結構はやく書き終えました。
5000文字超えられるか心配してたけど、軽く超えた。
大樹がプリームムと戦った翌日、
フェイトはなのはのクラスに転入することになった。
クラスでは既に転校生の噂が持ちきりだった。
そんな雰囲気で大樹は久々に登校する。
「おはよう」
「うん、おはよう」
自然にクラスメイトに挨拶をして自分の席に着く。
それから、数秒後挨拶をしたクラスメイトは違和感に気づいた。
「仙道くん!?」
「仙道?」
「仙道だって?」
「仙道くん!?」
「おお、マジできてるじゃん」
など、クラスメイトが騒ぎ始め、
すっかり転校生の噂が掻き消えた。
「今日はみんなに新しいお友達を紹介します」
『……』
「あれ、無反応? フェイトさん、どうぞ」
「フェイト・テスタロッサと言います。よろしくお願いします」
フェイトが入ってきて自己紹介をするが、
反応が薄い。
「えーと、みんなどうしたのかな?」
担任が生徒を見渡すと違和感を覚える。
それから二秒後。
「仙道くん!? いつもどったの?」
「そんなことより、転校生の席」
「っは、そうだった、じゃないなんで知らないおじさんについて行ったの?」
そのあと、職員室に呼び出される大樹はすぐに戻って来た。
クラスでは転校生より三ヶ月間消息不明になったクラスメイトの方が珍しく、
大樹の話題で持ちきりだった。
「よかったわねフェイト、あのバカのおかげで、
質問攻めに合わなくて」
「??」
「にゃはは」
「まあ、三ヶ月間行方不明になってたら気になるよね」
誰も彼も、一人でボーとしてる大樹に視線を向ける。
昼休み。
大樹はいつの場所で昼食をとる。
「なんで、お前らもいるんだ?」
「そりゃあ、あんたの怪我が気になったのよ。
本当に一晩で治ってるわね」
「別に対したケガじゃなかったしあれぐらい簡単に治るっての」
「「「いや、大したケガじゃないから」」」
三人のツッコミにフェイトは苦笑する。
「ああ、リンディさんが昨日のことで話が聞きたいって言ってたよ?」
「リンディさん? 来てるのか?」
「来てるというか、一緒に暮らすことになったの?」
詳しく説明すると。プレシアとフェイトの保護観察処分の監視役をリンディが引き受けることになった。
プレシアの裁判は未だ終わっていないため、
まだミッドチルダに残っていて、
フェイトとリンディそしてアルフが先にこの地球に来ていると大樹に説明した。
お互いシングルマザーということで息が合うらしく、
話はよく弾むらしい。
「ふ~ん」
と、大樹はあまり興味がなさそうに返事をする。
「ねえ、大樹、はやてに連絡取れるかな?」
「はやて?……ああ、はやてね、そういや連絡とってないな。確か家に連絡先のメモが置いてあったから、
今度会いにいくか?」
「うん」
「そのはやてって誰?」
大樹はフェイトと初めて出会ったときのことを話した。
「その子って、髪の毛が短い女の子?」
「そうだけど。 もしかして知り合いか?」
すずかの質問に大樹は知り合いなのか聞く。
「知り合いじゃないけど、図書館でよく見かけたから」
すずかはここ最近魔力の操作の特訓であまり図書館に行っていないが、
気になっていた子だと告げる。
「だったら、フェイトと一緒に会いにいくか?」と大樹の案になのは達もではやてに会いたいと言う。
「家に帰ったあと連絡するから、その時、
どこであち合わせするか明日知らせる」
「うん、わかった。でも、昨日のことリンディさんに報告しないの?」
「報告って言っても、デバイスで映像とってあるだろ、それ見せればいいじゃね」
「そうだけど、リンディさんは大樹君の報告を聞きたいと思ってるとおもうの」
「あー、じゃあ、なのはを襲った奴らはそこそこ強い、
大技を出さないと苦戦するレベル、プリームムは慢心してセクンドゥムと同レベルまで隙だらけになって弱くなったと報告してくれ」
「いや、もう少し細かく説明をしたほうが…」
「んなこと言ったて、これしか思い浮かばないし。
それにめんどくさい」
「明らかにそれが理由よね?」
「報告なんて今言った通りしかないから、行っても意味ないし」
「はは、それじゃあ、リンディさんに報告しておくから」
「おう」
「そういえば、先生に呼ばれたとき結構早く帰ってきたけど、
何言われたの?」
「少し魔法で暗示をかけたから特に何も言われてないぞ」
「あんたねぇ…」
午後の授業が終わったあと、大樹ははやてに連絡を取った。
「はい、もしもし八神ですが?」
「俺、大樹。元気にしてた?」
「えらいフランクに話しかけよるな?」
「んん、電話なんてあんまり使わないから」
「さよか。で、どうしたん。いきなり電話してきて。
私何度も電話したんやけど?」
「悪い、北海道で修行してた」
「なんで北海道なん? 普通は山とかやろ?」
「師匠のグルメツアーの所為で北海道で三ヶ月間過ごしたんだよ」
「そんな状況でよう修行できな?」
「まあ、俺もそう思ったけど。それよりフェイトが親と仲直りできたのを報告したいって言ってるんだが」
「そうなん。それやったら今度私の家こうへんか。
新しい家族も紹介したいし」
「新しい家族、お前その年で子供が出来たのか?」
「そうなんよ。とってもめんこい子でなあ、ってちゃうわ!」
「まあ、それは冗談としてペットでも飼ったのか?」
「1/4正解や」
「ん、どういう意味だ?」
「今度会った時に紹介するから、楽しみにしててな」
(いや、何を楽しみにしろって言うんだよ?)
「どないしたん?」
「クラスメイトも三人ほど連れて行っていいか?」
「ええけど、珍しいな。大樹に友達できたん?」
「そうじゃなくて知り合い?」
「なんで疑問系なん?」
「いや、友達ってどういうふうかわからん」
「じゃあ、聞くけど私と大樹は?」
「知り合いだろ」
「もうええわ。 うん、大樹はこの辺ずれとるな。
その子達も苦労するで」
「自覚してる」
普通の子供とかなり違う感覚を持っていることは本人も自覚している。
「ところで、聞くけど大樹はどんなゲームが好きなん?」
「ゲーム? 遊びの一種か? たしかナギ達と逃げる敵をどれだけ多く倒すかっていうゲームならやったことあるけど」
「あかん、鬼やコイツ。というか、ゲーム機のことや」
「ゲームき?」
「ホンマに天然記念物やな。 このご時勢でゲームを知らんのはオカシイで」
「自覚してるって言ってるだろ」
「はは、だったら、今度うちに来た時にうちの子と遊んでな。
初心者やから大樹といい勝負できると思うで」
「まあ、なんでもいいけど。とりあえず5人と三匹連れて行くけど問題はないか」
「あらへんよ、逆に楽しみにしすぎて私が問題や♪」
「そうか。じゃあ、今度休みにでも連れて行くから住所を教えてくれ」
はやてに住所を聞きメモをした後、
静かな場所に移動してあぐらを書き仙術の修行を始めた。
それから翌日、大樹はなのは達に次の休みに行くことになったと伝える。
アルフはアリシアの面倒を見るために残るといった。
それを告げるフェイトは苦笑していた。
休日になると、みんなで集まりはやての家を目指した。
「いいのかなこんな大人数で押しかけて?」
フェイトは不安そうな顔で言うと。
「本人に聞いたから大丈夫だろ。というより本人が一番楽しみにしてるみたいだし」
大樹そう返してメモした住所を目指した。
目的の家に着き、インターホンを鳴らす。
「はーい」
「仙道だけど」
「いまドア開けるから」
「「いらっしゃい」
『……………』
大樹は普通に挨拶をしようとしたが、
はやてが座っている車椅子を押している少女を見て言葉を失う。
「あれ、どないしたん?」
大樹達一気に気まずくなるが。
「あ、小娘を襲ったロリだ」
タマモは言葉で空気ぎおもくなる。
「襲った…?」
「離れろはやてこいつらは」
「あ~、なんかもう面倒なことになったぞ」
「え、えと、ど、どういうこと?」
なのは達は混乱し、ヴィータははやての前に出て大樹たちに敵意を向けた。
「何しに来たお前ら?」
「なにしにっていわれても…なあ」
大樹はそう言ってなのはに視線を向ける。
といっても、後ろに視線を向けたときたまたまなのはがいたからだがとうのなのはは混乱した。
「え!? 私に振るの?」
「なのはガンバ!!」
「がんばってなのは!!」
「えーと、頑張って」
三人は無責任に応援する。
「え~~~~」
「ちょいまち、とりあえず説明してもらえへんかな?」
「はやて!?」
はやての言葉に驚くヴィータ。
「そうだな、こっちも説明が欲しい立場だし」
「じゃあ、あがって」
二人は脳天気に会話をすすめる。
やってきた大樹達をみたシグナム達はすぐに敵意を向き警戒するが、
はやてに止められる。
「ほな、自己紹介したほうがええかな?」
「主、今はそんなことをしている場合では―「このおっぱい魔人がシグナム」―主!?」
あまりにもひどい自己紹介で混乱するシグナム。
それを聞くなのは達は若干シグナムに同情した。
そのあと、ヴィータ、シャマル、ザフィーラはシグナムみたいに自己紹介されたくないので警戒だけして黙っていた。
大樹達も自己紹介をし終えると。
「さて、聞きたいことは襲ったってどういうことや?」
「は、はやて…」
「タマモちゃん、この子達何をやらかしたんや?」
一番口が軽るそうなタマモに質問する。
現に大樹に迷惑かけた分(本人はそう思っていない)、タマモには喋らない理由はない。
「少し前、この街に結界がはられて様子を見たら、
そこの小娘がその赤いちびに襲われていたんだよ。
まあ、小娘はそこのモブ二人を援軍としてヨンアおかげで大きなけがはなかったけどな」
「誰がモブよタマモ?」
「てめえらに決まってるんだろ、ああん」
「アリサちゃんもタマモちゃんも落ち着いて」
「まあ、わたしからすればお前もモブだぞ、
半端ギツネ」
「んだと、この肉襦袢加齢臭のぶんざいで」
「まて、これは肉ではないうえ、誰が加齢臭だ?」
「あ、悪い肉じゃなくて脂肪か?」
取っ組み合いに発展した二匹にどうすればいいかわからないはやて達。
「で、はやてが知りたいのはなんで襲ったかってことだろ?
見た限り好んで人を襲う連中には思えないし」
「あ、あれは放っておいて大丈夫なんか?」
「いつものことだからスルーしても害はない」
大樹のスルーっぷりとシリアスな場面で喧嘩するニャンコ先生にタマモ、
この仙道ファミリーに若干戸惑うシグナム達。
それでも、なんとかなのはを襲った理由を話した。
「ふ~ん、でも、逆にかんがえると、
その闇の書の力がはやてに負担ををかけてるって取れるんじゃね」
「そんな馬鹿な!!」
「いや、別に断言してるんじゃなく、ただ可能性の話をしてるだけだ。
風船だって必要以上に空気を入れたら割れるんだ、人間の体に莫大な魔力を押し込んだらただですまないだろ?
それについてはもう調べたのか?」
大樹がそう言ったあと、シャマルはすぐにデバイスを起動してはやてのからだを調べ始めた。
「なんというか、大樹ってかなり発想が飛んどるな」
「これでも魔法世界で魔法具を創ってたんだ。
そういった危険も考えて作るんだよ。制御できないものを創るなんて二流三流のやることだ」
大樹が返したあとシャマルは無言になった。
「………」
「どうだ、シャマル?」
シグナムはすぐにシャマルに聞く。
「…彼の予想通り、闇の書が原因だわ」
その答えに言葉を失う。
「とりあえず、諦めるのは試すことは試してからでいいだろ?
最悪裏技を試せばいいだけだし」
「裏技?」
「しりあいに、魔法を無効化する能力者を知ってる。
その能力者に頼んではてとのつながりを断てばいいだけだし」
「だったら、今すぐ頼んでくれ」
ヴィータは叫ぶが。
「闇の書とのリンクが断ったら、この子達はどうなるんや?」
「おそらく、消えるか闇の書に還るかのどっちかだろ
後者の場合、はやてが闇の書を負担に感じないまでに成長してまた契約すれば、
こいつらとも会えるけど、前者の場合は最後の手段でいいだろ」
「なんで、前者の可能性があるのよ?」
アリサは睨むように大樹に質問する。
「魔法無効化能力で、闇の書そのものがきえる可能性があるからだ。
リンクだけ断つなんてまだ知らないし」
「それで、はやてが助かるんならアタシ等は消えて構わねんだよ」
蒐集してもしなくてもはやてが死ぬとわかったヴィータは必死に叫ぶ。
「あかんヴィータ、頼むからそんなことをいわんといて…
せっかくできたかぞくなんやから」
はやては悲痛な思い出ヴィータを止める。
なのは達も言葉を無くしなんて何も言えなくなる。
それを見た大樹は頭をかいて溜息をつく。
「だから、なんでお前らはそう頭が固いんだよ。
俺が言った中で、あっただろ?
はやてが闇の書を負担に感じないまでに成長すれば解決する可能性もあるだろ。
現に今日明日死にわけじゃない。さっき言ったように諦めるのは全てやって死んでから諦めろ」
「わ、わたしが成長すれば解決できるんか?」
「可能性の一つだ。それに、負担にならないよう闇の書の改善って手もあるだろ」
『あ』
「答えは一つじゃねえんだ。全く。
すこしトイレ借りるぞ」
大樹はそう言ってトイレに向かった。
「なんていうかあいつ
発想がぶっ飛んでるわよね」
暗くなった雰囲気に少し光が差し始める。
「はやて、ごめん。あんな事を言って」
家族を求めたはやての前で自分達は死んでもいいようなことを言ったせいでを悲しませたことに罪悪感を感じた。
「ヴィータ、わたしにあやまるよち、
先にあやまらなあかん相手がおるで」
はやては優しい表情で返す。
「ごめん、いきなり襲ったりして。
アタシ達のことを家族だって言ってくれて嬉しかったら」
はやてを死なせたくかったんだ」
「私は気にしてないよ。家族が大事だもんね。
私もお父さんが大怪我をして死にそうになったことがあるからわかるの」
フェイトもその気持ちがわかると言って守護騎士達と和解した。
その頃、大樹はトイレでアルを召喚していた。
「やはり新しい趣味を――「やかましい」――やれやれ、
で、今度はどのような事件が起きたんですか?」
「事件は起きたけど、それと別だ」
「起きたんですか!」
呆れた表情で大樹を見るアル。
「それについてはこれから解決する。
それより、なんか見られてる感じがするから、
探ってくれないか?」
「監視されているのですか?」
「この家に来てからな。
この家の連中じゃなさうだし、居場所を突き止めてくれないか?」
「わかりました。それにしても、変わったトイレですね」
「ああ、ここに住んでる子は足が悪いからな」
「なるほど、旧世界でこのように補うのですね」
「それより、監視してやつを見つけたら知らせてくれ」
アルが外に転移したのを確かめた大樹はトイレから出た。
「ん、なんか、雰囲気が変わったな?」
「別に、ただあんたの発想がぶっ飛んでるって話をしてたのよ」
「あ、アリサちゃん!!」
「ふ~ん、俺からすれば周りは頭が固いと思うけど」
「はは、まあ方針は決まった。これからやれることを探す。
だから大樹、力を貸してくれへんか?」
「いいぞ」
「ずいぶん、軽くOKくれるんやな。
お礼に私のからだ好きにしてええから♪」
「「はやてちゃん!?」」 「「主!?」 「「はやて!?」」
はやての発言に意表を突かれるなのは達。
「そうか、モルモットになってくれるのか?」
『え゛』
斜め上に返す大樹さらにはやても驚いいた。
「まあ、確かめたい召喚術もあるし、ちょうど良かった」
「冗談や。たのむ今の発言なしで」
「こっちも冗談だ。本気にするな」
「いや、明らかに目が本気やったで」
はやての発言に皆頷いた。
『大樹、あなた達を監視てる者を発見しましたよ。
まあ、者というより猫ですね』
『場所は』
念話で監視している猫の居場所を聞いた大樹はハヤテに質問した。
「確認したいけど。
守護騎士はこいつらだけだよな?」
「そうやで」
「とりあえず。これからいうことに表情を変えるなよ」
『?』
「この部屋を監視している奴がいる」
『!?』
「顔に出すなよ」
「お前達は監視されているのか?」
シグナムはそう聞くと。
「いや、この家に入った時に見られてる感じがした。
俺らが入ったことで事俺達に警戒したんだろ。
仲間を呼んで調べてもらったら、いま発見したって知らせが来た」
「ということは、私達を監視していたのか?」
「おそらくな。俺たちが入ってきたから俺達を警戒したんだろうな」
「居場所はどこだ?」
ヴィータが怒った表情で聞く。
はやての家から離れた場所でロッテははやて達を監視していた。
(まさか、奴らがこんなに早く接触するなんて)
そんなことを思ってかんしている中、大樹がトイレから戻ってきて何かを話してて、
窓の方に近づいた。
(?)
その瞬間、大樹はロッテと目があった。
(!!?)
目が合い、このバカラ離れようとしたとき、ロッテは自分の体が動かないことにようやく気付いた。
(どういうこと!? この距離で気づくなんておかしいわよ!?)
ロッテが慌てている中、大樹は蠢動で彼女の背後まで移動していた。
「よう、お前この前戦いに乱入したやつだよな?」
そう声が聞こえた瞬間、ロッテの意識は消えた。
ロッテをはやての家に連れて行き、
なのは達に説明をした。
「はじめましてアルビレオ・イマです」
怪しい笑顔で挨拶するアルを睨む守護騎士たち。
それに加えてアリサも睨む。
(シグナム、こいつ強いぞ)
(わかっている。警戒を怠るなよ)
守護騎士たちはアルの強さを感じ取り警戒した。
その対照的にはやては笑顔で挨拶をして握手を交わした。
(なんや、この人とは気が合うかもしれへんな)
「あ~、お前らはそのまま警戒していたほうがいいぞ。
コイツは戦闘では信頼できるが趣味となると信用できない類の人間だ」
「おや、ひどい言い方ですね」
笑顔をくずさないアル。
「でも、この人を呼んだってことは大樹は信用してるんやろ?」
「半分な。 仲間内で一番頭が回る。
その反面、警戒しないといけないけど」
ニコニコと笑顔を崩さないアル。
「まあ、気持ちはわかりますが。
自分の趣味を捨てることはできませんよ。
あなたの恥ずかしい過去も」
「それ以上何か言ってみろ、斬りきざむぞ古本」
「ひどい言い方ですね」
大樹は妖刀を出しただけでなく黒い雷を妖刀から放電させる。
ちょうどその時ロッテが目を覚ました。
「っな!?」
目を覚ました時に大樹が黒い雷を放電しているところなので命の危険を感じて驚愕する、
「目を覚ましたみたいですね」
「みたいだな」
みんなの視線がロットに集まる。
大樹は妖刀を仕舞う。
「で、なんで監視なんかしていたかを話してくれないか?
話してくれたら悪いようにはしないから」
「何言ってるんだよ! こいつははやてやアタシ達を監視してたんだろ?」
「その通りだ、我々はともかく、主を監視していたのは許せん」
「ヴィータもシグナムも少しは落ち着いてや」
(かなり甘いガキだな、これならなんとかなるか)
ロッテは大樹の意外な言葉にこの場を切り抜いける算段を立てる。
「しかし、主、このままなにもしないで逃がすのは危険です」
「ん、なに言ってるんだお前?」
シグナムの言葉に大樹は驚いたふうに返す。
「何って、お前はこのまま何もしないで見逃すんじゃないのか?」
「は? まさか」
大樹の反応に疑問を持つなのは達。そのなかでアルだけが大樹が何をしようとしているのか感づいていた。
「余計な手間を取らせず喋ってくれたら、苦しまず殺してやるって意味だけど?」
『おい!?』
大樹の言葉に全員がツッコミを入れた。
「なにか間違ってるか?」
「間違ごうとるで! 大樹は悪いようにしないって言うてたやんけ?」
「ああ、喋らなかったら、病魔の召喚で永遠の苦しみを味わせてやるつもりだし、
それに比べたら、苦しまず死ねるほうが幸せだろ」
笑顔で返す大樹に場の空気が凍った。
「相変わらず極端ですね。もう少し穏便に済ませることを覚えてください」
アルがそう言うと。
「俺からすれば、お前らは甘いんだよ。
現にあの時、ナギが逃がした兵のせいでこっちの情報が伝わって、
何百人の兵が死んだだぞ」
大樹は鋭い視線をアルに向けて返す。
「これから俺たちがやることの妨害する可能性があるんだ。
だったら、こいつから情報を引き出して、利用したほうが効率がいいだろ」
「はあ、だからと言って、何も病魔の召喚を使う必要はないでしょう?
友達を監視していたことについては気持ちはわかりますが」
「いや、はやては関係ないぞ」
『え?』
「俺はコイツに忠告はしたんだよ。
二度俺に敵意を向けたら容赦しないって。
それなのに敵意を向けたんだ、容赦しない理由はないぞ」
「彼女が管理局の人間でもですか」
「!」
「人間…使い魔か」
「ええ、しかも、クロノくんの師匠みたいですよ」
「「え~~!?」」
なのはとフェイトが声を上げて驚く。
それと同時にロッテは混乱した。
(いつの間にそんな情報を、何者だこいつ!?)
「今回のことを材料に連中に協力させられますよ」
笑顔ですすめるアル。
「………わかったよ。確かに、管理局が持ってる情報も馬鹿にできない。
フェイト、リンディさんがこの世界に来てるんだよな? よんでくれないか」
思考の末、
アルの案の方が効率があるガルという結論に至った大樹。
「必要ありませんよ、私がここまで転送しますから」
アルはそう言って転移型の魔法陣を展開して、
リンディを呼び出した。
「え、え~と、なのはさん?ここはどこなの?」
「お久しぶりですねリンディさん」
笑顔で挨拶するアルを引きつった顔で見るなのは達。
「あ、アルビレオさん? え!? ロッテ?」
戸惑うリンディに説明する大樹。
「~~~~」
説明を受けたリンディは頭を抱え苦い顔をしていた。
「どうした?」
「ご、ごめんなさい。もうすこしまとめる時間を頂戴」
「いいけど」
そんなリンディに同情するなのは達。
なんとか状況をまとめたリンディははやて達に自己紹介をして今後について話あいをはじめた。
「とりあえず。そちらの要求は闇の書に関する情報と闇の書からはやてさん達を救うための協力でいいのかしら」
「ああ、協力とまではいかないくてもせめて妨害はやめてもらいたい」
「そうですか。でも、協力させて頂戴。闇の書に関してはこちらも何かと因縁がありますから。
それを解決できるなら協力するわ」
「因縁ですか」
はやてはどこか居心地が悪そうにリンディに問うと。
「あなたは気にしなくてもいいんですよ。悪いのは以前のマスター権限を持った人物たちですから。
それに、守護騎士達はそういうマスターの命令を聞くようプログラムされているなら情状酌量のよちはありますから、それについてはこちらが何とかします」
「あ、ありがとうごさいます」
はやては今日一番の笑顔でお礼を言った。
トントン拍子で進む会話に守護騎士たちは何かと複雑な思いをしていた。
そのあと、ロッテは釈放?とこれからの方針を決める会談をおこなった。
そんな中、アリサが大樹の口から数百人死んだと口に出された事を気になって質問すると。
「ああ、そう言いえば言ってなかったな。
俺、コイツの世界の戦争に参加してたんだよ」
あっさりと説明する大樹に驚愕するなのは達。
「まあ、それは驚きますね。
それより説明してなかったんですね」
「めんどくさしい」
会話上手じゃない大樹としては説明は面倒意外なんでもない。
「けど、彼女達気になっていますよ」
「お前が説明してくれ」
「私はもういられる時間があまりありませんし。
ムービーでも見せたらいいじゃないですか」
「なんだそれ?」
「いえ、アリカを救出する前にジャックが作ってたんですよ。
私も協力させられましたし。ほとんどそのままのことが映っていますから、
説明を省けるかと思いますよ」
「いや、俺持ってないし」
「確かダイオラマ魔法球にありましたよ。
あなたがアリアドネーで造った魔法具があればその場にいるようにみれるんじゃないですか?>
「ああ、あれか確かクルトにあげたやつ。まあ説明するよりはましか」
翌日、魔法世界での紅き翼の活躍を翌日に見せることになった。
大樹は見てる中で説明がめんどくさいので、アル達を召喚して説明をマ丸投げにするき満々であった。
次回は過去編唐突ですけど。どれぐらい掛かるかわからないけど、
できるだけ早く終わらせる予定です。