金木「..ヒデ?」
ヒデ「久しぶりだな..金木」
金木「っ!!」
思わず赫眼した目を隠す
ヒデ「ぷっ!..なんだそりゃ。何かのメイクかよ」
金木「こ、これは..違うんだ。隠してたわけじゃ..」
ヒデ「あぁ。知ってた。」
金木「え?」
金木は唖然とする。喰種になってから特にヒデとの接触する事は無かったのに..なんで?
ヒデ「西尾先輩に蹴っ飛ばされた時あっただろ?あの時俺は気絶してなかったんだよな」
金木「そっか..知っててなんで..」
ヒデ「友達だろ?」
そう言って少しの間が空く
ヒデ「金木..折り入って頼みがある。」
金木「え?」
ヒデ「お前はあんていくの人達を助けるためにここに来たってことでいいんだよな?」
金木「うん。でももう..。」
ヒデ「お前はここで諦めて逃げたとしても周りにはCCGの連中がうようよいる。それで..だ」
金木「?」
ヒデ「もう一度、本気で戦ってくれないか?」
金木「誰と?」
ヒデ「死神と..」
金木「なんでそんなこと..」
ヒデ「お前ならきっと..いや必ず..」
金木「ヒデ!ちゃんと話してよ..」
ヒデ「ワリィ..もう時間がないんだ..。だから行こうぜ?」
ふとヒデの腹を見ると喰種に食いちぎられた跡がありその出血量からしてもう長くはないと感じた..
金木「ヒデ!!なんで..こんな事に..。待ってて!」
ヒデ「待つのはお前だばーか。もう俺はダメだから..最後のお願いくらいに聞いてくれよ?..親友」
金木「そんな!..」
そう言ってヒデは体勢を崩してしまった。
ヒデ「もう力がはいんねぇや..。金木..約束だぜ?」
金木「うん。本気で戦えばいいんだね?有馬貴将と。」
そう言って金木は立ち上がる。血の匂いがする方へ。きっとそこにはあの死神がいるはずだと..そう確信して。
金木「有馬貴将さんですね?」
有馬「....」
クインケを展開する。
金木「貴方は何のために戦うんですか?」
有馬「..さぁな」
お互いに接近する。先に攻めたのは金木。赫子を様々な方向から攻撃し有馬の防御を崩そうとする。
有馬「ふざけてるのか?」
一瞬で間合いを詰められ腹を斬り裂かれる。
金木「がぁっ!?」
そのままナルカミを切り返してもう一度攻撃しようとする
ガキン!!
懐に隠しておいた小刀で防ぐが折れてしまう
金木「もう一度!!」
赫子の連撃。それをいとも容易く避け、今度は腕を斬り飛ばされる
金木「薄氷!!」
薄氷で虚を突くが、それでも避けられ逆の腕も斬り飛ばされる。
ただただ一方的な戦い。
金木「まだだぁ!!」
ヅプッ....
怯んでいるうちにもう一方のクインケのIXAを展開しており反撃しようとした所を狙われ、眼球を貫かれた。
金木「あがぁぁぁぁぁ!!」
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!痛過ぎて思考がまとまらない!!何をすればいい?どうすればいい?..何をしてたんだっけ?。
金木「僕はぁぁぁ!!死ねないんだ!!」
何かができるとは思わない。ただ生き残るためにこの人を倒す為に、がむしゃらに攻撃した。
金木「あぁぁぁ!!」
一つ一つが渾身の一撃。
その一つが有馬の隙を突き、咄嗟にIXAで防御体勢に入らせる。その威力が高すぎてIXAが壊れてしまった
有馬「やるな..。」
ナルカミから電撃を発生させそれを放出させる。
金木「こんなもの!!」
それを間合いを詰めつつ紙一重で避ける
有馬「想像以上だ..。」
接近戦で赫子を使ってけ攻めるがこの距離だとクインケの方が僅かにはやい。
金木「なら..」
赫子を腕に纏わらせ百足と薄氷を握る。ここからはお互いの技術と経験の勝負になり、長期戦になった。
有馬の突きを体で受け逃げられないようにナルカミを赫子で固定する。
金木「そこ!!」
薄氷で有馬に切りかかるがナルカミを手放し後ろにバックステップする。
金木「なら..」
百足を有馬に向かって投げる。
有馬「甘いな」
それをキャッチし再び距離を詰める
金木「こっちのセリフです!!」
突如地面からから赫子が出てくる
有馬「!?」
咄嗟に避けるが僅かに腹を掠め一瞬怯む。金木はその瞬間を逃さなかった
金木「これで!!」
薄氷を構え全力で突進し刀を振り下ろす。
有馬「....」
金木「ガハッ!?」
明らかにダメなくらい深い傷を負っていた
ドサッ..
金木「ちく..しょう..。」
有馬「新しいクインケがいるな..。」
そう言って金木の意識が途絶えた。
金木という物語は結局は悲劇で終わってしまうものなのか..。きっと金木自身に聞いたらそれでもいいと応えるだろう。だがしかしそれを許さない連中もいる。金木の事をそれだけ好いてくれている人達もいたという事。そして普通だったらこのままもう一つの物語が始まるはずだった..。でも彼には幻想郷というイレギュラーな連中との繋がりがある。果てさてこの後の彼の人生はどうなるのか..。少しばかり興味がある。あたいは珍しくそう考えた。職権乱用だがこの死神人肌脱ごうじゃないか。
とある三途の川の岩場で寝ている女が呟く
ここから第2章のはじまりです!!
正直排世か金木かで悩んでます..。
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