

ダイヤが不満を爆発させていた。

きっと昨日の出来事が原因であろう。

 

ユウ「おい、ダイヤ!気張りすぎると後々バテるからな!?」

 

花丸「あ、ユウ!来てたずら!?」

 

ユウ「今来たところだよ。ダイヤ!少し落ち着け、冷静に物事を考えろ」

 

ダイヤ「お兄様に何がわかるんですの!?μ'sの方々にあんなにボロクソ言われたんですわよ!?」

 

ユウ「だからってこんなことしてたら、前の繰り返しだ!それに…これじゃ悪循環がおこるぞ!?」

 

ダイヤ「もういいです……所詮素人は素人。もう口出ししないでくれます?それに…こうやって男性がいるとアイドルとしての価値が落ちるので」

 

ユウ「な!?俺はお前らのためを思ってアドバイスしてるんだぞ!?」

 

千歌「そーだよ!ユウさんがいたからここまでこれたんだし!」

 

ダイヤ「そんな大袈裟な…誰でも言えるようなこと言っただけで救世主扱いだなんて…羨ましい限りですわ!」

 

ユウ「お前なんてことを!?」

 

ダイヤ「それに…そういう理由をつけて、本当はここにいるメンバーとイチャイチャしたかっただけじゃないんですか?その証拠に…花丸さんとそういう関係を築いて…自分の兄だなんて恥ずかしくて言えないですわ!」

 

花丸「いくらなんでも言い過ぎずら!!ユウはそんな悪い人じゃないから!!」

 

ダイヤ「どちらにせよ、今後私達Aqoursに関わらないでいただきたいですわ。私達はアイドルなので…男性とはできるだけ距離を置きたいのです」

 

ユウ「それが兄に向かって言うセリフか?」

 

ダイヤ「私は黒澤ダイヤ。でも、今はそうである前に1人のアイドルとして生きているのです。その邪魔になる存在、あなたは兄でも家族でもありませんわ」

 

ルビィ「ねぇお姉ちゃん!そんな言い方は無いんじゃないの!?お兄ちゃんは世界で1人のお兄ちゃんなんだよ!?」

 

ダイヤ「別に私は欲しいと望んでいたわけではありませんので、勝手にいただけじゃありませんか」

 

ルビィ「お姉ちゃん!最低だよ!?」

 

ユウ「もういいよ、ルビィ。ごめんな、こんな兄が生まれちまってて…もうお前らとは関わらない」

 

曜「ね、ねぇ…嘘だよね…?」

 

ユウ「嘘じゃねぇよ、じゃあな皆。元気でな…」

 

梨子「ユウさん……」

 

 

 

 

俺は皆の顔を鮮明に脳に焼き付け、最後の別れを告げた。

 

ダイヤがあそこまでなるのは初めてのことだ。

まさか……俺の存在まで否定されるとは思わなかった。

もう…帰る場所はない。

あれほど言われたんだ。もう俺は黒澤ユウではいられない。

どこでどう生きていこう。

もはや生きていこうかどうか。

 

そんなことまで考えてしまっていた……

 

 

 

 

 

 

 

 

お姉ちゃんとお兄ちゃんが喧嘩して、お兄ちゃんが学校から出ていった。

お姉ちゃん…なんであんなこと言ったんだろう…

 

 

ダイヤ「さぁ、邪魔者もいなくなったことですし練習再開しますわよ!ボケッと突っ立ってないで身体動かしなさい!!」

 

千歌「ねぇ、ユウさんってダイヤさんの実の兄なんだよね!?なんであんなこと言ったの!?家族なんだよ!?」

 

ダイヤ「誰があんな、妹を放って何年間もどこかに行って、帰ってきたら私達の邪魔をする出来の悪い兄を欲しがるんですか?いない方が良かったですわ…」

 

パチン!!

 

ダイヤ「っ…!?ルビィ!?」

 

ルビィ「お姉ちゃん……最低だよ……この世でたった1人の…大切なお兄ちゃんなんだよ…?私達のこと、いつも考えてくれてたんだよ…?なのに…なんで…?」

 

なんでお姉ちゃんは、お兄ちゃんをこんなにイジメるの?

凄く悲しくなった私が振り絞った声はとても震えていた、自分でもわかるくらいに。

 

ダイヤ「ルビィ……あなたも思うでしょ?あんな馬鹿兄貴なんていらなかった。私達2人だけで良かったって」

 

ルビィ「そんなわけない!!!お兄ちゃんがいて、お姉ちゃんがいて、私がいて!それで家族なんだよ!?誰1人…かけちゃいけないんだよ…?」

 

 

そう…ルビィ達は家族なんだよ…

生まれてから死ぬまで、ずっと家族なんだよ……?

 

 

善子「っていうか……なんで今更ユウが邪魔者って扱いになってるの?そこが納得いかないんだけど…」

 

ダイヤ「私達はアイドル。アイドルに身近な男の存在は不要。あなた達はそういうところの自覚が足りないのですわ」

 

それでも納得いかないよ……アイドルになるために、家族を捨てるしかないなんて…

 

花丸「だったら……おら、Aqours辞めるずら。おらにとってユウはとても大切な存在。それを捨てるしかないなんて…そんなの無理ずら!」

 

ダイヤ「勝手にしなさい。覚悟がないならばいなくなってくれて結構!」

 

花丸「皆さん…今まで短い間だったけど…ありがとうございました」

 

ルビィ「待って!花丸ちゃん!!」

 

家族を失って、友達を失って、そこまでしてほしいものなんて…ないんだよ。

 

ルビィ「ルビィもやめる!アイドルやめる!」

 

 

 

 




重い話をどうしても書きたかったんだ……

μ'sからの言葉で焦り始めたダイヤ。
ダイヤは再びアイドルとは何かを考えさせられる。

そして出た答え、それが男との関係を断つことだった。
それが…家族であっても。

大好きなアイドルのためなら家族も捨てる覚悟で今後の活動をしていこうと心を変えたダイヤ。


この変化からAqoursが段々バラバラになっていってしまうのです…

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