悪のボス(大嘘)の日記   作:野草後輩

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なぁにこれぇ(前の投稿を見ながら)
あ、サブタイトルには何の意味もありません。

酷い戦闘話なので注意。


男の戦い

ニビシティにあるポケモンジム、【ニビジム】にて、二人の司令官が対峙していた。

 

一人はニビジムのポケモンリーダー、【タケシ】である。

いわタイプのエキスパートであり、いわタイプの知識、愛なら誰にも負けはしないだろう。

 

もう一人は元ポケモンリーダーであり、ロケット団のボスでもあった男、【サカキ】である。

最強のポケモンリーダーであった男は一体何をしていたのだろう。そう、タケシは思ったが考えるだけ無駄なので考えるのを辞めた。

 

お互い何も喋らず、少しの間静かな時間が続いた。

そしてお互いがモンスターボールを構え、投げた瞬間、トレーナーが司令官、ポケモンが兵士である小さな戦争は始まった。

 

タケシは巨大で、岩で出来た蛇、【イワーク】を繰り出した。

 

サカキは巨大では無く、紫色のユニコーンが二足歩行しているようなポケモン、【ニドキング】を繰り出した。

 

 

 

 

先に仕掛けたのはニドキング。

角にエネルギーを溜め、ダッシュしてイワークに突進する。だが、それを分からないイワークではない。穴を掘って突進ーー【つのドリル】を避けた。

つのドリルが避けられ、キョロキョロと辺りを見渡す。しかし、その隙を見逃す程イワークは甘くない。ニドキングの真下から攻撃しようとする。

ーーーーそれがわざと作られた隙とイワークが知るのは自分が吹き飛ばされてからだった。

何が起きたかというと、ニドキングがバックステップをし、腕に何かを溜め始めた。そして、穴から出たイワークに【どくづき】を当てた。

毒にイワークは苦しむ。だが、ニドキングも甘くはない。イワークに【にどげり】を当てる。

ズドン!そんな音を立ててイワークは気絶した。本気を出せばイワークを追撃出来るのだが、それをしなかったのは彼なりの慈悲なのだろうか。

 

 

 

 

次にタケシが出したのはダンゴムシが岩で出来たようないポケモン、【ゴローニャ】である。

 

それを見て、サカキも交代した。次に出したのは先程のニドキングに似ているポケモン、【ニドクイン】だ。

 

 

 

 

 

 

 

先に技を出したのはゴローニャだった。

丸くなり、ニドクインに一直線にニドクインに転がる。ニドクインはそれを真正面から受け止め、それを投げ飛ばした。

投げ飛ばされた後、すぐさまニドクインは次の攻撃に入る。腕に毒を溜め、どくづきをしようとするが、それはゴロゴロと転がって避けられてしまった。

だが、転がっている途中に避けられないのは考えていなかったらしい。もう一度どくづきをされて苦しんでしまう。

そして、にどげりを浴びせて戦闘不能にさせた。そして、ゴローニャには教訓が出来たが、それと同時にトラウマも出来てしまった。

 

 

次にタケシが出したのは手に頭のようなナニカがある赤いポケモン、【ハッサム】だった。

 

サカキは少しの間硬直していたが、直様交代する。

次にサカキが出したのはニドリーノが岩を纏ったようなポケモン、【サイホーン】だ。

 

 

 

 

 

 

 

先に技を出したのはハッサム。

素早く、連続でパンチをする技、【バレットパンチ】を繰り出す。サイホーンはバレットパンチを食らい、キレたようだ。先程のバレットパンチよりも早く【とっしん】をし、直様【いわなだれ】を繰り出した。

いわなだれをモロに食らってハッサムは倒れる。それで気が晴れたのか、もう攻撃はしてこなかった。

 

 

チッ、とタケシが舌打ちする。流石にハッサムは想定していなかったようだが、直ぐに対応するとは思わなかった。

しかし、終わった事を考えても仕方がない。直ぐにバトルに切り替える。やはり彼はジムリーダーである。

 

 

次にタケシが出したのは【プテラ】。その姿は岩を纏った怪鳥である。じめんタイプの技はひこうタイプには効かない。これはポケモントレーナーにとっては常識である。

何が出てくるかと思ったが、今度はタケシが驚く番であった。

サカキが出したのは【バンギラス】。まさかのポケモンにタケシは驚いたが、彼も持っているが故に、対策は容易であった。

 

 

 

プテラが【こうそくいどう】をして、バンギラスが混乱してしまう。だが、バンギラスもただ、やられている訳にはいかない。バンギラスは【ストーンエッジ】を全方位に放ち、プテラを撃墜しようとする。

しかし、プテラは高速で移動して、ストーンエッジを避けていく。

しかし、バンギラスは驚きの行動に出る。

自分の岩の上をダッダッダッ、と走っていく。その行動にプテラは硬直してしまった。その隙が致命的であると気付くのは恐らくポケモンセンターで起きた時だろう。

バンギラスはプテラを噛み砕き、プテラは血を流す。勿論タケシは自分の仲間が血を流すのを見て、戦闘を継続させるのは良しとはしないが、今はそうも言ってられない。

 

 

 

交代して、バンギラスを出す。

 

サカキはバンギラスのままで戦うようだ。

だが、サカキがバンギラスに何かを与えたようだったが、タケシにはそれが何かはわからなかった。

 

 

お互いが同じを技を出し合う。【じしん】だ。

しかし、どういうことだろう。体力はあちらの方が少ない筈なのに、何故、此方が疲れているのだろうか。

その答えは直ぐにタケシは理解した。

(そうか…プラスパワー!)

プラスパワーは攻撃を一段階上昇させる道具。

サカキがバンギラスにあたえていたのはこれだったのだ。

ならば、此方の方がダメージを負っていても仕方ないだろう。だが、気付いても、対策しなければ意味が無い。しかし、その隙も彼は与えてくれないだろう。結局、バンギラスは戦闘不能となってしまう。

 

 

タケシの最後のポケモンは 【ハガネール】。イワークの進化系である。その姿は相手を威圧し、鋼の身体は生半可な攻撃ではびくともしない。

ーーーーーそして、タケシの相棒でもある。

 

 

サカキも交代する。

サカキが出したポケモンは【スピアー】。蜂のような姿をしており、腕には大きな針がある。

何故、此処でスピアーを出したのか。

慈悲のつもりなのか。

嫌味のつもりなのか。

その真意は分からない。

少なくとも、タケシには。

 

ハガネールは、鋼の身体から繰り出す攻撃は途轍もない威力であるのは重々承知している。

だが、主は相当彼を警戒しているようだ。

ならば、自分は本気で彼等を狩ろう。勝って魅せよう。

 

そして、ハガネールは【アイアンテール】を放つ。鋼で出来た身体は強固な盾となり、同時に鋭い刃と化す。しかし、スピアーはひょいとかわす。

一撃目が届かないならば二撃目。

二撃目が届かないならば三撃目。

三撃目が届かないならば四撃目。

連続でハガネールは攻撃するが、その攻撃も全て避けられてしまう。なかなか当たらない事にイラついてきたのか隙が大きい攻撃を仕掛けようとする。だが、その隙をスピアーは【ダブルニードル】で突く。

相性など知らぬと言わんばかりの一撃をハガネールに与える。そして、最後の砦であるハガネールは戦闘不能となってしまった。

 

 

勝ったと確信したサカキはスタスタと歩く。

そして、最後に出て行く時に彼はこう言い放った。

 

「良いジムだった。」

 

ただの賛美なのか。

嫌味なのか。

それはタケシ達にはわからない。

 




Q.短いじゃねーか!

A.(無言の土下座)
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