俺と妹達とアイドルと   作:ユーセー

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重い話が続いてすいません…
読み辛いかもしれないですね…


27話 見つけ出した1つの輝き

Aqoursを絶対輝かせると誓った俺だったが、ダイヤを納得させることを失敗して家に帰り辛い状態だった。

 

ルビィには絶対大丈夫なんて言ってしまったため、会わせる顔がない。

 

 

この後のことを考え憂鬱になりながら自宅へ向かっていると後ろから誰かに声をかけられた。

 

 

???「あ、ダイヤのお兄さん、こんにちは」

 

その声の主は、ダイヤの同級生である松浦果南のものだった。

 

ユウ「うーんと…果南ちゃんだよね?急にどうしたの?」

 

果南「あの…ダイヤが言ってたことなんですけど……確かに家族にあんなこと言うのはさすがに酷いと思います。だけど…確かに…ユウさんがいなくても私達は全然大丈夫ですし…むしろアイドルとしてはいない方が良いんじゃないのかな?なんて思ったんです…」

 

ユウ「そっか……でも、俺も皆を輝かせてあげたいんだ。だからさ……ダメ…かな…?」

 

果南「あんまり…言いたくないですけど……それってあなたのワガママですよね…?私達は真剣なんです。3年生は特に、一度挫折したんです。それを救ってくれたのが千歌たちだった…また私達に訪れたチャンスを無駄にしたくないんです!」

 

 

ダイヤと違って落ち着いてその言葉を聞かせてくれた果南ちゃん。

そういえば…ダイヤ達3年生は一度アイドルを挫折してたらしい…。

確かに、そう考えてみれば俺がいかに邪魔者かということがわかる。

 

 

でも…だからってあんなに辛い思いをしているダイヤを…妹を放っておけるはずがない。

あぁなってしまったのは俺のせいかもしれない。けど、だからこそ助けるのは俺じゃなきゃいけないんだ。

 

ユウ「ダイヤは…今凄く苦しんでるんだ…どうすればいいかわからなくなっている。このままじゃAqoursは崩壊してしまう。だから…俺はそれを助けたい!」

 

果南「だからそれもあなたのせいなんじゃないんですか…?」

 

ユウ「うん…確かに原因は俺にもあるかもしれない……俺がAqoursに必要な存在とは思わないよ。だけど…今素直にダイヤの言うことを聞いて俺が消えたんじゃダメだと思う。兄である俺があいつを助けなきゃ…あいつがあのままだったら…Aqoursは……」

 

果南「ダイヤがあのままだったらまずいって…?」

 

ユウ「このまま素直に俺が消えたとしたら…あいつはきっとあのままピリピリした状態が続くと思う。雰囲気が悪い中良い曲が出来ると思うか?そんな状態が続いたら…言わなくてもわかるよね?」

 

果南「はい……確かに…さっきのダイヤは物凄く怖かったです…あなたなら……お兄さんならダイヤさんを救えるんですか?」

 

ユウ「そんなのは俺にもわからない……けど、助けなきゃいけないんだよ…ダイヤも…Aqoursも…」

 

果南「まるでAqoursを自分のように考えてくれてるんですね……やっぱりAqoursには…必要な存在なのかもしれないですね…」

 

ユウ「Aqoursの皆は……俺にとってのヒーローだから」

 

果南「ヒーロー、か……どう思う?ダイヤ?」

 

ユウ「え?ダイヤ?」

 

 

その名を聞いた俺は驚いて周囲を見渡した。

しかし、どこにもダイヤの姿は無かった。

 

 

果南「あははっ!どこ探してもいませんよ。ただ……電話は繋がってますけどね……笑」

 

ユウ「ってことは…今の全部聞かれてた…?」

 

果南「はい!最初から!もちろん、私もあなたの存在には反対でしたけど……そこまで強い気持ちがあるのに手伝ってもらわないのは損だなって……ダイヤは気持ち変わった?」

 

 

果南ちゃんはスピーカーモードにしてダイヤの声が聞こえるようにしてくれた。

 

ダイヤ「まぁ…Aqoursを大切にしてくれてるのはよくわかりましたわ……私も少し言い過ぎました…ルビィにも大分言われて…少し頭を冷やして…あなたの大切さに気付きました…。あなたは…かけがえのないたった1人のお兄様なのですよね…」

 

ユウ「ダイヤ……矢澤にこに言われたこと、もう大丈夫なのか?」

 

ダイヤ「えぇ、いくらμ'sとは言え、私達の絆のことなんて何もわかってはいないのですわ!!私達は10人でAqours!全員が揃わなきゃ、意味がないのですわ!!」

 

1度折れたダイヤの心は…もう元に戻っていた。

前よりも…眩しい輝きを放って…

 

 

ユウ「ダイヤ、果南ちゃん、これからも頑張っていこうな!!」

 

ダイヤ「言われなくても!ですわ!!」

 

果南「うんうん!そうだね!あ、あと私のことは果南でいいよ?私も敬語使うの大変だからタメでいいかな?」

 

ユウ「わかったよ、果南!お互いそれでよろしくな!そう言えば……鞠莉は大丈夫なのか…?」

 

果南「あぁ…うん。どちらかといえば残ってほしい組だったからさ…私達の方が鞠莉に謝らなきゃいけない感じなんだよね…」

 

ユウ「あ、そうなんだ……Aqours、ここから再スタートだな!」

 

果南「ううん……ちゃんとユウがメンバーとして認められて、ここから真のスタートなんだよ!」

 

 

 

果南、ダイヤと和解し俺は帰宅することにした。

 

 

 

そして帰宅後…

ルビィ「お兄ぃちゃぁぁん!!」ぎゅっ

 

ユウ「あ、ルビィ!お姉ちゃんと喧嘩してないか??」

 

ルビィ「うん!お姉ちゃんとお兄ちゃんが仲直りしてよかった!」

 

ダイヤ「あら、帰り早かったじゃないですか。果南さんとは何もなかったのですか?」

 

ユウ「なんだよ、何もなかったって……」

 

ダイヤ「………これからもよろしくお願いしますわね…お兄ちゃん?」

 

ユウ「うん…こちらこそ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ「そーいえばお兄様?」

 

ユウ「ん?どうした?」

 

ダイヤ「携帯に凄い数の着信来てますが大丈夫ですか?」

 

ユウ「……あっ!」

 

携帯を見ると…恐ろしい数の会社からの着信があった…。

 




次回からはまた日常の話になります。
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