もし俺がTSしたらとか…って本当に女になった⁉︎(亀更新) 作:ヤマニン
では、どうぞ〜
第1話 夢から現実へ…持ってきたのは嫁…じゃなくフラグでした。
最人side
?「御風くん!あなたのことが好きです!私と付き合って下さい。」
最「えっ…〇〇ちゃんが俺のことを好きって…マジで?」
?「はい!マジです!」
最「夢じゃないよな?本当に俺のことが好きなの?」
?「夢じゃありません!私は御風 最人くんのことを心から愛しています。」
そう俺に告白した彼女は恥ずかしそうに顔を赤くして答えた。
自慢じゃないが(本当に自慢じゃない)俺の特徴を挙げるとするなら、The 普通という自他共に認める普通人間なのだ。そんな俺に可愛さ学年1位と言われた〇〇ちゃんが今、現在進行形で俺に告白してきているのだ。これを疑わない訳がない、正直…夢としか思えない。怪しすぎる…ここは穏便に断ろう。
最「俺も〇〇ちゃんの事が好きでした!こんな俺で良ければ付き合って下さい!」
すいません。普通に断るとか無理でした。だって考えてみなさい!自分の超絶好みの子が心から愛してるとか言ってるんだぜ!これはもう乗るしかないでしょ!
?「……ぐすっ。」
最「えっ…。」
ちょっと待って。なんかいきなり泣きはじめちゃったんですけどー!あっ…皆さん落ち着いて。その振り上げた拳をゆっくり下ろしてください。断じて、俺が泣かしたわけじゃないよ!まさか、俺のあまりにも普通な顔に失望して、なんでこんな奴に告白したんだろう…とか思ってるとか?なにそれ、そんなこと思われてるとか俺が泣いちゃうよ。耐久度も普通な俺はそんなこと思われちゃうとか俺の防波堤も決壊しちゃうよ。
最「ご、ごめん!なんか気に触るようなこと言ったかな…それなら謝ります。」
?「ち、ちがうんです!この涙は嬉しくって…」
最「ぐはっ!」
?「だ、だいじょうぶですか⁉︎すごい量の血を吐きましたけど!」
最「大丈夫だ、問題ない。」(問題しかない、頭クラクラする)
?「そ、そうですか。よかった…」
えっ、なにこの子。めっちゃ天使やん…マジえんじぇー
?「それで私たち…恋人になったんですよね?」
最「そ、そうだな。今日から俺たちは『恋人』だ…な。」
改めて言うと少し照れてしまう。
?「そ、それでですね。私たち恋人になったんですからアレしてみたい…です。」
最「アレ?」
あれってなんだ?どうしても意味深にしか聞こえないんだが…さすがにここではやらないだろうし、あっ!もしかして…
最「キス…のことか?」
そう俺が言うと彼女は嬉しそうに首を振った。どうやら正解のようだ。
?「はい!よくわかりましたね。」
最「まぁ、恋人がするって言ったら2つしかないからな。場所を考えてキスしかないという結論になった訳だ。」
?「なかなか頭が回るんですね!で、では早速していただけますか?」
最「もちろんだ。」
こんなにクールに答えているが、内心はすごいテンパっている。緊張とか羞恥でどうにかなりそうだった。てか、人生で一番緊張してるかも?
?「最人くん…」
最「〇〇ちゃん…」
彼女の顔がどんどんと近づいてくる。あ、いい香り。どこのシャンプーを使ってるのかは分からないがすごくいい香りが彼女の髪から出ている。そうこうしているうちに、彼女の顔はもう目の前だ。あぁ、俺は今からキスをするのか…こんなに幸せなのは初めてだ。どうか夢なら覚めないでください!覚めたとしても、キスした後で!キスした後なら女にもホモにでもなりますから!あっ…やっぱりホモは無しで。
ちゅ……
そうして2人は結ばれ……
ピピピッピピピッピピー!
目覚まし時計の音で幸せの時が終わったのだった。
最「ふざけんなー!」
なんだよ!折角、The 普通な俺にも超絶美少女の彼女が出来たと思ったのにー!大体なんでほんとにキスしたタイミングで起きちゃうわけ?確かにあんなバカみたいにフラグを立てたけど、本当にならなくてもいいじゃん!俺のフラグクラッシャーの称号はどこに行ったの!あっ、そもそもそんな称号は持ってなかったわ。
最「…まったく、朝から山から落ちた気分だぜ…ってあれ?なんかやけに声が高いような?」
そんな疑問を抱いていると、不意に部屋の扉が開いた。
恭「おい。朝からうるさいぞー……どちらさまで?」
扉を開けて入ってきたのは、俺の兄『御風 恭平』だ。性格は面白いもの好きで面白いことになると誰でも巻き込んでとんだカオス状態にしやがる、言うなら娯楽主義者だ。それでも、根は優しいから兄のことは嫌いにはなれない。
最「なに朝だからって変なこと言ってるんだ?ここの部屋は俺の部屋だから俺しかいないだろ。」
恭「そ、そうか。」
最「だけど、なんか今日は声が高い気がするんだよな。風邪かな?」
恭「風邪かどうかを確かめたいなら、下降りて洗面所に行ってこい。」
最「?まぁ、顔を洗いに行くからどっちみち行くけどな。兄ちゃんはもう洗ったのか?」
恭「当たり前だ。」
最「相変わらず、朝はお強いことで…」
兄ちゃんは当然だという顔で俺のベットに腰を下ろして答えた。しかしその顔はどこか面白いことが起きそうだと言わんばかりの顔だったことを寝ぼけてた俺は気づくことはなかった。
最「さてと、春休みだからとはいえこんなにぐうたらしちゃいかんな。さっさと顔洗って飯でも食おう。」
階段を降りながらぶつぶつとひとり言をいう。階段を降りて、左手に洗面所があるのでそこに入った。
最「まったく、兄ちゃんもわけがわからんことを言うよな。風邪かどうかは洗面所に行けとか…自分見て分かるわけが……」
鏡の中にいたのは黒い髪を肩ぐらいまで伸ばした…所謂セミロングの髪をした見た目は12歳くらいの”美少女”が鏡の中で俺を驚いた顔で見ていた。
えっ…ちょっと待て。この子って…おれ?
いかがだったでしょうか?まだ書き始めて間もないので「ん?ここおかしくね?」ということがあるかと思います。もしそう思いましたら感想欄にてお知らせください。もちろん、誤字の他にアドバイスなんかも募集したいと思いますので、皆様の力を私に下さい!