魔法少女リリカルなのは  紅き翼の召喚士   作:シラヌイ

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九話

「ゴク…ゴク…んパハァ~~、もっと酒を持って来い~~」

 

空の酒瓶を片手に、酒を要求するニャンコ先生、

その姿はタチの悪い酔っぱらいそのものだった。

 

「ほら、最後の一本だ」

 

 

大樹は酒瓶をニャンコ先生の横に置くと、

ニャンコ先生は器用に蓋を開け、酒を飲み始めた・

 

 

それをみていた、タマモ以外のなのは達の顔は引きつっていた。

 

 

「僕は酒乱の使い魔なんて初めて見たよ」

 

 

クロノの言葉を聞いた大樹は。

 

「言ってなかったっけ、タマモもそうだけど、

この二匹、妖怪だぞ」

 

 

「………は?」

 

「「「………へ?」」」

 

 

 

なのは以外が驚いた反応をした。

 

「大樹君、そういうことはやっぱいちゃんと言わないとダメだと思うの」

 

 

なのは苦笑しながら大樹にアドバイスをする。

 

 

「いや、管理している世界の一つに妖怪がいてもおかしくないと思ってな、

てっきり、こいつらの正体を知ってると思ってたからな」

 

 

「まて、妖怪なんてものが存在するのか?」

 

 

 

「いますよ、まあ妖力か、霊力または見鬼の才がない限り、

妖怪を視認することができませんからね」

 

クロノが大樹に問ただすとタマモが大樹に代わって答えた。

今の姿なら、普通の人間にも見えると付け加えた。

 

「にしても、中級が頭を痛める理由がわかった気がする」

 

 

 

ニャンコ先生の姿を見たタマモは小さな声で呟き、

それを聞いた大樹はどう言う意味だと質問をした。

 

 

「山奥にいる中級妖怪たちはあのデブ猫の酒乱ぶりに頭を悩ませてるんですよ」

 

 

「……ちなみに、その妖怪達から影でなんて呼ばれてるんだ?」

 

 

小声でタマモに質問する大樹。

 

「大食いで、酒乱で音痴のブタ猫と影で言われてますよ」

 

 

「そんなにひどいのか?」

 

「ええ、山奥で暴走したジュエルシードを回収した恩もありますから、

かなり我慢してるんですよ」

 

 

「そのうち、ニャンコ先生をボイコットする作戦でもはじめるんだろうな」

 

と、遠い目でニャンコ先生に視線を送る大樹。

そんな大樹に、ユーノは近づき、大樹に質問をした。

 

 

「どうした、ユーノ?」

 

 

「大樹の召喚術に興味があって」

 

 

以前、なのはに大樹からもらった召喚石、正式名はサモナイト石で、

父親の大怪我を直したと聞いたユーノは大樹の召喚術が気になっていた。

 

 

 

 

 

「興味があるのか?」

 

 

「うん、僕達スクライア一族は遺跡の発掘を生業とするから、

少し興味があったんだ」

 

 

「まあ、俺が知っているのは、

リィンバウムという世界があって、リィンバウムを取り巻くように4つの世界がある、

俺の使う召喚術はそのリィンバウムで作られた術で、

召喚術はその4つの世界から使役対象を召喚するんだよ」

 

 

興味を持ったのか、なのはは大樹の話に耳を傾けた。

 

 

「4つの世界…」

 

 

「科学が進んでいる世界、機界・ロレイラル、鬼や妖怪、龍などがいる鬼妖界・シルターン、

天使や悪魔、霊などが存在する霊界・サプレス、幻獣や亜人、妖精などが存在する幻獣界・メイトルパ 、俺の召喚術はその世界から彼らを呼び出す召喚術だ」

 

 

 

「リィンバウムの人たちは呼べないの?」

 

 

 

ユーノは疑問に思い質問した。

 

 

「理由はわからないが無理だ。実際、召喚しようとして別世界にいったからな俺」

 

 

 

「あ、以前言ってた暴走って?」

 

 

「ああ、試しに、無色のサモナイト石を使って召喚したら、

魔法世界にいったからな。そのおかげで、面白い仲間に出会えたから結果オーライだけど」

 

 

 

大樹は紅き翼のことを思い出し、笑みを浮かべた。

それを見たユーノは仲間に会いたくないのかと質問すると、

大樹は苦笑しながら答えた。

 

 

「会いたいっていうより、

決着つけたい奴らがいるな、ある程度力をつけたら、決着のついでに挨拶に向かうつもりだ」

 

 

「……そのあとは、どうするの?」

 

 

目標を口にする大樹を見てなのははそのあとどうするのかと質問した。

 

 

「さっき言った、リィンバウムに行こうかなと思う、

自分の力のルーツを知りたいし、なによりいろんな奴らいそうだし、結構楽しみにしてるんだ」

 

 

 

「そ、そうなんだ…」

 

 

少し、さみしそうな表情をするなのはを見たユーノは複雑な気持ちになった。

 

 

 

「まあ、その前にナギとジャックと決着付けるの先だけどな」

 

 

 

大樹は以前の戦いを思い出しながら、

今の自分と二人の距離がどれぐらいあるか考えていた。

 

 

それから十日たって、

状況は異変が起きた。

 

 

 

フェイトが海に沈んだジュエルシードを強制的に発動させた。

 

そのせいで制御できず、雷が鳴り、竜巻が起こっている。

 

 

 

「あの馬鹿、いくらなんでも無茶しすぎだ」

 

 

大樹は頭を抱えた。

 

フェイトの目的を知っているし、

その決意もわかっている大樹。

 

 

そんな時になのはは慌てて現場に行くと言うが、

クロノが『必要はないと』言った。

 

 

「えっ? で、でも……!」

 

「仮に自滅しなくても力を使い果たしたところで叩けばいい。一応捕獲の準備を」

 

 

なのはは戸惑ているとリンディがなのはに伝える。

 

 

「私たちは常に最善の選択をしなければならない。残酷に見えるかもしれないけど、これが現実」

 

 

 

「まあ、ジュエルシードを確保できれば、街のひとつ消えても、

そっちにとってはおつりが来るしな」

 

 

大樹の発言にクロノは大樹を睨む。

 

 

「海ってのは何が起こるかわからないところだぞ、

嵐で船が沈没して、海中の中で死んだ人間なんて一体どれぐらいいると思う?」

 

 

「それが、何の関係があるんだ?」

 

 

クロノは大樹に突っかかるように質問する。

 

 

「フェイトが力尽きても、ジュエルシードの暴走は止まる可能性はどれくらいだってことだよ、

死んだ人間の怨念というべきものに、ジュエルシードが反応したらどうなる?

小動物の意思に反応するんだったらそれぐらいの可能性はあるだろ?」

 

 

それによって起こる災害は予想がつかないと大樹は言うと。

 

なのはの顔は真っ青になっていく。

 

「くわえて、海の中生物がどれぐらいいると思っている?

微生物だけでも数えるだけ馬鹿らしいぞ?それ抜きにしても、魚の数や種類、

万が一イカがジュエルシードに触れたら、映画に出てくる大王イカの登場なんてシャレにならんと思うぞ?

くわえて、それに連鎖してほかの生物もジュエルシードに触れたらどうなるかくらい予想したらどうだ。まあ、俺はそちらの命令に従う理由はないから行かせてもらうけど」

 

 

 

 

大樹はそう言って、現場に向かった。

それについていくようにタマモも大樹についていった、

ただし、ニャンコ先生を担いで。

 

 

 

「離せ貴様、私には関係ないだろうが!!」

 

 

「さんざんっぱら飯食って酒飲んだんだ、

その分くらい働けデブ猫」

 

 

 

 

それをみていた、ユーノはなのはに告げる。

 

「僕たちもいこうなのは」

 

「ごめんなさい」

 

 

なのははリンディ達に謝り、大樹に続いて現場に向かった。

 

 

 

 

 

それをただ黙ってみていたリンディはため息をついた。

 

 

「いいんですか、艦長?」

 

「しかたないでしょう、彼の言った可能性も無視できないし」

 

 

 

 

そう口にして、立場上現場を眺めることしかリンディにはできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空の上に転送した大樹達は落ちる格好で現場に近づいていった。

 

 

なのははその大樹を見て焦ったが、大樹の表情は変わらず余裕の表情だったため何かあると思い、

フェイトのそばに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ニャンコ先生、連中が来るかもしれない、

魔力を温存するから脚の代わりを頼む」

 

 

「む…私は貴様の専属のタクシーではないぞ?」

 

 

「手に入れたジュエルシードをお酒と交換すればいいだろう?

俺は、ジュエルシードを見つけるために協力するといったが、

手に入れるために協力するとはいった覚えはないぜ」

 

 

と、ニヤリと笑みを浮かべてニャンコ先生に言う。

 

「お前は、悪代官みたいな人間だな。

まあ、そういうことならいいだろ」

 

「さっすがご主人様、あくどいです~」

 

 

 

ニャンコ先生はそう言って、

本来の姿になった。

 

 

アルフと桁違いの大型の白い狼の姿になる。

 

 

それを見た、なのは、ユーノ、フェイト、アルフそして、アースラにいる人たちは驚愕した。

 

 

「ええ~~~~~~~!!?、そ、それがニャンコ先生なの!?」

 

 

なのはは力一杯口にした。

その言葉にユーノ達は同意した。

 

 

何せ、自称ラブリーというが、

お世辞にも可愛いと言えない姿が神々しい姿になったから驚きもする。

 

 

 

「フェイト、無茶しすぎだ」

 

 

 

ニャンコ先生の背中に乗った大樹はフェイトに近づいて言う。

 

 

「ごめん、でも私は立ち止まるわけにはいかない」

 

 

【今回は以前みたいに協力できないからな】

 

 

大樹は念話で伝えると海に近づいていった。

 

「つーか、なのは達にも見えるんだな、その姿」

 

 

「連中の目に見えるまで、今の私は妖力を高めている」

 

 

「そうかい、じゃあ、一丁、高貴な妖である、

斑様の力を見せてもらいますか」

 

 

 

大樹の言葉に(まだら)は笑みを浮かべると、

斑の体が発光した。

 

 

すると、先ほどの津波や竜巻が弱くなっていく。

 

「タダのタクシーと飲んだくれじゃないんだな」

 

 

「振り落とそすぞ?」

 

 

 

 

 

「……嘘、これだけのジュエルシードを簡単に抑えた」

 

 

「す、すごい」

 

 

その光景を見たなのはとユーノはそう口にした。

 

普段のニャンコ先生はめんどくさがり屋で酒を飲めばただの酔っぱらい、

そして飲んだ翌日は盾の役に立つかもわからないダメっぷりのデブ猫である。

 

 

 

 

それを、蓋を開ければ別人? といってもいいくらいの活躍ぶりに、

なのはとユーノ、そしてアースラ組は開いた口がふさがらなくなっている。

 

「フェイト、なのは、封印するぞ」

 

 

「は、はい」

 

「わ、わかったの」

 

フェイトとなのはは返事をして封印を始めた。

 

大樹も六つの内の二つを封印した。

 

 

「お前、封印できたのか?」

 

「魔法世界にだって封印魔法はある。

あいつらの封印と向こうの世界の封印魔法を合わせて、自分なりに造った封印魔法だ。

これでも、アリアドネーではかなりの魔法具を造ってきたんだ。これくらい簡単だ」

 

 

斑の質問に答えた大樹を見て斑は「ふっ」と笑った。

 

 

 

「連中は現れなかった」

 

 

大樹はあたりの様子を見てそう呟くと、

なのははフェイトに視線を移した。

 

 

 

 

この十日間、なのはは大樹にフェイトのことを聞いたが、

大樹自身フェイトのことをあまり知らないため、本人に聞いたほうがいいといった。

 

 

 

そして、大樹にどうしてそこまでフェイトのことを知りたいのかと質問されが、

自分でも分からなかった為、答えられなかった。

 

 

その時、大樹に向き合って話せば分かるんじゃないかと言われ、

今、なのははフェイトの前にいる。

 

 

そして、二人のあいだには四つのジュエルシードが浮かんでいた。

 

 

(そっか、ようやくわかった、私はこの子と分け合いたいんだ)

 

 

 

なのははそれを見て自身の思いに気づいた。

 

 

 

「友達になりたいんだ」

 

 

素直に自分の気持ちを口にしたなのは。

 

その時、空から雷が落ちフェイトに直撃した。

 

 

 

 

 

フェイトはそのまま落下した。

 

 

アルフはフェイトが海に落ちる直前にキャッチした。

 

 

大樹はアルフのそばにより。

 

「ほら

 

 

三つのジュエルシードをアルフに渡した。

 

 

「どうして?」

 

 

「今回は三人で封印したからな、一つはおまけだ。

代わりにひとつ聞くぞ、あの雷を落としたのはフェイトの母親か?」

 

大樹はフェイトがそう呟くのを聞こえたが、信じられずアルフに確認した。

 

 

「……そうだよ」

 

 

「そうか、もう一つ、母親はジュエルシードを全て欲しいんだな?」

 

 

「フェイトはそう言ってた」

 

 

大樹はパクティオーカードから、紫色の宝石、

サプレスのサモナイト石を出した。

 

 

「召喚! 聖母プラーマ!」 

 

 

大樹が持っていたサモナイト石は光りだし、

ひかりから、聖母のような天使が現れた。

 

それを見ていたなのは、ユーノ、アルフは聖母に見とれていた。

 

「祝福の聖光!!」

 

聖母のてから光が発して、フェイトを包み込んだ。

そして、フェイトが受けていたダメージが回復していく。

 

 

 

役目を終えた聖母はに大樹はお礼を言うと、

聖母は微笑んで自らの世界に帰っていった。

 

 

(もう魔力が空に近いか、やっぱ、世界とのつながりが不安定な分、

余計に魔力を使うらしいな、以前ならこの程度の余分に魔力を持って行かれても問題なかったのが懐かしい)

 

 

「フェイト!!」

 

 

アルフはフェイトを強く抱きしめた。

 

 

「アルフ?」

 

 

 

「母親のところに戻るのか?」

 

 

フェイトが大樹に視線を写したとき、

大樹は質問した。

 

 

「…うん、母さんの為に頑張ってきたから」

 

 

フェイトは申し訳なさそうに答える。

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~、そうか、でも、俺もはやてもなのはもお前のことは友達だと思ってるからな」

 

 

「……ありがとう」

 

 

フェイトはそう言って、転送してこの場から消えた。

 

フェイト達と入れ替えるようにクロノがやってきた。

 

「……どういうつもりだ、ジュエルシードを渡すなんて」

 

 

「言ったとおり、今回は三人で封印したんだ、

仲良く三人で分けただけだ、ひとつ多めにやったのは、

さっきの雷がフェイトの母親の仕業かどうか確かめるための代金みたいなもんだ」

 

 

「何を勝手なことをしてるんだ!!」

 

 

杖を大樹に向けるクロノ。

 

「これ以上、君の好き勝手にするわけにはいかない」

 

 

「そうかい」

 

大樹も刀を出す。

 

 

『待ちなさい、今回のことは不問にします』

 

 

「艦長!?」

 

 

『クロノ執務官、彼は協定を破っていません。

それに、ジュエルシードを封印したのは彼となのはさん、そしてフェイトさんです。

今回、私達は彼らに文句を言う資格はありません』

 

 

「っく」

 

 

『大樹君、あなたが今回得た情報を、

私達に提供してくれないでしょうか?』

 

 

 

「構わないよ」

 

 

その後、大樹達はアースラに戻った。

アースラも、フェイトと同じくして、雷を食らったようだ。

 

 

 

 

「それで、あなたが得た情報は?」

 

 

「母親が欲しがっていて。フェイト自身ジュエルシードで何かをやるわけじゃないようだ、

くわえて母親はジュエルシードを手に入れた娘に雷を落とした」

 

 

その言葉を聞いたなのはは驚愕したと同時に悲しくなった。

 

 

「そう。エイミィ、テスタロッサに関しててを調べてきて頂戴」

 

 

「わかりました」

 

 

「ほかには何かわかったことは?」

 

 

 

「フェイトは母親にあんなことをされても、未だ母親のためにジュエルシードを集めている」

 

 

 

「もしかして、あの子は洗脳されてるんじゃ?」

 

 

ユーノはそう言って、フェイトのことを弁護しようとする。

 

 

「いや、それはないな、フェイトの目は洗脳されてるわけじゃなかったからな」

 

 

「ただ、純粋にお母さんのために集めようとしてるだけだよ」

 

 

なのはが大樹に続いて口にする。

 

 

 

「それなのに娘を攻撃した」

 

 

 

クロノが結果を口にする。

 

 

(俺としては少し、フェイトの立場が羨ましいな)

 

 

(ご主人様はそう言う趣味があるんですか? だったら私が)

 

 

 

 

(違うつーの、もし俺がフェイトの立場なら、

やり返すのになと思ってな)

 

 

(その言葉だ、ご両親にはあまりいい感情がないようですね)

 

(ああ、俺の両親は俺に関して何もしなかったからな、

唯一やったことは、毎朝その日の食事代を机の上に置いただけだ、

優しくすることもなければ、叱ることもなかった、

俺はそれが普通の家庭だと思って過ごしたから、別に疑問は持たなかったんだよ)

 

 

それを黙ってタマモは聞いていた。

 

 

(もし、虐待を受けてたら、

仕返しに召喚術で殺してやれたのにと思ってな、

魂を食べる悪魔とかを召喚してな)

 

 

(なにげに根に持ってるんですね)

 

 

(そりゃあな、紅き翼に入るまであまり周りに興味がなかったからな、

それまで無駄に過ごしたと思ってるよ)

 

 

二人が念話をしているあいだに、エイミィがプレシア・テスタロッサに関しての情報を提示していた。

 

 

「フェイトの母親は、ジュエルシードをすべて欲しがっている、

近いうちに、向こうからアプローチしてくると思うぞ?」

 

 

「そうね、でも、今回あれだけの魔法を使った以上かなりの魔力を失ったはず、

当分動くことができないはずよ、あなた達はあまり学校を休むのもなんだし、しばらくは元の生活に戻ったほうがいいわね」

 

 

「へ、でも」

 

 

「今は、情報が欲しいの。それは私たちの仕事、

もし、なにか進展があったらあなたに連絡するわ」

 

「はい」

 

 

「それで、大樹君はどうするの?」

 

 

「まあ、ジュエルシードはもうこの街にはないだろけど、

俺としてアーウェルンクスが気になるな」

 

 

 

「そういえば、今回は出てこなかったわね」

 

 

「けど、この事件に関わってると俺は思ってる」

 

「根拠は?」

 

 

「勘だ、これでも勘は当たる方だ」

 

 

「じゃあ、彼等はジュエルシードが揃った時に、

襲いに来る可能性があるな」

 

 

「普通ならそうだけど、俺としては違うと思うな」

 

 

クロノはセクンドゥム達の行動を予測するが大樹は否定した。

 

 

「なぜだ?」

 

 

「お前らが連中とあったときのことを聞く限り、

あいつら待ち伏せしてた可能性が高いぞ」

 

 

「確かに、あのタイミングはその可能性が高いな。

だったら、ジュエルシードが目的じゃない?」

 

 

 

「それに関しては、本人達から聞くのが手っ取り早いだろ」

 

「それはそうだが、君はこれからどうするつもりだ、

僕たちに協力してくれるなら、今後はこちらの指示に従ってもらいたが」

 

大樹を睨みながら告げるクロノ。

 

「フェイトの本心を聞いた以上、

連中のとの戦闘以外、そちらの指示に従う、役に立てるかどうかはわからんが」

 

 

 

 

 

その後、大樹達は自分の家に戻っていった。

翌日、なのは学校に行ったが、大樹は行かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大樹は数日間、人気のないところで座っていた。

理由はこうしていればセクンドゥム達が襲ってくる可能性があるかもしれないと思っていたがそうはならなかった。

 

 

 

 

 

そんな大樹に、なのはからアルフが大怪我で発見されたと念話で知らせがきた。

 

 

 

 




今回はリィンバウムと四つの世界の説明と、
なのは達にニャンコ先生の本当の姿を披露のかい、
出番は少ないけど。





誤字、脱字、感想などお待ちしています。


ようやく、終盤に差し掛かったかな……、
あと、魔法世界行きフラグを立てました。

ぶっちゃけ書く気満々です、それまで連載が続ければですけど……。

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