週に一度、桜田家では、あるクジ引きが行われている。
それは家事担当を決める物であり、料理、洗濯、掃除、買い物、休み×3の計7つで
クジを引くのは長男~三男&長女~四女の年長者組の7人だった。
「んあ、今週は俺は休みだな」
「私はお掃除ね」
「私は休みだわ」
「俺は料理当番か」
「あぁーっ、私が洗濯かぁー」
「どうやら僕が休みを引いたって事は………」
「買い物ぉぉぉぉぉー!?」
クジ引きの結果。
休み→修、奏、遥
掃除→葵
料理→武昭
岬→洗濯
買い物→茜となっていた。
「茜も運が悪いな」
「丁度いいじゃない、人見知りをなおす、いい機会よ」
「奏の言う通りだな茜」
「それに冷蔵庫の中も少なくなってきたから、ついでに買ってこないと」
「じゃあ私カレーが食べたい!!」
「だから私は買い物に行きたくないの!!」
光の言葉に茜が叫んでいた。
「そんなに茜ちゃんはカレーが嫌いなの!?」
「そうじゃないのよ………」
「まぁ諦めて買い物に行ってこいよ茜」
「わかったわよ……うぅ……」
「なら私も一緒に行くよ!」
茜と光は買い物に向かった。
「うーん……なぁ遥、あの2人がちゃんと買い物をしてくるか能力で頼む」
「あんまり、こんな事には使いたくないけど武昭兄さんからの頼みならやってみるよ」
遥が能力を発動させると結果を教えた。
「うん、してこない確率89%って出たよ」
「なら俺も行ってきた方が良さそうだな……晩飯はカレーで良いけど
ついでに冷蔵庫の中も買ってくるか」
「武昭、だったら私も行くわよ?」
「葵姉さんは掃除当番だから私が行くわよ 休みなんだし」
「せっかくの休みなんだから奏は休んでなさい、私が一緒に行くんだから」
葵と奏は武昭と一緒に行こうと話していたが葵の背中に龍、奏の背中にオーラが見えており
その場に居た修と遥は青い顔で震えており岬は輝と栞を連れて、その場を離れていた。
その後……
「武昭、暑くは無いですか?」
「疲れたら直ぐに私に言うのよ」
武昭は右腕に奏、左腕に葵が抱きつきながら外に出ていた。
「えっと、葵姉さんに奏姉さん、なんで……そんなに俺にくっついてるんですか?」
「それは、こうしてないと武昭が無茶をするからよ」
「少し前にも私が見てるのにしましたよね?」
奏の言葉に武昭は茜を助ける為にトラックの前に出た事を思い出していた。
「はぁ……分かったよ葵姉さん、奏姉さん……じゃあ買い物に行くか」
武昭は観念した様に2人と買い物に向かった。
その後、武昭達が買い物を終えて帰るが茜達はまだ帰ってなかった。
「あれ?先に行ったから帰ってると思ったけど、まだなんだ……
じゃあ、俺は早めにお風呂に入ってくるよ
悪いけど、姉さん達は買い物してきた物を冷蔵庫に入れ置いてくれるかな?」
「えぇ、良いわよ武昭」
「武昭か、良かったら輝も一緒にお願い」
「うん良いよ葵姉さん、おーい輝、一緒に風呂に入るぞー」
「はいっ!分かりました!」
武昭は荷物を葵と奏に買い物してきた物を渡すと輝を連れて一緒に浴室に向かった。
その後、武昭達が風呂から上がって着替えてると何か大きな声が聞こえた。
「武昭兄様、何か聞こえたんですが……」
「多分、帰ってきた茜と光が何かやったんじゃないのか?
ほら輝は先に上がってろ」
「ありがとうございます!武昭兄様!!」
武昭は輝に着替えをさせると先に行く様に促し自分も着替え始めた。
武昭が着替えてリビングに行くと赤い髪の年下の少女と黄色い髪の同い年の女性がいた。
「えーっと……もしかして、茜と光か?なんでそうなったんだ?」
「あのね……その……」
茜が赤い顔で事情を説明した。
それによると光が途中で逸れて木の上の猫を見つけたので保護する為に自分を成長させる。
↓
だが猫を助けた後に茜が光を見つけるが光が成長したいので服の大きさがあってなかった。
↓
そこで茜を若返らせて互いに服を交換して帰ってきたとの事だった。
「ふーん、そうだったのか……まぁ光の能力は一度使うと24時間は、そのままだからな……
仕方ないと受け入れるんだな」
「うぅー……分かってるよぉー……」
「武昭ー そろそろ夕飯作りましょうー」
「あぁ、分かったよ葵姉さん」
「そう言えば武昭が買い物して来たって聞いたよ……ありがとう……」
「気にするなよ、家族なんだから……」
武昭は茜の頭を撫でるとキッチンに行ったが茜は喜んでいた。
光は自分が猫を助けた事がカメラに写っていなかった事に落ち込んでいたが捨て猫を飼える事に喜んでいた。