深海棲艦を通常兵器が(艦娘との共同作戦だとは言え)撃沈させたのは世界を驚愕させた
これは深海棲艦優位時代から人類VS深海棲艦本格戦争時代へと幕が上がるサインだった
そして鎮守府ではある男が着任する
呉艦娘鎮守府、ミーティング室
長門「えーこれより新たに着任する指揮官を紹介する。入ってきてくれ」
吹雪「どんな人かな?」
ピシッと敬礼が入った後
長門「この人が陸上自衛隊特殊戦略作戦室室長黒木翔三等特佐だ」
黒木「よろしくお願いします」
長門「黒木特佐は大本営及び提督から信任されここ着任された。なおこれより作戦提案は黒木特佐が行う!」
一瞬ざわめく
吹雪「陸上自衛隊?」
夕立「つまり昔で言う陸軍っぽい!?」
陸上自衛隊の指揮官が海上の指揮を執る・・・これは普通なら珍しいことだが
今までの対ゴジラ戦から見ればほぼ普通である
長門「本日はこれまでとする!解散!」
黒木特佐により鎮守府は大幅な改編がなされた
まず一つは貧弱な艦載機の充実だった
零式艦上戦闘機21型、九九式艦上攻撃機、九七式艦上攻撃機は素晴らしいものだがこれからの海域は不足になると黒木は読み
第一段階として零式艦上戦闘機52型、彗星、天山へと更新すると決定し明石は大忙しとなった
もう1つは一部艦種の充実
一部軽空母及び航空戦艦を他鎮守府よりここへ異動させることを決定し第一機動艦隊を補佐する機動部隊を編成することになった
現在配備が決まってるのは伊勢型、扶桑型であり軽空母は決まり次第知らせるとした
吹雪「す、すごいです・・・・」
唖然とする吹雪
羽黒「吹雪ちゃーん!」
吹雪「羽黒先輩!どうしたのですか?」
羽黒「特別任務で急いで執務室へ来て下さいと長門秘書官が」
吹雪「はい・・・・って特別任務!?」
提督執務室
吹雪「・・・!」
島風「任務ー!」
島風と吹雪の温度差が物凄く出ている
陸奥「大丈夫よ。どうせすぐそんなに緊張しているのがバカバカしくなるから」
陸奥「今回二人は金剛を基幹とする南西方面艦隊に一時的に配備されるの」
吹雪「はい、って・・・金剛さん!?」
吹雪は思った。そして吹雪の中にはあまりにも美化しすぎた金剛が浮かんでいた
吹雪「そう言えば黒木司令官は?」
完璧に提督が空気になっているがまあいい
長門「黒木特佐なら防衛省の技術研究本部へ出張中だ」
吹雪「そうですか・・・」
大変なんだな・・と思う吹雪であった
そして足音が響く
そして勢いよくドアが開いた
金剛「テートク!」
金剛「バァァァニングゥ!ラァァァブ!!!!!!!!!」
金剛が勢い良くジャンプし提督・・じゃなく大淀に当たってしまった
大淀のメガネが吹っ飛んだ
陸奥「それ提督じゃなくて大淀よ」
大淀「・・・・早く降りて下さい」
長門「今は提督はあいにく留守にしている」
金剛「oh!でも次は負けません!提督のハートを掴むのは私デース!」
吹雪「こ、金剛さん!?」
やはり予想外すぎる行動に驚く吹雪
金剛「金剛型一番艦!英国で生まれた帰国子女、金剛デース!」
比叡「同じく二番艦 恋も戦いも負けません!比叡です!」
榛名「同じく三番艦 榛名!全力で参ります!」
榛名は恥ずかしそうだった
・・・・・・・・
吹雪「・・・・」
長門「・・・・」
陸奥「・・・・」
島風「・・・・」
大淀「・・・・」
金剛「・・・・」
榛名「・・・・///」
比叡「・・・・」
・・・・・・・・・・
金剛「キリシマは!?」
霧島「はぁ・・・・」
ドアより入ってきたのは金剛型戦艦四番艦「霧島」
金剛型の頭脳
金剛「キリシマ!打ち合わせ通りって言いましたよネ!?」
霧島「そんな恥ずかしいこと出来ません!」
吹雪はどこかにヒビが入った
長門「何のつもりだ?」
榛名「長期演習後の初任務ということで、提督にアピールしようと金剛姉さまのテンションが上がってて・・・」
長門「そもそも比叡、榛名はいつからここで用意をしていた?」
比叡「それはもちろんこっそり迅速に忍び込んで・・・」
霧島「ですから、そんなでんぐり返しは恥ずかしくてできません!」
金剛「oh・・・」
比叡「でんぐり返しがダメなら・・・ヤモリみたいにすれば!」
霧島「そう言う問題じゃありません!」
陸奥「ほら 緊張するだけ無駄でしょう?これでもエースなんだけどね」
その瞬間吹雪の中での金剛がパリンと割れた
長門「では任務を説明する」
長門「南西海域に眠る資源を抑えておきたいが深海棲艦も狙いは同じ」
長門「海域に発生中のスコールで航空戦力が使えないため高速戦艦たちが呼ばれた」
長門「なおこの作戦には佐世保の第2護衛隊群が配置される・・・・」
金剛、比叡「What?」
長門「お前ら・・・」
榛名「つまり・・・凄い速さで近づいて一気にドカーンとやってしまえばいいということです」
霧島「」
金剛「さすがハルナ!」
榛名に抱きつく金剛
榛名「そんな・・・」
霧島「はぁ・・・」
金剛「ヘイ!ブッキー!ぜかまし!」
島風「私ぜかましじゃなーい!」
金剛「心配しなくても私たちがついてるのでノープロブレムデース!」
金剛はそう言う
そして陸奥は笑いをこらえていた
・・・・・・
一方、ここは防衛省技術研究本部
黒木「技術解析は進んでるか?」
研究員「依然まだです・・・」
研究員「やはり深海棲艦の技術は未知なものが多すぎます」
黒木「・・・・」
研究員「艦娘のほうの艤装も解析してますが依然として」
黒木「わかった、引き続き続けてくれ」
黒木特佐は通常兵器に応用できそうな艦娘の技術を解析していた
・・・・・・
吹雪、睦月、夕立の部屋
夕立「吹雪ちゃんお疲れさまっぽい」
吹雪「まさか金剛さんがあんな人だったなんて思わなかった・・・」
吹雪「霧島さん、苦労してそうだな・・・」
その時扉が開く、睦月が帰ってきたみたいだ
睦月「ただいま!」
吹雪「おかえりなさい、今日も如月ちゃんのところに行ってたの?」
睦月「どうしてわかったの?」
吹雪「その気分がいい声でわかるよ」
睦月「今日はね如月ちゃんが睦月にね・・・」
睦月は如月との今日の思い出を話した
途中で弥生と望月も入ったらしい
その話している様子はとても嬉しそうだった
・・・・・・・・
FS作戦当日
南西諸島海域
吹雪「すごい雨・・・」
南西方面艦隊に続くの第2護衛隊群
対空を常に見張り
島風「みんなおっそーいー!」
榛名「島風ちゃん先行しすぎです」
比叡「旗艦は金剛お姉さまよ!」
島風「駆けっこしたいの?負けないよー!」
と話した瞬間
霧島「水上電探に感あり!来ます!護衛艦隊も戦闘配置に入りました!」
さすが霧島、反応が早い
第2護衛隊群司令「全艦、対水上艦戦闘用意!目標戦艦ル級率いる水上打撃艦隊!」
乗員「了解!」
旗艦くらまより伝えられる目標
金剛「ル級の相手は私たちネ。ブッキーとぜかましは駆逐艦の足止めよろしくネ!」
島風「ぜかましじゃないしー!」
金剛型はル級に攻撃を開始した
金剛「ファイヤー!」
第2護衛隊群司令「撃て!」
第2護衛隊群より対艦ミサイルが発射される
だが相手は戦艦である、ほぼ互角に戦っている
吹雪「すごい・・・」
島風「連装砲ちゃん!お願ーい!」
島風は連装砲ちゃんで攻撃を開始
島風「五連装酸素魚雷!行っちゃって!」
五連装酸素魚雷は島風の標準装備(のはず)
吹雪「私だって!行っけー!」
吹雪も魚雷を発射した・・・だが
比叡「吹雪ちゃん!前へ出すぎです!」
吹雪「!?」
ル級の対艦砲撃により一瞬で大破に追い込まれる吹雪
ル級「フフ」
ル級は第二波攻撃を開始しようとしている
一瞬走馬灯が吹雪に駆け抜ける・・・
今までの思い出が・・・
全てが・・・
吹雪「嫌だよ・・・こんなの・・・」
ル級の艦砲射撃がされようとしたその時!
ル級「!?」
突然の雷撃に驚く
しかも海上艦の雷撃ではなかった
あの潜水艦であった
海江田「間に合ったか・・・・」
海江田四郎、独立国家「やまと」代表
今までの戦略により米海軍を悩ませた唯一の存在
伊19「ふぅイク、間に合ったみたいなのね」
伊58「ゴーヤの魚雷もだね」
伊168「危なかった・・・」
伊8「やれやれです・・・」
海江田「魚雷発射用意、敵の戦闘能力を完全に奪え」
海江田「発射!」
伊19「イクの魚雷攻撃、行きますなのね!」
伊8「Feuer!」
伊58「魚雷さん、お願いします!」
伊168「さっ、いらっしゃい!」
砲雷長「ハープーン、撃て!」
乗員「撃ち方初め!」
雷撃、砲撃との飽和攻撃
そして次の瞬間
ル級は多数の砲雷撃で消滅した・・・
制海権確保を完了した
吹雪「す、すごい・・・」
第三章完