南洋海戦物語〜人類の勇戦譚〜   作:イカ大王

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TF67の運命は。。


第八十五話 敵支配域を突破せよ

 

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帰還途中の第六十七任務部隊(T F 6 7)残存艦艇に「対空戦闘用意」が発令されたのは、日も昇った7月17日の午前7時56分だった。

 

「話が違うぞ。こいつは…!」

 

TF67司令のキャラハン少将は、「サンフランシスコ」の艦橋で上空を見上げながら吐き捨てるように言った。

 

──昨夜の海戦の終盤。第三、八巡洋艦戦隊の重巡五隻は、敵軽巡からの大規模な雷撃を受けた。(ト級軽巡がそこまでの雷撃能力を保有していたとは考えられず、新鋭の『重雷装艦』ではないかという意見がある)

その結果、タ級の主砲弾を受けて損傷していた「ヴィンセンス」が魚雷三本を、駆逐艦「フレッチャー」「アーロン・ワード」が一本ずつを被雷してそれぞれ沈没し、五番艦「ミネアポリス」も二本を喰らって大破した。

他にも、タ級との砲戦によって「ペンサーコラ」が撃沈され、駆逐艦二隻が損傷した。

 

それでも、海戦が終了した時点で重巡「サンフランシスコ」「ニューオーリンズ」「ソルトレイクシティ」が健在であり、駆逐艦も一個駆逐隊分が無傷だった。

タ級戦艦を後退させ、思わぬ敵からの大規模雷撃も切り抜けたTF67には、依然飛行場姫への艦砲射撃を実施する余力があったのだ。

 

ガダルカナル島周辺に新たな敵艦隊が存在する可能性も、西方に遁走したタ級が反撃を仕掛けてくる可能性もあったが、キャラハンは艦砲射撃の実施を決断し、残存重巡三隻による対ルンガ飛行場姫制圧射撃が実行された。

当初の予定では砲弾の五割を撃ち込んで離脱であったが、三隻は三式弾、瞬発榴弾の全弾、徹甲弾の九割をルンガ飛行場姫の滑走路、誘導路、格納庫、管制塔などに撃ち込み、火の海と変えた。

敵陸上砲台も設置されていたが、マニラ沖海戦で猛威を振るったもの程の数も打撃力もなく、駆逐隊の砲撃で簡単に沈黙している。

 

敵艦隊を撃破した後は、さほどの妨害を受けることなく艦砲射撃を実施し、ルンガ飛行場姫を徹底的に破壊したのだ。

TF67将兵の誰もが、飛行場姫の破壊に成功したと確信していた。

 

対空レーダーに、TF67へと向かう敵編隊が映るまでは…。

 

五分前。「ニューオーリンズ」のレーダーがTF67に近づく機影を探知し、たった今「サンフランシスコ」のCICからも敵編隊近くの報告が上がった。

最初は、参謀から「敵空母から発進したのでは?」という意見が出たが、敵編隊は確実にガダルカナル島の方角から接近していることに加え、南太平洋に深海棲艦の空母は確認されていない。

 

TF67は、失敗した。

艦砲射撃で撃ち漏らした滑走路があったのか、別の飛行場姫が別の場所に建設されていたのか、それは定かではない。TF67は重巡と駆逐艦を二隻ずつ失い、目的を達成できなかったのだ。

 

 

キャラハンには任務を失敗した後悔や無力感があったが、頭を振り、冷静さを取り戻す。

今考えるべきは深海棲艦の空襲をどう切り抜けるか、である。悲観に浸る時ではない。

 

「敵編隊の到達時間は?規模は?」

 

「四十分でやってきます。規模は約八十機」

 

アラートが鳴り響く艦橋内。

キャラハンの問いに、レーダー統括のトム・カドリッツ少佐が即答する。

 

「四十分ですか。艦隊陣形の転換も、ラバウルからの防空戦闘機も間に合いませんな」

 

参謀長のビクター・ロゼッター二大佐が外をちらりと見た。

TF67は防空用の輪形陣ではなく、対潜用の警戒陣を形成している。

駆逐艦六隻が前方で傘型に展開し、その後方に重巡四隻が単縦陣で後続しているのだ。敵機の空襲が避けられない今、一刻も早く深海棲艦の空襲圏から脱出したいが、艦首を吹き飛ばされて思うように速力を発揮できない「ミネアポリス」に合わせ、艦隊速度は十一ノットに抑えられている。

 

「速力十一ノットの場合、敵空襲圏から出るのは五時間半後です。二度目、三度目の空襲も考えられます。ここは空襲圏からの脱出ではなく、味方支配地域に向かうことを第一に考えるべきでは?」

 

航空参謀のデニス・ウッドワイド中佐が言った。

現在はトラック環礁に向かう針路だが、統合航空軍が展開しているラバウル・カビエン方向に向かって味方制空権下に入ってしまおう、とウッドワイドは主張しているのだ。

 

「それで行こう」

 

キャラハンは部隊の方針を決め、次いで指示を飛ばした。

 

「第二航空集団に直掩機の要請を」

 

艦長のオースティン・D・ウィルソン大佐にその旨を伝えた後、隊内電話を手に取って命令を吹きこむ。

 

「“アース”より全艦。我が艦隊はトラック環礁への到達を断念し、味方制空権下へ進出する針路を取る。艦隊針路250度。目標、ラバウル!」

 

「“サターン2”了解」

「“サターン3”了解」

「“ユレイアス2”了解」

「“ジュピター”了解」

 

指揮下の各艦から了解の旨が伝えられる。

命令は素早く実行される。隊列前方で傘型を組んでいる駆逐艦の左半分──第三十七駆逐隊の三隻が取舵に転舵し、右半分の第五十一駆逐隊もやや遅れて転舵した。

 

「駆逐隊、回頭開始」

 

「取舵一杯。針路250度!」

 

ウィルソンが潮風に鍛えられた骨太な声で航海長に命じ、舵輪が左に回される。

「サンフランシスコ」の舵が効くまでの間、巡洋艦隊列の先頭艦を務める「ソルトレイクシティ」がDDG51を追って回頭を開始する。

たけ高い三脚檣が右に傾き、白い航跡が大きく左にうねった。

「ソルトレイクシティ」が250度に乗る直前、「サンフランシスコ」の艦首が左に振られる。

視界外に消えた二個駆逐隊と「ソルトレイクシティ」が再び姿を現し、左から正面への流れる。

 

「『ミネアポリス』転舵。『ニューオーリンズ』続いて転舵」

 

見張員からの報告で後続艦の行動を把握する。

魚雷二本を受けている「ミネアポリス」が無事に回頭を行えるか不安だったが、通信が無いところを見ると大丈夫だったようだ。

 

「“アース”より“ジュピター"、“ヴィーナス”。巡洋艦隊列の左右に展開せよ。“ジュピター”が左、“ヴィーナス”が右だ」

 

「了解」

 

全艦がトラック環礁へ向かう針路に乗ったのを見計らい、キャラハンは新たな指示を出す。

敵機は損傷して速力を落としている「ミネアポリス」を狙ってくる可能性が高い。前衛で潜水艦に目を光らせている駆逐艦六隻を巡洋艦の左右に展開させ、少しでも防空力を高めようと考えたのだ。

 

──敵編隊は予定もより早い三十分で姿を現した。

駆逐隊は、まだ展開を終えていない。

 

「敵編隊視認。本艦右後方、距離二万ヤード!」

 

後部見張員の報告が艦橋に届く。

 

「来たか…」

 

キャラハンは重々しい声で呟いた。司令官席で身じろぎもせず、続報に耳を傾ける。

 

「高度四千フィート。機数約六十。オスカーとベティーの混成です!」

 

「編隊分離。アルファ隊は約四十機、速度を上げ、高度を落とします。ブラヴォー隊はそのまま」

 

後部見張員とレーダーマンの報告が立て続けに入る。

 

「アルファ隊がオスカーで、ブラヴォー隊がベティーでしょう。ベティーはオスカー数機分のレーダー波反射面積があるため、オスカー四十機と誤認したようです」

 

首席参謀のポール・サザーランド大佐が言い、続いてウッドワイド航空参謀が口を開いた。

 

「ベティーの高高度水平爆撃は、艦艇にとってなんら脅威にはなりません。アルファ隊を優先して叩くべきです」

 

「……“アース”より全艦。オスカー編隊を“アルファ”、ベティー編隊を“ブラヴォー”と呼称する。全艦、攻撃目標“アルファ”。 “ブラヴォー”は回避運動のみで対処せよ。射程に入り次第射撃開始」

 

キャラハンはウッドワイドの意見をいれ、各艦に早口で指示を出す。

それ以外に、キャラハンが指示することはない。各艦に搭載されている高角砲、両用砲、機銃は全てが空を睨んでおり、回避運動も各艦長に任せている。

 

「三式弾を使い切ったのが悔やまれますな。あれがあれば、密集している今なら一網打尽にできたはずです」

 

ウッドワイド航空参謀が苦笑しながら言った。

 

「無い物ねだりをしても仕方ない。今は、現有戦力でこの場を切り抜けるだけさ」

 

キャラハンは他人事のように肩をすくめ、小さく笑って見せる。

 

やがて、敵機の重々しい飛行音が聞こえ始めた。

そろそろか…と思った直後、後方から小さい、だが鋭い砲声が二度三度と響き始める。

 

「『ニューオーリンズ』対空射撃開始!」

 

隊列の最後尾に位置する「ニューオーリンズ」が一番最初に後方から近づく敵編隊を射程距離に収め、対空砲火を撃ち始めたようだ。

 

「本艦も撃ちます」

 

ウィルソン艦長が確認するようにキャラハンに問い、キャラハンは小さく頷く。

刹那「撃ち方始め」が命じられたのだろう。右後方に指向可能な二十五口径十二.七センチ単装高角砲四基が鋭い砲声とともに砲撃を開始し、七、八秒間隔で砲弾を撃ち出してゆく。

 

「『ミネアポリス』射撃開始。『ソルトレイクシティ』射撃開始」

 

「サンフランシスコ」の前方を進む二隻も射程距離に敵を収めたらしく、「サンフランシスコ」同様射撃を開始する。駆逐艦の両用砲もやや遅れて射撃に加わる。

青々とした空を背後に、多数の硝煙が沸き立つ。

発射された砲弾が時限信管に従って炸裂し、無数の破片を大空にばら撒いているのだ。

閃光が空中に走り、次いで破片と衝撃はが半径数メートルに襲いかかる。それがいくつも連なり、弾幕を形成してゆく。

だが敵“アルファ”隊は一切臆することなく弾幕に突入し、よろめきながらも突破する。

 

各対空砲座は、さらに吠え猛る。

撃ち出された砲弾は敵機の未来位置に飛び、炸裂。敵機の侵入を防ぐべく新たな弾幕を作り出し、敵機を上下左右から圧迫する。

一機のオスカーが被弾した。

衝撃波によって胴体と右側の翼が分断され、二つに分かれた機体が独楽のように回転しながら落下。その後方を進んでいたオスカーも至近距離で炸裂を受け、瞬時にばらばらになる。

 

「オスカー、一撃墜。もう一機撃墜!」

 

見張員が歓喜混じりの報告を上げ、艦橋でも歓声が沸き立つが、いかんせん防空力不足だった。

駆逐艦の左右への展開も遅れており、弾幕も厚いとは言えない。

 

「“アルファ”隊、なおも接近。弾幕を突破します!」

 

レーダーマンが報告し、ウィルソン艦長が艦橋脇から空を見上げる。

対空砲で敵機を撃退することは、おそらく無理だろう。ウィルソンは回避運動のタイミングを見計らっているようだ。

 

「敵機散開。一部が『ニューオーリンズ』に向かいます!」

 

「急降下爆撃だな」

 

サザーランド首席参謀がそう呟くのを、キャラハンは砲撃の合間に聞いた。

“アルファ”隊は海面すれすれに舞い降りるわけでもなく、比較的高高度から艦隊に接近している。これはオスカーが急降下爆撃を実施する前兆だ。

 

「『ニューオーリンズ』に急降下!」

 

見張員の報告にオスカーが発するダイブ・ブレーキの音が重なる。

直後、高角砲とは違う凄みを持つ連射音が鳴り響き始めた。

大砲のような重層感と機関銃のような軽快感を兼ね備えたそれは、途切れることなく射撃を続ける。

右後方へ指向可能なボフォース四十ミリ四連装機銃と、同二十八ミリ四連装機銃が火を噴き、毎分120発の勢いで機銃弾を吐き出し始めたのである。

これらの機銃は発射速度と多銃身によって濃密な弾幕を形成することが可能であり、西部太平洋やフィリピン沖で幾多もの深海棲艦機を撃ち落としてきた実績を持つ。

 

「ニューオーリンズ」「サンフランシスコ」から放たれた機銃弾は「ニューオーリンズ」に対して急降下に移ったオスカーと今にも降下に入ろうとしているオスカー十数機に殺到する。

 

機体を翻した刹那、腹面に二十八ミリ弾を喰らったオスカーは、抱いてきた五百キロ爆弾が誘爆し、空中に一際目立つ爆炎を起こす。

後続していたオスカーにも火焔と破片が飛びかかり、二、三機が白煙を引きずりながら高度を落とす。

 

垂直に近い角度で急降下に入っているオスカーにも命中する。

正面から四十ミリ弾に撃ち抜かれた刹那、とんがった機首が大きく変形し、投弾コースを外れて速度を落とさぬまま、「ニューオーリンズ」後方の海面に激突する。

 

「『ニューオーリンズ』面舵。回避運動に入ります」

 

「面舵一杯!」

 

ひたすら敵機の動きを注視していたウィルソン艦長が、大音響で叫ぶ。

「ニューオーリンズ」を攻撃している敵機以外は、全機が「サンフランシスコ」の方向に向かってきている。ウィルソンはタイミングを「今」だと判断し、回避の指示を飛ばしたのだ。

 

「『ニューオーリンズ』に火災。被弾した模様!」

 

「右後方から来るぞ。右舷銃座何やってる!?」

 

怒号や報告が飛び交い、発砲に伴う硝煙の匂いが鼻を突く。

鼓膜を震わせる一斉射撃の最中、「サンフランシスコ」は右への回頭を開始した。

急回頭なため大きな遠心力がかかり、上部構造物が左に傾く。キャラハンは身体が左に引っ張られるのを、司令官席の手すりを強く握りしめて耐えた。

 

「敵機、右正横より急接近。機数三十!」

 

見張員の絶叫じみた報告が、辛うじて聞き取れる。

「サンフランシスコ」は海面を切り裂きながらの急回頭を続ける。正面に見えていた「ミネアポリス」が視界内の左に流れ、新たに、黒煙を吹き上げた「ニューオーリンズ」の姿が右から見えてくる。

 

(三十機といえば、“アルファ”の残存全機じゃないか)

 

キャラハンは数秒前に上げられた報告の意味を理解し、「サンフランシスコ」の運命を一瞬で悟った。

撃沈までは行かないだろうが、大きな被害を受けてしまう可能性は非常に高い。またたくさんの優秀な合衆国青年が命を落とす…。自分もその一人かもしれない。

 

そこまで考え、キャラハンは被弾に備えて身体を強張らせた。

だが、敵弾は来なかった。いつまで待っても至近弾すらない。

キャラハンが不審に思って顔を上げた時、ロゼッター二参謀長が言った。

 

「司令。敵機の目標は『ミネアポリス』です!」

 

“アルファ”のオスカー約三十機は大きく回頭する「サンフランシスコ」の頭上を通過し、「ミネアポリス」に殺到する。

「ミネアポリス」は魚雷二本を喰らい、大破している。奇跡的に十一ノットで航行可能、という状態だ。

 

「ミネアポリス」の前後に位置している「サンフランシスコ」と「ソルトレイクシティ」が頭上に傘を開くように援護の射弾を放つが、回頭中の「サンフランシスコ」からでは照準が正確さを欠き、効果的な弾幕を作り出せない。

背後から四十ミリ機銃に絡めとられたオスカーが一機墜落したが、他は全機が順に急降下に移った。

 

「サンフランシスコ」艦橋からは死角になってしまい、敵機の動向を直接見ることはできない。

「一機撃墜!」という報告も聞こえるが、「『ミネアポリス』に急降下!」「『ミネアポリス』被弾!」「現在までの被弾数、三!」といった報告が大部分を占める。

 

「ミネアポリス」が十一発目を被弾したのを最後に、“アルファ”編隊の空襲は終了した。

 

「サンフランシスコ」は回頭を続行しており、やがて視界内に「ミネアポリス」の姿が入ってくる。

それを見て、キャラハンをはじめとする艦橋内の要員は息を呑んだ。

 

「ミネアポリス」は完全に停止しており、艦首から艦尾までを完全に黒煙に包まれている。かすかに見える艦橋やマスト、主砲は原形をとどめておらず、巨大なハンマーで打撃されたかのように大きく潰されている。艦上では小爆発が連続し、大小八箇所の火災が発生している。

五百キロ爆弾被弾の影響によって補強されていた隔壁が決壊したのだろう。艦首から刻一刻と傾斜が増しており、艦尾ではスクリューの上半分が既に晒されていた。

 

強力な敵魚雷を二本被雷して持ち堪えた「ミネアポリス」だが、敵機による急降下爆撃が決定打となった。

彼女を救うことはできない。この事実は、誰の目にも明らかだった。

 

「司令。空襲はまだ終わっていません」

 

ロゼッター二が苦渋な面持ちでキャラハンに言う。

“アルファ”隊は全機が投弾を終えて退避しつつある。高角砲、機銃の射撃もまばらになっている。

だが、高高度で“アルファ”の攻撃終了を待っていた“ブラヴォー”──ベティー二十機はまだ攻撃を実施していない。

“アルファ”と入れ替わるように、高高度からTF67上空に接近しつつあるのだ。

 

「分かっている」

 

キャラハンは低い声で答え、制帽を深くかぶった。

 

まばらになっていた高角砲が、統制のとれた射撃へと戻る。

敵編隊周辺に閃光が走り、硝煙が沸く。

 

「ミネアポリス」を除くTF67各艦が、一斉に左へ舵を切る。

ベティーが発する重々しい飛行音が頭上を圧迫し、やがて大気を切り裂く音が鳴り始める。

至近弾着弾の衝撃が、「サンフランシスコ」の艦体を突き上げた。

 

 

この時、すでに「サンフランシスコ」の対空レーダーは、TF67へ迫る新たな敵編隊を捉えている。

機数は、およそ百機であった。

 

 

 

 

 

 

 

第八十五話 敵支配域を突破せよ





次の場面まで進めようと思ったのですが、一万文字を超えそうだったので一旦切りました。
調子がよければ年内にできるもしれないです。

感想待ってます。皆さま、良いお年を!

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