花丸「お見舞いに来たずら♩」
俺が入院して1週間、この子だけは毎日欠かさず見舞いに来てくれた。
ユウ「花丸か、毎日悪いな」
花丸「おらが会いたいから来てるだけずら!気にしないでね?」
ユウ「そっか……ありがとな?」
花丸「いやいや……一緒に住み始めたら…毎日楽しいんだろうなぁ」
ユウ「本当、俺のこと大好きだよな…」
花丸「ルビィちゃんやダイヤさんには負けないずら!」
ユウ「じゃあ……今日も1回だけ…いい?」
花丸「周り…見てない…?」
ユウ「この部屋俺しかいないから……じゃ、目を瞑って…?」
花丸が見舞いに来てくれると、まず最初にキスをする。
俺も…花丸も……今はお互いが凄く恋しい。
花丸「…やっぱり…恥ずかしいずら…///」
ユウ「俺も……///」
花丸「あ、そう言えば!ダイヤさんから聞いたんだけど…またレスラー復帰しようとしてるんでしょ?」
ユウ「あ、うん……そうなんだよね…だから中々Aqoursの練習には行けなくなるけど…その分デートする時間はたくさんとるから!!」
花丸「………もう心配かけないでね…?」
俺がこんな大変なことになって、彼女である花丸が心配しないはずなかった。
ユウ「うん…わかったよ。あ、ちょっと外行かない?」
花丸「出歩いて大丈夫ずら?」
ユウ「院内なら大丈夫だよ!ちょっと俺の左手のリハビリついでに……手、繋ごっ?」
花丸「うん///ユウと手繋ぐの久々ずら〜♩」
俺は最近少し動かせるようになった左手を花丸に差し出して、ベッドから立ち上がった。
花丸「あ、指輪…左手の薬指に付けてるの…?」
ユウ「うん……なんで??そう言えば花丸は右手に付けてるね?」
花丸「ユウとの結婚指輪のために…取って置いてるずら…♩」
ユウ「なんだか恥ずかしいな……///俺も後で外して違う指に付けておかなきゃ…」
花丸「っていうか…いつ付けたずら?」
ユウ「ほら…左手が言うこと聞かなくなっちゃっただろ?だから、ダイヤにこの前これをお守り代わりに付けてもらったんだよ!花丸の気持ちが伝わってくる気がして…///」
花丸「おらはこんなもの無くたって、ユウの気持ち伝わってくるずら♩」
なんだか今日の花丸は凄く楽しそうだな。
…めっちゃ可愛い。
そして病院の庭を歩いて一周して部屋に戻ってきた。
ユウ「ふぅ…大分動けるようになってきたかな?」
花丸「やっぱりレスラーは信じられない……普通こんなに回復早いずら?」
ユウ「いやぁ、それは医者も驚いてたけど、他の選手見てると俺なんてまだまだだよ……これからも頑張らなきゃね。将来のお嫁さんのために」
花丸「お、おらのためになんて……そんな…///」
ユウ「え?花丸とは言ってない」
花丸「もういいずら!!二度と見舞いになんて来ないずら!」
あ、いじけた。可愛い。
ユウ「嘘だよ!ごめんね!!明日も来てね!?」
花丸「ユウがどうしてもって言うなら来てあげなくもないずら!」
ユウ「どうしても来てほしいです!!お願いします!」
花丸「言われなくても来るずらー!」
いや…どっちやねん!
ユウ「いやぁ…今日もありがとね?」
花丸「うん、また来るずら!」
ユウ「じゃあ…最後に……」
毎回別れるときも…必ずキスをする。
そうして花丸は部屋を後にした。
花丸が帰ってしばらくして…
まだ部屋には花丸の香りが残っていた。
最近花丸には凄く支えられてる。
俺がどんなに冷たくあたっても、花丸は優しく受け止めてくれる。
ここ最近で俺はある感情が芽生えた。
国木田花丸と……結婚したい。
今まではユウとAqoursって関わりも多かったんですが、これからはユウ、花丸、黒澤家、で主に話を進めていこうと思います。