今日はあと技能1時間やったら終わりだ…
今回は黒澤家の回です。
兄妹愛が苦手な方は…
この作品を見ないことをオススメします…。
それとこの前ご指摘うけた3点リーダーのことですが、今日の夜から修正作業を行おうと思います!
無事にその次の日の午後に退院できた俺は、皆に報告するために学校へ向かった。
梨子ちゃんは今何をしているのだろうか。
早く梨子ちゃんに会いたい。
そんな気持ちが高まっている。
学校へ着くといつもよりも軽い足取りで屋上へ向かう。
しかし、屋上で見た光景は……
誰もいない。
とりあえずダイヤに電話してみた。
ダイヤによると、今日はテスト期間で部活ができなくて、各時でテスト勉強をしているらしい。ルビィに勉強を教えてあげてほしいから退院したなら早く帰ってこい。とのこと。
本当は梨子ちゃんに会いたかったのだが…ルビィが困ってるなら仕方ない、と家へ向かうことにした。
ユウ「ただいまぁ」
ルビィ「お兄ちゃん!おかえりー!ねぇねぇー早く勉強教えて?」
帰ってきて早々にルビィに抱きつかれる。そこからの上目遣いはやめろ、反則だ。
ユウ「わ、わかったって!先に部屋に戻っておいて?」
そう言ってルビィを部屋に帰したあと、ダイヤの元へ向かう。
ユウ「ダイヤ、ただいまぁ」
ダイヤ「あら、お兄様。お帰りなさい.…」
ダイヤは少し疲れているようだ。
電話の時にはわからなかったが、声の調子が悪い。
ユウ「ダイヤ?少し疲れてるのか?休まないと身体壊すぞ?」
ダイヤ「あら…身体壊して間もない人がもう人の心配?もう少し自分の身体大切にしたらどうですか?」
ユウ「ぐぬっ…言い返せない…」
完全に論破されたな…
某アニメなら「それは違うよ!」の一言で返せたのかな…
ん?良く見るとダイヤの目に隈ができている。
まさか…昨日徹夜したんだな?
ユウ「ダイヤ、隈できてるぞ?徹夜でお勉強してたのかな?」
ダイヤ「違いますわよ…ルビィが中々寝れなかったらしくて…ずっと話を聞いていたのですわ」
ユウ「ルビィが?テストに焦ってるのか?」
ダイヤ「お兄様のことが心配だったんですって」
ユウ「あれほど心配するなって言ったのに…」
ダイヤ「身体の心配じゃなくて、お兄様が誰かに取られてしまうのが怖いって…ずっと泣いてましたの…」
ユウ「ルビィ…あいつまた…」
ダイヤ「ん?また?」
ユウ「あ!な、なんでもないよ!?」
やっべぇ!口が滑った…あのことは秘密にするつもりだったのに…
ダイヤ「なんて…この前ルビィとお兄様が軽く喧嘩したことは花丸さんに聞きましたよ?」
ユウ「知ってたのかよ…」
ダイヤ「はい…お兄様は、ルビィの気持ちに対してどう思いますか?」
ユウ「接してあげられる時間が中々取れなくて…寂しい思いさせてるんだなと反省してるよ」
ダイヤ「本当に反省していますか?それではなぜこの前帰りが遅くなったのですか?たしかに千歌さんや曜さん、そして梨子さんと一緒の時間を取るのも大切かもしれません。ですが、あのようなことがあってすぐに帰りが遅くなるなんて…ルビィの気持ち考えました?」
ユウ「それは…ごめん…」
そうだ、俺はルビィにあんなこと言っておいて、梨子ちゃんといる時間を楽しんでしまった。
俺は最低な兄なんだ。改めて実感した。
ダイヤ「ルビィのお兄様に対する気持ちの強さはかなりのものです。兄として、ちゃんとその気持ちを受け入れてくださいね?」
ユウ「あぁ…悪かった…」
ダイヤ「それに…」
ダイヤはそう言うと顔をそらし
ダイヤ「お兄様のことが心配で、ずっと寂しがってた妹は…ルビィだけじゃないってことも忘れずに…」
その言葉を発したダイヤはプルプルと震えていた。
良く見ると涙を流している。
そうか…俺は2人も悲しませてしまってる、最低な兄。いや、最低な人間なんだ。
そんな俺にできること…それは…
ユウ「ダイヤ…ごめん…」
そう言ってダイヤを抱きしめた。
壊れてしまわないように…そっと…
ダイヤ「お兄様……寂しかったんですよ…お兄様……お兄ちゃぁん!」
なぜだか知らないがルビィに抱きつかれた時よりも安心感がある。それは自分から行ったかどうかの問題だけではない気がした。
ダイヤの涙が俺の服に染みていくのがわかる。
俺のことをお兄様じゃなくてお兄ちゃんなんて呼ぶのいつぶりだろう。
ダイヤ「お兄ちゃん…お兄ちゃぁん!お兄ちゃん!」
ユウ「よしよし…ごめんね…?」
俺は…この妹達を泣かせたくない…。
俺は確かに梨子ちゃんが好きだ。
けど、だからと言って家族との時間を取らないのは違う。
前回のルビィの件、今回の2人の件に関しては完全に俺が悪い。
せっかく帰ってきたばかりなのに、家族との時間よりも自分の勝手を優先させてしまった。
今度からはちゃんと家族との時間をとろう。そう決めた。
少ししてダイヤが落ち着いた。
ユウ「じゃあ…そろそろルビィのところに行くね?」
ダイヤ「えぇ…私のことも…お忘れにならないでくださいね?」
ユウ「あぁ…わかってるよ。」
そうして俺はルビィの部屋に向かった。
ユウ「悪いルビィ!遅くなった!」
ルビィ「お姉ちゃんとの話長いよぉー!」
ユウ「ごめんって!じゃあ勉強始めようか?」
ルビィ「待って!その前に…1ついいかな…?」
ユウ「ん?どーした?」
ルビィ「お兄ちゃんは…兄妹の恋って…どう思う…?」
なんでそんなこと聞くの?
俺はそんな考えを持つほど鈍感ではない。
ルビィの気持ちには薄々気付いていた。
ルビィに抱きつかれた時、ルビィは兄としての俺ではなく違うものを求めていたような気がしたんだ。
ダイヤに抱きついた時、謎の安心感があったのはきっとその後だったからだろう。
ユウ「どうって言ったって…」
俺には何も言い返せない。
もし仮に俺がルビィのことが好きでも、実の妹に手を出すわけにはいかない。
かと言って、反論したら崩れてしまいそうな気がして…
今のルビィはとても不安定な気がする。
俺にはどうしたらいいかわからない…
ユウ「俺は…ありだと思うな?誰が誰を好きになるなんてその人の勝手なんだしさ!」
ルビィ「本当!?ルビィね…実は…お兄ちゃんのことが大好きなんだよ…1人の男の人として…」
ユウ「そ、そーなの?」
ルビィ「うん…だからね…ルビィと…キス…してほしいな…///」
まさか、あのルビィがここまでせめてくるとは…
正直ここまでだとは思わなかった。
ユウ「こ、こら!ダメだよ!ルビィにはテスト勉強があるでしょ?ちゃんとそっちを終わらせてからそういうことを言ってください!」
ルビィ「はぁい……」
俺はどうしたらいいんだろう。
別にルビィが嫌いなわけじゃない。
でも俺達は家族なんだ。
そこは…しっかりしないとダメなんだ。
これから、ルビィに関しては甘やかし過ぎるのも良くないかもしれない。
俺はそう決心し、ルビィの勉強を見ることにした。
ルビィ「お兄ちゃん!ここはどうやるの?」
ユウ「………」
俺は高校に行ってないことを思い出したのであった。
だんだん強くなるルビィの気持ち。
家族としての関係を守りたいユウ。
兄としてユウをとても大好きなダイヤ。
今回は出てきてないが
ユウに想いを寄せる花丸ちゃんと梨子ちゃん。
ユウが想いを寄せる梨子ちゃん。
この関係がこれからどうなっていくのか……
自分でもわかりません!!