魔法少女リリカルなのは  紅き翼の召喚士   作:シラヌイ

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自分がいる国、今サッカーで超うるさい時期です。
仕事も試合中はやらないレベルで、終わったら再開です、
だったらもうそのまま休みにしろと言いたい今日このごろです。


二十五話

ナギと殴り合いをしてからはや二ヶ月が立ち、

クリスマス前日。

 

 

「体は大丈夫なのか?」

 

「特に問題はないって、つーか、もっと早く作戦を始めても良かったんだぞ?」

 

「無理を言うな、君の怪我は明らかに重傷だったんだぞ?」

 

 

クロノは呆れた表情のまま大樹に言う。

 

ナギと殴り合ってから大樹は一度も学園に行っていない、

この件が済んだら魔法世界に行くことを決めてるため、

すでに、学園に行くことを考えていいない。

そのため、修行に全て時間を費やした。

 

 

その過程で大怪我を負った。

本来なら12月なったらすぐに闇の書を完成させるはずっだったのだが。

 

 

 

 

「魔王を召喚して、

その魔王と模擬戦をして大怪我、

はっきり言うぞ、君馬鹿だろ?」

 

 

「失敬な。訓練だけだど勘がにぶるから、

狂嵐の魔公子に相手してもらったけど、予想以上の強さだっただけだ」

 

「で、本音は?」

 

 

「今言っただろ」

 

「嘘だな、少なくとも、君はこんな状況でこんなことはしないだろ?」

 

「へいへい、随分俺の性格も知られてるのね。

……ただ、単にむしゃくしゃしたから暴れたかっただけだ」

 

 

 

大きくため息をつくクロノ。

 

「めずらしいな、何かあったのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「思い出したくないからノーコメント

(祖父祖母会いに来たせいで両親の顔を思い出してむしゃくしゃしたなんて言えるか)」

 

 

 

連絡が来ない息子、娘夫婦を不審に思い、探偵を使って調べた結果、

息子夫婦は既に他界、しかもその一人息子はひとり暮らし、

加えて息子夫婦は不倫していたりと、叩けば叩くほど埃が出てきたそうだ。

そのおかげか、大樹に会うなり四人とも土下座をした。

 

正面から自分たちが甘やかしたせいだと認める潔さに大樹はある程度魔法のことを話をした。

 

 

実家に知らせが来ない理由を聞いても大樹に申しわけがない四人。

 

そのあと、どのように三人で暮らしていたかを聞いた四人はさらに申し訳が立たなくなった。

 

虐待がなかったのは不幸中の幸いだと思いたいが、なかったゆえに両親の態度を不思議思うことがなかった大樹。

 

それが異常だとしり、暗示で二人の本心を知った直後に事故死。

 

しかも、事故死したその日は自分たちの息子を捨てる孤児院を

自分達が調べられない孤児院を探そうとしていた。

 

大樹が二人が死んで清々したと言われても文句は言えない強く感じていた。

 

 

もっとも大樹としては、孤児院に置いてかれた直後一発ぐらい殴って、

ふたりのことは忘れて孤児院を出るつもりだった。

 

 

そうなる前にふたりは事故死した、

結果は棚からぼた餅だが、大樹としては一発も殴れずじまいである。

 

ここ最近の修行が楽しいせいか両親のことはさっぱり忘れていた。

それなのに、こうして両親の家族が自分の前にやってきたせいで、

あのふたりのことを思い出してしまった。

 

話を終えたあと,大樹ははっきりともう会いに来るなと告げる。

 

 

四人とも罰が悪そうな表情をして誤り、

何かあったら遠慮なく頼ってくれと最後に告げた。

 

大樹も自分の言葉はただの八つ当たりだと自覚していて、

彼らが去る時に一言謝った。

 

 

その時の自分が嫌になると同時に、

両親の事を思い出し、その血が流れているとこにむしゃくしゃしてクロノに生物がいない星に連れてってもらいサプレスの魔王を呼んで大暴れした。

 

 

狂嵐の魔公子は呼ばれたことに不機嫌になっていたが、

自分と戦ってくれと行ってきた大樹に興味を持ち、

本気で戦った。

 

戦っているうちにお互い気が合いノリノリで本気になった。

結果は大樹は重傷、狂嵐の魔公子は軽傷である。

大樹は魔王の召喚に魔力をほとんど使ったせいもあるが、

狂嵐の魔公子は攻撃を与えるたびに大樹の生命力を奪っていき自信を回復させていった。

それゆえの結果だが、大樹は大暴れできたおかげですっきりしている。

 

 

 

狂嵐の魔公子は「何か暴れる事があったら呼べニンゲンと」言って霊界サプレスに還っていった。

 

 

 

 

クロノは何故、紅き翼を召喚しなかったのかを疑問に思った。

 

その理由は、彼らは彼らで大樹の家族関係が気になっていた、

大樹自身は彼らに知られたくないと思っている。

時に、こんな理由でむしゃくしゃしてるなんて知ったら、

あのふたりは違いなくからかう。

 

半分本気と半分気を使ってからかうため大樹にとっては同反応すればいいかわからないのである。

 

 

 

大樹の体調を確認し終わったときユユーノがふたりを呼びに来た。

 

 

「そろそろ時間だよ、皆はすでに準備が終わったよ」

 

 

 

 

 

「あいよ、さて一丁暴れるか」

 

 

「普段なら、抑えろと言いたいが今回は期待しているよ」

 

 

「おうよ、核ミサイル搭載宇宙戦艦に乗った気でいろ」

 

 

「その言葉で逆に不安になったよ僕は」

 

「同感だ、まだ泥船の方がマシだと感じる」

 

 

大樹はその言葉に苦笑して集合場所に向かった。

 

 

 

「怪我はもういいようだな仙道?」

 

 

「俺としては二週間前でも問題なかったが、クロノ達がうるさいからな」

 

 

大樹はシグナムの言葉に愚痴気味に返す。

 

「当たり前だ、あんな怪我で戦闘をするつもりだったのか?」

 

 

呆れて返すシグナム。

 

「むしろ、多少怪我したほうが脳がハイになって戦いやすいだろ。

それに、常に万全な状態で戦える事の方が希だし、

俺としては問題なかった」

 

 

「万全な状態にできるならそれに越したことはねえだろ。

それに、はやて達が心配したんだぞ?」

 

ヴィータも呆れて大樹に返す。

 

 

なのは達は大樹を心配いるが本人は詠春でなれているせいで無視している。

 

 

「あの猫はどうした?」

 

 

ニャンコ先生がいないことに気づいたザフィーラは質問すると。

 

「ニャンコ先生とは別に特別な契約はしていないから、

この件に関しては我かんせずだそうだ。元々暇つぶしに俺についてきたわけだし、

俺もそれに同意してる」

 

「まあ、あのメタボ猫なんてほっとけばいいですよ。それより早くやりましょう。

私、はやくこの世界から離れたいです」

 

 

タマモの言葉に大樹はヒトカタの符をだして適当に魔力が多い人間を召喚した。

 

「貴様は紅き翼のっふでぶっ!?」

 

男が何か言い終える前に大樹は気絶させる。

 

「はい、蒐集蒐集♪」

 

 

一連の動作に大樹とタマモ以外の人物は顔がひきつった。

 

「なんやろ、えらい悪いことしてるような感じするんやけど…」

 

「せめて説明したほうが…」

 

 

フェイトは召喚された男があまりにもかわいそうなため、

説明したほうがいいというが、大樹は「こいつに以前、襲われてるから問題ない」と切り捨てた。

 

実際は、戦場で紅き翼に負けて、メンバーの中でよく単独行動に出る大樹を襲ったが返り討ちにあった魔法使いのひとりである。魔力はかなり高いが素質は中の下といった感じの名も知らない魔法使いである。

 

 

 

蒐集をおこない、闇の書を完成させると。

闇の書が光りだし衝撃波を放った。ちなみに名も知らない男はそのまま吹き飛ばされる。

 

 

 

 

「防衛プログラムが起動されます」

 

リインフォースがそう告げると、闇の書から大きな魔力が放出され、

その魔力が人の形になっていき…。

 

 

 

 

「うそ…大樹君?」

 

 

「これどういうことや、リインフォース?」

 

 

「わかりません。防衛プログラムではないことは確かですが」

 

 

「ようやく、体を手に入れたか」

 

 

大樹に似た人物は指を動かし確認する。

 

 

「よし、お前らバインドで動きを封じろ、

その好きに俺はコイツを出来るだけ細切れにする、そのあとはすり潰し、

念の為に最大火力の奈落の業火で蒸発させるぞ」

 

「落ち着け、気持ちはわからないでもないが、

とりあえず落ち着いてくれ」

 

 

珍しく、困惑になったクロノに同意するなのは達。

 

 

「OK、じゃあ単刀直入に聞く、お前は敵か?」

 

 

 

『いきなり過ぎるだろ!?』

 

「ああ、敵だ。今すぐお前たちを殺したい」

 

 

殺気を向けて告げると。

 

 

「まて、君は防衛プログラムじゃないとリインフォースはいった、

なら君は何者だ?」

 

一触即発になる前にクロノが間髪入れ、

質問をした。

 

「なあに、闇の書の中で生まれた人格だ。

もっとも、生まれたのは最近だけどな」

 

 

不敵に笑を浮かべて大樹に視線を向ける。

 

 

「まさか、彼の魔力から生まれたのか?」

 

 

クロノは少しでも情報を得るため質問した。

 

「いや、そいつじゃない、ほかの人間だ。

そいつは色々とでたらめな部分がある人間だぞ」

 

 

「ナギの魔力か?」

 

 

大樹が答えると。

 

「ああ、あいつは魔力の量だけじゃなく、

魔力の質もほかの魔法使いや魔導師とは別次元だったぞ。

今回は俺という人格が闇の書の中で生まれたが、

最悪、闇の書そのものが自己崩壊してもおかしくない魔力の質だぞ」

 

一般の魔法使いの魔力をただの水にするならナギの魔力は熱湯だろうと大樹は想像した。

 

 

「相変わらずデタラメだなあいつは…」

 

 

 

大樹の言葉に「お前が言うな」と突っ込みたくなったクロノだがそれ抑えてさらに質問した。

 

 

「じゃあ、なぜ、彼ではなく大樹の姿になっている?」

 

 

「別に、ただ、闇の書にある情報と魔力だけじゃあ、あの男を再現できなかっただけだ、

それ以外の人物で優れているからこの姿にしただけだ」

 

 

大樹達を見下す笑みを浮かべて大樹にとってお馴染みのアーティファクトをを見せた。

 

 

「ま、まさか…」

 

 

それを見たクロノは絶句した。

 

 

「この男が優れている理由のひとつはこのアーティファクトだろ?」

 

 

大樹の偽物は紅き翼を召喚する。

 

 

 

「う…うそ…」

 

 

今まで心強い味方が敵となって現れてことでなのは達は絶句した。

 

 

その中で、大樹だけは呆れた表情で後頭部をかく。

 

 

「とりあえず邪魔なキサマらを殺してこれからゆっくりこの後のことを考える、さあ、殺れお前達!!」

 

 

その言葉でクロノ達は構えると、ナギとラカンは拳を握り締め。

 

 

「「命令するんじゃねえこのクソガキ!!」」

 

 

と、大樹の偽物を殴り飛ばした。

そのことで呆気にとられるなのは達。

 

「え…ど、どういこと?!」

 

 

だが、ナギ達はなのはたちを無視して、大樹の偽物うを罵倒する。

 

「ああ、何様のつもりだこのクソガキ、リーダーの俺に命令とはいい度胸だな?」

 

「同感だ。てめえ何様のつもりだええ?」

 

 

街のチンピラのような言動で睨む二人。

 

 

「傀儡は俺の奴隷ってわけじゃないんだ、命令なんかした日にはこうなるぞ。

あくまで仲間か対等の相手として接しないとあの二人のようになる

何せ、いきなり命令されたんじゃあ普通いい気分じゃないだろ?」

 

 

 

大樹は呆れた表情で説明した。

 

今まであくまで大樹は彼らに頼んできたと思い出すなのは達は納得する。

 

 

「で、お前らの最後の記憶はいつらへんだ?」

 

 

「そうですね、まだ完全なる世界の情報を得ている時期ですよ」

 

 

 

 

一番頭の回転が早いアルに質問した大樹。

 

ヒトカタの符はあくまでアルが再生した自分の情報しか持っていないと結論づける。大樹もヒトカタの符を取り出し、

ナギ達に飛ばすと、ヒトカタの符は彼らの体に取り込まれていく。

 

「何をした?」

 

 

「傀儡が得た情報を与えただけだ。ヒトカタの符は傀儡が蓄積した情報をオリジナに渡すことが出来るんだよ」

 

 

その性能に呆れるクロノ。

 

「傀儡の了承が得られれば、危険地帯や敵地に潜り込ませることができて。

捕まったとしても一時間で消えるだけでなく情報を蓄積

なんやそのチートっぷりは」

 

 

はやての感想に一同うなづく。

 

 

記憶を受け取ったナギ達は現状を理解したが、

あまりやる気が起きていない。

 

「つーか、ガキ一人を相手するのにこの人数ってのもなんかなあ」

 

 

魔力量は以前の大樹と全く同じだが、それでも一人だ、

紅き翼を全員相手できるとは思えず、なのは達はどこか緊張感がぬけていた。

 

 

「さて、このまま全員、あのクソ生意気な偽物を倒すのはいいが、

なんか、絵面的にはすっげー、良心が痛むんで、お前いけ大樹」

 

 

記憶を継承したナギがそう言うと。

 

 

「まあ、いいけど。ちょうど以前の自分とどれくらい差があるか知りたかったし」

 

 

大樹は妖刀を取り出して構える。

 

 

 

「嘗められたもんだな、魔力を失ったオリジナルなんて、

もはや相手にすらならないぞ」

 

 

偽物がそう告げた瞬間、大樹は瞬動で接近してあえて刀をを振るように腕を上げた瞬間、回し蹴りをおみまいました。

 

 

「お前、刀を構えて回し蹴りって…」

 

ナギの表情は引きつっていた。

 

「別にいいだろ、ぶっちゃけ口内に千の雷をぶち込んでもいいと考えてたぞ」

 

 

「鬼かお前!?」

 

 

 

想像したナギ達の表情は青くなった。

 

 

「敵に容赦する理由はない、

例えそれが自分の顔でもな」

 

そう告げた大樹は偽物に視線を向ける。

 

「で、目覚めたか?

まだ寝ぼけてるならく腕の一本落とすぞ?」

 

偽物を挑発するように不敵に笑う大樹。

 

 

「上等だ」

 

 

その挑発に乗った偽物はサモナイト石を取り出した。

 

「鬼神ゴウセツ召喚!」

 

召喚術の光が発行した瞬間、大樹はサモナイト石を斬魔剣で斬った。

 

「召喚術は召喚する瞬間が弱点だ、

つーか、なんで誰もこれに気づかないんだ」

 

 

「え、マジで!?」

 

 

「つっても、魔力を使い異世界からつながる瞬間を狙うしかないからタイミングは難しいけど」

 

 

 

「この方法で召喚術を止められたら魔力が無駄になる」

 

「普通できねえだろ」

 

「まあな、けど集中力を乱せば暴発の可能性もある。

魔法でもそうだろ?」

 

 

「っち、だったら―「だったら、魔法をっつかうか?

つっても、召喚術の二の舞だ」

 

 

 

大樹は妖刀を振り下ろすが、

偽物は魔力で強化した腕で受け止めた。

 

「甘い」

 

だけど、大樹は気を電撃に変換させる。

 

「残念回避も防御も不可能だ」

 

大樹は電撃でわずかに隙ができた偽物を蹴り飛ばした。

 

 

 

「つまらん。

戦闘経験が無さ過ぎる。恐らく情報があっても体がおいつてないか

あいつと同じだな」

 

 

 

余りにもあっけなさに肩透かしな大樹に続きなのは達も緊張感が消える代わりに偽物に同情すら湧いてきた。

 

実際相手が弱いわけではなく、大樹が得ている経験が大きいのである。

魔力を失ってから自分が足りないものを補ってきたおかげである。

そのせいで、もはや言い訳が効かないバグキャラになったが。

 

 

 

「っく、ふざけるな、魔力を失ったお前なんか―「あっそう、悪いけど首落とす

斬首の―」

 

 

 

大樹が接近して刀を構えた瞬間、偽物は笑みを浮かべる。

その次の瞬間に大樹が消えた。

 

そのことで驚愕するなのは達。

 

「これで厄介なやつが消えたか」

 

 

召喚術を止める人間外なくなり体勢を立て直した。

 

「い、今のは!?」

 

 

「恐らく闇の書内部の捕縛空間に閉じ込められただけだ」

 

 

 

クロノの疑問にリインフォースが答える。

 

「闇の書自体、俺は全て使えないが、

この程度の魔法なら簡単に使える」

 

 

「なるほど、今のままでは勝てないと判断して闇の書のにある魔法を使った。

流石彼をもとにしているだけありますね。いい判断ですよ。

ですが、なぜ闇の書を完全に使えないことを教えるんですか?

この人数を相手に勝てる算段でも?」

 

 

「ああ、あるぜ」

 

 

 

不敵に笑った偽物はヒトカタの符を取り出した。

 

「私たちのことを忘れましたか?

それで召喚できる存在は命令を聞く奴隷じゃないんですよ?」

 

「お前らの件でわかってるさ。命令が効かないなら、

命令を与える必要ないやつを召喚するだけだ。

それと、お前らこのアーティファクトを侮りすぎだ。ヒトカタの符は中々えげつないもんだぜ。何せこんな連中も召喚できるんだからな

 

次から次へと傀儡をを召喚する偽物。

召喚された傀儡に見覚えがないことに疑問を感じるアル、ゼクトそれにガトウだが。

その顔ぶれに守護騎士達は驚愕した。

 

 

 

「馬鹿な…」

 

 

「おい!! あいつ、いつのまに彼らに合ってるんだ!?」

 

 

守護騎士達の反応に疑問が膨れ上がるクロノだが、

その疑問は傀儡達が手にしている本でその疑問が消えたが新たな疑問生まれる。

 

 

「闇の書だと…!?」

 

 

「なんで、あんなにたくさん?」

 

 

なのはが驚く中、偽物は笑みを浮かべて説明を始めた。

 

「このアーティファクトが血が欲しい理由は、

血にはあらゆる情報があるからだ。

逆に言えば情報があれば血は入らない、闇の書にある情報をこのアーティファクトに登録したんだよ」

 

「まさか、彼らは闇の書の以前の持ち主か?」

 

「間違いない」

 

 

クロノの疑問にシグナムが答える。

 

 

「ちょい待ちや、それって、混ぜたらあかんものを混ぜったって感じなんか?」

 

闇の書の情報とヒトカタの符のコンボにはやてが叫ぶ。

 

 

「恐らくそうだろ。大樹をもとに彼を造ったのも頷ける。

こんな事を考えるなんて…」

 

クロノは頭を抱えたい気分に襲われた。

 

何せ、ヒトカタの符はその気になれば一時間限定とは言えロストロギアを再現できることが証明された。

 

 

「うかつでしたね、私やジャックのアーティファクトも再現できる時点で

こういう事が起きることを予想できたはずなのに

(それによく考えたら、私はジャックが魔法世界意外で存在できる自体すでにあのアーティファクトは規格外でしたね)」

 

「で、でも、傀儡は命令を聞かないんだよね?」

 

なのはが質問すると、偽物は笑みを浮かべる。

 

「言っただろ、、楽しいパーティを始めよう。

少々暴れるぞ?」

 

 

 

偽物がそう告げた瞬間、傀儡達は一斉に闇の書を構えた。

 

 

『闇に、染まれ』

 

 

 

アースラ内部では、

 

 

「…うそ!?」

 

「どうしたのエイミィ?」

 

「そ、それが、闇の書の反応が16に増えてます!!」

 

 

「なんですって!?」

 

 

「しかも、全てが暴走状態のようです!」

 

突然のことで混乱していた。

 

 

 

 

 

 

 

その頃大樹は、自分の家のリビングに立っていた。

 

 

「ここは?…たしか俺は…」

 

突然のことで頭の整理を始めようとすると、

大樹の母親が大樹を呼び止める。

 

 

「どうした大樹? 朝ごはんよ」

 

最初はなんの冗談だと叫びたかったが。

 

 

「そうだぞ、早く食べないと学校に遅刻するぞ」

 

 

父親が言葉を発した時にようやく理解した大樹。

 

(ああ、幻想空間か…だったら少し暴れても構わないか)

 

 

大樹は9年間人形のように過ごした自分を思い出し笑みを浮かべて妖刀を取り出した。

 

その笑みは三日月の形をとっていて、見る人間が見れば子供が浮かべる笑みじゃないと言う笑だった。

 

 




黒・大・樹・降・臨。
本物も偽物も大暴れな感じです。

この展開はかなり前から考えていました。
ヒトカタの符、マジパネェです。
サモンナイト3,4だとあったことある人物だけという設定ですが、それもチートだろと言いたいですね。
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